脂が出る原因や、改善方法、また、頭皮をすっきり洗えるおすすめのシャンプーや、頭皮クレンジングアイテム、しっかり地肌を洗えるシャンプーブラシなど、頭皮の脂を抑える方法&アイテムをまとめました。清潔な頭皮を手に入れるヒントを見つけてください。
【目次】
- 頭皮の脂が気になるのは、オイリー肌だから
- 頭皮の脂を抑えてすっきり洗える、おすすめのスカルプシャンプー
- プラスワンにおすすめしたい、頭皮クレンジングアイテム
- 頭皮の脂をしっかり取り除ける、シャンプーブラシ&マッサージアイテム
- 正しいシャンプー方法を見直して、健やかな頭皮に
頭皮の脂が気になるのは、オイリー肌だから
オイリー肌の特徴とケア方法とは?
オイリー肌の人はどういった特徴があるの?
「オイリー肌の人は、通常起きやすい肌トラブルと同じく、頭皮にニキビができやすいという特徴があります。また、脂が出やすいということから毛穴に汚れが溜まりやすく、部分的にというよりは頭皮全体がかゆくなりやすいですね。
あとは脂が出ると肌の酸性がより強くなりバクテリアがわきやすく、ニオイが出やすくなります。全体的にくせ毛で硬毛の人に多いですね」(ヘアサロン「SUN VALLEY」代表・渋谷謙太郎さん)
まずはシャンプーの選び方を見直して
「オイリー肌の人関しては、さっぱりとしたクレンジング作用の強いシャンプーがおすすめです。
ニオイが出やすいのと、皮脂のせいでシャンプーの泡立ちが悪くなるので、毎日しっかりとシャンプーすることが大切です。
また、最近は頭皮をケアする保湿剤なども出ていますが、オイリー肌の人はギトギトしたクリームやゲルタイプのものは、使用せず化粧水のようなミストタイプが良いですね。
いずれにしても、クリームタイプの保湿剤に関しては髪につくとギトっとしてしまうので、クリームタイプはお風呂で使用して、普段の保湿はゲルかミストで、という方法が良いと思います」
「頭皮をきれいにする」4つの方法を、8万人以上の髪をカットしたカリスマ美容師に聞きました
頭皮の脂を抑えてすっきり洗える、おすすめのスカルプシャンプー
■ジョンマスターオーガニック 「S&M スキャルプシャンプー N」
ジョンマスターオーガニックのアイテムのなかでも、頭皮ケアにフォーカスした「S&M スキャルプシャンプー」は人気アイテム。
新たに乳酸桿菌/ザクロ果実発酵エキスを配合し、余分な皮脂をクリアにし、古くなった角質を除去して頭皮の気になるべたつきをケア。セロリ種子エキスを加えることで、潤いを与えて頭皮を乾燥から守り、フケを防止。
さらにトウガラシ果実エキスで刺激しながらシャンプーすることで、ヘッドスパを受けたようなスッキリ感を実現できるとか。
冷房による頭皮の血行不良よサラバ!ブラッシングで目指せ「ふさふさマダム」
■スリー「スキャルプ&ヘア オーダレンジ シャンプー」
髪や頭皮に優しい植物成分をたっぷり配合。ダメージをケアしながら、ハリコシを与えサラサラヘアに。さらに、ツヤに力強くアプローチしてくれます。
プロに教わる「40代の白髪対策」。夏こそ最新のヘアケアで「美しい頭皮」に!
プラスワンにおすすめしたい、頭皮クレンジングアイテム
■頭皮クレンザー2選
頭皮が硬いということは血流が悪くなっている可能性大。血液は細胞に新鮮な酸素と栄養を運ぶ役割を果たしていますから、血流が悪く、これらが供給されにくくなると、健康な髪が生えにくく、細い毛も増えてしまいます。
また、頭皮のたるみを促進しかねず、たるむと毛穴や毛包が変形してうねりを招くことも。そのため、頭皮のコリのある人はもちろん、そうでない人でも定期的にほぐしましょう。
ぺたんこ、うねり、白髪、薄毛…「髪の老化」を食い止める最新ケア方法7選
■uka「ディープ&ライト」
普段のシャンプー前に投入するだけでも、気軽に頭皮をリセットすることができます。
プロに教わる「40代の白髪対策」。夏こそ最新のヘアケアで「美しい頭皮」に!
■エルゴン「イマジュア フィトゴマージュ」
カラハリメロンオイルや天然タマヌなど、よりすぐりの植物由来成分の微粒子ゴマージュが、頭皮を保護しながらディープにデトックス。細いノズルで塗布しやすい点も◎。
頭皮の脂をしっかり取り除ける、シャンプーブラシ&マッサージアイテム
■頭皮マッサージツール4選
1:マッサージもクレンジングも!「リファグレイス ヘッドスパ」
【左上】頭皮を連続的につまみ上げ、髪や肌、そして表情の美しさを引き出してくれます。シャンプーしながら使うクレンジング用と、もみほぐすマッサージに特化した2種類のブラシ付き。力強い刺激、心地よい刺激と選べます。
2:いつでも使えるローラー式かっさ「ハホニコプロ トルマリンローラー かっさ」
【左下】360度回転するステンレスボールを頭皮に当てるローラー型のかっさです。場所を選ばず、コロコロするだけでツボを心地よく刺激しながら血流を促進してくれます。本体にマイナスイオンを放電するトルマリンを配合しているのもうれしいポイント。
3:人気セラピストの技術を再現!「セレブリフト」
【右上】深頭筋ヘッドセラピストで美容施術家・山本幸恵さんの繊細な手の動きを計測し、開発に3年の歳月をかけた名器です。呼吸に合わせてスピードが選べるようになっているのも優秀。グッとつかんでもみほぐす感覚は圧巻です!
4:シャンプーしながらヘッドスパ!「頭皮エステ<サロンタッチタイプ>」
【右下】シャンプーしながら使うタイプのツールです。ソフトで心地よい刺激のブラシと力強くもみほぐすかっさブラシ付き。この2種類のアタッチメントを使い分け、その日の気分に合ったケアをすることが可能です。
■頭皮ケア&リフトアップケアも叶えるマッサージブラシ
頭皮と顔の皮膚は1枚でつながっているので、顔の疲れやもたつきはもしかしたら凝り固まった頭皮が原因とも言えます。
顔のもたつきが気になったら、ヘッドスパサロンの「つかみもみ」「つまみ上げ」の2つの技術がひとつでかなう「アセチノヘッドスパリフト」がおすすめ。
ヘッドスパ用アタッチメントは、48本のシリコンブラシが頭皮にしっかり密着して、毎分約57,600回も頭皮を刺激。プロのハンドテクニックのように立体的に頭皮を揉み上げる感触はクセになるほど。
アタッチメントを装着してLOモードを選び、生え際から頭頂部に引き上げ、頭頂部から襟足に向かってすべらせるように動かすだけ。防水仕様なのでシャンプーをしながらもOK。
人の指を再現したフェイス用アタッチメント付き
フェイスアタッチメントを装着してスピードを選び、フェイスラインに沿って引き上げるように動かすことで、肌を引き締めます。顔のほか、デコルテや首、こめかみなどにも使用可能。
頭皮ケアから顔のリフトアップケアまでこれ1台で!
ヤーマンの美容家電8選|メディリフト、フォトプラスなどの美顔器、キャビスパなどダイエット機器や脱毛器のおすすめ
正しいシャンプー方法を見直して、健やかな頭皮に
基本のシャンプー手順
【STEP1】ブラッシング
まずは、ブラシで軽くブラッシングします。そうすることで髪表面のほこりが取れ、頭皮の汚れを浮き上がらせてくれます。
【STEP2】ぬるめのお湯で予洗い
シャンプーをつける前に、お湯で頭皮と髪をしっかりとすすぐ「予洗い」をしましょう。お湯の温度は38度前後がベスト。あまり熱いお湯で洗うと必要な皮脂が取れすぎてしまい、頭皮の乾燥を招く恐れもあるので注意してください。髪の表面だけではなく、内側と頭皮にも十分にお湯を行き渡らせると、少量のシャンプーでもしっかり泡立ちます。
【STEP3】シャンプーで洗う
予洗いが終わったら、シャンプーで洗いましょう。シャンプー剤は、髪や頭皮に必要なうるおいは残し、不必要なものは取り除く保湿効果の高いものがおすすめです。シャンプーの量はさくらんぼ大を目安にし、指の腹で頭皮をもみほぐすように洗います。爪をたてて洗うと、頭皮が傷ついてしまうので注意。
【STEP4】しっかりすすぐ
シャンプーが終わったら、しっかりすすぎます。シャンプーの2倍くらいの時間をかけ、泡が残らないようにすすいでください。とくに、生え際や襟足などは念入りにすすぎましょう。
【STEP5】ヘアドライ
シャンプー後はタオルで十分に水気をふき取ります。その後、ドライヤーを使って短時間で乾かすようにしてください。このとき、ドライヤーを近づけすぎると頭皮と髪を傷めてしまうので、ある程度距離を離します。最後に冷風を髪全体にあてて、頭皮をクールダウン。髪のキューティクルも引き締めましょう。
春の陽気で顔がたるむ!?髪と顔のエイジングに全方位効く【頭皮ケア】正解集
頭皮によくコリやむくみも解消できるシャンプー方法
たった2分でできる!4ステップ頭皮マッサージ
1:5本の指で前頭部の地肌をセンターに寄せる
お湯でしっかりと予洗いしたあと、シャンプーをよく泡立ててスタート。生え際から頭頂部に向かって、〝パー〟の手でセンターに地肌を寄せるようにして、頭蓋骨を洗うイメージで行います。1か所につき5回動かしましょう。むくみを取ってくれる効果大!
このとき、前頭部の額の生え際からスタートし、耳と耳を結ぶ〝カチューシャライン〟まで4回に分けて指を移動させます。
2:側頭部は耳からこめかみまで洗う
耳の上からこめかみにかけて、3回に分けて徐々に上がっていくように前後にスライドさせて洗います。5本の指を地肌に沿わせ、1か所につき5往復動かして。ここでも、しっかり頭蓋骨を意識して、骨を洗うイメージで洗っていきます。
側頭部は、耳の上に5本の指先をつけ、頭部の丸みを意識しながら洗うのがコツ。ここでは耳の上からこめかみまでを洗います。耳の周りはこっていることが多いので、念入りに。
3:側頭部から頭頂部を上下に細かく洗う
今度は側頭部から頭頂部に向かって洗います。1か所につき5往復、地肌を動かすように細かく上下に動かし、頭頂部へ向かっていきます。6か所目で頭頂部で合流し、最後は左右の指が交差するように合わせましょう。表面をこするのではなく、骨をイメージするのがコツです。
耳の上からスタートし、頭頂部で左右の指が交差するポイントが終点です。5本の指を頭皮に沿わせ、丸みのある頭部を意識して洗いましょう。
4:後頭部は上下に細かくほぐすイメージで
耳の後ろの生え際から、上下に細かくスライドさせながら下から上へと洗います。1か所につき5往復動かし、だんだんと頭のセンターに向かっていくイメージで。洗い残しがなければ、すすぎをしっかり行います。「もういいかな」と思ってからさらに1回、すすいで。
耳を囲うように5本の指を頭皮に当て、センターに向かって洗っていきましょう。5か所目で両手がちょうどぶつかるくらいがベスト。
1回2分、しかも毎日のシャンプーと一緒に行うことができる頭皮マッサージ。習慣化すれば頭皮のコリもむくみも解消、表情にも変化が。さっそく今日から試してみてはいかがですか?
※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部