「氷球」「孔球」「闘球」…一体、なんのスポーツ?

スポーツ名です。
スポーツ名です。

本日、2月7日は「長野の日」です。なぜ「長野の日」になったかといえば、1998(平成10)年のこの日、長野冬季オリンピックの開会式が行われたから。つまり本日は、長野冬季五輪のメモリアル・デーなのです。

長野冬季五輪では、スキー・ジャンプの船木和喜選手がラージヒルの個人と団体で二つの金メダルを獲得、里谷多英選手がスキーのモーグル女子で金メダル、スピードスケートの清水宏保選手が男子500メートルで金メダルを獲得するなど、華々しい活躍をした日本選手が注目されました。

しかし実はこの大会、2大会後のトリノ冬季五輪で金メダリストに輝く、フィギュアスケート女子シングルの荒川静香選手も出場していました。荒川選手は長野冬季五輪では13位、次のソルトレイクシティ冬季五輪では出場を逃し、長野冬季五輪の8年後となる2006年トリノ冬季五輪・24歳当時に金メダルを獲得しました。

アスリートは目ざましい戦果に注目がいきがちですが、「ローマは一日にして成らず」、静かに努力を続けてきた姿にこそ、真価があるのではないでしょうか?

本日は、五輪のメモリアル・デーにちなんで、「スポーツ名」を表す漢字をクイズにいたしました。

【問題1】「氷球」はなんと読む? どんなスポーツ?

冬季五輪の種目にも採用されている「氷球」とは、何のスポーツのことでしょうか?

ヒント:このスポーツでは球というより、円盤を使うような…?

「球」は登場しないスポーツです。
「球」は登場しないスポーツです。

さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

 

 

正解は… 氷球(ひょうきゅう)=アイスホッケー です。

ちなみに「ホッケー」は方向性の違う漢字で書きます。(笑)
ちなみに「ホッケー」は方向性の違う漢字で書きます。(笑)

アイスホッケーでは球状ではなく、円盤状の「パック」をスティックではじいて得点を競いますが、漢字だと「氷円盤」ではなく「氷球」なのです。

ちなみにホッケーは打つ方の道具・スティック=杖(つえ)に注目してか、漢字では「杖球(じょうきゅう)」と表現します。

それならアイスホッケーは「氷杖球」ではないの?と思ってしまいますが、「氷球」が正解なのです。

カーリングは?と思って調べてみましたが、カーリングを表現する日本の漢字表現は、まだ存在しておりませんでした(中国語では「冰壺」と書くそうです)。

さて、2問目は、いろいろな「スポーツ名の漢字表記」を4つ、おさらいしてみましょう!

【問題2】闘球、孔球、鎧球、門球、それぞれどんなスポーツ?

下記の漢字は、なんのスポーツを表しているでしょうか? ※五輪種目もそうでない種目もあります。

1:闘球

2:孔球

3:鎧球

4:門球

なんのスポーツ?漢字から連想してみてくださいね!
なんのスポーツ?漢字から連想してみてくださいね!

さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

 

 

正解は・・・ 1:闘球(とうきゅう)=ラグビー 2:孔球(こうきゅう)=ゴルフ 3:鎧球(がいきゅう)=アメリカンフットボール 4:門球(もんきゅう)=ゲートボール です。

「ゲート」は確かに「門」ですが…(笑)。

どのスポーツも、答えを知れば「なるほど」と納得できるものの、

「このスポーツのそこをピックアップするの?」と、漢字のセレクト基準については、ちょっと笑ってしまうようなものもあって、面白いですね!

本日は「長野の日」=長野冬季五輪のメモリアル・デーにちなんで、スポーツ名を表す漢字

・氷球(ひょうきゅう)=アイスホッケー

・杖球(じょうきゅう)=ホッケー

・闘球(とうきゅう)=ラグビー

・孔球(こうきゅう)=ゴルフ

・鎧球(がいきゅう)=アメリカンフットボール

・門球(もんきゅう)=ゲートボール

をご紹介しました。

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小出 真朱