【目次】
ショート【9選】
【1】ボリューム感が出しやすい、パーマでつくるピュアショートボブ
\MAGNOLiA AoyamaのRYOSUKEさんがレクチャー!/
「パーマで動きを出す前提でカットした、低めグラデーションのショートボブ。前髪はワンカールで流せるように切っています。パーマは全体の毛先をワンカールさせ、表面のみ2回転のSカールをつくって動きを出しました」(MAGNOLiA Aoyama 店長 RYOSUKEさん)。
<スタイリング方法>
「全体をフラットに乾かして自然なボリュームをつくってから、毛先だけ濡らしてパーマの動きを出します。とくに軟毛さんは、しっかり根元を立ち上げながら乾かしましょう」(RYOSUKEさん)。
<STEP.1>タオルドライ後、根元を立ち上げながら乾かす
<STEP.2>顔周りの髪の根元をのばしながら乾かす
<STEP.3>毛先を濡らしたらバームをもみ込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- 前後左右に乾かして自然な立ち上がりをつける
- ハンドブローで生えグセを修正
- スタイリング剤は髪の内側からつける
「ボリューム感を出すには、髪に分け目がつかないように乾かすことが大切。そして、スタイリング剤は髪の内側からつけ、髪表面にべったりつけないようにしましょう」(RYOSUKEさん)。
大人ヘア|「天使の羽根バング」で丸顔をカバー!パーマでつくるピュアショートボブ
【2】自然な立ち上がりが簡単にできる! エアウエーブでつくるショート
\MAGNOLiA OmotesandoのSHINさんがレクチャー!/
髪が細くボリュームが出にくいモデルさんの髪。「ボリューム感を出すには髪の根元を立たせるスタイリングが必要ですが、毎朝のこととなると面倒ですよね。そんな方には『エアウエーブ』というパーマがおすすめです。通常のパーマは毛先を巻きますが、このエアウエーブは根元を巻くので自然な立ち上がりをつくることができるんです。パーマをかけてもボリュームが出にくい方に向いてます」(MAGNOLiA Omotesando 総店長 SHINさん)。
<スタイリング方法>
ムースをなじませるのはスタイリングのいちばん最後…と思っていませんでしたか。「スタイリングの最初にムースをなじませてから、ドライヤーで水分を飛ばすと思い通りのスタイルに仕上がります」(SHINさん)。コンパクトにまとめたいサイドや立ち上がりをつくりたい頭頂部に、このテクニックは役立ちます。
<STEP.1>下から上に髪をかきあげるようにムースをなじませる
<STEP.2>耳から下の髪をなでつけるようにドライヤーをあてる
<STEP.3>頭頂部の髪をつまみ上げ、その部分にドライヤーをあてる
<スタイリングのコツ 3か条>
- 膨らみやすいサイドを抑え、頭頂部の根元を立たせる
- 髪を耳にかけるなら片方だけにしてアシンメトリーに
- ムースはスタイリングの最初になじませる
もみあげからサイドの髪は、片側だけ耳にかけてアシンメトリーにするのがポイント。「片側だけの方が奥行き感が生まれ、メリハリのあるシルエットになります。また、このスタイルは髪の根元が見えないので、白髪が目立たなくなるメリットもあります」(SHINさん)。
ゆるんだフェイスラインがキュッと締まって見えるリフトアップショート
【3】ボリュームアップとスタイリングのしやすさが叶う、コールドパーマのショート
\Doubleの石原慎太郎さんがレクチャー!/
「ショートボブベースで、ハチ上に表面が動く程度のレイヤーを入れています。ドライ後、重いところだけレザーカットで毛量を調整。全体的にコールドパーマをかけることで、ボリュームアップとスタイリングのしやすさが叶います」(Double 店長 石原慎太郎さん)。
<スタイリング方法>
「ポイントは、髪の根元にボリュームが出るように乾かすこと。日本人のほとんどが、顔にかかるように毛が生えているので、下からドライヤーの風を当てて後ろに流すように乾かすと、根元が立ち上がります」(石原さん)。
<STEP.1>根元にボリュームが出るように乾かす
<STEP.2>ワックスをもみ込む
<STEP.3>フォルムを整える
<STEP.4>束感をつくる
<スタイリングのコツ 3か条>
- トップや表面にワックスをつけすぎない
- 根元にボリュームが出るように柔らかく乾かす
- 押さえつけてボリュームをつぶさない
「ショートヘアは束感があったほうがキレイに見えるので、ワックスは必須。柔らかさも演出できるファイバーワックスがおすすめです」(石原さん)。
丸顔でも似合うマッシュショートは、ボリュームの位置と前髪がポイント!
【4】髪にメリハリを生み出す、デジタルパーマでつくるゆるふわショート
\GARDEN Tokyoの本木亜美さんがレクチャー!/
やわらかい髪質でペタッとしやすいモデルさんの髪質。
「ペタッとしがち、ボリュームが出ないというお悩みは、カットでレイヤーを入れつつ、根本からふんわりと立ち上がる低温デジタルパーマで解消!今っぽい束感やニュアンスがつくりやすいのも特長で、悩みを解消しながら今っぽさも出したいという大人の女性によくおすすめしています」(GARDEN Tokyo トップスタイリスト 本木亜美さん)。
<スタイリング方法>
「分け目がついていると仕上がりに影響が。その場合は、根本を濡らして左右両方からドライヤーの熱を当てましょう。根本を起こすように乾かすことでフラットな状態に戻すことができます」(本木さん)。
<STEP.1>ドライヤーでハチ周りを起こす
<STEP.2>襟足を抑える
<STEP.3>全体にスタイリング剤を揉み込む
<STEP.4>もみあげを耳にかけてスッキリ!
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根本を起こしてふんわりさせる
- 襟足は必ず抑える
- 耳にかけて抜け感を出す
「スタイリング剤をつけるときは、シャンプーをするときのようにわしゃわしゃと崩しながらつけてみて。ムラなくつくだけでなく、空気感も出やすくなります。表面になでつけるような付け方はNG。一度崩して、その後に整えるくらいが丁度いいです。最後に、襟足にもつけるのがポイント。襟足は首に沿ってなでつけるようにしっかりとなじませて」(本木さん)。
【5】髪の細さやうねりが気になっても手入れしやすい、ウェーブショート
\いつくしの才田とおるさんがレクチャー!/
「サイドグラデーションベースのショートカット。髪に柔らかさが出るコスメタイプのパーマ剤を使用。19mmのロッドをメインで使い、ランダムなスパイラル巻きに。パーマが柔らかく動く程度に、中間から間引いて毛量調整をしています。カラーは毛先に向かって明るくなるように、グラデーションをつけて立体感をプラス」(いつくし 代表 才田とおるさん)。
<スタイリング方法>
「しっかりめのパーマは、パサつきが出ると傷んで見えることに。スタイリング剤で、水分と油分をしっかりコントロールして」(才田さん)。
<STEP.1>トリートメントムースをもみこむ
<STEP.2>オイルワックスをなじませる
<スタイリングのコツ 3か条>
- トリートメントムースは多めを意識
- オイルワックスは中間~毛先につける
- 耳にかけてアレンジしても◎
「髪の潤い感が大切なので、トリートメントムースは、ちょっとつけすぎくらいが丁度いいです。耳かけアレンジでピアスを見せても可愛いですよ!」(才田さん)。
菱形ウェーブショートなら、気になる面長もボリュームダウンも解決できる!
【6】直毛をパーマでスタイリングしやすくした、大人ショート
\Cocoon銀座店の泰斗さんがレクチャー!/
直毛で扱いにくいと言うモデルさんの髪質。直毛を少し曲げるくらいのさりげないパーマをかけて、柔らかい印象に仕上げているのだそう。「トップとアンダーにはレイヤーを入れつつ、ミドルは頭のカタチがきれいに見えるようグラデーションに。ノンブローでもシルエットが決まるよう、再現性にもこだわっています」(Cocoon 銀座店 店長 泰斗さん)。
<スタイリング方法>
「スタイリング剤を表面に撫で付けるのはNG。毛先だけにつけるのもダメです! 手のひらになじませたら根元からしっかりとつけましょう。根元からつけるとボリュームが潰れにくく、スタイルを長時間キープすることができます」(泰斗さん)。
<STEP.1>根元を擦りながらドライヤーを当てる
<STEP.2>全体にスタイリング剤をつける
<STEP.3>顔周りに束感を出す
<スタイリングのコツ 3か条>
- ドライで根元をしっかりと立たせる
- スタイリング剤を撫で付けたり、毛先だけにつけるのは×
- 顔周りの毛束をつまむように束感をつくる
「スタイリング剤はウェットな仕上がりになるものを使ってみてください。ジェルがおすすめですが、ワックスでも何でもOK。みずみずしいツヤ感が女性らしさと若々しさを引き出してくれます」(泰斗さん)。
髪型で叶う|ベース型だと気づかせない!ウェットな束感で魅せる大人の絶品ショート
【7】クセ毛風パーマでこなれ感を出したウルフショート
\Cocoonのキッカワさんがレクチャー!/
「こちらのウルフショートは比較的どんな髪質・毛量でもトライしやすいスタイル。ひとりひとり異なる骨格に合わせて、毛先を絶妙にずらしながら、形をつくるようにしてカットしていきます。広がりやすいサイドはまとまりやすくなるように調整し、パサついて見えないよう襟足部分の毛先の厚みは適度に残しつつ今っぽいシルエットに。モデルさんの場合、骨格上、根元がぺったりしやすいので、自然なボリュームが出せるよう根元からパーマをかけています。クセ毛っぽく見えるような感じに、顔周りはマッシュぽい丸みが出るようにして顔型がキレイに見えるように。前髪はやや長めに、厚みを残しながらカット。おでこが程よくすけるような厚みなら気になるおでこも自然にカバーでき、ナチュラルで若々しい印象に」(Cocoon マネジャー スタイリスト キッカワ ミワさん)。
<スタイリング方法>
「パーマをかけているので、スタイリングに時間をかけなくてもまとまりやすいスタイルなのですが、ポイントは前髪からトップ部分のボリューム出し。ひと手間かけるだけで格段に、仕上がりがこなれて見えます」(キッカワさん)。
<STEP.1>前髪からトップの根元を濡らし、ドライしながらボリューム出しを
<STEP.2>ムースを髪全体になじませてパーマ感を復活させて
<STEP.3>襟足は外ハネっぽく整えてバランスよく!
<スタイリングのコツ3か条>
- 骨格に合わせたカットで、まとまりやすく映える美フォルムに
- 襟足に厚みを残したウルフショートでこなれ感をキープ
- ぺったりしがちな前髪やトップ部分は、濡らしてからボリューム出しドライのひと手間を
「スタイリングにはパーマ用のムースがおすすめ。パーマ感を復活させながらも固まりすぎず、ナチュラルな毛流れをキープできるものを選んで」(キッカワさん)。
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【8】毛先のワンカールパーマでニュアンスをプラスしたすっきりショート
\Anti OursのCHIIさんがレクチャー!/
「レザー(剃刀)を使ったカットで軽い質感を出しながら長さを調整した、グラデーションボブベース。前髪はサイドにつながるように少し重めにカット。耳周りはしっかり間引いて、持ちのいいスタイルに。ハチ上の髪は毛先ワンカールのパーマをプラスして、シルエットとニュアンスをつくりました」(Anti Ours 店長 CHIIさん)。
<スタイリング方法>
「頭皮用ブラシで毛流れに逆らってブラッシングすると、ペタッとしやすい髪の根元が立ち上がります。ブロー前にしっかり根元を立ち上げておくと、ふんわり感が持続しますよ」(CHIIさん)
<STEP.1>オールバックにブラッシング
<STEP.2>根元を立ち上げながら乾かす/h5>
<STEP.3>毛先にムースをもみこむ
<STEP.4>バームで束感を出す
<スタイリングのコツ3か条>
- 髪の根元をしっかり立ち上げる
- 毛先に浮遊感が出るようにカールを出す
- ベースは重めにしつつ、軽さが出るように束感をつくる
「スタイリング剤は髪がペタッとしないものをチョイス。ムースとバームは保湿力&トリートメント効果のあるものを使うと重くなり過ぎず、髪に柔らかさと潤いが演出できます」(AntiOurs 店長 CHIIさん)。
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【9】うねる髪をパーマで活かすマッシュウルフショート
\Cocoon銀座の泰斗さんがレクチャー!/
髪全体にうねりがあり、広がりやすいモデルさんの髪質。「うねりをのばすスタイルは毎朝のスタイリングに時間も手間もかかります。髪の中間から毛先にかけて1カール、うねりを生かしたパーマをかけておけば、手間をかけずにスタイリッシュな髪型が楽しめます」(Cocoon銀座 ディレクター 泰斗さん)。
<スタイリング方法>
スタイリング剤は毛先中心になじませるもの…と思い込んでいませんか? このスタイルの場合、オイルは髪の内側からかき上げるようにしてなじませるのがポイント。「オイルを毛先にだけつけると重みでペタッとなってしまいます。ふんわり丸みのあるシルエットをつくるには根元からしっかりなじませてください」(泰斗さん)。
<STEP.1>パーマのウェーブを復活させるようにしっかり水で濡らす
<STEP.2>髪をかき上げるようにしてオイルをなじませる
<STEP.3>耳まわりの髪を耳にかける
<スタイリングのコツ3か条>
- うねりを無理にのばさない、パーマという選択肢もある
- ウェイトを上げてフェースラインをスッキリ見せる
- オイルは髪の根元からなじませてふんわり感を出す
「モデルさんのように白髪は頭頂部にほんの少しだけ…という方は、前髪をつくって分け目のないスタイルがおすすめです。白髪が目立たなくなるので、ストレスを感じなくなるはず」(泰斗さん)。
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ボブ【14選】
【1】エッジの効いた、かき上げ前髪と強めウェーブのパーマボブ
\ZACC raffineの湯淺星悟さんがレクチャー!/
「ベースは台形フォルムの顎ラインボブ。全体的に軽くしてしまうとカジュアルになりすぎるので、毛先の方に少し重さと量を残し、台形にカットしています。表面の髪を短くカットし、レイヤーを入れているので、パーマをかけた時に根元から立ち上がります」(ZACC raffine 店長 湯淺星悟さん)。
<スタイリング方法>
「寝起きでパーマが潰れてしまっている時は、水分を髪全体に含ませてパーマを蘇らせることから始めましょう。動きが出てきたら前髪を根元から立たせてワックスをもみ込むだけ! 忙しい時でも簡単にスタイリングできます」(湯淺さん)。
<STEP.1>水分を含ませてパーマを出す
<STEP.2>前髪とフロントの髪を熱風で立ち上げる
<STEP.3>全体にワックスをもみ込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- まずはパーマをしっかりと出す!
- 前髪は大袈裟なくらい立ち上げてよし!
- ワックスは多め。根元からしっかりともみ込む
「朝はパーマが潰れてしまっていることが多いので、まずは水分を与えてしっかりとウェーブを出しましょう。前髪とフロントは上にひっぱりながら根元にドライヤーを当てると立ち上がります。大袈裟なくらい立ち上げておくと、潰れにくく持ちもよくなります」(湯淺さん)。
【古臭くない40代のパーマスタイル】正解は「強めウェーブ」と「かき上げ前髪」
【2】丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー! 小顔効果まで叶うパーマボブ
\PearLのMAYUさんがレクチャー!/
「ポイントは、ハチ上にフォワードとリバースを交互に入れた2.5回転のウェーブ。少し持ち上げて巻くことで、こめかみ上にボリュームが出るようにしています。パーマは手触りがよくなるエアウェーブがおすすめ。前髪は長めに設定して流せるようにすると、丸顔カバー効果がアップしますよ」(PearL スタイリスト MAYUさん)。
<スタイリング方法>
「パーマが出るように、乾かすときは中間から毛先の水分量を少し残してスタイリング剤を。根元はドライヤー必須です!」(MAYUさん)。
<STEP.1>根元をしっかり濡らす
<STEP.2>髪をほぐす
<STEP.3>根元にドライヤーの弱風を当ててドライ
<STEP.4>表面をねじってウェーブを出す
<STEP.5>スタイリング剤をなじませる
<スタイリングのコツ 3か条>
- トップのボリュームはドライ時もスタイリング時もキープ
- スタイリング剤をつけるのは内側→表面!
- スタイリング剤は重過ぎず保湿力高めのものが◎
「保湿力のあるスタイリング剤を使えば髪のパサつきもカバー可能。大人っぽくしっとりとした印象に仕上がりますよ」(MAYUさん)。
丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー!小顔効果まで叶うパーマの秘訣とは
【3】顔の丸み&髪のうねりをパーマでカバー! 扱いやすいショートボブ
\MAGNOLiAのHINATAさんがレクチャー!/
「グラデーションボブをベースに、表面のみレイヤーをオン。チークラインにボリュームが出るようにしてリフトアップ。丸顔をカバーするため、一番丸みの出る部分に前髪がかかるようにしています。パーマはエアウェーブを使用。髪が軟らかいので、根元からしっかりかけてふんわりと。トップは大きなロッドでワンカール、残りはワンカールとSカールをミックス。隣の毛束と違う動きをつくることで立体感がアップします」(MAGNOLiA スタイリスト HINATAさん)。
<スタイリング方法>
「スタイリングで一番大切なのは、髪の根元を立ち上げること。最初にしっかり根元からふんわり乾かしておけば、ボリュームアップとツヤ感アップが叶います。束感が出るようにカットとパーマを施してあるので、簡単に再現できると思います」(HINATAさん)。
<STEP.1>根元を起こしながら乾かす
<STEP.2>毛先を持ち上げて乾かす
<STEP.3>内側を中心にスタイリング剤をつける
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根元はしっかり起こす
- 分け目をつけるのは髪を乾かした後
- スタイリング剤は髪の内側→全体の順に
「スタイリング剤は、クリームワックスとオイルを混ぜてもOK。ワックスは単品だとパサつくので、オイルでツヤを出すと◎。オイルは、しっとりタイプよりも、サラッと軽いもののほうがボリュームをキープしてくれますよ」(HINATAさん)。
顔の丸み&髪のうねりをパーマでカバー!扱いやすさ抜群のショートボブ
【4】丸顔でも頭が大きく見えない! 小顔になるパーマ×ボブ
\ANTIのCHIIさんがレクチャー!/
「あごラインの前下がりボブベース。パーマは、エアウェーブ×ANTIオリジナルテクK・P・Mでダメージレスに! 中段は17mm円錐ロングロッドで、ハチ周りを締め、フェースラインにも内側に入る毛束をつくって引き締め効果を。毛先は14mmレギュラーロッドの逆巻きで、ラフなハネ感をつくっています」(ANTI 店長 CHIIさん)。
<スタイリング方法>
「ドライヤー前にブラッシングをするだけで、根元の立ち上がり、パーマの再現性がグッと高まります。髪がペタッとしがちな方は、ぜひ取り入れてみてください」(CHIIさん)。
<STEP.1>頭皮用ブラシでブラッシング
<STEP.2>下から毛束を縮めるようにタオルドライ
<STEP.3>頭皮マッサージをしながら手の熱で乾かす
<STEP.4>ノンシリコンオイルを毛先にもみこむ
<STEP.5>根元を立ち上げながら乾かす
<スタイリングのコツ 3か条>
- ドライヤー前に頭皮用マッサージブラシでブラッシング
- しっかりタオルドライしてカールを出す
- 髪に水分がある状態でノンシリコンオイルをつけて束感をキープ
「下から持ち上げるようにタオルドライしておくと、パーマの持ちもよくなります。少しウェットな質感が今っぽいので、オイルを使って束感とツヤ感を出しましょう」(CHIIさん)。
【5】ストレートパーマで手入れがしやすくなった、 丸顔が小顔になる菱形ボブ
\Cocoon銀座店のSHUNさんがレクチャー!/
クセが強く、うねりやすいというモデルさんの髪質。
「全体にうねるクセがあるため、ナチュラルな仕上がりで柔らかい毛質に見えるストレートパーマをかけています。ピシッと伸ばしているわけではなく、ゆくゆく髪が伸びてきても違和感なくなじむので、気兼ねなくチャレンジしていただけます」(Cocoon 銀座店 スタイリスト SHUNさん)。
<スタイリング方法>
「根元にボリュームがないと、ふんわりとした印象にならないだけでなく、ハチの張りも目立ってしまいます。頭頂部に高さを出すことで頭の形もきれいに。この一手間で女性らしいニュアンスも生まれます」(SHUNさん)。
<STEP.1>根元にボリュームを出す
<STEP.2>ホットカーラーで巻く
<STEP.3>指で摘むようにワックスをつける
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根元を起こすときは地肌を擦るように!
- ホットカーラーで頭頂部と前髪のボリュームを出す
- 指で摘むように束感をつくる
「ハードな質感と少量でスタイルがキープできるワックスがおすすめ。重いものよりも軽いテクスチャーを選ぶと、油分の重みでスタイルが潰れる心配がありません」(SHUNさん)。
根元のボリューム感とふんわり流れる前髪が決め手!丸顔が小顔になる「菱形ボブ」
【6】丸顔をカバー! ストカールでつくるシフォンボブ
\MAGNOLiA OmotesandoのKAYOさんがレクチャー!/
KAYOさんによると、短めの前髪にチャレンジしたいという40代のオーダーが増えているのだそう。すっきり、キュートな仕上がりで、若々しい印象にもなれると大人気!「前髪の根元がペタッとしていると、ハチの張りが目立ち、頭でっかちに見えてしまうことも。スタイリングで根元を立たせつつ、裾にボリュームを出すと、頭の形がきれいに見えますよ」(MAGNOLiA Omotesando デザイナー KAYOさん)。
<スタイリング方法>
「トップに分け目をつくらないことが大切です。分け目があると前髪や頭頂部がつぶれて見えてしまいます。ドライヤーでしっかりと根元を起こすように乾かしましょう」(KAYOさん)。
<STEP.1>トップの根元にドライヤーをあてる
<STEP.2>ハチは抑える
<STEP.3>毛先を握りながらボリュームアップ
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根元を起こして縦長に見せつつ、ハチの張りもカバー
- トップの髪を左右に振り、横から根元に熱をあてる
- 全体のフォルムが菱形になるように意識!
「根元を起こすときは、真上から熱をあてないで。トップが潰れてしまい、ハチ張りの原因になります。頭頂部の髪を左右に振りながら、ドライヤーを横からあてるのが正解です」(KAYOさん)。
【丸顔もカバー】ストカールでつくる、湿気に負けないふんわりシフォンボブ
【7】パーマ×アシメフォルムで丸顔印象を解決! ふんわりショートボブ
\PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIXの寺岡幸紘さんがレクチャー!/
「グラデーションボブベースにレイヤーを少し入れて、ボブだけど軽さのあるスタイルに。パーマは大きめのロッドで放射状に巻いて、毛先だけ動きが出るようにしています。動きをつけやすいスタイルなので、ボリュームダウンが気になる方、華やかに見せたい方にもおすすめです」(PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX トップスタイリスト 副店長 寺岡幸紘さん)。
<スタイリング方法>
「レイヤーを入れているので、アシンメトリーなシルエットにするのも簡単。パーマをしっかり出して動きをつけると、顔型カバー効果がアップします」(寺岡さん)。
<STEP.1>パーマを出しながら乾かす
<STEP.2>襟足をなでつけながら乾かす
<STEP.3>トップを立ち上げる
<STEP.4>髪全体にワックスをなじませる
<スタイリングのコツ 3か条>
- ワックスでエアリー感をつける
- フォルムが出るようにメリハリをつける
- トップは分け目をつけない
「オイルはベタッとするのでNG。トップがぺたんとしないように、下から持ち上げながらワックスをつけて。最後に整えるときは、分け目をつけずアシンメトリーなシルエットを意識しましょう」(寺岡さん)。
大人におすすめ「ふんわりショートボブ」|パーマヘア×アシメフォルムで丸顔印象を解決!
【8】面長顔が似合うのは、菱形シルエットの前下がりボブ
\Doubleの西村光太郎さんがレクチャー!/
「レザーで前下がりのシルエットにカット。後頭部に自然な丸みが出るように、グラデーションカットをして高さをつくります。ほどよく重さを残すことで、ボブでもほんのりエレガントに。髪質が少し硬めなので、全体にデジタルパーマをかけて、柔らかさと色っぽさを出しています」(Double 店長 西村光太郎さん)。
<スタイリング方法>
「ドライヤーの風の当て方、乾かし方で、仕上がりのボリューム感が変わってきます。大切なのは、全体のシルエットをペタッとさせないこと。そこを意識して乾かしてみてください」(西村さん)。
<STEP.1>根元を擦りながらハンドドライ
<STEP.2>後ろから風を当てる
<STEP.3>前から風を当てる
<STEP.4>ワックスをつけて整える
<スタイリングのコツ 3か条>
- 地肌を擦って乾かし、髪の根元を起こす
- ワックスをベタッとつけない
- ワックスの量は少しでOK
「髪がつぶれやすくなるので、スタイリング剤は少量でOK。根元にはつけないようにしましょう」(西村さん)。
【9】顔周りをふっくら見せる、内巻きパーマを仕込んだ菱形ボブ
\FIX-UP銀座店の中山みほさんがレクチャー!/
うねりやすい髪質なのに硬さもあるモデルさんの髪。「スタイリングに軽さと柔らかさを出すには、パーマをかけておくと扱いやすくなります。毛先を中心に細めのロットで内巻きにするだけで、菱形のフォルムがつくりやすくなります」(FIX-UP銀座店 ディレクター 中山みほさん)。
<スタイリング方法>
「モデルさんのように毛量が多く、硬い髪質の場合、内側の髪まで巻いたりブローをするとボリュームが出過ぎるので、表面だけでOK。朝のスタイリング時間もだいぶカットできますよ」(中山さん)。
<STEP.1>前髪の内側は残し、表面の毛束だけをカーラーで内巻きにする
<STEP.2>頭頂部も表面の髪だけロールブラシで根元を立ち上げるようにブロー
<スタイリングのコツ 3か条>
- クセやうねりは無理に伸ばさない
- 毛量が多く硬い髪質なら、表面の髪だけブローしてツヤ感を出す
- パーマをかけるなら細めのロットで内巻きに
「量が多くて硬い髪質の場合、太めのロットではカール感が出ません。細めのロットで巻いておくと、ご自身でブローしやすくなりますよ」(中山さん)。
うねり&硬い髪は「内巻きパーマ」を仕込んだ菱形シルエットで解決!
【10】顔が四角く見えるエラをカバー! 柔ふわパーマ×前上がりボブ
\PearLのCHIEさんがレクチャー!/
「カットベースは襟足ギリギリラインで水平に。パーマをかけることで、やや前上がりのマッシュラインになり、エラ張りをカバーしてくれます。中太ロッドで1.5~2回転をランダムに巻き、エアウェーブの酸性パーマを。髪に柔らかさとまとまりが生まれますよ!」(PearL アートディレクター CHIEさん)。
<スタイリング方法>
「髪を乾かすときは、パーマがのびないように弱風で丁寧に。ドライヤーの風量を強くする、一定方向から風を当てるのはNGです」(CHIEさん))。
<STEP.1>乾かす前にオイルを塗布
<STEP.2>根元から丁寧に乾かす
<STEP.3>分け目はジグザグに
<STEP.4>バームを揉み込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- ドライ前のオイルとスタイリングでパサつき防止
- 弱風で丁寧に乾かす
- 分け目はぼかしてふんわりと
「分け目をジグザグにぼかすと、根元の白髪も目立ちにくくなります。年齢を重ねると髪がパサつきやすくなるので、保湿ケアも意識しましょう」(CHIEさん))。
大人ヘア|顔が四角く見えるエラをカバー!柔ふわパーマ×前上がりラインで華奢印象に
【11】骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!
\kakimoto arms 田園調布店の森林郁香さん、斎藤嘉一さんがレクチャー!/
「外ハネになるように、やや前下がりにカットしています。ハチ上にレイヤーを入れて、菱形シルエットに。前髪は薄めに取り、頬の一番高いところでカット。広がりやすい髪質なので、内側はしっかり量感調節して膨らまないようにしています」(kakimoto arms 田園調布店 スタイリストチーフ 森林郁香さん)。ベースカラーはアッシュブラウン。「髪色は、ある程度明るくしてあげるとツヤ感が出せて、肌も明るく見えます。また、ハイライトをブレンドして、柔らかい質感を出しながら白髪もなじませています。髪の乾燥や白髪が気になる方におすすめです」(トップカラーリスト 斎藤嘉一さん)。
<スタイリング方法>
「エラは隠すより、あえて空間を作ったほうが◎。もみあげ付近の毛束を立ち上げて巻き、ふんわりシルエットにしたほうがカバーできます。ただ外ハネにするだけだと、大人は淋しい印象になってしまうので、レイヤーを活かしてふんわり仕上げましょう」(森林さん)。
<STEP.1>前髪をカーラーで巻く
<STEP.2>毛先を外ハネにする
<STEP.3>トップの毛先を巻く
<STEP.4>うるおいが出るバームでスタイリング
<スタイリングのコツ 3か条>
- 前髪は分け目をつけず、根元までしっかりカーラーで巻く
- レイヤー部分は上に引き出して巻く
- もみあげや顔周りは立ち上げてふんわりさせる
「アイロンで巻いた後はスタイリング剤を毛先中心にしっかりなじませて、ツヤと動きを出しましょう。乾燥して見えないように保湿力のあるバームタイプがおすすめです」(森林さん)。
大人ヘア|骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!
【12】毛先の動きで気になるエラをカバー! ベース型さんに似合う柔らかパーマボブ
\AntiOursのCHIIさんがレクチャー!/
「顔周りのリップラインからレイヤーを入れ、全体はストロークカットで中間から毛先に軽さを出しています。年齢による髪のボリュームダウンと大きなうねりがあり、毛先がハネやすい状態なので、アンティオリジナルパーマメソッドで手触りが柔らかくなるパーマをかけ、これらのお悩みを活かしつつ解消。レイヤーに合わせてカールが動くようにつくると、顔型カバー&抜け感のあるスタイルに」(AntiOurs 店長 CHIIさん)。
<スタイリング方法>
「気になる髪の根元を立ち上げるには、髪が濡れているタイミングでブラッシングをするのが効果的。乾かすときも、根元が立ち上がるように意識しましょう」(CHIIさん)。
<STEP.1>髪を根元まで濡らしてタオルドライ
<STEP.2>頭皮用ブラシでブラッシング
<STEP.3>毛先にオイルをつける
<STEP.4>根元を立ち上げるように乾かす
<STEP.5>ワックスをもみ込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- タオルドライでしっかり水分を取る
- 乾かす前のブラッシングで根元を立ち上げる
- エアリーなツヤが出るスタイリング剤を使う
「40代にとって髪のパサつきはNG。エアリーな質感とツヤが出るように、ドライ前にオイルをなじませ、ワックスはライトな質感のものを少量に」(CHIIさん)。
ラフな毛先の動きで気になるエラをカバー!ベース型さんに似合う柔らかパーマスタイル
【13】エラ張りをカバーする、レイヤー×パーマボブ
\MAGNOLiAのSHINさんがレクチャー!/
「あご下2cmのワンレンボブベース。レイヤーは、髪の内側をメインに入れ、表面は長さを残して低い位置に入れます。パーマは、髪に柔らかさが出るエアウェーブがオススメ。幅広いロッドを使い、内側や襟足はクリッと、表面はトップが立ち上がるようにしています。内側には外ハネをミックスするとおしゃれです」(MAGNOLiA 総店長 SHINさん)。
<スタイリング方法>
「年齢を重ねると、前髪が割れてしまうという方も多いです。解消するには、前髪をカーラーで巻くときに、分け目をまたぐようにすること。さらに、前髪の根元を、流す方向と逆にしておくと自然になじみます。エラは隠すより、片側を耳にかける程度に。アシンメトリーにすると、顔が明るく見えます」(SHINさん)。
<STEP.1>トップは立ち上げながら前へ乾かす
<STEP.2>前髪とトップをカーラーで巻く
<STEP.3>ムースフォームでパーマを出す
<STEP.4>トップやもみあげにワックスでハリを出す
<スタイリングのコツ 3か条>
- 最終的に流す方向と逆に根元を持っていき、自然な動きを演出
- 根元に立ち上がりをつくって、トップをふんわりと
- 平面的にならないように崩して動きを出す
「パーマで、トップはふんわりと、耳下と襟足は動きが出るようにしてあります。スタイリングでは、それを活かすようにして。ボリュームと動きを出したい部分に、ジェルタイプのワックスをつまむようにつけてから、ドライヤーの熱で水分を飛ばすと、ハリが出てキープできますよ」(SHINさん)。
【14】ベース型をカバーしながら年齢肌も引き上げる! 華奢見えエレガントパーマ
\MAGNOLiA青山店のCHINATSUさんがレクチャー!/
「肩のラインでワンレングスにカットしつつ、リップラインにウエイトを設定し、顔周りから後ろにかけてグラデーションに。髪の中間を間引くように毛量調節をすることで、パーマをかけた時に毛束の動きが立体的になるよう工夫しています」(MAGNOLiA青山店 デザイナー CHINATSUさん)。
<スタイリング方法>
「パーマの良さを最大限に活かすために、根元をドライヤーでしっかりと立たせてください。根元が立つことでカールの動きにメリハリが生まれ、パーマの立体感や軽やかな動きを一日中楽しむことができます」(CHINATSUさん)。
<STEP.1>ドライヤーでトップの根元を立ち上げる
<STEP.2>毛先から中間まで持ち上げて乾かす
<STEP.3>クリームワックスを握るように揉み込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- 全体のシルエットは菱形に。隙間バングで抜け感もプラス
- スタイリングで根元をしっかりと立たせる
- 立体的になるよう、パーマをしっかりと出す
「寝起きの場合は、水で髪の根元を濡らしてからドライすると、根元がふんわりと立ち上がります。スタイリング剤は手のひらに薄く、しっかりと伸ばして。伸ばさずにつけてしまうと、ボリュームダウンやベタつきの原因になるので注意してくださいね」(CHINATSUさん)
ベース型をカバーしながら年齢肌も引き上げる!「華奢見え」エレガントパーマ
ミディアム【3選】
【1】ウェーブもストレートも! デジタルパーマで叶う2wayミディアム
\Double SONSの中原章義さんがレクチャー!/
「中間から毛先にパーマをかけることで、一度くびれてからウェーブが生まれるシルエットに。毛束の重なりがボリューム感につながります」(Double SONS 店長 中原章義さん)。
<スタイリング方法>
<STEP.1>水スプレーで髪を濡らす
<STEP.2>ムースをもみ込んで自然乾燥
<スタイリングのコツ>
「中間から毛先をざっくり濡らしてからムースをもみ込むだけ。あとは自然乾燥でパーマが再現できるので、とっても簡単!シャワーで濡らしてもいいですが、自然乾燥に時間がかかるので霧吹きがおすすめです」(中原さん)。
大人のヘア|ウェーブもストレートも!デジタルパーマで叶う2wayミディアム
【2】華やかさが持続! ホットパーマでつくるウェーブミディアム
\Rougyの江良栞さんがレクチャー!/
「ベースカットは、レザーで適度なグラデーションを入れて動きを残しました。そこにホットパーマで、全体に大きなウェーブをプラス。ホットパーマはパサつきにくく、ツヤのあるカールがつくれるので40代にぴったり。前髪はウェーブとのバランスを見ながら、やや厚めにパツっとカットして大人らしい印象に仕上げました」(Rougy スタイリスト 江良 栞さん)。
<スタイリング方法>
「根元から中間をしっかり乾かしたら、スタイリング剤でウェーブを戻すだけ。ホットパーマは再現性が高いので、スタイリングが苦手な方にもおすすめです」(江良さん)。
<STEP.1>根元を擦りながら乾かす
<STEP.2>中間から毛先にムースをもみ込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根元を擦ってしっかりドライ
- ムースは少しずつ出して、つけすぎ防止
- スタイリング剤をつけたら放置!
「髪の根元は、立ち上がるようにドライヤーで乾かしたら、スタイリング剤がつかないようにしましょう。パーマスタイルは結んでもかわいいので、ぜひトライしてみてください!」(江良さん)。
面長カバーは前髪が命!ワイドバングでほんのりモードなパーマスタイル
【3】厚め前髪でボリュームアップ!ふんわりパーマミディアム
\MAGNOLiA AoyamaのCHINATSUさんがレクチャー!/
「前髪が割れやすい方は左右のもみあげを結んだラインから前髪をつくるのがおすすめです。前髪が薄い方は両耳たぶのいちばん高い部分を結んだラインから前髪をつくると、理想的な厚め前髪がつくれます」(MAGNOLiA Aoyama デザイナー CHINATSUさん)。
<スタイリング方法>
まずは生えグセを直さないと、どんなに前髪を厚くしても割れやすくなってしまいます。「濡れた前髪を前に引っ張りながら乾かすと、生えグセが整うので割れにくくなります」(CHINATSUさん)。
<STEP.1>前髪を前に引っ張りながらドライヤーをあてる
<STEP.2>毛束を持ち上げながらドライヤーをあて、毛先のパーマ感を復活させる
<STEP.3>スタイリング剤を揉み込むようになじませる
<スタイリングのコツ3か条>
- 前髪を深めにつくって割れにくくする
- 前髪は前に引っ張りながら乾かして生えグセを整える
- カールが重なるように髪の下1/3にレイヤーを入れ、華やかさをつくる
前髪が厚くなった分、顔周りにも華やかさが欲しいもの。「レイヤーを入れることでカールが重なり、スタイルに立体感が生まれます。耳の下あたりでカールが揺れ、キュッと締まったフェースラインを印象づけられますよ」(CHINATSUさん)。
40代に似合う【ミディアムヘア】前髪がパカッと割れてしまう…問題も解決!
ロング【3選】
【1】気になる髪質をカバー! ボリュームとツヤを出したロング
\MAGNOLiA OmotesandoのKAYOさんがレクチャー!/
「ローレイヤーベースのセミロング。前髪は目元ギリギリにすることで、子どもっぽくならず大人な印象に。パーマはデジタルパーマがおすすめ。ワンカールベースで巻くことで、内巻きにも外ハネにもスタイリングできます」(MAGNOLiA Omotesando デザイナー KAYOさん)。
<スタイリング方法>
「40代になると前髪がパカッと割れやすくなったり、クセが出たりします。毛先だけでなく根元を濡らしてから乾かし、しっかりクセを取りましょう」(KAYOさん)。
<STEP.1>前髪の根元を濡らす
<STEP.2>前髪を左右に乾かす
<STEP.3>顔周りの根元を立ち上げてドライ
<STEP.4>スタイリング剤をもみ込む
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根元を立ち上げて乾かす
- 表面のツヤは残す
- スタイリング剤をしっかりもみ込む
「パーマのボリュームが取れてしまうので、上からなでつけるようにスタイリング剤をつけるのはNG。全体的にしっかりもみ込んで動きを出しましょう」(KAYOさん)。
前髪からサイドに広がる「パーマ×菱形ロング」で、面長をコンパクトに!
【2】根元が立ち上がりやすいようにパーマをかけた、ふんわりロング
\MAGNOLiA AoyamaのDAISUKEさんがレクチャー!/
乾燥しやすくツヤの出にくいモデルさんの髪質。
「ふんわりしたカール感やツヤ感をプラスしたい場合は、柔らかさが表現できるマットなグレーでカラーリングするのがおすすめ。カラー剤にオイルを混ぜたオイルカラーは髪にツヤが生まれるので、伊藤さんのような髪にぴったりです」(MAGNOLiA Aoyama 代表 DAISUKEさん)。
<スタイリング方法>
耳まわりの髪を立ち上げるには、ちょっとしたコツが必要。「ブローするとき、毛束を真横に引っ張ってドライヤーを根元にあてます。仕上げに冷風をあてて冷ませば、簡単に耳まわりのボリュームはつくれます」(DAISUKEさん)。
<STEP.1>耳まわりの髪を手ぐしで立ち上げ、根元にドライヤーをあてる
<STEP.2>毛先を揉み込むようにムースをなじませる
<STEP.3>毛束の中間から毛先にかけて外巻きにする
<スタイリングのコツ 3か条>
- 耳周りの髪を立ち上げてボリューム感をつくる
- パーマは毛先ではなく髪の中間あたりを中心にかける
- スタイリングするときは毛束を外巻きにすること
「ご自身で毛束を縦に巻くと、どうしても内巻きになるものです。まず毛束を外巻きにして、それを手のひらに乗せた状態で上からドライヤーをあてると失敗しません」(DAISUKEさん)。
大人ヘア|へたりやすい耳まわりの髪を立ち上げるだけで、ロングにありがちな寂しげ感を一掃!
【3】スタイリング剤をなじませるだけで決まる菱形ロング
\Cocoon 銀座店のSHUNさんがレクチャー!/
もともと、髪全体に軽くパーマがかかっているというモデルさんのスタイル。
「顔周りのボリューム感、毛先の動きを表現するために、顔周りにだけレイヤーを入れています。スタイリング剤を髪の内側になじませるだけで、シルエットがふわっとした印象になります」(Cocoon 銀座店 スタイリスト SHUNさん)。
<スタイリング方法>
「菱形シルエットをつくるたけに大切なのが、顔周りのボリューム感です。髪の内側にあるこめかみ付近の毛束にムースをしっかりとなじませるのがポイント。前髪につけすぎるとベタっとした印象になってしまうので、内側にだけつけて」(SHUNさん)。
<STEP.1>根本を潰さないようにドライヤーをかける
<STEP.2>こめかみの上にある毛束にムースを揉み込む
<STEP.3>毛先にもムースを揉み込む
<STEP.4>髪全体の毛束を指で裂く
<スタイリングのコツ 3か条>
- 根本のふわっと感が大事!根本をこすりながら立たせる
- 毛先のパサつきは大敵。ツヤとまとまりの出るムースを使う
- こめかみにボリュームを出すことで理想の菱形シルエットへ
「ムースは、キープ力のあるものではなく、トリートメントフォームのようなツヤの出るタイプがおすすめ。つけて自然乾燥させた時に、パリッとした質感にならないものを選びましょう」(SHUNさん)。
- TEXT :
- Precious.jp編集部