【目次】
髪の土台をつくる頭皮ケアの方法
◆頭皮ケアは予防美容
「頭皮ケアはやってすぐに劇的な変化を感じられるものではないので、やる気に直結しにくいですよね。でも、ちょっと揉んでみると気持ちがよかったり、ブラッシングをしたら視界がパッと開けるような感覚があったりしませんか? そんな“気持ちいい”につながるメンテナンスを心がけるとケアを続けやすいと思います。
大人になるにつれて頭皮の皮膚は厚く硬くなります。紫外線を浴びて頭皮のバリア機能が低下しやすい上、髪が密集しているので衛生的に保ちにくいパーツでもあります。かゆみや赤み、ニオイなどを引き起こさないためにも、頭皮ケアに向き合うことが必要です。言わば、頭皮ケアは“予防美容”。今日明日ではわかりにくくても、生え変わってくる髪で確実に違いが出ます。また、近年は目を見張るようなエビデンスのあるアイテムが豊富。ぜひコツコツとケアを続けてください」(ビューティ・プロデューサー、毛髪診断士指導講師 美香さん)。
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◆頭皮美容液+頭皮マッサージをする
健康な髪を育てるために欠かせないのが、毛根にある毛母細胞が健やかに機能していること。その鍵となるのが、頭皮の血行を促し、必要な栄養をしっかり行き渡らせるケアです。白髪、薄毛、うねり、フケ、かゆみなど、エイジングによる髪や頭皮の不調を感じ始めたら、頭皮美容液とマッサージの併用は必須。
さらに、顔と頭皮は一枚の皮膚でつながっているため、頭皮がほぐれてハリが出ることで、フェースラインが持ち上がり、リフトアップ効果も期待できます。
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◆ブラッシングで頭皮の血流を促進

ブラッシングには、髪のもつれをほぐし、毛流れを整えるほか、頭皮から分泌される皮脂を毛先にまでいき渡らせることでツヤを出す効果がありますが、頭皮を刺激して血流を促進させるという、健康な髪を育むうえで大切な役割も担います。ヘアブラシにはさまざまなタイプがありますが、ブラッシングに適しているのは弾力性のあるクッションブラシかパドルブラシ。また、ツヤを失った大人の髪には、静電気が起きづらく、適度に油分を含んでいる天然毛を使用したものがおすすめ。
ブラッシングの手順は、まず毛先10cmのもつれをほぐします。次に内側からブラシを入れ、絡まりやすい襟足部分の根元から毛先まで丁寧にとかし、最後に表面の根元から毛先までゆっくりとブラッシングを。これを朝晩一日2回、一度のブラッシングにかける時間はたったの3分。これだけで艶やかな髪と健康な頭皮が育めるなんてうれしい限り。
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◆血流を促進する頭皮マッサージ
いつ行ってもいいのですが、特にシャンプー前に乾いた頭皮に行うのがおすすめ。頭皮をしっかりマッサージすることで、汚れが浮き上がりやすくなる、血流の促進、緊張の緩和などのメリットが。リラックス効果が高いので、1日の終わりにぜひ、試してみてくださいね。
STEP.1:側頭部から頭頂部へジグザグにマッサージする
手を軽く丸め、指先を耳の上に置きます。側頭筋の位置から頭頂部に向かって、ジグザグを描くように小刻みに頭皮を動かします。こするのではなく、頭皮を“持ち上げる”感覚で。左右それぞれ10回ずつ行いましょう。
このとき、頭頂部を越えてマッサージするのがポイント。頭頂部までしっかり動かすことで、頭皮全体の血流も促されやすくなります。
STEP.2: 生え際から首を通って鎖骨へと老廃物を流す
額の生え際に指を置き、頭頂部、後頭部に向かって老廃物や滞ったリンパを流すイメージでマッサージをします。
さらに後頭部から首を通って鎖骨へとゆっくり流します。これを10回行いましょう。深呼吸しながら、首、肩の力を抜いてリラックスしながら行ってください。
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サラサラ髪にするためのヘアケアの方法
◆シャンプー&トリートメントを見直す
洗顔がスキンケアのファーストステップであるように、ヘアケアもシャンプーから始まるといっても過言ではありません。「落とすケア」にいかに注力するかによって、艶やかさを含めた髪の質感やボリューム感、そして頭皮の状態まで変わってきます。必要な皮脂まで落としてしまうと、頭皮や髪の乾燥を招き、ツヤ消失や頭皮のバリア機能の低下につながる可能性もあるので注意。髪質や髪悩みをしっかりと見極めたうえで、洗浄成分、保湿成分、処方にこだわったシャンプー&トリートメントのセレクトを。
洗髪前には丁寧なブラッシングで汚れを浮かしておくこと、3分間を目安にしっかりと予洗いを行うことで、髪の汚れの7割を落とすことができます。シャンプー剤は泡立ててから頭にのせ、頭皮をマッサージするように指の腹で洗って。トリートメント剤は中間〜毛先に塗布して、目の粗いコームでとかして均一に広げることが美髪の鍵に。
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◆トリートメントでケアをする
パーマやカラーリングによるケミカルダメージ、ドライヤーやヘアアイロンの熱ダメージ、さらには紫外線や大気汚染による環境ダメージ…、過酷な状況のなかで耐え忍んでいる髪。さらにホルモンバランスの変化の影響などもあり、40代以降は髪のツヤが低下しやすく。ツヤの喪失と共に、ハリ・コシの低下やうねりなど、髪の悩みが複合化。そんな傷んだ髪の蘇生を図るのが、ヘアサロンで受けるシステムトリートメントですが、効果はもってせいぜい1か月程度。時間の経過と共に再びツヤが失われ、心までどんより…。
そんな私たちの頼もしい味方が自宅でできるシステムトリートメント。いつものシャンプー後に3種のトリートメント剤を髪に重ねることで、ダメージを受け空洞化した髪の内部と、髪を覆うキューティクルを同時に補修。まるでサロン帰りのようなツヤを髪に宿すシステムトリートメントを新習慣にすれば、心まで晴れやかに。
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◆ヘアオイルで補修をする
ヘアオイルの原料やテクスチャーも豊富になった現代では、髪質に合うオイル選びこそが美髪への鍵に。ダメージ毛には、補修効果が高く、こっくりとした重めのタイプ、毛量が多く広がりやすい人は、頭皮についても安心なボディオイル兼用のサラッと軽やかなタイプ、反対にボリュームが出づらい人は薄膜コーティングできるミストタイプを。髪質に合うオイルを少量ずつつけることで、濡れ感ではない上品なツヤが髪に宿ります。
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◆シルクキャップとシルク枕カバーで摩擦を防ぐ
「ロングヘアで就寝中に邪魔になるのと、摩擦が気になり、シルクキャップとシルクのピローケースを使用するようになりました。髪は表面にダメージを受けるとリカバリーが難しいので、“守り” のケアです。シルクキャップをかぶることでアウトバストリートメントが浸透しやすくなるせいか、翌朝の髪のツヤが段違いに。ピローケースも摩擦防止という目的は同じですが、肌への当たりが優しいうえに、顔にカバーの跡がつかないという、予想外のメリットも」(ファッション エディター 岡本治子さん)。
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サラサラ髪をつくるスタイリングの方法
◆ドライヤーでキューティクルを整える
ドライヤーは髪を乾かすだけではなく、髪にツヤを与えるために欠かせない存在です。加熱によりキューティクルが閉じて表面が均一に整い、光を反射できるようになる、これが熱を加えることにより髪にツヤがもたらされる理由です。とはいえ、ドライヤーの温風は使い方を間違えると髪や頭皮のダメージにつながるというのもまた事実。髪や頭皮に負担をかけないようにするには、最新ドライヤーへのアップデートが不可欠に。
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\ドライヤーを使ったサラサラ髪のセット方法/
【How to style】
「太めのロールブラシを使い、まとまりとゆるやかなカールをつくる用にブローしていきます。サイドからうしろの髪は斜め前に引っ張るようにブローするのがポイントです」(nex the salon スタイリト 興梠峻平さん)。
1:サイドの髪は斜め前45度に向かってブロー
サイドの髪は斜め前45度に引っ張るようにして、62mmの太いロールブラシを使いブローしていく。ドライヤーの熱を与えながらブローすることで、ゆるやかなカーブをキープ&ツヤツヤに仕上げる効果が。
2:うしろや表面も同様に前に引っ張りながら、顔を包み込むようにブローしていく
うしろの毛や表面の毛も、斜め前に引っ張りながらブローしていく。顔を包み込むようなイメージでブローするのがコツ。このブローにより、レイヤーが活きたスタイルに。
3:前髪は小さいロールブラシを使って
前髪は太いロールブラシだと流しづらいので、細めのロールブラシを使ってやや斜めに流すイメージでブローを。毛を持ち上げず、おでこに添わせるようにブラシを動かすと自然な毛流れに。
「スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。髪の内側の襟足から塗布してまとまりを出し、手に残ったものを表面になじませて」(興梠さん)。
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◆ヘアアイロンでツヤ髪に
美しい髪の演出に欠かせないのが、髪の「面」。表面のキューティクルを整えて面をつくりさえすれば、髪に当たった光が一定方向に反射して、艶やかに見えます。反対にクセやうねりがあると、光が乱反射するため、どうしてもパサついた印象に。髪にダメージを与えることなく、素早くクセやうねりをのばすには、最新のストレートアイロンの力を借りて。
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\ドライヤーを使ったサラサラ髪のセット方法/
【How to style】
「ロングヘアで巻くのが面倒、巻くのが苦手、という人ほど、カールアイロンではなくストレートアイロンを使うのがおすすめです。ストレートアイロンを使えば手軽かつ自然に巻け、こなれ感も簡単に出せます。ふわっとした立ち上がりをつくるために、根元を”クイッ”と曲げるようにアイロンをあてるのがポイント」(AIR銀座タワー 副店長・スタイリスト 久本芳生さん)。
1:根元を曲げるように熱を加え、ふわっとした立ち上がりを
まずはボリュームが出づらくペタッとしてしまう根元から。根元から2cmくらいの部分をストレートアイロンで挟み、”クイッ”と曲げるように熱を与えて。毛束は少なめにとり、曲げたあとに毛束を上に持ち上げながらスルーするようにアイロンを抜くと、ふわっと自然な立ち上がりがつくれる。カクッと不自然な跡がつかないよう、曲げて熱を加えるのはササッと手早く1~2秒程度で。
2:中間から毛先にかけては、毛束を持ち上げながら内巻きに
中間から毛先にかけても、ストレートアイロンで熱を加えてまとまり感とツヤを出していって。毛束を少なめにとり、持ち上げながら内巻きにすることで、自然なカールニュアンスがつくれる。
「細くペタッとしてニュアンスが出しづらい髪は、軽めのキープ系スプレーを髪全体に吹きかけてから巻くのがおすすめ。巻いたあとにはサラッとなじむ軽めのオイルを少量塗布して、エアリーなニュアンスに整えて」(久本さん)。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部

















