1884年創業のスイスの名門「ブライトリング」から、久しぶりの女性に向けたウォッチコレクションが誕生しました! その名も『レディ プレミエ』。 華やかなカラーパレットに彩られたエレガントなその佇まいは、働く女性の手元に相応しい品格と、時代のムードを漂わせます。

しなやかな強さを秘めた極上のフェミニニティが香り立つ

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36mm径の『レディ プレミエ』は自動巻きムーブメント搭載。

近代クロノグラフ(ストップウォッチ機能を搭載した時計)を発明し、古くからアビエーションウォッチのパイオニアとして歴史を築いてきた「ブライトリング」。それだけに、カジュアルでスポーティなイメージが強いウォッチメゾンですが、今回誕生した『レディ プレミエ』は、グッとエレガントな雰囲気。

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広告ヴィジュアルには、モデルのメーガン・ローチとシャヘド・エルナクラウィが登場。

フォルムや色彩に程よくフェミニニティが香りますが、そのなかにもしなやかな強さを秘めた、「ブライトリング」らしいハンサムウーマンなウォッチに仕上がっています。

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クオーツムーブメント搭載モデルは32mm径で、美しいステンレススティールの7連ブレスレットが特徴。

着想源は、1940年代のクロノグラフ『プレミエ ファンタジー』と、前後して発表したさまざまなレディスウォッチ。そう、男性的なイメージが強い「ブライトリング」ですが、まだ懐中時計が主流だったこの時代からいち早く女性向けの腕時計を手がけ、そのアーカイブには華奢なジュエリーウォッチを見つけることもできます。

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1953年、当時の代表ウィリー・ブライトリングの妻、ベアトリスをモデルにしたと思われる広告ビジュアル。

『プレミエ ファンタジー』からは、前衛的なラグのデザインや、ケースとブレスレットの一体感ある構造といったディテールを継承しながら、現代のムードに寄り添う「モダンレトロ」なタイムピースへとアップデートを果たしたのです。

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鏡面仕上げのステンレススティールブレスレットとダイヤモンドの輝きが手元にクールな華やぎを添える。

エレガンスと実用性を兼ね備えたハンサムウーマンウォッチ

自動巻きムーブメント搭載の36mm径と、クオーツの32mm径の2サイズでの展開となる『レディ プレミエ』。32mmのマザー・オブ・パール文字盤モデル以外は、ダイヤル中央にはサテン・ソレイユ、インデックス周囲には円形ブラッシュという異なる仕上げを施し、奥行きと高級感を演出します。また、アラビア数字とバーを組み合わせたミニマルなインデックスは視認性抜群! まさに働く手元にふさわしい実用性も兼ね備えています。

■1:鮮やかなカラーパレットが心くすぐる36mm径の自動巻きモデル

36mm径の自動巻きムーブメント搭載モデルは、ケースから裏のクラスプに向けて徐々に淡い色へとグラデーションを描くアリゲーターストラップが装着されています。これが本当に綺麗で、角度によって異なる表情を見せ、より洗練された手元を演出。搭載されている自動巻きムーブメントは、厳格な時計の精度証明である「COSC」認定のもので、約42時間のパワーリザーブを備えています。

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『レディ プレミエ オートマチック 36』上/¥671,000、左・右/各¥1,111,000 ●ケース:上/ステンレススティール、左・右/ステンレススティール×ラボグロウンダイヤモンド ●ケース径:36mm ●ストラップ:アリゲーター ●ムーブメント:自動巻き
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『レディ プレミエ オートマチック 36』¥2,057,000 ●ケース:レッドゴールド ●ケース径:36mm ●ストラップ:アリゲーター ●ムーブメント:自動巻き

■2:クールに煌めくステンレススティールブレスレットを纏った32mmモデル

ベゼルとラグに「ラボグロウンダイヤモンド」をセットした2モデルと、マザー・オブ・パール文字盤で輝きを添える1モデルで展開されている32mm径モデル。「ラボグロウンダイヤモンド」とは、天然ダイヤモンドと同じ成分で構成された合成ダイヤモンドで、成分・純度・輝きは天然ダイヤモンドと全く同じといわれています。「ブライトリング」はいち早く「ラボグロウンダイヤモンド」を採用し、サスティナビリティも追求しています。

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『レディ プレミエ 32』上、右/各¥891,000、左/¥594,000 ●ケース:上、右/ステンレススティール×ダイヤモンド、左/ステンレススティール ●ケース径:32mm ●ブレスレット:ステンレススティール ●ムーブメント:クオーツ

今回は、スイスの名門「ブライトリング」から発表されたばかりの新作レディスウォッチ『レディ プレミエ』をご紹介しました。時計の価格も高騰する一方の昨今、ラグジュアリーで高品質でいながら、ユーザーフレンドリーなプライスに、私は少し驚くとともに感動! これは「ブライトリング」の自信と矜持の表れであり、大きな企業グループには属さず独立経営を続けているウォッチメゾンならではのマーケティングの結果だと感じました。

この『レディ プレミエ』の登場でレディスモデルをさらに拡充させた「ブライトリング」。私たち女性との距離が、また近づきました。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

ブライトリング・ジャパン

TEL:0120-105-707

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この記事の執筆者
東京都出身。大学在学中から雑誌『JJ』などで執筆活動を開始。女性向け本格時計のムックに携わったことから、機械式時計に開眼。『Precious』などの女性誌において、本格時計の魅力を啓蒙した第一人者として知られる。SIHHとバーゼルワールドの取材歴は、女性ジャーナリストとしては屈指のキャリアの持ち主。好きなもの:海、ハワイ(特にハワイ島)、伊豆(特に下田)、桑田佳佑様、白い花、シャンパン、純米大吟醸酒、炊きたてのご飯、たまご、“芽乃舎”の野菜だし、“エルメス”のバッグと“シャネル”の靴、グレーのパーカー、温泉、スパ、素敵旅館、村上春樹、宇野千代先生、神社、日本の陶器(特に唐津焼)、朝ドラ、ドラミちゃん、長文のインタビュー原稿