ピンク、レッド、イエローなど… 高揚感を運んできてくれるようなカラーで彩って、夏の装いをアップデート。下半身という顔から遠い位置に効かせ、遊び心と上品さを兼ね備えたコーディネートへと導いて。

■1:ピア・リーゲルは…プレーンな白でレトロな花柄を引き立てて

小物の色はほかのアイテムから拾い、一体感を演出。
小物の色はほかのアイテムから拾い、一体感を演出。

2026年6月上旬、ミュンヘンでスナップされたアートディレクターのピア・リーゲル。シンプルな白のタンクトップとスニーカーで余白をつくり、ボタニカルプリントのスカートを引き立てた着こなしです。オリーブグリーンをベースにした花柄なら、ピンクも愛らしくなりすぎず、大人の遊び心として自然に映えて。さらにレトロなタッチのプリントが、装いに奥行きを添えます。

全体をIラインで構成すれば、華やかな柄もすっきりと着地。

■2:クリスティン・センテネラは…柄を重ねても成立する、黒タンクトップの名脇役ぶり

バランスよく柄を散らしながら、黒タンクトップで引き締め。
バランスよく柄を散らしながら、黒タンクトップで引き締め。

2026年7月7日、パリ オートクチュール ファッションウィーク開催中にキャッチされた、豪版『VOGUE』編集長のクリスティン・センテネラ。黒と赤を基調とした、夏の日差しのもとでよく映える力強い配色の装いです。モダンアートのようなプリントのスカートは、裾で揺れるフラワーモチーフのフリンジがドラマティックな表情を演出。

下半身にカラーを効かせたことで、華やかさがありながらも落ち着いたバランスに。パイソン柄パンプスとドット柄バッグの柄同士のレイヤードが成立するのも、ヘルシーカジュアルな黒タンクトップの抜け感があるからこそ。

■3:ジュリア・コミルは…カラー切り替えで小気味よく! ブラウンベースなら大人顔

バングルや大ぶりイヤリングが、ヴァカンス風のワンピーススタイルを完成させます。
バングルや大ぶりイヤリングが、ヴァカンス風のワンピーススタイルを完成させます。

同じく2026年7月7日、ファッションキュレーターのジュリア・コミルを、パリ オートクチュール ファッションウィーク開催中にスナップ。裾の切り替えカラーが印象的な、さらりとまとうだけで絵になるキャミソールワンピースを愛用。水色、イエロー、オレンジ。プレイフルで華やかな色の連なりも、ブラウンをベースに、あいだに黒を挟むことでぐっとモダンな表情に。

さらに透け感のある素材が夏らしい涼感に貢献。スカートの色から拾ったイエローのフリンジバッグを携え、季節感をリンク。


夏の陽気さに背中を押されて「カラー」アイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか。色を効かせる位置にこだわると、ポップにならず大人らしさをキープできます。ご紹介した3人を、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香