【目次】
【前髪あり7選】清楚で若々しい!
【1】黒髪で気になる生え際の白髪は「前髪」で目立たせない!

髪が細くて柔らかいので、ボリュームが出にくいモデルさんの髪。「フェイスラインにエイジング毛が多いので、どうしても寂しい印象になってしまいます。前髪をつくっておくとエイジング毛の多い生え際をカバーでき、雰囲気も明るくなります」(ACQUA aoyama ディレクター・伊藤和明さん)
<スタイリング方法>
「立ち上げすぎ?」と思うくらい根元を立ち上げる

■1:髪の根元をしっかり濡らす

■2:根元を立ち上げることを意識してドライヤーをあてる

■3:トップをつぶさないようにして、バームやワックスをなじませる

<老け見えを食い止めるポイント3カ条>
- 顔まわりの髪が細くなったら前髪をつくる
- スタイリング前に髪を根元から濡らす
- 『立ち上げすぎ』と感じるほど、根元からしっかり立ち上げる
「立ち上がりをキープしながらツヤ感も出すには、スタイリングもできるクリームやバームがおすすめです」(伊藤さん)
伊藤さんのおすすめは、『モイ バーム ウォークインフォレスト』¥2,600 37g(ルベル)。「トップを揉み込んだ後は、手に残ったバームで前髪をつまんで束感を出してください」 (伊藤さん)

時間が経っても髪がヘタレない、ドライヤーでの乾かし方2ステップ
【2】多毛・剛毛でも挑戦できる、スタイリッシュなショートボブ

ただ短くカットすると、ハリがありすぎて膨らんでしまうモデルさんの髪質。「軽さを出すために、単純に短くしてはダメ。表面は上から順々に、中間から下部へとつながるようにカットし、毛量は内側で調節します」(enfleurage青山 店長代理 佐藤学さん)
<スタイリング方法>
黒目と黒目の間の延長線上にカーラーを巻いて膨らみを抑える

■1:頭頂部の髪を前後2つの毛束に分け、それぞれを毛先からカーラーで巻く

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ■硬い髪は立ちやすいので表面の髪は短くしない
- ■骨格に合わせて毛量を調節すること
- ■分け目とつむじを意識してカーラーで巻き、立ち上がりを抑える
「骨格で出っ張っている部分は毛量を減らしていますが、後頭部は丸みが出るようにカットしてきます。スタイリングするときも、丸みを潰さないようにしてください」(佐藤さん)

多毛&剛毛でも似合う!「髪が膨らむからこそできる」ショートボブ
【3】軽やかさも維持した、さらツヤ・ショートボブ

髪の太さがしっかりあり、ボリュームがあるので膨らんで広がりやすいモデルさんの髪。「ボブのままワンレンにすると動きがなくなってしまうので、耳の下あたりからグラデーションを入れています。白髪はそんなに多くありませんが、顔まわりに集中しているので、前髪を頭頂部あたりから深めに取って、生えぎわを隠すようにしています」(hair lounge BEACH 店長・NOBさん)
<スタイリング方法>
髪の内側はドライヤーで、外側はストレートアイロンで伸ばす

■1:頭頂部の地肌をこするようにドライヤーをあてる

■2:髪を内側から手ぐしでとかしながらドライヤーをあてる

■3:毛束の中間あたりから、ストレートアイロンをサッと通す

■5:毛先は内巻きに1カールさせる

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ■頭頂部の髪は抑え込まず、地肌をこするようにして根元を立たせる
- ■前髪は深く取って生えぎわを隠すようにする
- ■ワンレングスにしないでグラデーションを入れて動きを出す
「うねりや広がりを抑えるには、髪の重みが必要です。すきすぎないように、ドライカットやスライドカットで束感を出しながらカットするとバランスよく仕上がります」(NOBさん)

手ごわいうねり髪が「さらツヤ髪」になる、ドライヤーとストレートアイロンの使い方
【4】小顔効果抜群の「菱形」ショートボブ

ボリュームはきちんとあるけれど、トップがつぶれやすいモデルさんの髪。「人の顔は左右均等ではありません。ですから、髪もあえてアシンメトリーにカット。短い方が軽やかで長く残した方が重たく見えます。このギャップで顔の輪郭が引き締まって見えるんです」(FIX-UP銀座店 店長・西村直人さん)
<スタイリング方法>
頭頂部は根元を立ち上げるように巻くのがポイント

■1:分け目をまたぐようにして頭頂部の中央にカーラーを毛先から巻き付ける

■2:レイヤーの入った上段の毛束とその下の毛束を毛先から内巻きに

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ■頭頂部は分け目をまたぐようにカーラーで巻くこと
- ■全体のシルエットが菱形になるようにバランスを取ること
- ■サイドもカール感を生かして空気感で軽やかに見せること
「分け目をまたぐようにカーラーで巻くと、分け目の存在がほどよくぼやけます。その分根元が見えなくなるので白髪カバーにもなります」(西村さん)

若見えショートボブ|若々しい印象はトップのふんわり感で決まる!
【5】耳にかければタイトな印象に!いろんな表情を楽しめるふんわりショートボブ

頭頂部がペタッとしやすいモデルさん。「ボリュームゾーンが下にあると顔のラインがもたついて見えるので、トップにボリュームをもたせます。今回はサイドの髪を耳にかけず、ふんわりシルエットに仕上げていますが、耳にかけてタイトにまとめるだけでシャープな印象にもなり、いろいろな表情が楽しめます」(Rougy ヘアデザイナー・二階堂雪さん)
<スタイリング方法>
頭頂分の髪を根元を立ち上げるように巻き、トップのボリュームをアップ!

■1:頭頂部の髪が立ち上がりやすいように、指で地肌を擦りながらドライヤーをあてる

■2:頭頂部の髪を前後2つの毛束に分け、それぞれカールアイロンで毛先から根元に向かって巻く

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ■髪を乾かすときは地肌を指で擦って、分け目を消すようにすること
- ■トップの髪を根元から立たせてボリュームをもたせる
- ■染めるときは元の髪色よりワントーン明るくしてツヤ感を出す
「髪色を明るくしたくない方でも、ご自身の髪色よりワントーン明るくするだけでツヤ感が出てきます。ツヤ感があるだけでパサついたダメージヘアに見えないのでオススメです」(二階堂さん)

頭頂部のボリューム不足は丸みを残した「前下がりボブ」で解決!
【6】動きのある顔まわりが輪郭をすっきり見せる、小顔ショートボブ

髪が細くてうねりやすく、特に耳のあたりが膨らみやすいモデルさん。「全体的なボリュームはちょうどいいのですが、トップだけペタンコになりやすい髪質です。レイヤーを入れて動きを出すスタイルがおすすめです」(Velvet on the Beach店長・NOBさん)
<スタイリング方法>
髪を引っ張りながらドライヤーをあててツヤを出す

■1:手ぐしで髪を引っ張りながらドライヤーをあてる

■2:毛束の中間から毛先に向けてストレートアイロンを通す

■3:頭頂部の毛束を後ろ向きに太めのカーラーで巻く

■4:前髪を上下2層に分けそれぞれを細めのカーラーで巻く

<老け見えを食い止めるポイント3カ条>
- ■トップと顔まわりにレイヤーを入れて、フェイスラインをすっきり見せる
- ■髪を引っ張りながらドライヤーで乾かしてツヤを出す
- ■頭頂部と前髪をカーラーで巻いて全体のシルエットに丸みを持たせる
「ちょうど耳のあたりにボリュームゾーンをもってくるとフェイスラインが引き締まって見えます。そのためにも、後頭部と前髪に自然な丸みは必要です。頭頂部は太めのカーラーで、前髪は細めのカーラーで巻くと立体的なスタイルが簡単につくれます」(NOBさん)

マスク着用でもモタつき感なし! 小顔に見えるすっきりショート
【7】広がるサイドはデジタルパーマで調整!スタイリングのしやすさ抜群の時短ショートボブ

このスタイルになる前は、ロングヘアだった石間さん。「今までは、重さがあったので広がりを押さえられましたが、短くなると広がりを押さえるスタイリングが大変。それで、毛先だけデジタルパーマをかけました」(Rougy ヘアデザイナー・江良栞さん)
<スタイリング方法>
前髪をしっかり乾かしたら、あとは毛先にワックスを揉み込むだけ

■1:指の腹で地肌を擦りながらドライヤーをあてる

■2:毛先にワックスをなじませる

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ■動きがほしい顔まわり、ボリュームのほしい後頭部に段を入れる
- ■前髪は厚めにとって生えぎわの白髪をカバー
- ■パーマはきつくかけすぎず、毛先に1カールだけで十分
「このスタイルは頭頂部がペタッとする人、ボリュームが出にくい人、髪が柔らかくなってきた人、くせ毛でまとまりにくい人に向いています。朝のスタイリング時間が激減するので、とってもラクですよ」(江良さん)

ボリューム不足のトップと広がるサイドは、デジタルパーマで調整!
【前髪なし4選】クールで知的!
【1】シャープになりすぎない、女性らしい丸みのあるショートボブ

「ショートレングスのボブはマニッシュでシャープな雰囲気になりそう…」と思う人も多いのではないでしょうか。
「前髪を長めにしてシルエットに丸みを持たせると優しいフォルムになるので、40代、50代の女性にオススメです。レイヤーを入れることで髪に厚みができるので、ボリューム不足を解消できるんです。レイヤーを入れるとスタイルに動きが生まれるメリットがあるのですが、入れすぎるとうねったり、広がりやすくなるので、控えめに入れるのがポイントです」(P-cott店長・白倉和則さん)
<スタイリング方法>
分け目をぼかすように乾かして、根元をふんわり立たせる

◾️1:髪を根元までしっかり濡らしたら、ハリがほしい部分を中心に「洗い流さないトリートメント」をなじませる

◾️2:指先で分け目をぼかすイメージで、指で地肌を擦りながらドライヤーの温風をあてる。髪が乾いたら、仕上げに冷風をあてるとキープ力がアップ

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ◾️サイドとバックにレイヤーを入れて立体感のあるスタイルをつくること
- ◾️を根元から立たせたい部分はブローする前に地肌から濡らすこと
- ◾️風でしっかり乾かしたら、仕上げに冷風をあてる
「ご自宅のシャンプー&トリートメントも、ハリとコシが出やすいものに変えると、スタイリングしやすくなります。いつものお手入れから見直してみてください」(白倉さん)

「根元濡らしドライヤー」で薄毛に見えないボブスタイルに【40代女性の髪型】
【2】首やデコルテが美しく見える、メリハリ・ショートボブ

もともとのクセもあり、汗や湿気で広がりやすいモデルさんの髪。「Cの字を描くところでカットすると、ちょうど毛先が内巻きになるので納まりがよくなります。S字を描く長さになると毛先がはねて、広がりやすくなるんです」(enfleurage青山 マネージャー 生井貴行さん)
さらにボリュームを出すところと絞るところとで、メリハリをつくるのもポイントなのだとか。「トップから後頭部にかけてボリュームを出し、襟足部分を絞っています。このメリハリ効果で正面はもちろん横から見ても、フェイスラインが引き締まって見えるんです」(生井さん)
<スタイリング方法>
トップと前髪を巻くだけで、メリハリのある立体的なスタイルに

■1:太めのカーラーでつむじの毛を巻き込みながら、頭頂部の髪を毛先から内巻きに

■2:太めのカーラーで前髪を毛先から巻く

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ■クセやうねりはCカールに揃える
- ■ボリュームが不足しがちなトップの髪は根元から立たせる
- ■襟足部分はボリュームを抑えてメリハリをつける
「年齢を重ねると頬骨の下あたりが窪んだり、ハリ具合が変わってきますよね。頬にかかる髪をつくっておくと、その窪みが目立たなくなるので若々しい印象になります」(生井さん)

【3】キュッと引き締めた襟足が、ショートボブをオバさんぽく見せない!

ショートボブにすると、全体のシルエットが丸くなりがち。「丸っぽくするとおばちゃんヘアになってしまうので、襟足を長めに髪を残して縦長のフォルムにします。上にレイヤーを入れてサイドをふんわり膨らませたら、襟足部分をキュッと締めて、メリハリを作ると女性らしさが生まれます」(Rougyヘアデザイナー・二階堂雪さん)
<スタイリング方法>
膨らませる部分と締める部分のメリハリをつくる

■1:頭皮を擦るように熱風をあてる

■2:ふんわりさせたいサイドはワックスをなじませる

■3:襟足部分の髪をつかみ、毛先だけ外ハネに

<老け見えをくい止めるポイント3か条>
- ■髪を乾かすときは根元から
- ■ショートボブにするときは縦長シルエットを目指す
- ■膨らませる部分と引き締める部分とメリハリを作る
「クセやうねりで髪が広がってしまっても、引き締まった部分があるだけで、そんなに目立たなくなります。スタイルにメリハリを付けるようにしてください」(二階堂さん)

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【4】硬くて太い髪質でも軽さが出る、前下がりのショートボブ

硬くて太い髪質で、頭のはちが張っているためよけいに広がりやすいモデルさんの髪。「はちから下が広がりやすいと、ちょうどその上あたりがへこんでしまうんです。そうなると、どうしてもトップにボリュームが出にくくなります。髪の表面にレイヤーを入れて動きが出るようにして、さらに後頭部に丸みが出るように形をつくっておくと、スタイリングもしやすくなりますよ」(DIFINO aoyama店長・山口祐亮さん)
<スタイリング方法>
トップの毛束を前後左右に揺らしながらブローしてボリュームを出す

■1:頭頂部の髪を握り、前後左右に揺らしながらドライヤーをあてる

■2:ストレートアイロンを根元近くから毛先までさっと通してツヤを出す

■3:髪をかき上げるようにしてスタイリング剤をなじませる

<老け見えを食い止めるポイント3カ条>
- ■いつも同じ分け目にせず、スタイリング前はニュートラルな状態にすること
- ■全体のシルエットが菱形になるよう形づくる
- ■スタイリング剤は表面からつけず、内側から大胆になじませる
「スタイリング剤を表面からつけると、せっかくボリュームを出した髪がつぶれてしまいます! かき上げるようになじませてください。こまごまとスタイリング剤をつけると、形をつくりにくいので、大胆になじませると失敗しません」(山口さん)

【顔型別6選】輪郭の難をカバーする!
【面長#1】横幅広めの「菱形シルエット」で縦長感を軽減する

「グラデーションボブベースで、前髪を内側に作っています。アウトラインは角を取り、なめらかなフォルムに。フェイスラインに合わせて前下がりラインにカットすることで、リフトアップ効果も。全体に入れたハイライトで、白髪カバーと立体感アップが叶います」(imaii scaena x coloreのディレクター・石原治和さん)。
<スタイリング方法>
ボリュームの出し方、前髪の流し方に注意!

■1:ヘアアイロンで毛先を巻く

■2:ヘアアイロンでトップを立ち上げる

■3:ワックスで整える

〈面長顔ボブヘア スタイリングのコツ3か条〉
- 毛先はふんわり巻いて、サイドに広げる
- トップがペタッとしない位置で分ける
- 前髪は厚くなりすぎないように流す
「毛先をワンカール巻いておくと、耳にかけるだけでボリュームが出て、フォルムの調整がしやすいです。キープ力が欲しい人は、最後に軽めのキープスプレーを」(石原さん)。

【面長#2】ウェーブで全体のフォルムを「菱形」に!面長さんのふんわりショートボブ

「ベースはショートボブ。髪をストンとおろすと顔がより縦長に見えてしまうので、髪の表面と毛先にウェーブをプラス。全体のフォルムを菱形に見せています。ニュアンスがでるように髪の内側をカットしているので、コテで巻くだけでショートっぽい雰囲気にもなります」(Cocoon・スタイリストSHUNさん)
<スタイリング方法>
根元を起こしてワックスをもみ込むだけと簡単!

■1: 下を向きながらドライヤーで根元を起こす

■2: 髪表面の毛先にニュアンスを与える


■3:根元から全体にワックスをつける


■4:整えて完成

〈面長顔ボブヘア スタイリングのコツ3か条〉
- ■ドライするときは後ろから前に乾かす
- ■ワックスは根元に揉み込むとふわっと仕上がる
- ■整える時は髪の立ち上がりを潰さないように注意
「ワックスは根元にしっかりとつけるのがポイント。毛先や髪の表面にだけつけると、ふわっとした立ち上がりが再現できません。ふわっと仕上げる時は、根元に揉み込むのが正解です」(SHUNさん)

【丸顔】縦長感のある「菱形」で輪郭をカバー!丸顔さんのダイヤ型ショートボブ

「やや前下がりのワンレンベース。後頭部から放射状にグラデーションを入れて、顔周りにいくにつれてリフトアップさせてレイヤーカットに。レイヤーを入れた毛束の落ちる位置を考え、ドライするだけで菱形フォルムを作れるようにしました」(MINX 銀座二丁目店 ディレクター/代表・木俣 翔さん)
<スタイリング方法>
毛先を巻くだけで、さらにふんわりボリュームアップ!

■1:サイドを上下にわけて内巻きに


■2:前髪をリバースに巻く

■3:トップを巻く

〈丸顔×ショートボブヘア スタイリングのコツ3か条〉
- 毛束を分けて巻き、ふんわりと
- 全体は内巻きにして、おさまりのよい菱形フォルムに
- オイルでツヤを出す
「スタイリング剤の量が多いとベタッとしてしまうので、少量を均一につけるイメージで。毛束を分けて巻くことでレイヤーが活きてくるので、ひと手間かけてみてください!」(木俣さん)。

【ベース型(四角/エラ張り)#1】 前下がりのラインが輪郭をカモフラージュ!横顔まで美しい知的ショートボブ

「低い位置にグラデーションカットを施したショートボブがベース。白髪が少ない黒髪なので、肌が出る面積を考え、前髪は作らずセンターパートに。襟足は首が長く、キレイに見えるように、タイトに仕上げています。サイドの前下がりのカットラインで、横顔が美しく、頭も小さく見えるように」(いつくし 代表・才田とおるさん)
<スタイリング方法>
ブローするだけで簡単に決まる!

■1:全体をハンドブロー

■2:表面のみブラシでブロー

■3:オイルワックスをなじませる

〈ベース型×ショートヘア スタイリングのコツ3か条〉
- 根元付近にはスタイリング剤がつかないようにする
- 襟足は押さえてブローし、コンパクトに仕上げる
- 前髪のパートはきっちり取らず、あいまいに
「スタイリング剤は保湿力&ツヤが出るオイル系がオススメですが、重いタイプは時間が経つとベタっとしたり、酸化しやすくなるので、できるだけ軽めのものが◎。ふんわり感がキープできるように、スタイリング剤は根元につけず、前髪はきっちり分けないで」(才田さん)

肌と髪のバランスでエラがカバーできる!横顔まで美しい知的ショート
【ベース型(四角/エラ張り)#2】 動く毛束でエラの張りが気にならない!軽やか「レイヤーボブ」

「肩ラインで平行にカットしつつ、ハチ上にだけレイヤーを入れて動きを出したボブベースのレイヤースタイル。レイヤーを入れることで、髪の表面だけ独立して動くように。前にも後ろにも流れる毛束を作ることで、軽やかに仕上げています」(ROIのデザイナー小西浩純さん)
<スタイリング方法>
毛先までコテで巻くと古臭い印象になるので注意!

■1: 髪の表面にコテで熱を通す

■2: ワックスを根元から揉み込む

〈ベース型ボブヘア スタイリングのコツ3か条〉
- ■コテで巻く時は毛先を巻き込みすぎない
- ■髪の表面の毛束は細かくとって巻く
- ■ワックスは撫でるようにつけない
「ワックスの量は親指の爪くらいの大きさを意識して。手のひらになじませたら、髪の内側に揉み込むようにつけてください。表面になでつけるようにつけると、ベタッとした印象になるので注意して」(小西さん)

【ベース型(四角/エラ張り)#3】小顔効果バツグン!ショートにもボブにも見える万能スタイル

「このスタイリングでは、短い前髪を見せつつ、表面の長い前髪をサイドに流しているので、左から見るとショートに、逆から見るとショートボブにと、どちらのスタイルも楽しむことができます」(Coccon銀座店 店長・泰斗さん)
<スタイリング方法>
根本をふんわりと立たせることが大切!

■1: 根本を立たせるようにドライする

■2:ワックスを髪の内側に揉み込む

■3:指でつまんで束感を出す

〈エラ張りショートヘア スタイリングのコツ3か条〉
- ■分け目をつけないようにドライする
- ■ワックスは髪の内側に!外から撫で付けない
- ■つくり込みすぎない。大胆にワックスをなじませて
「全体のシルエットを作り込もうとすると、逆に失敗することも。タオルドライするみたいに、バサバサって感じでドライしつつ、ワックスも髪の内側から勢いよくガシガシつけちゃってください!」(泰斗さん)

マスクをつけても野暮ったくならない! スッキリ小顔に見える「大人のショートヘア」
- TEXT :
- Precious.jp編集部