背中が丸まった「猫背」は見た目に美しくないだけでなく、胸を圧迫するために呼吸が浅くなってしまい、体に十分な酸素を取り入れられなかったり、血流の悪化を招いたり、体調不良の原因にも。

姿勢改善のためには「体幹を鍛えるといい」と聞きますよね。そもそも体幹とは、顔・首・腕・足以外の部分である、体の中心部のこと。この体幹によって私たちの体は支えられているので、姿勢にも大きく関わっています。体幹を鍛えることで体全体の安定性が高まり、正しい姿勢を維持しやすくなるだけでなく、疲れにくくなる、血行がよくなるなどさまざまなメリットがあるんですよ。

でも「体幹を鍛える、なんて、アスリート並みのきついトレーニングが必要なのでは?」と思いがちですが、実は「正しい立ち方をする」、たったこれだけでOK。

村木さんいわく、これが「体幹を強化するためのスイッチ」であり、日常的に腰回りやヒップを含めた体幹部の筋肉が使えるようになるため「体幹を鍛える」ことにつながるのだそう。

それには膝を使うのがポイントで、これを覚えればいつでもどこでも体幹は鍛えられるので、今日から習慣化してみてくださいね。

■Step1:脚を腰幅に開く

つま先はまっすぐ前に向けて、脚を腰幅に開いて立ちます。これが基本姿勢です。

脚を腰幅に開く
猫背にならないように、胸を張りすぎないように、まっすぐに立ちましょう。

■Step2:膝を曲げながら外側に開く

軽く膝を曲げながら外側にゆっくりと開きます。

膝を曲げながら外側に開く
このとき、つま先はまっすぐのままで。つられて開かないように気をつけましょう。

■Step3:Step2の体勢からスッと立つ

Step2の体勢からスッと立つだけで、胸が開き、さらにお尻にクッと力が入って体幹が安定するのがわかるはず。体幹が鍛えられるだけでなく、実はこれで全身に刺激がいくことになるので、血流アップ効果も期待できますよ。

立っているときはこの姿勢を意識すると、姿勢がよくなるだけでなく、ヒップアップ効果も。肩こりや腰痛予防にもなりますよ。
この立ち方を意識すると姿勢がよくなるだけでなく、ヒップアップ効果も。肩こりや腰痛予防にもなりますよ。

【まとめ|1秒で美姿勢&ヒップアップも!体幹スイッチをオンする立ち方4か条】
1.  デスクワークは背中が丸まりがち。さらに気温の低下も伴い、猫背がクセになっている人が多い。
2. 猫背は血流の悪化を招き、体調不良につながるのでまずは美姿勢になる「正しい立ち方」をマスターすべき。
3.この「正しい立ち方」は筋肉を刺激し、まさに体幹を鍛えるためのスイッチになる。
4.この「立ち方のコツ」をマスターすれば、いつでもどこでも美姿勢になるし、日常的に体幹を鍛えることは可能。

以上、「1秒で美姿勢&ヒップアップも!体幹スイッチをオンする立ち方」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は12月4日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき ひろい)大手ステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。最新刊は『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)。 そしてご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。Instagram
 
体験者:武田宏美さん
(39歳・音楽配信サービス会社勤務)
「自分が猫背という意識はなかったのですが、この立ち方をやってみてたら、胸がしっかりと開いて呼吸が楽に。実は猫背だったのかもしれませんね。力を入れているわけでもないのに、お尻がキュッと引き締まるので、これをキープすればヒップアップ効果も期待できそう。体幹を鍛えるなんて、どうすればいいかわからなかったけれど、いつでもどこでもできる、この簡単さがいいですね」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子