頑張ると濃くなり、手を抜くとすっぴんに見えてしまう・・・とお悩みの女性に試してほしい、大人のナチュラルアイメイクのやり方をまとめました。若々しく美人度を上げるナチュラルアイメイクのテクニックを、ぜひ試してみてください。

40代のナチュラルアイメイク方法


■まずはナチュラルアイメイクにNGなアイラインをおさらい

1:「長すぎ」

横幅を広く見せたいと目尻ラインを長くのばしてしまうのはNG!
横幅を広く見せたいと目尻ラインを長くのばしてしまうのはNG!

「長すぎ」は黒色が悪目立ちして滑稽顔になってしまいます。

2:「太すぎ」

伏し目にしたときにまぶたが真っ黒…。黒々とした太いラインがNG!
伏し目にしたときにまぶたが真っ黒…。黒々とした太いラインがNG!

「長すぎ」同様に、黒色が悪目立ちしてしまいます。

3:「囲み目」

目を大きく見せたいと黒のラインで囲むのは怖いうえに逆効果、NG!
目を大きく見せたいと黒のラインで囲むのは怖いうえに逆効果、NG!

黒で上下のまぶたの際をぐるりと囲むのは、かえって目が小さく見え、きつく怖い印象になります。

4:「はね上げ」

たるみ目を引き上げようとはね上げると怖い魔女顔になってNG!
たるみ目を引き上げようとはね上げると怖い魔女顔になってNG!

目尻を引き上げようと無理にキュッと上に「はね上げ」れば、横から見たときにラインが際から離れているのでわざとらしい若づくりに映ります。

5:「隙間あり」

際から離れたラインは白い粘膜が目立ち滑稽顔に見えてNG!
際から離れたラインは白い粘膜が目立ち滑稽顔に見えてNG!

「隙間」ができるのは描き方が根本から間違っているせい…。

6:「派手すぎ」

鮮やかなブルーをアイシャドウ並みに。古く野暮ったい顔でNG!
鮮やかなブルーをアイシャドウ並みに。古く野暮ったい顔でNG!

派手な色のカラーライナーは引き締め効果が得られないので、大人のアイラインは上まぶたは黒、下まぶたにはネイビーと限定しましょう。

囲み目、はね上げ・・・こんなことしていませんか?NGアイライン6連発!

■大人のアイメイクは「抜いて」「効かせる」

アイシャドウを入れた完成図
アイシャドウを入れた完成図

「アイメイクに気合いを入れればいれるほど、目が小さく見える」「20代から好んで入れていた色だけど、最近似合っていないような気がする」「ブラウンメイクをすると老ける」…。なんだろう? 40代になってから感じるアイメイクの違和感。

その原因は、たるみやくすみなど、エイジングサインが現れた目元に、メイクの技術が対応しきれていないから。くすんだ目元に強すぎるグラデーションメイクは浮いてしまうし、かといってハリ感が低下した目元に弱すぎるアイメイクを施しても目力なんて出ない。

要は、抜くところは抜いて、効かせるとことはしっかり効かせる、このバランスが大切なのです。

1:アイホール全体にベージュブラウンをぼかす

上まぶたに色を入れます
上まぶたに色を入れます

アイホールにベースカラー、目の際には締め色をしっかり入れて、眉下にはパールのハイライトを効かせる。20代のころに流行ったグラデーションメイクは、時代遅れなのは言うまでもありませんが、色をムダに重ねることでメリハリが出すぎてしまいます。これが老けて見えてしまう原因です。

上まぶたに色を入れる目的は、くすみをカバーするため。ブラウンより明るいピンクベージュブラウンを目の際から上に向かってぼかしましょう。ピンク効果で目元に明るさが甦ります。

2:「上まぶたの際」に、濃いブラウンを入れて締める

目の際には濃いブラウンを
目の際には濃いブラウンを

40代になるとフェイスラインや頬のハリ感が失われるばかりでなく、目元もたるんできます。いくらナチュラルメイクが流行っているからといって、際を締めないのはNG。目元がたるむと、ぼんやりとした印象に見えてしまいます。

目の際は赤みが入った濃いブラウンでしっかり締めましょう。チップの先を使ってライン的に入れるのがポイントです。

3:上まぶたの目尻から1/3のところにピンクブラウンをぼかす

目尻よりに明るいブラウンを入れてブラシでぼかす
目尻よりに明るいブラウンを入れてブラシでぼかす

上まぶたのくすみが目立つ人は、1で入れたベージュよりワントーン明るいピンクブラウンを目尻寄りに重ねましょう。ここに明るい色を乗せることで、目元に華やかさと透明感が生まれます。

色というより明るさをプラスしたいので、ブラシでしっかりぼかすのがポイント。

4:下まぶたにもピンクブラウンをふんわりのせて

明るいブラウンで下まぶたもぼかす
明るいブラウンで下まぶたもぼかす

3で使ったピンクブラウンを下まぶたにぼかします。下まぶたに明るい色を入れることで、くぼんだ目元にハリ感が生まれふっくら。目頭側がくぼんでいる人は、目頭寄りを若干広めに入れましょう。くぼみのせいでできてしまった影が飛んで、明るくなります。

5:下まぶたの目尻から1/3のところに濃いブラウンを

下まぶたの目尻側に濃いブラウンを
下まぶたの目尻側に濃いブラウンを

最後に2で使った濃いブラウンを、下まぶたの目尻寄りに細く入れます。濃いブラウンで締めることで、たるんでタレ目になってしまった目元がキュッと引き上がります。

盛りメイクは老けを呼ぶ。「抜いて」「効かせる」バランスで若々しく!

■自然に目元が若返る「下まぶたメイク」

下まぶたメイクをすることで「間延びゾーン」が縮まり、黄金比が取り戻せる

デザインの黄金比のように、メイクにも美人に見える黄金比というものがあります。実は、プロがメイクをするとどんな人もまるで魔法のように若く美しく変身するのは、この「黄金比」になっているからなのです。

縦のバランスは、生え際から目の真ん中(瞳の中央)までの長さと、目の真ん中(瞳の中央)から口角までの長さが同じであること。横のバランスは、目の横幅と右の目頭と左の目頭との距離が同じであること
縦のバランスは、生え際から目の真ん中(瞳の中央)までの長さと、目の真ん中(瞳の中央)から口角までの長さが同じであること。横のバランスは、目の横幅と右の目頭と左の目頭との距離が同じであること

この黄金比、目元には縦のバランスと横のバランスのふたつが存在します。縦のバランスは、生え際から目の真ん中(瞳の中央)までの長さと、目の真ん中(瞳の中央)から口角までの長さが同じであること。そして横のバランスは、目の横幅と右の目頭と左の目頭との距離が同じであること。これが美人顔の黄金比といわれています。

下まつげ、下まぶたをふっくらふさふさに
下まつげ、下まぶたをふっくらふさふさに

ところが年をとるとたるみによって目尻が下がり、まぶたがゆるみ、皮膚が被って目そのものが小さくなっていきます。顔の間延びによって美人の黄金比からどんどんかけ離れていき、恐怖の老け顔になってしまうというわけなのです。そのため、目を縦に横に大きく見せるメイクを取り入れなくてはいけません。その効果が高いのが、今回ご紹介する下まぶたメイクというわけです。

下まぶたメイクは実に簡単。ポイントは大きく、(1)アイシャドウで涙堂をふっくら強調する、(2)ブラウンのアイラインで目尻を引き上げて横幅を強調する、(3)マスカラでまつげを引き出して縦幅を広げる、の3つ。この美人の黄金比に修正できれば、多少のシワやシミがあっても気にならないほど若返り効果は絶大。一瞬で変われるのですから、やってみる価値ありです。

1:不幸顔に見せるクマ・くすみをオレンジ系コンシーラーで消す

下まぶたメイクは、始める前に仕込みが必要です。目元に、青グマ、たるみの影、紫外線による茶ぐすみなどがあると、澱んだ印象を与え、生活感のある疲れ顔に見せてしまいがち。しかし、スキンケアでなんとかするには時間がかかります。そこで活用すべきはコンシーラー。ファンデーションではカバーしきれなかった目の下の暗みを飛ばす粉体を多く含み、薄塗りのまま、加齢トラブルをカバーしてくれるものを選択しましょう。下まぶたメイクで、実はこれが最も重要なポイントです。

まずは形状ですが、筆ペンやチップタイプのゆるめテクスチャーがベスト。色は、蔓延する小ジワも目立たせないオレンジ系のベージュを選択しましょう。クマやくすみを消したいから…と自分の肌色よりも白いベージュのコンシーラーを使うと、目の下だけ白く浮き上がり膨張してしまうため、目が小さく見えることが多いのです。

さらに白く明るいタイプは、地の肌の青グマが透けて、グレーに濁ることもあるので注意が必要。消去法で考えると、青グマの補色となる、オレンジを含んだ肌なじみのいいベージュが適任なのです。薄塗りで青グマもくすみも、たるみの影も消せる万能タイプですし、アバウトに塗っても失敗しません。ゆるめのオレンジ系コンシーラーを、以下のように下まぶたに使用してください。

(1)クマ、くすみが目立つ部分にオレンジ系コンシーラーをのせる
オレンジ系コンシーラーをのせる
オレンジ系コンシーラーをのせる

下まぶたの際にたまらないように、際から5mmくらい離れたところから、縦に線を描くように塗布すること。

(2)こするのではなく、軽くたたきながらなじませる
たたきながらなじませる
たたきながらなじませる

こすると下のファンデーションまでヨレてムラになってしまうので、薬指で軽くたたくようになじませるのが正解です。

(3)ムラになったコンシーラーを優しく押さえる
コンシーラーを優しくおさえる
コンシーラーを優しくおさえる

スポンジで押さえるようにすると、ムラが消えるし、余分な油分を吸収できて、よりフィット感が高まります。

2:たるみで間延びした顔が引き締まる「下まぶたメイク」の7ステップ

コンシーラーを使った仕込みが終わったら、いよいよ色をのせていきます。使用するアイテムは「パールオレンジ」か「パールモーヴピンク」のアイシャドウと、ブラウンのアイライナーと黒マスカラ。このたった3アイテムだけ。

ただし、のせる範囲には注意が必要です。最大のポイントはアイシャドウをのせる範囲。涙堂の幅=下まつげの生え際から約5mmの幅で、目頭から目尻までのせていきます。このとき、アイシャドウチップの先端だけに軽くトントンとしながら、アイシャドウをとって、それをそのまま下まぶたの際に当てて、中央→目尻→中央→目頭の順にチップを動かすと、勝手に5mm幅に色がのります。

そして、ブラウンのアイラインを入れる範囲も重要。目頭から目尻まできっちり引いてしまうときつくなるし、上まぶたのラインと合わさって目を囲むことになり、かえって目が小さく見えてしまいます。

正解は黒目の内側の位置から目尻の5mm手前まで。これはプロがやっている隠しワザで、目頭側と目尻側に入れないことで、抜け感が出てきつく見えないのに、たるみ目尻を引き上げる効果が絶大。

下まぶたメイクは、のせる範囲さえ間違わなければ絶対に失敗しないので、上まぶたのグラデーションづくりよりもはるかに簡単。少しの手間で加齢目元を劇的に大きくし、たるみ顔を引き締めてくれます。その手順は以下の通りです。

(1)チップの先端だけに色をとる
アイシャドウはチップの先端に少量!
アイシャドウはチップの先端に少量!

チップにとる量が、下まぶたメイクの最も大事なポイント。アイシャドウをとるときはチップの先端に少量だけをとること。これをそのまま塗布するだけで、最適な幅である涙堂の幅=5mm幅にのせることができます。チップの先端にアイシャドウを軽くトントンとつける程度で十分。つけすぎると悪目立ちする失敗のもとです。

(2)チップの先端だけを当てて、力を入れずなでるように塗る
下まぶたの目尻側まで5mm幅でのせます
下まぶたの目尻側まで5mm幅でのせます

起点は中央からで、初めに下まぶたの目尻側まで5mm幅でのせます。目尻や目頭から塗り始めると、アイシャドウがたまりやすいので中央から始めるのが鉄則。チップはベタッと寝かせず、先端だけが当たるようにして滑らせます。

(3)中央→目尻→中央→目頭の順にチップを動かす
こするのはNG、軽いタッチで滑らすように
こするのはNG、軽いタッチで滑らすように

目頭まできたら、また目尻にチップを動かし、これを2~3回往復するとムラが消えて、肌になじんでより自然に見えます。こすらないように、軽いタッチで滑らすように行うこと。使用するチップは付属のものでもOK。スティックの場合は、芯先を垂直に当てて5mm幅になるように塗布。つきすぎたら指かチップでなじませましょう。

(4)チップの幅=5mm幅にのせる
涙袋をふっくらと見せましょう
涙袋をふっくらと見せましょう

これだけでも自然と目の縦幅が広がります。下まぶたメイクは難しい、厚化粧になりそうと思っている人も、この方法なら失敗なし。涙堂=涙袋をふっくらと見せるオレンジやモーヴピンクなら、作為的にならずに自然だし、女らしい華やかさも生まれ、開運効果がアップ!

(5)黒目を大きく見せるブラウンのアイラインをひく
ペンシルはラインが太くならないよう、先端を使う
ペンシルはラインが太くならないよう、先端を使う

まず中央の黒目の幅(約1cm)から小刻みに、ペンシルを左右に動かしながら描く。このときペンシルは寝かさずに垂直に立て、ラインが太くならないように先端を使うこと。きつさが出ないように、なるべく細いラインに仕上げましょう。

(6)目尻側は5mmあける
目尻まできっちり描くのはNG
目尻まできっちり描くのはNG

次に目尻側5mm手前までラインを描く。たるみ目尻がキュッと引き上がり、若々しい印象に。目尻まできっちり描くとラインが強調されすぎてきつくなるうえ、目が小さく見えることも。抜け感をつくるだけで、ナチュラル感が生まれます。

(7)寝ている下まつげを「下方向に方向づける」ように塗布する
下まつげのマスカラの塗り方は2ステップ。まずは中央、目頭、目尻と3つのパートに分けて塗布したら、次にブラシを縦に持ち、目尻側に寝てしまっている毛を起こすようにしながら塗布して、隠れている毛を引き出す作業をしましょう。つけすぎないように、余分な液をしごいてから。下まつげの根元側を押して、毛を下向きに方向づけるように塗布してください。
下まつげのマスカラの塗り方は2ステップ。まずは中央、目頭、目尻と3つのパートに分けて塗布したら、次にブラシを縦に持ち、目尻側に寝てしまっている毛を起こすようにしながら塗布して、隠れている毛を引き出す作業をしましょう。つけすぎないように、余分な液をしごいてから。下まつげの根元側を押して、毛を下向きに方向づけるように塗布してください。

下まつげのマスカラの塗り方は2ステップ。まずは中央、目頭、目尻と3つのパートに分けて塗布したら、次にブラシを縦に持ち、目尻側に寝てしまっている毛を起こすようにしながら塗布して、隠れている毛を引き出す作業をしましょう。つけすぎないように、余分な液をしごいてから。下まつげの根元側を押して、毛を下向きに方向づけるように塗布してください。

自然に目元が若返る「下まぶたメイク」7ステップ

■自然で美しいアイラインの描き方

どの描き方でも基本となるこのステップから

まぶたの中央を起点に、まつげの下から当てていきます
まぶたの中央を起点に、まつげの下から当てていきます

まつげとまつげの際を埋める基本の線は、まつげの下からアイライナーの筆を当てて。まぶたの中央→目尻、中央→目頭の順に輪郭に沿って描いていきます。

1:まつげの上から当て、黒目の上を起点に目尻まで少しずつ描く

スッスッと少しずつ描きます
スッスッと少しずつ描きます

まつげとまつげの間を埋め終わったら、次にまつげの上から筆を当てて、ラインに太さを足すように描きます。黒目の上を起点に、目尻まで少しずつ描いていきましょう。

2:目尻ラインは真横に約5mmのばし、長めに仕上げる

止め位置に注意して!
止め位置に注意して!

鏡を正面に置き、目を開けてスッと真横に約5mmのばして長めに描きます。輪郭どおりに下がりラインで描いてしまうとたるみが目立つので、注意が必要です。

3:たるみ目尻を引き上げ、自然に大きく見えるよう目尻側はやや太めに

目を閉じた図。目尻のラインだけをやや太めに
目を閉じた図。目尻のラインだけをやや太めに

目頭側を太くすると作為的に見えてしまうので、太さは足さないように。黒目上の中央から、目尻のラインだけをやや太めに仕上げて完成です。

どのアイライナーでも簡単3ステップ!自然で美しいアイラインの描き方

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。