【目次】
「年齢に合わせた」アイラインの引き方習得は必須
老化は目の形を変えてしまうから、マイナス10歳の印象づくりにはアイラインで修正が必要。面倒だから、うまく描けないから、というのは論外だし、描いても若返り効果がなければ意味がないのです。
はたして今のアイラインは正解なのか・・・。横顔も伏し目にしたときも、どの角度から見ても美しく見える若返りアイラインの描き方特訓は大人の必須課題です。
「目を開けた正面顔」がキレイなだけでは若返り効果なし

私たちがメイクするときに、目を開けた正面顔しかチェックしていないけれど、他人からは正面だけでなく、目を伏せたときや横顔など、あらゆる角度から見られています。そのことを意識してメイクするのが大人のたしなみ。アイラインが太すぎれば、伏し目にしたときに真っ黒なまぶたに見えるし、はね上げすぎ、長すぎのアイラインは横顔がまるで魔女のように怖く映ってしまいます。
伏し目も横顔も美しいアイラインに仕上げるには、まつげの隙間をきっちり埋める、そして目頭側は細く繊細に、目尻側は太く、さらに下まぶたラインで引き上げの錯覚効果を演出しましょう。
柔らかな印象の目元に仕上げる「隠しアイライン」の引き方
隠しアイラインで目元のフレームをさりげなく強化

年齢と共にどうしても弱くなってくる目力。とはいえ、目元を強調しようとして、アイラインをしっかり引いてしまうと、メイク感が出すぎてしまいます。かといって、まったくアイラインを引かないというのも、プレシャス世代だと目元がぼんやりしてしまうのも事実。
そこで提案したいのが、まつげとまつげの隙間を埋めるライン。密集したまつげに見せるための隠しラインです。入れるアイライナーの色を黒ではなく、ブラウンにしておくと、より自然で柔らかな印象に仕上がります。
<STEP.1>事前にまつげの根元をアップ

<STEP.2>まつげの下からジグザグ埋める

<STEP.3>アイシャドウを際に細く入れる


繊細で上品なパール感のあるレッドブラウン。透け感があり、ナチュラルにも印象的にも自在に使える万能カラー。
■ジェルタイプのペンシルがにじみにくく、重宝

●写真左 エレガンス「ファインラスティング ジェルアイライナー BR21」
くっきりとしたラインが描ける極細ライナー。肌によくなじむ柔らかなブラウン。
●写真中 コスメデコルテ「ラスティング ジェルアイライナー BR301」
濃密な発色ながら、艶のあるラインに仕上がる一本。ロングラスティング効果でにじまない。
●写真右 SUQQU「ジェル アイライナー ペンシル 04」
とろけるようなテクスチャーで、スイスイとラインが引きやすい絶品アイライナー。艶やかな質感が特徴的で、印象的な目元に仕上がる。
“メイクしてます感”がないのに美しい!目元を自然で柔らかな印象に仕上げる「隠しアイライン」
目元の疲労感を払拭する「カラーアイライン」引き方
「黒」はもう似合わない!? 大人の女性にカラーアイライナーが必要な理由

目力を上げたい、目元の印象をハッキリさせたいと思ったとき、自然と手がのびるのは「くっきり黒」のアイライナーだと思います。
けれど、大人世代ともなると、目元の肌の色、ハリ感などが若いころとは変わってきているもの。ずっと「黒」に頼っていては、肌感とのミスマッチが起こりかねないのです。 確かに「黒」の引き締め効果は絶大です。けれど、「黒」だとくすんでたるんできた目元にはくっきりすぎて、違和感が出ることも。
そこで、活用したいのがカラーアイライナー。目元を引き締める効果もありながら、目元の肌感にあったやわらかさを演出してくれたり、清潔感を出してくれたり、目元に透明感を出してくれたりと、色によってさまざまな効果が得られます。大人だからこそ、使いこなせる「色」の役割があることを知って、大人の目力をアップさせてみませんか?
「黒」はもう似合わない!?大人の女性にカラーアイライナーが必要な理由とは?
目元が若返る「カーキ」のアイラインはおすすめ
手を加えても厚化粧にならず、あくまでナチュラルで抜け感のある仕上がりを目指すなら、トレンドのアースカラーでもあり、自然な陰影を生む、シスレーの艶やかな「カーキ」色がおすすめです。カーキのアイライナーを黒目の内側から目尻にかけてスーッと描きます。目尻ラインの長さにコツはあれど、パールの光効果で疲労感が払拭できるところも大人向きです。

<STEP.1>まず黒のアイライナーで「隠しライン」を入れる
「隠しライン」はまつげの下から、まつげの隙間をうめるように、アイライナーを当てて描く。
<STEP.2>カーキのアイライナーを「隠しライン」の上部分に色が見えるように描く
黒目の内側の位置からスタートし、アイライナーを左右に小刻みに動かしながら目尻まで描いていく。目を開けた状態だと瞼のたるみで色がほとんど隠れてしまうこともあるので、多少ラインがガタついてもOK。
<STEP.3>ラインを描く幅は2mmくらいをイメージして
「隠しライン」とは違って、少し太めくらいで色を表すこともできるし、鮮度のいい目元に仕上がります。目尻は5mmほど長めに描くイメージで。目尻ラインは"下まぶたラインの延長"で描くように。そうすることで自然に目尻が引き上がり、リフトアップ効果が生まれます。
■使用したアイライナーはこちら!

ウオータープルーフ フォーミュラのアイライナー。なめらかな使いごこちで印象的な目元を演出します。
「ブロンズオレンジ」+「カーキアイライン」で目元の疲労感が払拭!【"無理がないのに新しい"を叶えるメイク アプローチ5】
※掲載した商品は、すべて税込み価格です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部