新型コロナウイルス拡大の影響を受けて発令された緊急事態宣言。それに伴い、外出自粛が始まり、家で過ごす時間が増えた人も多いのではないでしょうか。
今回は、ビデオ通話でのフィットネスサービスを展開する「サーティフィット(30.f)」が第三者機関に依頼して、2020年5月12日(火)~13日(水)、全国の男女600人に行った「コロナ太りと甘いもの我慢に関する調査」から、「コロナ太り」の実態をご紹介します。
外出の自粛で体重はどう変わった?「コロナ太り」実態調査
■1:女性の4割近くが「コロナ太り」を実感!
外出自粛によって、日常の中に組み込まれていた歩く時間が激減。外遊びができなくなった分、「食べることが楽しみ!」という人もいるのではないでしょうか。
体重の変化があったかという問いに対して、女性の半数は「変わらない」と回答している反面、42.7%が「増加した」とのこと。多くの人は1~3kgの変化でしたが、4%の人は5kg以上の変化を感じていました。
一方で、男性の回答を見てみると、女性よりも多い63.3%の人が「変化がない」と回答しています。さらに「減った」と答えた人も女性の5.7%より多い6.7%という結果に。男性の方が、コロナ太りした人が少ないことがわかりました。
■2:女性の半数以上が、巣ごもり生活でストレスを感じている!
外出自粛による巣ごもり生活をストレスに感じているかという問いに対しては、なんと女性の半数を超える55.7%の人が「感じている」と回答しました。
ストレス解消にはいろいろな方法がありますが、6割以上の人が「甘いものでストレスや精神的疲労は減らせる」と答えています。
とはいえ、運動不足が気になる自粛生活。なんと3割の人が「甘いものは太るので我慢している」と回答。ストレス解消の一助となる甘いものまでも、我慢している現状が明らかになりました。
太りたくないけど食べたい人へ。太りにくいおやつのポイント4つ
管理栄養士の望月理恵子さんによると、今回の自粛のような慢性ストレスは、ストレスホルモンにより脂肪をため込みやすくなるのだそう。さらに甘いものを我慢することで、ストレスがさらにたまって悪循環に陥るのだとか。
ストレス解消におやつが欠かせない人は、太りにくいおやつ選びのポイントをチェックしましょう。
■1:糖質が少なく、食物繊維が多いもの
糖質が多いものは血糖値の急上昇、急下降を招き、脂肪になりやすいのだそう。糖質が少なく、食物繊維が多いものがおすすめです。
例:寒天ゼリー、おから
■2:たんぱく質が豊富なもの
たんぱく質が多いと満腹感が得られやすいので、おやつでストレス解消できるだけでなく、1日の総摂取カロリーをおさえられるというメリットも。糖質が含まれていても、血糖値が急上昇しないので脂肪になりにくいのだそうです。
例:ヨーグルトなど乳製品、ナッツ類、サラダチキン、プロテインバーなど
■3:ゆっくりよく噛めるもの
少量でもたくさん噛むと満腹感が得られます。さらに、噛むことで消費エネルギーも増えるのだそう。脂肪を燃えやすくしながら、おやつを食べることができるとは、一石二鳥ですね。
例:するめ、ジャーキー、素焼きのナッツ
■4:砂糖代わりの甘味料やオリゴ糖入りのもの
チョコレートを選ぶときは、砂糖の約半分のカロリーというオリゴ糖入りがおすすめ。さらにフラクトオリゴ糖なら、血糖値がほとんどあがりません。腸内フローラも改善してくれます。
ちなみに、おやつはあくまで食事の補助的アイテム。1日200kcal以内を目安に選ぶとよいのだそう。太りにくいおやつを選んで、コロナ太り対策に役立ててください。
■調査概要
「コロナ太りと甘いもの我慢に関する調査」
調査主体/サーティフィット(第三者機関調べ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査期間/2020年5月12日(火)~2020年5月13日(水)
調査対象/全国の男女20歳~49歳 有効回答数:600人(20代・30代・40代の男女 各100名)
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部