【目次】

すっきり洗い流す「泡洗顔」メゾット


西洋人と比較して角質層の厚みが2/3ほどしかなく、皮脂量が20%も多い日本人の肌。

「そんな肌質に加え、高温多湿なこの国の気候、そして清潔好きで臭いにも敏感な国民性。さまざまなことを踏まえると、摩擦を与えることなく泡に汚れを吸着させ、すっきりと洗い流す泡洗顔は、日本人に最適解なメソッドであるといえそう」(銀座ケイスキンクリニック院長・慶田朋子さん)。

「泡洗顔」の基本は丁寧な泡立てにあり。なぜならば、泡が細かく密度が高いほど汚れを吸着する力が高まるから。皮脂の多いTゾーンから泡をのせ、手が直接肌に触れないように泡を顔全体に広げ、汚れを吸着させます。すすぎは、32〜35℃のぬるま湯で生え際まで丁寧に。ホルモンバランスの変化の影響により乾燥しやすくなる40代以降の肌は、泡洗顔での落としすぎには注意して。潤い補給も行える上質なアイテム選びが重要です。どの洗顔メソッドも、アイメイクやリップは、ポイントメイクアップリムーバーであらかじめ落としておくことをお忘れなく。

◆もっちり泡洗顔POINT

洗顔料_2,スキンケア_2
1.角が立つくらいに泡立て
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洗顔料_3,スキンケア_3
2.Tゾーンから泡をのせる

1.角が立つくらいに泡立てる

チューブ、固形石鹸共に泡立てネットを使い、少量のお湯を加えながら角が立つくらいに泡立てを。量の目安は片手にこんもりのるくらい。

2.Tゾーンから泡をのせる

皮脂分泌量の多いTゾーンから泡をのせる。泡が汚れを吸着するので、のせた泡を転がすようにさっと泡を広げ、ぬるま湯でしっかりすすぐ。

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保湿効果を高める「角質オフ洗顔」メゾット


「ターンオーバーが乱れ、ざらつきやくすみが気になる40代以降の女性は、週に1〜2回角質オフ洗顔を取り入れることで、肌の調子が上向きになります」(慶田さん)。

加齢によりターンオーバーが乱れると、不要な角質が肌にたまり、くすみやざらつきなどの原因に。拭き取りローションやゴマージュ、酵素洗顔を投入して定期的な角質除去を行うのが有効です。肌へのよけいな負担を軽減するために、ざらつきや毛穴詰まりが気になる部分だけにポイント使いを。物理的に落とそうとすると摩擦を与えてしまうので、、洗顔料の力で溶かすよう、ゆっくり丁寧になじませて。

◆角質オフ洗顔POINT

洗顔料_2,クレンジング_2,スキンケア_2
1.ローションタイプはゆっくり滑らせる
洗顔料_3,スキンケア_3,クレンジング_3
2.ゴマージュはポイント使いを

1.ローションタイプはゆっくり滑らせる

中指と薬指の腹に置いたコットンをローションでひたひたにしてから肌へ。擦らないよう、内から外に向けてゆっくりとコットンを動かして。

2.ゴマージュはポイント使いを

ゴマージュや酵素洗顔は、毛穴詰まりやざらつきが気になる部分だけに使用して。力を入れずに表面をなでるようになじませるのがコツ。

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保湿しながら落とす「クリーミー洗顔」メゾット


「年中カラッとした気候と、すすぎに不向きな硬水のフランスで発展したクリーミー洗顔。落としすぎる心配がなく、乳液やクリームの油分で肌を保湿できるので、乾燥が気になる人におすすめです。現地では汚れとなじませたあと、拭き取るのが一般的ですが、水を加えて乳化させてから洗い流すほうが日本人の肌には合います」(慶田さん)。

水を使用しないこの洗顔法、日本ではなじみが薄いですが、バリア機能が低下して乾燥しやすい40代以降の肌を救うメソッドであると心に留めて。ナチュラルメイクには乳液、濃いメイクには油分の多いクリームと使い分けするのがベター。滑りがいいのでマッサージしたくなりますが、汚れとなじんだ洗顔料は手早くオフするのが正解です。本国では拭き取ってオフするのが主流ですが、日本の場合は洗い流す選択肢も。

◆クリーミー洗顔POINT

洗顔料_2,クレンジング_2,スキンケア_2
1.肌にのせる前に人肌に温めて
洗顔料_3,スキンケア_3,クレンジング_3
2.摩擦を与えないようなじませる

1.肌にのせる前に人肌に温めて

冷たい洗顔料は肌をこわばらせる原因に。乳液(orクリーム)を手にとり、手のひらで温めてから肌へ。なじみやすく、汚れ浮きもスムーズに。

2.摩擦を与えないようなじませる

小さな螺旋を描くようになじませる。拭き取りオフの場合は、なでるように優しく、すすぐ場合は少量の水を加えて乳化させるひと手間を。

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知っておきたい洗顔のポイント


1.洗顔の使用量は多めが◎

コスメはちょっとぐらい量を少なく使っても問題ないと思い込んでいませんか? この思い込みは問題ありです。もし適量より少ない量で使っていたら、保湿も美白もエイジングケアも効果を感じにくい、残念な使い方といわざるをえないかも…。

残念なだけならまだしも、少ない量だと摩擦を起こしやすくなり、不必要な刺激を与えてしまう可能性が大。特に、肌をこすりやすいクレンジングや洗顔、日焼け止め効果に影響するUVカットは、多めに使っておくのがおすすめ。実際、美容のプロには「なんでもた~っぷり使う」と証言する人が多数です。

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2.摩擦は肌老化の原因に

「洗い方ですが、ゴシゴシと摩擦をかけないように気を付けます。摩擦は肌の乾燥を引き起こすので、せっかく洗顔料で潤いをキープしても意味がなくなってしまうからです。そして、洗ったあとに水分を拭き取るときも、摩擦を起こさないように。乾燥だけでなく、シワやたるみ、シミの原因にもなるので、気をつけています」(ラキャルプ代表・ビューティディレクター・植物療法士 新井ミホさん)。

新井ミホさん
ラキャルプ代表・ビューティディレクター・植物療法士
IT関連企業の広報や、化粧品会社PRを経験後に独立。オーガニック&ナチュラル ビューティーライフ専門のPR会社を設立。美容成分にも詳しく、説得力のある解説は美容業界でも注目されている。また、大切な家族の一員であるペットのためのブランド『LACHATON(ラシャトン)』を主宰するなど、幅広く活動中。

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3.朝の洗顔も洗顔料はマスト

朝は洗顔料を使う必要はないという説もありますが、悪目立ちする毛穴の対策を考えるなら、洗顔料はマストです。夜の間に分泌して毛穴にたまった皮脂は、すっきり取り除かなければ。日中の化粧崩れに大きく影響します。メイク前専用の洗顔料なら、皮脂や汚れを洗い流しつつ、皮脂分泌を抑えてメイクもちを高める効果も。使わない手はありません。

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