定番の人気ブランド前原光榮商店の傘や、イギリス王室御用達の高級傘、話題のレディース用高級傘など、雨の日が楽しみになるようなブランドやおすすめの高級傘を、ラグジュアリーメディア『Precious』『Precious.jp』『MEN'S Precious』が厳選！ こだわりの傘選びの参考にしていただければ幸いです。
【目次】
高級折りたたみ傘
【1】「クニルプス」のワンタッチ開閉式折りたたみ傘
ヨーロッパで圧倒的知名度を誇る、ドイツ生まれの折りたたみ傘ブランド「Knirps（クニルプス）」。本国では「Knirps」という単語が「折りたたみ傘」を示す意味を持つほどに、代名詞的存在となっています。
ドイツのブランドが持つイメージ通り、その機能性は抜群。便利な自動開閉モデルで、親骨に柔軟性のあるグラスファイバーが採用されているため、強度にも優れています。カバンの中に収まりやすい、フラットなフォルムも魅力。デザイン性も高く、一度使えば広く愛されている理由がわかります。
【2】「WAKAO（ワカオ）」のバンブーハンドル折りたたみ傘
熟練の職人がひとつひとつ手作業で仕上げる、昭和13年創業の日本の傘ブランド「WAKAO（ワカオ）」。ご紹介する折りたたみ傘は、200gと軽量でコンパクトなのに、広げると通常の傘と変わらない大きさになるのが特徴。
3段階に折りたためるタイプで、2段目にも簡易止めのボタンがついているため、雨に濡れたままでもさっと巻くことができます。カーボン骨を使っているため、強度の面も安心。天然竹を使ったハンドルなど細部までこだわり、エレガントなデザインに仕上げられています。
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【3】「トラディショナル ウェザーウェア」の軽量折りたたみ傘
英国マッキントッシュ社のブランド「トラディショナル ウェザーウェア」から2019年に登場し、人気アイテムとなっている軽量折り畳み傘。その重さはなんと110g。常に持ち歩いても苦にならない重さながら強度に優れ、荷物が多いときにうれしいスムーズな開閉など、機能面も充実しています。
ブランドロゴのみのシンプルなデザインと、それが映える豊富なカラーバリエーションもポイント。軽量折り畳み傘は全9色と圧巻の展開で、晴雨兼用はSILVERとGOLDの2色がラインナップされています。
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【4】「アシーナ ニューヨーク」の折りたたみ傘
高級ブランドアシーナニューヨークの縁取りとベルトがマルチストライプで飾られた傘。シンプルで使いやすく、太さの異なるラインが、シンプルな中にもカジュアルでおしゃれな印象を与えてくれます。どんな場面でも使いやすいため、幅広い年齢層の女性に好評のアイテムです。
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【5】Made in KYOTOの傘「千總」の和の模様の折りたたみ傘
艶やかな着物を思わせる「紐」のデザインが施されているのが、こちらの京都製の傘。鮮やかな色合いと大胆なデザインは、普段使いはもちろん、着物で出かけるハレの日にもピッタリです。白地をベースに様々な色が入ったデザインは、どんな服装にも合わせやすく、重宝する一本。華やかな傘で気持ちもワントーン上がりそうです。
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【6】Made in KYOTOの傘「千總」の草花の模様の折りたたみ傘
涼しげな生成色に濃紺の縁取りが夏らしく、四季折々の和の草花があしらわれたデザインの傘。丁寧に描かれた、小ぶりな草花模様の明るい黄色が愛らしく、目を惹く逸品です。レースを思わせる生成の生地と、落ち着いた草花模様は、洋服にも和装にも合わせやすい。
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【7】「マリア フランチェスコ」の折りたたみ傘
イタリア発の「マリア フランチェスコ」の傘。職人の手作業で一点一点つくり出される傘は、世界中に多くのファンをもっている、老舗ブランドの人気品です。特にメイプルやチェスナットなど、一本の天然木材からつくり出されるシャフト（中心となる中棒）の存在感は、圧巻です。
日本製・前原光榮商店の高級折りたたみ傘
【1】明るいブラウン＆ペイズリー模様の折りたたみ傘
昭和23年創業の『前原光榮商店』の折り畳み傘。皇室御用達の傘も扱っているブランドです。前原光榮商店の傘は、傘づくりで必要な「生地を織る」「骨を組む」「手元をつくる」「生地を裁断縫製する」の4つの工程を専門の職人たちが分担し、一本一本手づくりしているそう。こちらは、明るいブラウンがシックな印象の商品です。落ち着いた色合い一色ながら、生地全体に浮き上がるペイズリー模様が、上品な華やかさを醸し出しています。
こちらは裏側。持ち手の素材は上品な竹でできています。カジュアルな服装にもフォーマルな服装にも合わせやすいデザインと、晴雨どちらにも強い機能性は、これからの季節に重宝する一本です。
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【2】ピンク＆刺繍模様の折りたたみ傘
白の濃淡で植物模様が浮き上がる涼しげな生地に、細やかな花の刺しゅうを施したデザインの傘。縁はフリルのようになっていて、丁寧で細やかな刺繍と縁取りに上品な愛らしさを感じさせてくれます。折りたたんだ時はいつでも鞄に入れておけるコンパクトさも、魅力的な一本です。
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高級日傘
【1】「槇田商店」のジャガード織晴雨兼用傘
山梨の地に1866年に創業した「槇田商店」。何より目を引くのが、絵画を思わせる傘地のデザイン。これはジャカード織りを採用したもので、その奥行きのある色合いと立体感は、絵柄をプリントしただけの大量生産品とは明らかに一線を画します。この傘を広げれば、憂鬱な雨の日も優雅な気分でお出かけできそう。またＵＶカット加工を施してあるので、日傘としても利用できます。
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【2】「トラディショナル ウェザーウェア」のパラソルバンブー
英国のアパレルブランド「トラディショナル ウェザーウェア」からご紹介するのは、クレイジーパターンのバンダナ柄が鮮やかな「パラソルバンブー」。思わず雨の日が待ち遠しくなってしまうような、カラフルなデザインに心躍ります。UVカットを施した日傘がベースの晴雨兼用傘で、女性が持ち歩きやすいようにと、やや小さ目のつくり。カーボン素材を使用しているため錆びにくく、機能面にも優れています。
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【3】本麻レースのパラソル（白）
高密度本麻100％、フランス製レース（ポリエステル100％）使用、木棒 本麻のレースで涼しさ・日よけの機能性が高く、比較的紫外線を通しにくい素材。英国ビクトリア時代のデザインをモチーフにつくられています。
【4】本麻ショートパラソル（黒）
麻100% レース部分ポリエステル100％ 職人による手づくりの、本麻で風通しがいい純パラソル。色が黒なので紫外線を通しにくいのが特徴です。
【5】「Nina Ricci」のショート晴雨兼用傘（白）
本体部分ポリエステル100％ 刺しゅう部分ポリエステル100％ 遮光、遮熱、UVカット効果の高い素材を使用しています。遮熱効果の高さは特に抜群。
話題のブランドの高級傘
【1】「前原光榮商店」のジャカード織婦人用16本骨雨傘
先にご紹介した皇室御用達の傘ブランド「前原光榮商店」手掛ける、婦人用雨傘。ジャカード織によるボタニカルデザインと、タッセル付き寒竹手元のコンビネーションが実にエレガント。上品かつ大胆な配色で、沈みがちな雨の日の気分を盛り上げてくれます。16本骨が描くフォルムは美しく、強度や耐久性の面にも優れています。
【2】「小宮商店」の甲州織長傘
「小宮商店」は1930年に日本橋に創業した傘の専門店。おしゃれの一部として楽しみ、愛着を持って傘を使ってもらいたいという願いのもと、職人の手作業による質の高い傘をつくり続けています。小宮商店の傘を特徴づける要素のひとつが、山梨県の織物「甲州織」を傘地に使用していること。ご紹介する「かさね」も、甲州織ならではの上品な質感を活かしたもので、表と裏が異なる色になるよう、二重に織られているのがポイントです。奥深い色の重なりが美しく、ファッションアイテムとしても活躍してくれます。
【3】「マリア フランチェスコ」のバタフライ柄長傘
1854年に創業した、イタリアの老舗傘ブランド「マリア フランチェスコ」。こちらで扱う傘は、昔ながらの製法で職人がひとつずつつくり上げているもので、一流メゾンの生産も請け負うなど、確かな品質を誇ります。
蝶がひらひらと舞う柄の婦人傘はなんとも華やかで、上品な色合いとの調和も見事。ハンドル部分は天然木特有の節や木目の表情が活かされており、芸術性さえ感じさせます。イタリアの伝統宿る、美しい1本です。
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【4】美フォルム「フォックス・アンブレラ」の細巻き傘
世界一美しいと称される、英国の老舗「フォックス・アンブレラ」の「細巻き傘」。直径8㎜のスチールチューブに、薄くてハリのある生地をゴムストラップで巻き込んだシンプルなつくりの傘です。紳士・淑女のステイタス小物として鍛え上げられた唯一無二のバランス感は、華奢なハンドルや長さのある石突き、豊富なカラーバリエーションを見ても一目瞭然。今なお熟練の職人の手作業で一点一点ていねいにつくられ、アフターケアが万全な点も、愛用者が多い理由です。
ギフトにぴったりの高級メンズ傘（折りたたみ傘・長傘）
【1】「クニルプス」のワンタッチ開閉式折りたたみ傘
先にご紹介したドイツの傘ブランド「クニルプス」による、メンズ用の折りたたみ傘。ボタンひとつで開閉するワンタッチ式で、さらにシャフトの不意な飛び出しを防ぐセーフティーシステムを採用。シャフトがカチッとセットされるまでオープン機能が作動しないため、安心して使えます。クニルプスならではの構造美に、独創的なパターンを組み合わせたデザインもスマート。ビジネスシーンにマッチする、ハイセンスな1本です。
【2】「槇田商店」の甲州織折りたたみ傘
山梨の老舗傘メーカー「槇田商店」が手掛ける、おしゃれな折りたたみ傘。山梨に伝わる甲州織を活かして、立体感のあるストライプの傘地に。江戸より続く織物技術が、ビジネススタイルに「粋」なアクセントを添えてくれます。機能面にも優れた、大人のための折りたたみ傘です。
【3】「小宮商店」の甲州織長傘
日本橋にある傘専門の老舗「小宮商店」による、紳士用の晴雨兼用傘。先に紹介した婦人用傘「かさね」と同様、甲州織を表裏に二重に織り込んだデザインで、色と色との奥深い重なりを楽しめます。端のラインを女性用より太めにし、より紳士らしさを印象付けて。カラーバリエーションも豊富に、ネイビー×エンジ、ネイビー×グリーン、ブラック×ベージュ、ブラック×ブルーの４色展開。
【4】超軽量「WAKAO（ワカオ）」のスリムな細巻き傘
軽くて丈夫な傘をつくる、日本の傘ブランド「WAKAO（ワカオ）」。ご紹介するメンズ用長傘は、シャープな細巻きスタイルが特徴。さりげなく個性を主張する寒竹の手元とあいまって、携帯するだけでおしゃれ感があります。しなやかで錆びに強いカーボンを骨と中棒に採用。250gと非常に軽く、ほかの傘と同じ感覚で掴むと、力が余ってしまうほど。
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【5】英国紳士が憧れる「スウェイン・アドニー・ブリッグ」の細巻き傘
曇天が多い土地柄、英国紳士にとって傘は必需品。ステッキのようにも見える細い傘は、無粋に見えないようにとの、紳士の美学から生まれたものなのでしょう。
そんな彼の国で、紳士たちの憧れの逸品として君臨するのが、「スウェイン・アドニー・ブリッグ」社の漆黒の雨傘。こちらのブランドは王室御用達の馬具メーカー「スウェイン・アドニー」が名門傘メーカー「ブリッグ」を買収したことで今の名前になったという経緯があり、代表作はハンドルから柄まで一本のマラッカでつくられた、ステッキ調の細巻き傘。今でも傘の製造工程はすべて手作業で行なわれており、特徴的なハンドル部分は職人が熱い蒸気を使ってひとつずつ手で曲げているそう。そして柄のシルバー飾りには、ロイヤルワラント（王室認定ブランド）の刻印が燦然と輝きます。ちなみに御用達のルーツとなった「スウェイン・アドニー」の馬用鞭ですが、女王が乗る馬車の鞭には、現在も同社の製品が使われているそうです。
できる男は憂鬱な雨をも味方につける！持つだけで身が引き締まる名品傘
【6】イタリア製「マリア フランチェスコ」のメンズ傘
比較的温暖で雨の少ない地中海性気候に属するイタリアにおいても傘はこだわりたいアイテム。マリア フランチェスコの作る一本は、選び抜かれた上質な素材を使い、伝統的技法によって作られています。それはまさにイタリアのモノ作りを表しているかのようで、その信念は1854年の創業以降、頑なに守り続けられています。
雨が降らずとも毎日持ち歩きたい！ エレガントを纏った傘は立ち姿を紳士に見せる
【7】日本製「前原光榮商店」のメンズ傘
昭和23年創業の老舗、前原光榮商店では、今もなお各工程を担当する熟練職人がおり、彼らの手で一本、一本丁寧に傘が作られている。そのクオリティのほどは、「一生使い続けられる」と讃えられるほど。今では、宮内庁御用達として知られ、より多くの著名人や識者たちからも愛されています。
雨が降らずとも毎日持ち歩きたい！ エレガントを纏った傘は立ち姿を紳士に見せる
【8】世界中のVIPに愛される「マリオ タラリコ」のメンズ傘
1860年、マリオ タラリコは、ジョヴァンニ・ブオン・ジョヴァンニによって創業された、傘専門店。ナポリには今から約40年前まで、70軒ほどの手づくりの傘屋があったものの、徐々に中国製などの安価な傘におされ、工房を兼ねた手づくり傘のショップは、王室や世界中のVIPに愛用されている、このナポリ傘の専門店マリオ タラリコだけに、クオリティは折り紙付き。
こちらの傘は、ハンドル部分には樹皮を生かした栗の木が、傘の先端となる石突き部分にはインドネシア産の牛の角が用いられています。はっ水加工を施された小紋柄の布地が、シンプルな服装やクラシックな装いにとても似合いそうです。
憂鬱な雨も晴れやかな気分に変えてくれる魔法の傘「マリオ タラリコ」
高級ビニール傘
【1】「ゴシップガール」に登場した「トーツ」のビニール傘
ビニール傘といえば、不意の雨に助かるお手ごろ価格の傘というイメージがありますが、実は軽くて丈夫であったりと機能性に富み、1964年の東京オリンピックをきっかけに日本から広まり、世界中で大ヒットしているのです。たとえば英国の老舗レイングッズブランド「フルトン」のビニール傘は、エリザベス女王が愛用していることで有名。大人の女性にこそ、見た目の美しさと実用性を兼ね備えた「高級ビニール傘」がおすすめです。
1924年にアメリカで創業したレイングッズメーカー「トーツ」は、機能性の高さはもちろん、そのおしゃれなデザインが人気を呼び、世界各地で親しまれているブランド。こちらで扱うビニール傘は、海外ドラマ「ゴシップガール」に登場し、一躍話題に。ドラマで使われたノープリントタイプのほかマルチカラープリントもあり、コーディネートに遊び心を加えてくれます。
【2】「コレックス」の北欧風デザインのビニール傘
時代を超え愛される、北欧デザインのアイテムが人気の「コレックス」。こちらのビニール傘は、ウッドの持ち手がナチュラルな表情を演出。北欧風のオリジナルプリントに、雨の日も明るい気持ちになります。また反り返りに強いのも、おすすめできるポイントです。
【3】「+TIC（プラスチック）」のオールプラスチック傘
オールプラスチックの傘を提案する、新たな傘ブランド「+TIC（プラスチック）」。プラスチック性にすることで折れにくく錆びない傘になり、長く使い続けることが可能に。環境にも人にも優しいビニール傘を販売し、日本に新たな傘カルチャーを発信しています。チェック柄などデザインにも工夫があり、愛着が湧くこと必至です。
【4】王室御用達「フルトン」のビニール傘
エリザベスⅡ世のロイヤルワラントを授かる、レイングッズブランドといえば「フルトン」。なかでも女王陛下のご愛用の品は『バードゲージ』と呼ばれる、鳥かごからインスピレーションを受けたモデルに注目が集まっています。ドーム型のフォルムがなんともキュート。トレードマークの嵩（かさ）のある帽子もすっぽり収まる深張りタイプの『バードゲージ』は、女王陛下のワードローブに合わせ、特注カラーが用意されています。
【5】日本の職人による「ホワイトローズ」のビニール傘
世界で初めて透明フィルムの傘を開発した、日本が誇るビニール傘のパイオニア、「ホワイトローズ」。使い捨てタイプとは違って、張り替えまでも可能な高級ビニール傘ブランドです。そのなかで、ひときわ人気を集めているのが『カテール16』。強度を高めるためにたどり着いた16本という骨の数は、風にあおられる心配のない、逆支弁仕様です。さらに親骨と受け骨に採用したグラスファイバー素材によって、軽さも実現した逸品です。
【6】皇室のための「ホワイトローズ」のビニール傘
こちらはホワイトローズが、皇室関係者のためにつくったビニール傘『縁結』です。表面がべとつかない3枚重ねのオリジナル生地を使用し、万全の強度。傘の縁とハンドル、房飾りの配色も上品に仕上がっています。
※掲載した商品の価格は、すべて税抜きです。
- TEXT ：
- Precious.jp編集部
