緊張が招く食いしばりと表情のこわばりが老け顔を招く

プレゼンや締め切りなど、精神的な緊張が高まると、その影響は顔の筋肉にも伝わり、眉間、こめかみ、あごが無意識に固まっていきます。とくに側頭筋や咬筋(こうきん)が緊張すると食いしばりの力が強まりやすく、それが顔全体のこわばりにもつながってしまうのです。

二人の女性 メソッドの指導をしている
 

そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、手のひら使って温めることで側頭部を緩めるメソッド。とても簡単な方法ですが、ちょっとしたコツがあり、これが自律神経や顔面神経にアプローチ。手のひらの触覚刺激と温熱刺激が副交感神経に働きかけ、全身の「こわばりモード」を切り替えるスイッチにもなってくれます。

特に、耳周り、こめかみを温めることで、食いしばりに関わる側頭筋の硬さが和らぎ、あごの力みが抜けやすくなります。さらに深呼吸を組み合わせるとさらに筋肉の緊張がゆるみ、こわばりが解消されやすくなるのだそう。

また、側頭筋と頭皮をゆるめることは、エイジングケアの観点からも大切。顔と頭皮は1枚の皮膚と筋膜でつながっているため、側頭部の硬さが取れると顔全体の引き上げ感が出やすく、目がぱっちりとしたり、フェースラインがシャープになる効果も。、プレゼン前や寝る前のルーティンとして続けることで効果を感じやすくなりますので、ぜひ、顔の緊張をほどく習慣として取り入れてみてくださいね。

■Step1:手のひらを10〜20秒こすり合わせて温める

両手のひらをしっかりこすり合わせ、10〜20秒かけて温めましょう。摩擦による温熱が手のひら全体に広がり、触れたときの心地よさが増します。

手のひらを10〜20秒こすり合わせて温める
 

■Step2:温めた手で耳の手前を包むように当て、深呼吸を3回行う

温めた両手のひらで、耳の手前、フェースラインをそっと包み込むように当てます。押さず、ただ覆うように温めるのがポイント。そのまま鼻からゆっくり吸って、口からゆっくり長く吐く深呼吸を3回繰り返しましょう。

温めた手で耳の手前を包むように当て、深呼吸を3回行う
 

■Step3:手を耳と側頭筋へ移し、深呼吸を3回行う

手のひらを耳と側頭筋を覆うように当てます。Step2と同様に、ふんわりと温める感覚で。鼻からゆっくり吸って、口からゆっくり長く吐く深呼吸を3回繰り返しましょう。

手を耳と側頭筋へ移し、深呼吸を3回行う
 

【まとめ|顔のこわばりと食いしばりを改善!疲労顔を簡単リセットする方法4か条】
1)緊張が高まると側頭筋・咬筋が固まり、食いしばりや表情のこわばりを引き起こす。
2)耳まわりとこめかみ付近を温めることで側頭筋がゆるみ、顔のこわばりが和らぐ。
3)温めた手で耳とこめかみを順に包み込み、深呼吸を3回ずつ行うだけで完了。
4)食いしばりの軽減、表情のこわばり解消、フェースラインの引き上げ感が期待できる。

以上、「顔のこわばりと食いしばりを改善!疲労顔を簡単リセットする方法」を教えていただきました。

アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は5月30日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:北 真実さん
メーカー勤務
「じんわり温かくなって顔の力みがスッと抜けていく感じがします。気づかないうちに食いしばっていたのかもしれませんね。続けているうちに笑顔がつくりやすくなったし、顔がキュッと引き締まった気がするし、表情もなんとなく柔らかくなってきた気がしています。仕事の合間や寝る前のルーティンにいいですね」

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PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子