派手すぎないのに存在感がある、美しい光を放つ「能作の錫の器」
「表参道にあるギャラリーで初めて触れたとき、そのあまりのやわらかさに驚きました。通常錫を使用した製品は、硬度をもたせるため、ほかの金属を混ぜていますが、能作の商品は純度100%の錫で仕上げられているから、とてもやわらかく、手で簡単に曲げることができるのです」と語るのは、ファッション・ディレクターの萩原輝美さん。
「なかでも『KAGO』シリーズは、ペタッとフラットに伸ばした状態でコースターとして使ったり、高さを出して器として使用するのはもちろんですが、逆さにして花器の底に置けば、剣山代わりにもなるので、お花を生けるときに活躍しています。平らになるから、収納時に場所をとらないのも便利。4年前に購入して以来、ワインを置ける大きめのものから、剣山になるミニサイズまで、用途に合わせて愛用しています」
自在に変化を遂げる「KAGO」シリーズの魅力
フレキシブルに形を変化させることのできる、能作の「KAGO」シリーズは、使い方も自由自在。自分らしい感性でアレンジできるので、近しい人へのプレゼントに贈るのもよさそうです。
問い合わせ先
- 能作 TEL:0766-63-5080
- TEXT :
- 萩原輝美さん ファッションディレクター
- BY :
- 『Precious9月号』小学館、2018年
- PHOTO :
- 小池紀行(パイルドライバー)
- EDIT&WRITING :
- 小林 綾、小林桐子(Precious)
- RECONSTRUCT :
- 石原あや乃