シューズクローゼットに入らなかったり、場所をとったり…。ブーツの収納にお困りではありませんか?

お気に入りのブーツが美しいフォルムを保てていないと、せっかくのおしゃれもステキに仕上りませんよね。

そこで本記事では、オンシーズン(秋冬)とオフシーズン(春夏)のブーツのお悩み解決法、ブーツの収納アイディアや便利アイテムをご紹介します。 

■ブーツ収納のお悩みポイントは、主にこの3つ

ブーツ収納のお悩みポイント
ブーツ収納のお悩みポイント

ブーツは、ハイヒールやスニーカーなどとくらべて場所を取ってしまいます。そのほかにも、ニオイやカビなど、悩みはつきません。

多くの女性を困らせる、ブーツ収納のお悩みには、どのようなものがあるのでしょうか?

ブーツ収納のお悩み1:シューズクローゼットに入らない

ブーツは高さがあるため、シューズクローゼットやシューズボックスの棚に入らないという問題がたびたび起こります。とくに、ロングブーツは置き場所にも困るのではないでしょうか。

また、たくさんブーツをお持ちの方でだと、「収納できる場所が足りない!」という悩みもあるかもしれません。

ブーツ収納のお悩み2:折れたり倒れたり…自立してくれない

ブーツによっては、そのまま収納していたら、折れしまったり、倒れてしまったりすることもあります。

そうすると、折りジワが入るなどして、型崩れを起こす原因になってしまいます。

ブーツ収納のお悩み3:カビとニオイ問題

保管していたブーツを久しぶりに取り出すと、嫌なニオイがしたり、ブーツがカビていた!という経験がある方も少なくないはず。

どんなにお手入れしても、きれいな状態に戻すことができず、ブーツとさよならしなければならないことも…。カビとニオイはブーツ収納の悩みどころのひとつです。

上記のようなお悩みを解決すべく、オンシーズン(秋冬)とオフシーズン(春夏)のブーツとの付き合い方を見ていきましょう。

■オンシーズン(秋冬)のブーツとの付き合い方

ブーツのオンシーズン到来の時期です。きれいなブーツで、秋冬ファッションを楽しみたいですね。そのためには、ブーツの履き方や収納方法、お手入れが大切になります。

オンシーズンのブーツとの付き合い方をご紹介しましょう。 

ブーツの履き方

履く前に確認したいのが、型崩れしていないかどうかです。

型崩れしていたり、余計なところにシワが入っていると、履いて出かけたときに足に痛みが出たり、さらに型崩れしたり、シワが強く入ってしまうこともあります。

型崩れしている場合は履くのをやめ、靴の修理を行うショップにメンテナンスに出したほうがよいでしょう。

また、ブーツを履く間隔にも注意が必要です。

連日同じブーツを履き続けると、中が蒸れ、湿気がこもってしまします。それが、カビや嫌なニオイの原因に。

1日履いたら、次の日は別のブーツや靴を履くようにしてください。

ブーツの収納方法

ブーツを脱いだら、風通しのよい日陰に干して、乾燥させてください。

すぐにシューズクローゼットにしまうと、ブーツのニオイがひどくなったり、傷みが早くなってしまいます。

陰干しできない場合は、丸めた新聞紙やブーツ用の除湿剤をブーツの中に入れておきましょう。

また、型崩れしないよう、ブーツキーパーやブーツクリップで自立して置いておくことも重要です。

ブーツのお手入れ法

日常的なブーツのお手入れには、ブラッシングがおすすめです。

ブラッシングすることで、汚れを落としたり、毛並みを整えたりすることができます。

革ブーツやムートンブーツは毛が柔らかい馬毛ブラシを、スエードブーツ には毛が固めな豚毛ブラシを使うとよいでしょう。

■オフシーズン(春夏)のブーツとの付き合い方

オフシーズン(春夏)のブーツとの付き合い方
オフシーズン(春夏)のブーツとの付き合い方

春・夏は、ブーツのオフシーズン。上手にお手入れ・収納をして、次のシーズンにもトラブルなく履けるように保管しましょう。

ブーツのお手入れ方法

秋・冬に使ったブーツは、しっかりめのお手入れをします。お手入れをすることで汚れを落とし、カビの発生を防ぐことができます。

お手入れ方法は、革やムートン、スエードなどの素材によって異なるので、それぞれ解説しましょう。

革(レザー)ブーツのお手入れ方法

1. 馬毛ブラシでやさしくブラシをかけ、汚れを落とします。
2. 乾いた布に、革用のオイルやワックスを少量とり、ブーツ全体に伸ばします。
3. 新たな乾いた布や、グローブタイプのお手入れ用布でブーツ全体を磨きます。

ムートンブーツのお手入れ方法

1. 馬毛ブラシでやさしくブラシをかけ、汚れを落としましょう。毛並みにそってブラッシングするのがポイントです。
2. ブーツの中に消臭スプレーをかけ、日陰で1日干します。

スエードブーツのお手入れ方法

1. ブーツの表面を、豚毛ブラシでブラッシングし、汚れを落とします。
2. 毛並みをほぐすためにクレープブラシ(ゴムでできているブラシ)を使ってブラッシングします。毛並みを起こすようなイメージでブラシをかけましょう。
3. スエード専用スプレーをブーツの表面全体にかけます。
4. 日陰で30分以上乾かし、再度豚毛ブラシでブラッシングします。毛並みに沿って一方向にブラシをかけるときれいに毛並みがそろいます。

ブーツの収納方法

ブーツのオフシーズンには、ブーツをきれいにしてから収納しましょう。

収納するときに気をつけたいのが、湿気とカビです。

ブーツは、通気性が悪く、湿気が抜けにくい素材でできています。湿気により、カビの原因となってしまうのです。

収納する際には、ブーツの中に除湿剤などを入れ、風通しのよい場所に保管します。

また、型崩れを起こさないよう、ブーツキーパーを使うことも忘れずに。

レインブーツはどうする?

多くのレインブーツの素材はラバーです。ラバーは、お手入れをしないと、ひび割れや硬化を起こします。

レインブーツのオフシーズンには、必ずお手入れをして保管しましょう。

レインブーツのオンシーズンのお手入れ方法

1. 乾いた布で濡れたレインブーツの水分を拭き取ります。
2. レインブーツの内側に消臭スプレーをかけてニオイ対策をしましょう。
3. 風通しの良い日陰で干しましょう。

レインブーツのオフシーズンのお手入れの方法

1. 濡れたタオルでレインブーツ全体を拭きます。
2. 風通しの良い日陰で干します。
3. ラバーブーツ用のクリーナースプレーを全体にまんべんなく吹きかけます。
4. スプレーしたらすぐに、毛の短いクロスで汚れを落とします。

長期保管するときは、立てた状態で保管しましょう。風通しがよく、湿気の少ないところで保管するようにしてください。このとき、レインブーツの中に丸めた新聞紙や除湿剤を入れると湿気対策になります。

■オンシーズン(秋冬)のブーツ収納アイディア

ブーツを使う秋・冬シーズンには、さっと取り出せる収納がおすすめ。

それに加えて、かさばるブーツの収納を増やすアイディアなどもいっしょにご紹介します。

ブーツ収納アイディア1:上下に組み合わせて使うブーツホルダーで収納量2倍に!

シューズラックやシューズクローゼットにはスペースの限界があります。中でもブーツは、高さもありスペースをたくさん使ってしまうのが難点。

しかし、それを解消できるアイテムがあるのです。それが、上下逆さまにして組み合わせて使うブーツホルダーです。

片方のブーツのスペースで済むので、収納量を2倍に増やすことができます。

「ライクイット(like-it)靴収納ブーツスペースセーバー」

「ライクイット(like-it)靴収納ブーツスペースセーバー」
「ライクイット(like-it)靴収納ブーツスペースセーバー」

ミドルサイズからロングサイズまで、あらゆるブーツに対応する伸縮機能付きブーツホルダー。

ブーツを本体にセットし交互に組み合わせることで省スペースで収納できます。

ブーツキーパーとしての機能も併せ持つので、ブーツのコンディションを整えられるのもポイントです。

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ブーツ収納アイディア2:ブーツクリップ

ブーツキーパーにもいろいろありますが、ブーツクリップなら手軽に使えて便利です。

履き口をブーツクリップで挟んで、足の底まで入れれば、ブーツが倒れることなく自立します。型崩れや倒れジワがつかずに済むのがメリットです。

また、ブーツの両足をワンセットでくっつけておけるので、収納のしやすさもあります。

「ブーツクリップ 黒竹」

「ブーツクリップ 黒竹」
「ブーツクリップ 黒竹」

お気に入りのブーツの型崩れ、へたれ、しわ防止に役立つブーツクリップ。

自然素材の黒竹でできているので、シックで上品なイメージ。そのうえ、軽く手触りも優しい竹ならではの味わいがあります。

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ブーツ収納アイディア3:ブーツスタンドを使って見せる収納に!

シューズクローゼットに収納スペースがない、ブーツが入らないという方におすすめなのがディスプレイする方法です。

ブーツスタンドでおしゃれなブーツを飾って、見せる収納にしてしまいましょう。

見せる収納なら、使うときにさっと取り出せるのも魅力です。

「タヤ ブーツスタンド F-BOOTS-W」

「タヤ ブーツスタンド F-BOOTS-W」
「タヤ ブーツスタンド F-BOOTS-W」

ロングブーツを倒れることなくディスプレイすることができるブーツスタンド。

ゴールドの色合いやアンティークな雰囲気は、意外にもインテリアを選ばず、すんなりと空間に馴染みます。

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ブーツの収納アイディア4:ブーツハンガーで吊るして収納

ハンガータイプなら、クリップなどで吊るすだけなので、収納スペースをたくさん確保することができます。

また、ブーツの出し入れがしやすく、どこにどのブーツがあるのかを見やすいのも、うれしいポイントです。

「デラックス 吊り下げ式ブーツ収納」

「デラックス 吊り下げ式ブーツ収納」
「デラックス 吊り下げ式ブーツ収納」

バーとブーツハンガー、クリップがセットになった収納アイテムです。

お使いのクローゼットロッドを活用し、吊り下げ式の収納を2段追加できます。

シンプルな作りなのに、たくさんのブーツを収納できるのが魅力です。ブーツのほか、バッグやスカーフなどの収納にもおすすめ。

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ブーツ収納アイディア5:木製ブーツキーパーで、シーズン中も湿気・虫・カビ予防

ブーツシーズン中にも、型崩れしないようにブーツキーパーでブーツをきれいに保ちましょう。

ブーツキーパーは型崩れを防ぐだけでなく、ブーツを自立させて置いておくことができます。湿気やカビ防止機能があるブーツキーパーを使うのがおすすめです。

「ロングブーツキーパー Woodlore ウッドロア  」

「ロングブーツキーパー Woodlore ウッドロア  」
「ロングブーツキーパー Woodlore ウッドロア  」

Woodloreは、ハンガーやシューキーパーなど消臭や殺菌を兼ねた収納用品を製造するアメリカのメーカーです。

大切なロングブーツのシワを防ぎ、香り高いレッドシダーにより、ブーツ内の環境をリフレッシュできます。

また、吸湿性・防虫・防カビ効果に優れているのもポイントです。

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■オフシーズン(春夏)のブーツ収納アイディア

春夏のブーツのオフシーズンには、消臭、カビ予防、型崩れ防止などをポイントに、ブーツを大切に保管しましょう。

ここでは、オフシーズンに最適なブーツ収納アイディアをご紹介します。

ブーツ収納アイディア1:ブーツ収納ケース

ブーツの長期保存には、ブーツの形になった収納ケースが便利です。不織布でできているものがほとんどで、通気性がよいのがポイントです。また、消臭シートが入れられるポケット付のものもあり、そのようなものを使えばニオイも取れます。使っていないときはたたんでコンパクトになるのもメリットです。

「ブーツケース【竹炭】【消臭】」

「ブーツケース【竹炭】【消臭】」
「ブーツケース【竹炭】【消臭】」

ロングブーツの収納するために一役買ってくれるブーツケース。

竹炭シート入りで嫌なニオイはカットしながら、長期保管できます。

大きく開いた窓からは、ひと目で中身が分かる仕様に。取っ手があるので持ち運びが楽にできます。

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ブーツ収納アイディア2:ブーツ収納ボックス

ブーツのオフシーズンには、玄関のシューズクローゼットにブーツをそのまま保管しておくと、場所を取ってしまいます。

そんなときには、収納ボックスに入れて、別の場所で保管してみるのはいかがでしょうか。

ボックスに入れれば型崩れの心配もありませんし、縦にも横にも置くことができ、スタッキングすることも可能です。

「山善 クリアシューズボックス(ブーツ用) 」

「山善 クリアシューズボックス(ブーツ用) 」
「山善 クリアシューズボックス(ブーツ用) 」

下駄箱に収まりきらないブーツや、普段使わないブーツの保管に最適な、ブーツ用シューズボックスです。

半透明で中身が見えやすく、どこにしまったかわかりやすいのが特徴。また、通気口付で蒸れにくく、革製のブーツの保存にぴったり。

コンパクトなので、クローゼットやベッド下などにもすっきり収まります。さらに、使わないときは折りたたんでコンパクトに収納できるのも魅力です。

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ブーツ収納アイディア3:不織布の収納袋でホコリを避ける

ブーツの収納には、ボックスもおすすめですが、不織布の収納袋もよいでしょう。

不織布とは、繊維を織らずに作られた布で、通気性がよく、蒸れを防ぎます。また、ほこりや傷を防げるのもポイントです。

不織布の収納袋を使う際は、ブーツの中にブーツキーパーを入れることを忘れずに。

「エーワン A-one's view やさしくまもる不織布収納袋」

「エーワン A-one's view やさしくまもる不織布収納袋」
「エーワン A-one's view やさしくまもる不織布収納袋」

通気性が良くてしなやかな風合いの不織布で作られた収納袋です。ホコリを避け、傷付きも防ぎます。

LLサイズは、ロングブーツもすっぽり収まるサイズです。ブーツ以外にも、バッグや帽子の収納にも使えます。

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ブーツ収納アイディア4:ブーツキーパーで型崩れ防止!

ブーツのなかでもロングブーツは、保管時に型崩れしたり、シワが入ったりして、いざ履こうと思ったときには残念な状態になっていることも。

型崩れしないよう、しっかりブーツキーパーを使うようにしましょう。

「イタリア製 通気孔付き スクリュー ブーツキーパー (吊り下げフック付き) 」

「イタリア製 通気孔付き スクリュー ブーツキーパー (吊り下げフック付き) 」
「イタリア製 通気孔付き スクリュー ブーツキーパー (吊り下げフック付き) 」

ブーツの筒のサイズに合わせて調節できるブーツキーパーです。スクリューを回して調節しほとんどのブーツ幅に対応。

ボディには通気穴が開いているので、通気性も抜群です。

上部には収納に便利な大きめのフックがついているので、吊り下げて保管もできます。

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ブーツ収納アイディア5:湿気&ニオイ対策にフレッシュナーを

ブーツを長期保管する際には、湿気とニオイの対策が必要です。

そこでおすすめなのが、天然の素材を不織布などで包んであるフレッシュナーです。天然素材には、レッドシダーや木炭があり、どちらも湿気やニオイ対策に役立ちます。

ブーツキーパー状になっているフレッシュナーなら、ブーツが倒れることなく自立して保管できるのもポイントです。

「Woodlore ウッドロア レッドシダー ブーツツリー」

「Woodlore ウッドロア レッドシダー ブーツツリー」
「Woodlore ウッドロア レッドシダー ブーツツリー」

このブーツ用フレッシュナーはレッドシダーが使用されており、湿気を吸収し、天然のほんのり柔らかな香りが特徴。

また、尺もあるので、ブーツが立ち、型崩れ防止にもなります。

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お手入れと収納法で美ブーツをキープして!

今回は、「シューズクローゼットに入らない」、「折れたり倒れたりして自立してくれない」、「カビとニオイ問題」などのブーツ収納のお悩みポイントを始め、オンシーズン(秋冬)とオフシーズン(春夏)の、革(レザー)・ムートン・スエード・レインブーツの履き方や収納・お手入れ方法や、ブーツホルダー・ブーツクリップ・ブーツスタンド・ブーツハンガー・ブーツキーパー・ブーツ収納ケース・ブーツ収納ボックス・収納袋・フレッシュナーを使ったブーツ収納アイディアとおすすめアイテムをご紹介しました。

シーズン中もオフシーズンも、それぞれのお手入れや収納法によって、お気に入りのブーツを長持ちさせることができます。ぜひ、お試しください。

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この記事の執筆者
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