温泉ジャーナリストの植竹深雪さんによる人気連載【温泉ジャーナリストが選ぶ極上湯の宿】では、数多ある日本全国の温泉宿のなかから、“ここぞ!”という本当に満足度の高い宿を厳選してご紹介しています。
国内外の温泉を巡り、その神髄を知り尽くした植竹さんの“推し宿”は、いずれも感度の高い大人の女性を存分に満たす宿ばかり。
そこで本記事では、珠玉の宿の魅力を一挙にチェックできるようまとめてご紹介。今回は、長崎県「旅亭 半水盧」、石川県「花紫」、鳥取県「旅館大橋」、長野県「萃sui-諏訪湖」、山形県「深山荘 高見屋」についてお送りします。

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プロが推す、大人を満たす上質な温泉宿5選
■1:5,000坪の敷地に客室は14棟!静謐な空間で美肌の湯を満喫する「旅亭 半水盧」
長崎県雲仙市にある「旅亭 半水盧(はんずいりょ)」は、約5,000坪の広大な敷地にわずか14棟の離れを配したラグジュアリーな湯宿。数寄屋造りの客室は一棟一棟が異なる趣をもち、プライベートな空間で静寂と自然の移ろいが楽しめます。
温泉は、雲仙岳の火山活動によって生み出された酸性泉。植竹さん曰く「さまざまな美肌成分を含んだマルチコスメのような湯」だそう。内湯と露天風呂を備えた大浴場では、庭園美を眺めながら美肌の湯を堪能できるのが格別。春の桜鯛など旬の味覚を美しく昇華させた懐石料理も好評です。
■2:冬の味覚ズワイガニを堪能!自然とアートが息づく空間で名湯に癒される「花紫」
石川県・山中温泉の老舗旅館「花紫」が掲げるコンセプトは「日本の文化サロン」。館内の至るところで、四季の移ろいと共に地域の工芸や現代アートに触れることができる名旅館です。アートスイートと冠した客室には、漆や金工といった工芸をモダンに解釈したアートが配され、ギャラリーの一室に滞在しているかのような高揚感を味わえます。
2か所ある大浴場のうち、最上階の展望露天風呂は、遮るものなく渓谷美を見下ろせる絶景スポット。加賀の旬を芸術的に昇華させた懐石料理の評判もよく、ご当地ならではの新鮮な素材との出合いを楽しませてくれます。
■3:湯の鮮度に感動!岩間から湧く温泉と文化財の建築美に酔いしれる「旅館大橋」
鳥取県の「旅館大橋」は、「浸かってよし吸ってよし」の放射能泉で知られる三朝(みささ)温泉にある老舗旅館。建物は国の有形文化財として登録されるなど、歴史の重みを感じる名宿です。名物は、足元湧出の『巌窟の湯』。一度も空気に触れていない生まれたての温泉が足元から湧いてくる足元湧出は、湯の鮮度が抜群です。
植竹さんによると、放射能泉は、浸かるだけでなく湯気に含まれる成分を吸い込むことで細胞が活性化されるホルシミス効果が期待できるといわれているそう。川のせせらぎを間近に感じられる露天風呂もあり、四季折々の風情に包まれながら開放的な空間での湯浴みが堪能できます。
■4:レイクビューも圧巻!湖畔に湧く温泉で心身を浄化する「萃sui-諏訪湖」
開放的なインフィニティ温泉で、圧巻のレイクビューを味わえるのが長野県・上諏訪温泉にある「萃sui-諏訪湖」。上諏訪温泉にある複数の源泉のなかでも、特に湯量が豊富で温度が高いとされる七ツ釜源泉が使用されているのも特徴です。
客室は全8室という贅沢なスケールで、全客室にも温泉露天風呂を完備。展望露天風呂とはまた一味違うプライベートな空間で七ツ釜源泉の魅力を堪能できるうえ、客室露天風呂もレイクビュー! 諏訪湖を望む特等席で、好きなときに好きなだけ名湯をひとりじめできます。
■5:創業300余年の老舗宿で悠久の時を経て湧き出づる名湯を堪能する「深山荘 高見屋」
山形県・蔵王温泉にある「深山荘 高見屋」は、創業300余年の歴史を誇る老舗旅館。自家源泉を3本所有し、館内にある9種類の浴槽全てが源泉かけ流しです。浴室は大きく分けると、せせらぎの湯、長寿の湯、貸切風呂の3つ。
蔵王の自然を間近に感じながら名湯に浸かれる露天風呂「せせらぎの湯」をはじめ、釘を一本も使わずに組まれた、総木造の伝統的な湯小屋「長寿の湯」など、湯巡り気分が楽しめます。湯巡りの合間には、ガラス越しに源泉が溢れ出す様子を間近に眺められる「源泉ラウンジ」で、温泉の心地よい余韻にひたることができます。
以上、温泉ジャーナリスト・植竹深雪さんが推す名宿5軒をご紹介しました。それぞれの宿の詳しい情報やさらなる魅力は、「記事を読む」ボタンからチェックできます。今後も定期的にまとめてご紹介していくので、引き続き、お楽しみに!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部

















