1年に1回しか販売されないスイーツも！和菓子店・叶匠壽庵の「知る人ぞ知るスペシャルな」お菓子５選

6月16日「和菓子の日」1日しか販売されないレア商品も！創作和菓子店「叶匠壽庵」の、知る人ぞ知る特別な和菓子５選

さまざまな和菓子を取り扱う創作和菓子店「叶匠壽庵（かのうしょうじゅあん）」。滋賀県大津市に本店を構え、有名百貨店にも多数出店している人気店です。

その美しく粋な創作菓子の数々は、自分へのご褒美、大切な人へのお土産としても親しまれています。

これまでに叶匠壽庵は60年以上に渡る歴史の中で、近江にまつわる歴史や文化を映し出した、創作和菓子を生み出してきました。定番の和菓子のほかにも、実はあまり知られていない限定の和菓子も販売されているんです。

今回はそんな「叶匠壽庵」の、知る人ぞ知る特別な商品について、広報担当者にお聞きしました。

「虹の架け橋」1本￥1,500

東日本大震災の復興支援団体「ユナイトトゥギャザー（UNITE TOGETHER）」の活動に叶匠壽庵が賛同し、コラボレーションが実現。コラボ商品を販売、売上げの一部は寄付されています。

限定商品は2種類となっており、「虹の架け橋」もそのひとつ。つくね芋を使った虹色の蒸し菓子と、丹波大納言小豆に栗の甘露煮を入れた小倉羊羹が重ねられています。甘さ控えめで、しっとりとした食感です。

こちらは電話での予約注文のみとなっています。

「純光」1箱（9個入り）￥1,200

こちらも復興支援団体「ユナイトトゥギャザー」とコラボしたお菓子。石巻のボランティア団体「チームわたほい」を支援する菓子として生まれた5種類の琥珀糖の和菓子です。梅、柚子、苺、ラズベリーが2個ずつ、りんご1個の全部で9個入りとなっています。

丸い形は震災で亡くなった幼い子ども達の純真な心を表現しているのだそう。

電話での予約注文のみとなっています。

「煮小豆に餅」1個￥237

「桜餅」「草の餅」「柏餅」「くりきんとん」「黒豆大福」など、四季折々で季節限定の生菓子を販売している叶匠壽庵。こちらの「煮小豆に餅」はなんと年に1回だけの限定販売（※）です。健康と招福を願う和菓子の日（6月16日）にしか販売していないのだそう。

あっさりと炊き上げた大納言小豆を、やわらかくふわふわした食感の羽二重餅で包み、シンプルに仕上げられています。

「石餅」6個入り￥756／10個入り￥1,188

叶匠壽庵石山寺店限定で販売されている「石餅」。

「滋賀県大津市の石山寺は、寺名の起こりとなった硅灰石の上に創建され、福徳や縁結びとして知られています。その東大門前にお店を構えている叶匠壽庵では、生命力の源であるふたつの餅の上に、石山寺の象徴である岩に見立てた小豆餡を力強くのせた『石餅』を名物としています」（担当者）

杵つきの白と香り豊かな蓬のねじり餅に、職人が手炊きした瑞々しいつぶ餡がたっぷりとのっている様子は、なんとも心を惹きつけられます。

石山寺店のほか、毎月18日の観音様の縁日にちなんで、大阪・梅田阪急店でも限定販売されています。

石山寺店甘味処では季節により石餅をのせた「石餅ぜんざい」や「石餅かき氷」も販売されているので、近くを訪れた際には、ぜひお店に立ち寄って味わってみたいところですね。

「近江のまつりばやし」単品￥880

叶匠壽庵でいただけるスイーツ、実は和菓子だけではないということをご存知ですか？

滋賀県長浜市・黒壁スクエアの一角にある「カフェ　叶匠壽庵　長浜黒壁店」では、あんみつやぜんざいなどの甘味のほか、店で手づくりされる洋のテイストを取り入れた、創作スイーツもいただくことができます。

「中でも、いちごと練乳を使ったどこか懐かしい風味のオリジナルケーキ『近江のまつりばやし』は、SNS映えするスイーツとしても人気をいただいております」（担当者）

長浜黒壁店の内観

築およそ100年の古民家を改装、黒漆喰の和風建築を生かした店内は、とても絵になりますね。

定番商品だけではなく、1日だけ楽しむことができる限定商品など、さまざまな想いが詰まった「叶匠壽庵」の創作菓子の数々。

自宅で、そしてカフェで。ぜひ一度、そのこだわりのお菓子を味わってみてくださいね。

※価格はすべて税込です。

この記事の執筆者

大阪府出身。大学卒業後、フリーランスのライターとしてゲームシナリオを中心に執筆活動を開始。夫とたれ耳のうさぎと暮らしている。好きなもの：料理、文房具、うさぎ、夏フェス、小説、アクセサリー
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