【目次】
- 【1】筋肉をほぐして「たるみ&歪み」解消!ぷくぷくエクササイズ
- 【2】口を横に引いて笑うクセは注意「顔印象が変わる」小鼻ほぐし
- 【3】「顔のたるみ」を背中から引き上げる!広背筋トレーニング
- 【4】ほうれい線に効く「彫り深いメリハリ顔」をつくるメソッド
- 【5】ほうれい線に効く「テニスボール」を使ったマッサージ
【1】筋肉をほぐして「たるみ&歪み」解消!ぷくぷくエクササイズ

食いしばりや加齢によって、口周りや舌の筋肉が硬くなると、顔全体のバランスが崩れやすくなります。というのも、表情筋は互いに影響を及ぼし合っているため。一部の筋肉が緊張するとほかの筋肉が衰えてしまうこともあり、ほうれい線が片方だけ目立つ、顔が歪むなど、老け見えにつながります。つまり、大人が美人印象を保つためには口元のエクササイズは必須なのです。
STEP.1:左右の頬、唇の上下を同時にぷくぷくと膨らませてほぐす
STEP.2:左右の頬をぷくぷくと膨らませてほぐす
STEP.3:唇の上、下を膨らませてほぐす
【まとめ|ほうれい線が消える!? ぷくぷくエクササイズでたるみを撃退4か条】
1)口元が緊張しっぱなしになり、動きが悪くなるとほうれい線が深くなる。
2)大人の場合、加齢やストレスによる食いしばりで、口周りや舌の筋肉が硬くなりやすいので要注意。
3)口元を内側からぷくぷくと膨らませるエクササイズを行うと効率よく筋肉がほぐれる。
4)さらに、口周りの血流がよくなり、唇の縦シワが浅くなる効果も期待できる。
初出:ほうれい線が消える!?【村木宏衣さん指導】ぷくぷくエクササイズでたるみを撃退
【2】口を横に引いて笑うクセは注意「顔印象が変わる」小鼻ほぐし
表情筋の衰えによって、口角が上がりづらくなり、横に引いて笑うクセがついている人は意外と多いもの。口角を横に広げる筋肉が過剰に使われるこことで口の横にシワが寄ってほうれい線が深くなったり、小鼻が横に広がったダンゴ鼻になったり、と老け印象を増長させてしまうことが…。
これを改善するには、口角を横ではなく上に引き上げる笑顔を意識することが必要で、そのためには、まず凝り固まった小鼻脇の鼻翼部をほぐすのがおすすめ。横に広がった鼻がキュッと引き締まるし、この部分は、上唇を持ち上げる上唇挙筋も関わっているので、上唇がふっくら持ち上がる効果も。
STEP.1:ほぐすポイント、鼻翼部の位置を確認
STEP.2:鼻翼部に圧をかけたまま「え」「お」と口を動かす
【まとめ|ダンゴ鼻が引き締まり、上唇がふっくら!顔印象が変わる小鼻ほぐし4か条】
1)口を横に引いて笑うクセがあるとほうれい線が深くなり、小鼻が横に広がるためもったりとした老け印象に。
2)対策のひとつとして凝り固まった小鼻脇の鼻翼部をほぐすのがおすすめ。
3)横に広がった鼻がキュッと引き締まるし、口角が上がり、上唇がふっくら持ち上がる効果も。
4)簡単な方法なのに、彫りが深く、笑顔がキレイで若々しい印象に!
初出:ダンゴ鼻が引き締まり、上唇がふっくら!【村木さん指導】顔印象が変わる小鼻ほぐし
【3】「顔のたるみ」を背中から引き上げる!広背筋トレーニング
パソコン作業やスマホチェックで長時間、前かがみ姿勢を続けていると、背中の筋肉が硬くなり伸縮性がなくなってしまいます。エイジングデザイナーの村木宏衣さんいわく、実はこれが顔のたるみ、フェースラインのもたつきにつながるのだとか。
というのも背中の筋肉は、頭皮、顔とつながっていて、後ろから頭皮や顔をキュッと引っ張り上げている存在。刺激を与えて鍛えておかないと、いつの間にか引き上げる力が弱まってしまうのです。
「背中の筋肉が顔のたるみに影響しているなんて、意識したことがない」という人がほとんどでしょう。でもよく考えてみれば、私たちは大切な人と話すとき、写真を撮るときなど、美しい表情をつくろうとすると、無意識に背筋をスッと伸ばしているはず。そのことからも、背中と顔の表情筋はリンクしていると考えられます。
大人にとって「背中の筋肉」の強化はとても大事。そして、今回村木さんが教えてくれるのは、背中の大きな筋肉である「広背筋」のトレーニング。これを継続的に行えば、フェースラインの引き締め効果や、ほうれい線が浅くなった実感が得られるはずです。
STEP.1:人差し指を立てて、小指側で握るように化粧水のボトルを持つ
STEP.2:STEP.1の状態をキープしたまま、肘を曲げて伸ばす
【まとめ|顔のたるみを背中から引き上げる!広背筋トレーニング4か条】
1)背中の筋肉は首や頭皮、顔とつながっているので表情筋にも影響が。
2)背中にある大きな筋肉「広背筋」が硬くなると背中からの引き上げ効果が弱まり、たるみが起こる。
3)「広背筋」を鍛えると顔のたるみだけでなく巻き肩も解消され、首、デコルテがスッキリ華奢見えに。
4)化粧水のボトルをダンベル代わりに行うこのメソッドが「広背筋」の強化につながるのでおすすめ。
初出:顔のたるみを背中から引き上げる!【村木さん考案】広背筋トレーニング
【4】ほうれい線に効く「彫り深いメリハリ顔」をつくるメソッド
食いしばりや口をあまり動かさない「口元の運動不足」が原因で、これらの表情筋は硬く縮んでしまい、頬の肉を引き上げる力が弱まるのです。さらに血流やリンパの流れが悪くなり、皮膚のハリが低下、むくみや脂肪が蓄積…。頬のたるみ、ほうれい線の出現につながります。
「ほうれい線が深くなってきたから、すぐにリフトアップしたい」と、グイッと持ち上げるようにマッサージをしたくなるのはわかりますが、肌をこするような刺激の強いマッサージは、ダメージを与える可能性があるので厳禁。そこで、今回エイジングデザイナーの村木宏衣さんに教えてもらったのは、肌をこすることなく、深く圧をかけるのがポイントのメソッド。
硬直した頬骨周りの筋肉を気持ちよくほぐすことできますし、頬がふっくらと引き上がる効果が。ほうれい線が浅く変化するし、顔のコリも取れて、笑顔が美しく表情が豊かに! 見た目印象がパッと明るくなるので、会食前やプレゼン前にもおすすめですよ。
STEP.1:小指の付け根の小指球(しょうしきゅう)で頬骨を押し上げる
STEP.2:目線を正面に向け、もう一度、頬骨を押し上げる
STEP.3:3本の指で鼻を付け根から掘り起こすように圧をかける
【まとめ|たるみ頬をリフトアップ!彫り深いメリハリ顔をつくるメソッド4か条】
1)頬のたるみは、頬骨に付着する表情筋が大きく関与。
2)特に食いしばりがクセの人、口をあまり動かさない人は、表情筋が硬くなっている。
3)頬のたるみには大頬骨筋や小頬骨筋、上唇挙筋をほぐすことが効果的。
4)刺激の強いマッサージではなく、深く圧をかけてほぐすメソッドが有効。
初出:たるみ頬をリフトアップ!【村木さん考案】彫り深いメリハリ顔をつくるメソッド
【5】ほうれい線に効く「テニスボール」を使ったマッサージ
老け感を増長させる「ほうれい線」に大きく関わるのが頬の筋肉。普段あまり意識することはありませんが、ストレスによる食いしばりや、会話が少なく表情筋をあまり動かさない時間が長いと、頬の筋肉は柔軟さを失い、引き上げる力が弱まります。さらに血流やリンパの流れが悪くなることで、皮膚のハリが低下、むくみや脂肪が蓄積することで「ほうれい線」が目立ってしまう…。エイジングデザイナーの村木宏衣さんによると、対策は、硬直した頬の筋肉=「大頬骨筋」「小頬骨筋」をほぐすことなのだそう。
そこで村木さんが教えてくれるのが、テニスボールを使ったほぐしワザ。テニスボールは広い面で適度な圧をかけることができるので、痛みもなくリラックスしてできるのがメリットです。
STEP.1:頬骨に沿ってほぐす位置を確認
STEP.2:テニスボールを当てて、小さくクルクル回す
STEP.3:ボールを当てて、口を「あぐあぐ」する
【ほうれい線消しに効く!テニスボール整筋】
1)たるみ対策はコスメだけでなく、表情筋をほぐすケアを取り入れると改善が早い。
2)老け見えするほうれい線の解消に効果的なのは、テニスボールを使ったほぐしワザ。
3)硬直した頬の筋肉をほぐすことで、頬がふっくらと引き上がる。
4)テニスボールなら広い面で適度な圧がかけられ、リラックスできるのもメリットに。
初出:ほうれい線消しに効く!【村木宏衣さん考案】テニスボール整筋

















