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お取り寄せもできる! 人気の高級バウムクーヘン【11選】
日本にも全国から注文が集まるような、バウムクーヘンの専門店が数多くあります。ここではオンラインで注文可能な高級バウムクーヘンのお店をご紹介します。
【1】治一郎「治一郎のバウムクーヘン」
究極のしっとり感が味わえるバウムクーヘンが人気の洋菓子店であり、手土産スイーツの名店としても名高い「治一郎」。2002年に誕生した 「治一郎のバウムクーヘン」は、当時パサパサして食べづらいイメージが強かったバウムクーヘンを美味しく食べられるよう、職人が何度も試作を重ねて完成しました。しっとり感とふんわり感が味わえるよう、24層ものうすい層を焼き重ねた逸品です。
【2】銀座 ねんりん屋「マウントバーム しっかり芽」
日本生まれのバウムクーヘン専門店「銀座 ねんりん家」。ヨーロッパで誕生したバウムクーヘンを日本人の味覚にあうよう、材料、配合、焼き加減を突き詰め、蒸らし焼きするため窯を一から造りあげ、誕生したのがねんりん屋のバウムクーヘンです。「マウントバーム しっかり芽」は外はカリっと香ばしく、中はしっとり熟成されたフランスパンのような食べ心地のバウムクーヘン。濃厚なバター風味を感じられます。
【3】クラブハリエ「バウムクーヘンmini」
素材の味を大切にしながら、生地にたっぷり空気をふくませて焼きあげられたバウムクーヘン。口のなかに入れるとすーっと溶けるような、深く優しい味わいです。手のひらに収まる小さな「バウムクーヘンmini」は、味わいはそのままに、手軽な手土産としてもおすすめです。
【4】せんねんの木「プチバウムケーキ」
木更津・君津でケーキのようなバウムクーヘンを販売しているバウムクーヘン専門店「せんねんの木」。「プチバウムケーキ」は、冷凍のままアイスケーキとして楽しめるほか、少し解凍してとろとろの状態で食べるのも人気。6種類のバウムクーヘンにプリザーブドフラワーも組み合わせた、ギフトに最適な一品です。
【5】よしや「選べる二段重箱セット」
店頭でも行列が続き、楽天市場のランキングスイーツ部門でも1位になったことがある、岐阜県岐阜市のバウムクーヘン専門店「よしや」。「選べる二段重箱セット」のバウムクーヘンは、その日にとれたばかりの新鮮卵と、沖縄県産の砂糖などこだわりの原料を使い、一層一層丁寧に焼き上げています。二段の重箱に入れて届けられるので、プレーンや抹茶、いちごなどの中からお好みの2つの味をセレクトできます。
【6】MAISON CACAO「鎌倉焼菓 抹茶バウムクーヘン ホワイトチョコレート」
鎌倉発チョコレートブランド「MAISON CACAO」から、福岡市八女の一番茶を石臼挽きした抹茶を贅沢に味わえる、新商品「鎌倉焼菓 抹茶バウムクーヘン ホワイトチョコレート」が話題を呼んでいます。MAISON CACAO謹製ホワイトチョコレートの含有量を限界まで上げて、じっくり弱火で焼き上げられた逸品です。実際にPrecious.jp編集部メンバーお取り寄せして試食してみたところ、口のなかでしっとりととろけていく食感が、ほどよい甘さと絡み合って、濃厚なのど越しがたまりません! 合わせる飲み物によって、いろんな味わい方ができそう。日本酒に一切れ添えて、おしゃれな晩酌セットにしてみても良さそうですよ。カカオと抹茶の豊潤な香りが、ふわっと鼻に抜けて広がっていく感じがやみつきになって、あっという間に平らげてしまいました。
【7】柳月「三方六」
北海道産の良質な素材にこだわったお菓子作りで、安心・満足のスイーツを提供している「柳月」。「三方六」は、バウムクーヘンのまわりにミルクチョコレートとホワイトチョコレートがコーディングされ、白樺の木肌に見立てられています。北海道で50年以上愛され続けている、定番のしっとり系バウムクーヘンです。
【8】銀座千疋屋「銀座フルーツクーヘン」
明治27年(1894年)創業の果物専門店「銀座千疋屋」。「銀座フルーツクーヘン」は、いちご、メロン、バナナなどの果汁を混ぜ込み、2層に仕上げたバウムクーヘン。銀座千疋屋ならではのスイーツギフトは、誰からも喜ばれること間違いなしの逸品です。
バウムクーヘンの歴史
■ドイツ人がバウムクーヘンを食べない理由は、超高級菓子だから?
年輪のように薄い層を何枚も重ねて焼き上げたバウムクーヘン。バウムクーヘンはもともとドイツで生まれたもので、「バーム」はドイツ語で「木」を、「クーヘン」は「ケーキ」を意味しています。日本では手土産やお中元、お歳暮、引き出物などにもよく使われるスイーツですが、ドイツと日本ではバウムクーヘンに対するイメージが少し違うようです。
バウムクーヘン発祥の地、ドイツ
ドイツでバウムクーヘンが誕生したのは1800年代のこと。ドイツ北部のザルツヴェーデルという町で生まれ、ここは「バウムクーヘン発祥の町」として知られています。またドイツには「クロイツカム」「ハイネマン」「ライジーファー」など、創業から100年近く経つ老舗のバウムクーヘン専門店もたくさんあります。日本では「バウムクーヘンは身近なお菓子」という位置づけですが、ドイツではまったく別。バウムクーヘンを作るには高度な技術が必要で、手間暇もかかり、クリスマスやお祝いなど特別なときに食べるものと考えられているため、「バウムクーヘンを食べたことがない」というドイツ人も少なくないそうです。
日本のバウムクーヘンの歴史
日本にバウムクーヘンが伝わったのは、1900年代初め。現在は広島の原爆ドームとして知られる広島県物産陳列館で、ドイツ出身の菓子職人カール・ユーハイム氏がバウムクーヘンを焼いたのが最初だったと言われています。ユーハイム氏は、のちに日本でドイツ菓子を「純正自然」で提供する製菓会社を創業、それが、みなさんご存じの「ユーハイム」です。
本場ドイツのバウムクーヘンは、バターのみを使うことや、べーキングパウダーを使用してはいけないなど厳格な基準が設けられているようですが、日本では日本人の味の好みに合うように変化していきました。
■ユーハイム(Juchheim)|日本初のバウムクーヘンを焼き上げた老舗洋菓子店!ドイツの「お菓子の王様」が日本へ渡ってきた経緯とは
「ユーハイム」は日本で初めてバウムクーヘンを焼いたドイツ人菓子職人、カール・ユーハイムが会社名の由来となっている洋菓子店であることは前述の通り。1919年、広島で日本初のバウムクーヘンを焼きあげました。そんなユーハイムの歴史や定番商品などについて、広報担当者さんにお伺いしました。ユーハイムの定番商品「バウムクーヘン」、バウムクーヘンを食べやすいサイズにカットした「リーベスバウム」、ドイツ菓子らしい13種類のビスケットのアソートメント「テーゲベック」もご紹介します。
ドイツと日本のバウムクーヘンの違い
ドイツのバウムクーヘンはぎゅっと凝縮されており、ずっしりと重みがありますが、日本のバウムクーヘンはやわらかい食感や香り豊かなものもあります。また食べ方についても違いがあり、ドイツではバウムクーヘンを薄くスライスして切り分けられるのが一般的。そのため、ドイツの方は、日本の分厚いバウムクーヘンを食べると「ドイツのものとは違う」と感じる方が多いようです。
バウムクーヘンをギフトとしてプレゼントする意味
バウムクーヘンは自宅用に自分で購入する場合もありますが、手土産や引き出物、内祝いなどのギフトでもよく利用されます。それはバウムクーヘンに「幸せを重ねる」という意味があり、縁起物として考えられているから。木の年輪が何層にも重ねられるように「幸せを重ねていってほしい」という想いや、繁栄や長寿などの願いも込められていると言われています。
- TEXT :
- Precious.jp編集部