「トレンチコート」を今っぽく着るなら断然、ロング丈!

究極のベーシックとして愛され続けるトレンチコート。流行を超越したアイテムですが、実はこの王道アイテムに、2019年は変化が現れています。パリやミラノのコレクション会場でキャッチされるファッションプロたちのトレンチは、軒並みマキシ丈。端正な美しさはそのままに、断然優雅に、自由に着こなしている姿が目撃されていました。

そこで、ラグジュアリーマガジン「Precious(プレシャス)」の春号に掲載された、「新しいトレンチコート」をご紹介します。ロング丈になったもの、シャンプレー素材など目新しい素材を使っているもの、ディテールに凝っているものなど、計7着。あなたのおしゃれに新風を吹き込むトレンチコートがきっと見つかるはずです!

■1:優雅に見えるロング丈!ヴァレンティノの端正トレンチコート

コート¥452,000(ヴァレンティノジャパン〈ヴァレンティノ〉) [Precious2019年2月号72ページ] 
コート¥452,000(ヴァレンティノジャパン〈ヴァレンティノ〉) [Precious2019年2月号72ページ] 

マキシ丈のたっぷりとした分量感とともに、控えめな光沢のある生地や、大きめの襟が華やかなムードをもたらす一着。軽やかなドレストレンチ気分で着こなしましょう。


■2:ロング丈がスマートでかっこいい印象に!バーバリーのトレンチコート

コート¥270,000[予価](バーバリー・ジャパン) [Precious2019年3月号45ページ] 
コート¥270,000[予価](バーバリー・ジャパン) [Precious2019年3月号45ページ] 

永遠にオールラウンダーな一着!「ヘリテージ トレンチコート」

バーバリーのアイコン「ヘリテージ トレンチコート」が2018年のリモデルで刷新され、今の時代にふさわしい表情に。スリムフィットの「チェルシー」、クラシックフィットの「ケンジントン」、写真の最旬リラックスフィットの「ウエストミンスター」と、3つのラインに集約させ、ライナーには'60年代のチェックが復活しました。

  • ■2のDetail「ヘリテージ トレンチコート」は、長めのレングスも刷新ポイント。後ろ身ごろに深く入ったセンターベンツは、ボタンで開閉調節可能です。
  • ■2のDetailスロートラッチが収納された襟裏も、ライナー同様ヴィンテージチェック。襟を立てて、かっこよくスマートな着こなしを印象づけましょう。

左から/■3:コート¥78,000(アングローバル〈イレーヴ〉)、■4:コート¥210,000(ドーバー ストリート マーケット ギンザ〈マッキントッシュ エディット.〉) [Precious2019年3月号46ページ] 
左から/■3:コート¥78,000(アングローバル〈イレーヴ〉)、■4:コート¥210,000(ドーバー ストリート マーケット ギンザ〈マッキントッシュ エディット.〉) [Precious2019年3月号46ページ] 

■3:ナチュラルなのに都会的!イレーヴの「コットンリネントレンチ」(左)

'90年代を意識したというトレンド感満載のゆったりシルエットが、今また新鮮に映るイレーヴのトレンチ。上品な表情ながら、大きめの襟、太めの袖が旬の空気感を加速。ウエイトの軽いコットンリネン生地は、塩縮加工で独特のシワ感を出したハリのある素材感なので、ウエストベルトを絞るとブラウジングが美しく際立ちます。

■4:伝統×コンテンポラリーで魅せる!マッキントッシュ エディット.の「ブラックトレンチ」(右)

マッキントッシュ エディット.は、「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」のみで扱われる特別なコレクション。ブランドに伝わる伝統的なクラフツマンシップに、今の気分を乗せたユニークピースがそろいます。昔ながらのゴム引き素材を使ったこのトレンチは、金具やボタンなどすべてオールブラック仕様が新鮮です!

  • ■3のDetailアームホールを大きくとったラグランスリーブは、袖幅もゆったりとさせて、今どきのリラックスムードあふれるトレンチに。
  • ■4のDetail袖口と裾に、トーン・オン・トーン配色であしらった「MACKINTOSH EDIT.」と入ったラバーテープ。ラバーの光沢感が効果的です。

左から/■5:コート¥80,000(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、■6:コート¥78,000(オーラリー) [Precious2019年3月号47ページ] 
左から/■5:コート¥80,000(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、■6:コート¥78,000(オーラリー) [Precious2019年3月号47ページ] 

■5:スポーティーな個性を授けた「モッズコート風トレンチ」(左)

トモウミ オノのコートの最大の特徴は、ウエストのドローコードのあしらい。快活なムードを醸し出し、絞りの調節でシルエットを変えられる機能性も備わっています。幅広のエポーレットやスリーブベルトも個性を発揮。オートクチュールのテクニックに由来する美しい仕立ての、上品でモダンなデザインなのでビジネスユースにも最適です。

■6:最注目の高感度ブランドがつくる洗練「シャンブレートレンチ」(右)

岩井良太氏が手がけるオーラリーは上質な素材にこだわる、洗練された日常着を得意とするブランド。このトレンチも、最高級フィンクスコットンとポリエステルを高密度に織ったシャンブレーに超撥水加工を施した生地を使用。クラシックなディテールを盛り込みつつ、ビッグなサイズ感で最旬を表現しています。

  • ■5のDetail素材はしなやかなコットン。背面のアンブレラヨークには裏地を付けて程よく厚みを出しケープ状に。立体的な美しいドレープを強調してくれます。
  • ■6のDetail後ろの肩線に沿ってエポーレットをあしらいアクセントに。ゆったりした身幅に対して小さめの肩が、着たときの印象を華奢に見せます。

■7:ヴィンテージ風で軽やか!サンローランのサファリ風トレンチコート

コート¥275,000(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) [Precious2019年3月号44ページ] 
コート¥275,000(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) [Precious2019年3月号44ページ] 

ミドルレングスが新鮮!軽やかな「サファリ風トレンチ」

トレンチコートは、ムッシュ イヴ・サンローランが1962年に初めて発表して以来、シルエットや素材を変えて進化し続けるエッセンシャルなアイテム。今季は、同じくサンローランの名作、サファリジャケットを彷彿させるミドル丈とワイドな襟が特徴。ヴィンテージ風の趣が新鮮なバランスを運びます。

  • ■7のDetailバックスタイルにあしらわれたアンブレラヨークは、ウエスタンカットで後ろ姿にも個性を演出。こちらも今シーズンの進化ポイントです。
  • ■7のDetail定番のベージュよりカーキニュアンスを強めた色調がクールさをあと押し。マットシルバートーンの真鍮製バックルは初登場のデザインとなります。

※掲載した商品はすべて税抜です。

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