世代を超えて愛されるお菓子のひとつ、ポッキー。今回は高級ポッキーや地元ポッキーなどの超レアポッキー、海外でも愛される世界のポッキー、ポッキーの美味しい食べ方にアレンジレシピまで、ポッキー尽くしでご紹介します! お話を伺ったのは、江崎グリコの担当者さん、YouTuberのcook kafemaruさん、マナーコンサルタント・美道家の西出ひろ子さんのお三方です。

【目次】

「高級ポッキー」や「地元ポッキー」など超レアなポッキー3選


■1:成田国際空港の出国セキュリティーゲート限定の「ポッキー・プルミエールクラス」

■1:成田国際空港の出国セキュリティーゲート限定の「ポッキー・プルミエールクラス」
「Pockyプルミエールクラス(ショコラ)」¥600(非課税)

世界中で、ここでしか買えないというだけでなく、このときでしか買えないという特徴をもつ、レアな高級ポッキー「ポッキー・プルミエールクラス」。

ずばり、成田国際空港の出国セキュリティーゲートの中だけでしか買えないポッキーです。

「ポッキー・プルミエールクラスは、成田国際空港の出国後のエリアに販売店があるため、海外に行かれる前にお立ち寄りいただき、購入していただくしか手段がありません。外国人観光客の方が自国へお土産として買って行かれたり、日本人の方は機内のおやつとして買われたりすることが多いです」(グリコ担当者)

「Pockyプルミエールクラス(抹茶)」¥600(非課税)

日本にありながら、日本からの出国手続きをしなければ買えない、非常にレアな高級ポッキーといえます。ちなみに「プルミエールクラス」とは、フランス語で「ファーストクラス」という意味! 味は、ショコラと抹茶の2種類です。

ショコラのチョコレート部分は、北海道産全粉乳を使用した口当たりの良い濃厚なミルクチョコレート。抹茶のチョコレート部分は、北海道産全粉乳を使用したホワイトチョコレートに、高い品質の宇治抹茶と碾茶(てんちゃ)を使用。上品な香りとキレの良い苦味が特長のチョコレートになっています。

そしてプレッツェルは、どちらもオランダ産ココアパウダーを使用したコク深い味わいで、チョコレートにマッチしているそう。つくりもまさにプルミエールクラスといえそうですね。

■2:東京では買えない黄金スティック「バトンドール」

■2:東京では買えない黄金スティック「バトンドール」
「バトンドール(ミルク)」 ¥501(税込)

関西を中心に展開されているスティックスイーツの専門店「バトンドール」で販売されているバトンドール。通販は行っておらず、東京都内ではお店が無く購入できないため、来客時のおもてなし菓子として、ちょっとした手土産としても人気だそう。

「バトンドール」の意味は、フランス語で「黄金のスティック」。秘密は、そのプレッツェルに隠されています。バターをふんだんに練り込んだ生地をじっくりと焼き上げ、発酵バターを加えた澄ましバターとシュガーのシャワーをくぐらせているのだそう! これがコクのある味わいを生み出しているのだとか。

特に、リッチバタープレッツェルに豊かな甘みのシュガーが繊細に絡み合うその姿は、ポッキーの最高峰ともいえるほど! 味は「シュガーバター」「レモンシュガー」「メープルシュガー」「抹茶シュガー」など、種類も豊富です。まさに新しい高級ポッキーです。

「バトンドールにはチョコレートタイプとプレッツェルタイプがあり、春は桜、夏は夕張メロンなど、季節によって限定フレーバーが変わるため、その時期ならではのおいしさが楽しめます」(グリコ担当者)

「バトンドール(シュガーバター)」 ¥501(税込)

そして、バトンドールには、「プレミアムライン」があるそう。

「果実やナッツがトッピングされた『ラレコルト』というシリーズがあります。現在は販売を終了しており、2018年度の展開は未定です」(グリコ担当者)

販売終了しているとは残念ですが、グリコの担当者さんによると「秋冬のチョコレートシーズンには、さまざまな季節限定品が発売されるので、チェックしてみてください」とのこと。ぜひプレミアムな限定モノを期待していましょう!

■3:通常ポッキーの約1.5倍の大きさ! 7種類の地元ポッキー

■3:通常ポッキーの約1.5倍の大きさ! 7種類の地元ポッキー
「ポッキー夕張メロン」希望小売価格 ¥800(税抜)
「ポッキー信州巨峰」希望小売価格 ¥800(税抜)

ポッキーは、地域限定の「地元ポッキー」がつくられています。グリコ担当者によると、2018年9月現在、次の7エリアで7種類の味を展開しているのだそう。

・夕張メロン(北海道限定)
・佐藤錦(東北地区)
・信州巨峰(信州地区/長野県限定)
・五郎島金時(北陸地区)
・宇治抹茶(近畿地区)
・瀬戸内伊予柑(中四国地区)
・あまおう苺(九州地区)

「どれもその“地区”でしか買えない商品ですが、夕張メロンは”北海道のみ”、信州巨峰は”長野県のみ”、と特に販売エリアが限られているので、レア度は高いです」(グリコ担当者)

さらに、地元ポッキーはどれも通常のポッキーの約1.5倍の大きさなのです。しかもポッキー1本1本が個包装なので、お土産にも配りやすいのが魅力です。

出国手続きしなければ買えない?超レアな「高級ポッキー」の秘密

世界で販売されているポッキー


■アジアを中心に約30の国と地域で販売

「ポッキーは現在、世界約30の国と地域で販売しています。アジアでは1970年設立のタイグリコが最も古く、タイで製造した製品を、アジア太平洋地域の各国へ輸出しています」(グリコ担当者)

出典:江崎グリコ公式サイト「海外事業」より

■日本のポッキーと海外のポッキーは〇〇が違う!

■日本のポッキーと海外のポッキーは〇〇が違う!
中国版ポッキー

かたちは共通!

「ポッキーは『Pocky』というブランドとして展開しておりますので、かたちはどの国でも日本と共通です」。

ブランディングがしっかりと成功していることがうかがえます。ちなみに中国版ポッキーは「百奇(bai qi)」と書き、中国語で発音すると、日本人には「バイチィ」と聞こえます。

違い①日本より溶けにくい

「タイで製造しているポッキーの多くは、日本のチョコレートと融点が異なります。タイをはじめとするASEANの国では、年中を通して外気温が高いため、溶けにくいように、日本のチョコレートより融点が高くなっています」。(グリコ担当者)

違い②オリジナルの味がある

中国のオリジナルポッキー

「タイや中国では、オリジナルの味も複数取り扱っています。タイでは、『Pocky Choco banana(チョコバナナ)』や『Pocky Mango(マンゴー)』といった限定の味が、日本からの観光客にも人気の味となっています」(グリコ担当者)

中国では、パンダのイラストのついたパッケージのつぶつぶミルクチョコ味、チョコバナナ味、つぶつぶいちご味があるそう。

違い③EUではブランドが異なる

「EUでは”MIKADO”というブランドで販売されています」。(グリコ担当者)
日本のお菓子であることがわかりやすいブランディングがなされているようです。

ポッキーに似た「pejoy(プジョイ)」って?

pejoyのパッケージ

海外のグリコのサイトによく見かけるのが、ポッキーに似たスティックタイプのお菓子「pejoy(プジョイ)」。

「プジョイは15年前から中国、タイで、チョコのリッチな味わいを提供するため発売しました。ポッキーと異なり、中は空洞になっており、その空洞のセンター部分にチョコレート、もしくはクリームを注入しています。熱耐性があり、中国の広い土地にも適しています」(グリコ担当者)

よりチョコリッチな味わい、気温が高くなる地域性などが考えられた一品のようです。

世界30か国で販売されているポッキー、日本とアジアのポッキーは「ある1点」が大違い!

ポッキーの美味しい食べ方!ポッキーを使ったアレンジレシピ3選


■1:冷やして食べる!

「冷蔵庫で冷やして食べると、ポキッとした食感がさらに良くなって美味しいです」(グリコ担当者)

■2:棒つきチョコにする!

バレンタインデーなどの手づくりチョコを作るときによく行われているのが、この棒つきチョコにポッキーを使う方法。型に入れて固まらせている最中のチョコレートにポッキーの先端を刺して固めれば、棒まで食べられる棒付きチョコが完成! Instagramでも多数の投稿が見られます。

■3:ポッキーデコケーキをつくる!

YouTuberのcook kafemaruさんは、ポッキーを利用した手づくりケーキを発表し、大好評を得ています。その代表的なレシピを3つご紹介!

ポッキーチョコケーキ

kafemaruさんがつくったポッキーチョコケーキ

「もともと、ポッキーの細長い形状や味も大好きでしたので、ケーキに使ってみました。ケーキにしたら、より愛しい存在になりました。最初はポッキーそのまま使ってケーキに仕立てたんですが、ケーキの箱に収まらないのでポッキーを半分にカットしてみたんです。すると、見た目もぐんとかわいらしくなりました。生クリームのケーキもポッキーをあしらうことでなんだか楽しいワクワクケーキになるところがとても気に入っています」( kafemaruさん)

いちごポッキーケーキ

kafemaruさんがつくったいちごポッキーケーキ
kafemaruさんがつくったいちごポッキーケーキをカットしたところ

 

抹茶ポッキーケーキ

kafemaruさんがつくった抹茶ポッキーケーキ

ポッキーには「最高に上品に見える食べ方」があった!アレンジレシピもご紹介

ポッキーの最高に上品に見える食べ方


国民的お菓子・グリコのポッキー

■持ち手を手で持って食べる

■持ち手を手で持って食べる
ポッキーは手に持って

「食べるマナーの基本は、つくり手が食べてほしい食べ方をすることや、その食べ物がどのような意図でつくられたのか、その形状などを理解した上で食べること。ポッキーは、棒の一部にチョコレートを塗らずに、そこを『持ち手』として手で持って食べる、革新的なお菓子として誕生したわけですから、手を持って食べるのがマナーといえます。

みなさんはよく、上品に見せるにはどうしたら良いか、ということを追求なさいますが、本来のその食べ物や作った人の意図を尊重しない食べ方は、かえってマナー違反になると思います。したがって、ポッキーは、チョコレートがついていない持ち手をもって食べるのが、マナーと言えます」(西出ひろ子さん)

■自然な口の大きさでポキンと音を立てて食べる

■自然な口の大きさでポキンと音を立てて食べる
ポキン!と

「持ち手を手で持ったら上から食べるわけですが、大きく口を開けすぎず、自分にとって自然な口の大きさで、『ポキン』と音を立てて食べましょう。このポキンという擬音語をヒントに、ポッキーという名前がつけられたというのですから、この音を立てて楽しく食べたいものですね。もちろん、仕事中など、周囲の人に迷惑がかかるような場所では控えます。マナーはT.P.O.が大切。時・場所・相手・立場・場合に応じて臨機応変に」(西出ひろ子さん)

■指をそろえて持つ

「上品さを表現したい場合は、ポッキーを持つ手の指をそろえて持つこと。右手で持つのか、左手で持つのかという点は、どちらでも問題ありません。仮に、カジュアルな立食パーティーなどの席であれば、左で持ったほうが良いとも言えます。右手は、握手をするために空けておくからです。国や宗教などの考えから諸説ありますが、欧米諸国の社交の場などではフィンガーフードも、左手で持って食べるのがOKとされています。

小指を立てて持つのは、気取った印象になるので、あまりおすすめできませんが、小指を薬指につけたまま、ほんの少しだけ第二関節を上にずらすとエレガントに見えます」(西出ひろ子さん)

\上品に見えないNGな食べ方/

■お皿の上で割ってから食べる
■上から、小刻みに噛みながら、一気に口の中に入れてしまう
■ポッキーを持ったまま、指し棒のように相手を指す
■2、3本、一気に持って食べる

「ポッキーを一度、お皿の上で小さく割ってからそれを食べる、というのはおすすめできません。チョコレートの部分で指を汚してしまいますし、せっかくの持ち手の意味もなくなります。もともと、手で持って食べる食べ物はカジュアルですから、ぜひ、棒を持って楽しみながら食べて欲しいと思います」(西出ひろ子さん)

■背の高いグラスに入れる

■背の高いグラスに入れる
シャンパングラスにポッキーを入れたところ

「食べ方というより、サーブの仕方になりますが、袋から出して、シャンパングラスなど背の高いグラスに入れると、上品に見えます」(グリコ担当者)

ポッキーには「最高に上品に見える食べ方」があった!アレンジレシピもご紹介

この記事の執筆者
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