ちょっと工夫するだけで、いつもとひと味違う、彩り豊かな焼きおにぎり3種のレシピがつくれる! 今回は、素材を活かした味わいと見た目も美しい料理で雑誌などのメディアに引っ張りだこの人気料理家である寺井幸也さんに、おもてなし料理としても喜ばれる「焼きおにぎり(3種)」のつくり方を教えていただきました。
旬のとうもろこしやさっぱりとした大葉など、冷蔵庫にある食材をプラスするだけで定番の焼きおにぎりがワンランク上のおもてなし料理に早変わり。パリッとした食感と香ばしさが食欲をそそり、夏バテしているこの時期にも最適です。ちょっと遅めの朝ごはんやお酒の〆料理にもぴったりなので、いろんなシーンで活用して楽しんでみてください。
動画で観る、彩り豊かな「焼きおにぎり(3種)」のつくり方
■コーンバター醤油の焼きおにぎりの具の材料(2人分)
・とうもろこし 1/2本(コーン缶で代用可)
・実山椒 10g
・バター 10g
・醤油 小さじ1
・塩、こしょう 各少々
・白ご飯 適量
■下準備:「コーンバター醤油の焼きおにぎり」の具のつくり方
(1)とうもろこしは芯から実を切り落とす。フライパンにバター、とうもろこし、実山椒を入れて弱〜中火で炒める。とうもろこしに火が通ってきたら醤油、塩こしょうを加えてさらに炒めて味をなじませる。
(2)ボウルに白ご飯、(1)を入れて混ぜ合わせる。手に少量の水をつけながら好みの形に握っていく。
■「鮭とゆかりの焼きおにぎり」の具の材料(2人分)
・鮭の切り身 1切れ(鮭フレークで代用可)
・ゆかり 5g
・ごま油 大さじ1
・白ご飯 適量
・味噌 大さじ2(おにぎりを焼くときに使用)
■下準備:「鮭とゆかりの焼きおにぎり」の具のつくり方
(1)鮭を魚焼きグリルなどで焼いてほぐす。
(2)ボウルに白ご飯、(1)、ゆかり、ごま油を入れて混ぜ合わせる。手に少量の水をつけながら好みの形に握っていく。
■「大葉と塩昆布の焼きおにぎり」の具の材料(2人分)
・大葉 4枚
・塩昆布 8g
・いりごま 適量
・ごま油 大さじ1
・白ご飯 適量
・醤油 適量(おにぎりを焼く時に使用)
■下準備:「大葉と塩昆布の焼きおにぎり」の具のつくり方
(1)大葉は、半分はみじん切り、半分はせん切りにする。
(2)ボウルに白ご飯、(1)でみじん切りにした大葉、塩昆布、いりごま、ごま油を入れて混ぜ合わせる。手に少量の水をつけながら好みの形に握っていく。
■「焼きおにぎり3種」のつくり方
(1)焼き網やトースターなどに具材を混ぜ合わせた焼きおにぎり3種を並べる(今回はアラジンの「グラファイトグリラー」を使用)。「コーンのバター醤油の焼きおにぎり」はそのまま焼く。綺麗な焦げ目がついてきたらひっくり返し、同様に焼く。
(2)「鮭とゆかりの焼きおにぎり」には味噌を塗る。綺麗な焦げ目が付いて来たらひっくり返して味噌を塗り、同様に焼く。
(3)「大葉と塩昆布の焼きおにぎり」には醤油を塗る。いい焦げ目がついてきたらひっくり返し、醤油を塗り同様に焼く。
(4)表面に焦げ目がついてきたら器に盛り、「大葉と塩昆布の焼きおにぎり」にはせん切りした大葉を乗せて完成。
定番の「焼きおにぎり」を簡単にグレードアップさせる方法とは?
食べた人が笑顔になる♯幸也飯の「幸せレシピ」連載。今回は、おもてなし料理にもなる、彩り豊かな「焼きおにぎり(3種)」のレシピをご紹介しました。
とうもろこしや鮭など、彩りのある具材をプラスすれば、見た目もかわいいオシャレな焼きおにぎりに。マンネリしがちなおにぎりレシピのレパートリーにぜひ加えてみてください。
- TEXT :
- 寺井幸也さん 料理家
- MOVIE :
- 大槻誠一
- COOPERATION :
- インソムニア 赤坂
- WRITING :
- 広瀬蒼乃
- EDIT :
- 石原あや乃