【目次】

ショート【9選】


【1】ボリューム感が出しやすい、パーマでつくるピュアショートボブ

\MAGNOLiA AoyamaのRYOSUKEさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「パーマで動きを出す前提でカットした、低めグラデーションのショートボブ。前髪はワンカールで流せるように切っています。パーマは全体の毛先をワンカールさせ、表面のみ2回転のSカールをつくって動きを出しました」(MAGNOLiA Aoyama 店長 RYOSUKEさん)。

<スタイリング方法>

「全体をフラットに乾かして自然なボリュームをつくってから、毛先だけ濡らしてパーマの動きを出します。とくに軟毛さんは、しっかり根元を立ち上げながら乾かしましょう」(RYOSUKEさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>タオルドライ後、根元を立ち上げながら乾かす
全体をしっかりタオルドライしたら、根元から自然な立ち上がりが出るように、前後左右に髪の根元を動かしながら乾かす。
全体をしっかりタオルドライしたら、根元から自然な立ち上がりが出るように、前後左右に髪の根元を動かしながら乾かす。
<STEP.2>顔周りの髪の根元をのばしながら乾かす
顔まわりは根元から指を入れて少し引っ張りながら乾かす。うねりをのばしながらボリュームを出して。
顔周りは根元から指を入れて少し引っ張りながら乾かす。うねりをのばしながらボリュームを出して。
<STEP.3>毛先を濡らしたらバームをもみ込む
毛先を水で少し濡らしてパーマを出す。手のひらにスタイリングバームをなじませ、髪の内側から手ぐしを通すようにもみ込み、動きを出す。
毛先を水で少し濡らしてパーマを出す。手のひらにスタイリングバームをなじませ、髪の内側から手ぐしを通すようにもみ込み、動きを出す。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 前後左右に乾かして自然な立ち上がりをつける
  2. ハンドブローで生えグセを修正
  3. スタイリング剤は髪の内側からつける

「ボリューム感を出すには、髪に分け目がつかないように乾かすことが大切。そして、スタイリング剤は髪の内側からつけ、髪表面にべったりつけないようにしましょう」(RYOSUKEさん)。

大人ヘア|「天使の羽根バング」で丸顔をカバー!パーマでつくるピュアショートボブ

【2】自然な立ち上がりが簡単にできる! エアウエーブでつくるショート

\MAGNOLiA OmotesandoのSHINさんがレクチャー!/

 完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

髪が細くボリュームが出にくいモデルさんの髪。「ボリューム感を出すには髪の根元を立たせるスタイリングが必要ですが、毎朝のこととなると面倒ですよね。そんな方には『エアウエーブ』というパーマがおすすめです。通常のパーマは毛先を巻きますが、このエアウエーブは根元を巻くので自然な立ち上がりをつくることができるんです。パーマをかけてもボリュームが出にくい方に向いてます」(MAGNOLiA Omotesando 総店長 SHINさん)。

<スタイリング方法>

ムースをなじませるのはスタイリングのいちばん最後…と思っていませんでしたか。「スタイリングの最初にムースをなじませてから、ドライヤーで水分を飛ばすと思い通りのスタイルに仕上がります」(SHINさん)。コンパクトにまとめたいサイドや立ち上がりをつくりたい頭頂部に、このテクニックは役立ちます。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>下から上に髪をかきあげるようにムースをなじませる
両手のひらにムースをのばしたら、下から上にとかしあげるようになじませる。
両手のひらにムースをのばしたら、下から上にとかしあげるようになじませる。
<STEP.2>耳から下の髪をなでつけるようにドライヤーをあてる
手ぐしで後ろへとかしながらドライヤーをあてる。
手ぐしで後ろへとかしながらドライヤーをあてる。
<STEP.3>頭頂部の髪をつまみ上げ、その部分にドライヤーをあてる
ボリュームが欲しいトップの毛束の根元にドライヤーをあてる。
ボリュームが欲しいトップの毛束の根元にドライヤーをあてる。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 膨らみやすいサイドを抑え、頭頂部の根元を立たせる
  2. 髪を耳にかけるなら片方だけにしてアシンメトリーに
  3. ムースはスタイリングの最初になじませる

もみあげからサイドの髪は、片側だけ耳にかけてアシンメトリーにするのがポイント。「片側だけの方が奥行き感が生まれ、メリハリのあるシルエットになります。また、このスタイルは髪の根元が見えないので、白髪が目立たなくなるメリットもあります」(SHINさん)。

ゆるんだフェイスラインがキュッと締まって見えるリフトアップショート

【3】ボリュームアップとスタイリングのしやすさが叶う、コールドパーマのショート

\Doubleの石原慎太郎さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「ショートボブベースで、ハチ上に表面が動く程度のレイヤーを入れています。ドライ後、重いところだけレザーカットで毛量を調整。全体的にコールドパーマをかけることで、ボリュームアップとスタイリングのしやすさが叶います」(Double 店長 石原慎太郎さん)。

<スタイリング方法>

「ポイントは、髪の根元にボリュームが出るように乾かすこと。日本人のほとんどが、顔にかかるように毛が生えているので、下からドライヤーの風を当てて後ろに流すように乾かすと、根元が立ち上がります」(石原さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>根元にボリュームが出るように乾かす
顔周りからドライ。ドライヤーの風を下から当て、根元を起こすように後ろに向かって乾かす。
顔周りからドライ。ドライヤーの風を下から当て、根元を起こすように後ろに向かって乾かす。
<STEP.2>ワックスをもみ込む
ファイバーワックスを適量手のひらにとって伸ばし、毛束を握るようにして全体になじませる。
ファイバーワックスを適量手のひらにとって伸ばし、毛束を握るようにして全体になじませる。
<STEP.3>フォルムを整える
サイドの髪を耳にかけ、前髪を流して全体のかたちを整える。
サイドの髪を耳にかけ、前髪を流して全体のかたちを整える。
<STEP.4>束感をつくる
前髪は指でつまみながら束感を作って整える。
前髪は指でつまみながら束感をつくって整える。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. トップや表面にワックスをつけすぎない
  2. 根元にボリュームが出るように柔らかく乾かす
  3. 押さえつけてボリュームをつぶさない

「ショートヘアは束感があったほうがキレイに見えるので、ワックスは必須。柔らかさも演出できるファイバーワックスがおすすめです」(石原さん)。

丸顔でも似合うマッシュショートは、ボリュームの位置と前髪がポイント!

【4】髪にメリハリを生み出す、デジタルパーマでつくるゆるふわショート

\GARDEN Tokyoの本木亜美さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

やわらかい髪質でペタッとしやすいモデルさんの髪質。

「ペタッとしがち、ボリュームが出ないというお悩みは、カットでレイヤーを入れつつ、根本からふんわりと立ち上がる低温デジタルパーマで解消!今っぽい束感やニュアンスがつくりやすいのも特長で、悩みを解消しながら今っぽさも出したいという大人の女性によくおすすめしています」(GARDEN Tokyo トップスタイリスト 本木亜美さん)。

<スタイリング方法>

「分け目がついていると仕上がりに影響が。その場合は、根本を濡らして左右両方からドライヤーの熱を当てましょう。根本を起こすように乾かすことでフラットな状態に戻すことができます」(本木さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>ドライヤーでハチ周りを起こす
ドライヤーを髪の根本に当てながら、手ぐしで起こしてふんわりさせる。
ドライヤーを髪の根本に当てながら、手ぐしで起こしてふんわりさせる。
<STEP.2>襟足を抑える
ドライヤーを後ろから当てて、首に沿わせるように襟足を抑えて。
ドライヤーを後ろから当てて、首に沿わせるように襟足を抑えて。
<STEP.3>全体にスタイリング剤を揉み込む
スタイリング剤はワックスかバームが最適。パール一粒大を手のひらに馴染ませたら内側、表面にまんべんなく大胆に揉み込む。
スタイリング剤はワックスかバームが最適。パール一粒大を手のひらに馴染ませたら内側、表面にまんべんなく大胆に揉み込む。
<STEP.4>もみあげを耳にかけてスッキリ!
耳横の毛束を少しだけ残して、もみあげを耳にかける。
耳横の毛束を少しだけ残して、もみあげを耳にかける。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根本を起こしてふんわりさせる
  2. 襟足は必ず抑える
  3. 耳にかけて抜け感を出す

「スタイリング剤をつけるときは、シャンプーをするときのようにわしゃわしゃと崩しながらつけてみて。ムラなくつくだけでなく、空気感も出やすくなります。表面になでつけるような付け方はNG。一度崩して、その後に整えるくらいが丁度いいです。最後に、襟足にもつけるのがポイント。襟足は首に沿ってなでつけるようにしっかりとなじませて」(本木さん)。

丸顔が小顔になる、大人「ゆるふわショートヘア」のつくり方

【5】髪の細さやうねりが気になっても手入れしやすい、ウェーブショート

\いつくしの才田とおるさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「サイドグラデーションベースのショートカット。髪に柔らかさが出るコスメタイプのパーマ剤を使用。19mmのロッドをメインで使い、ランダムなスパイラル巻きに。パーマが柔らかく動く程度に、中間から間引いて毛量調整をしています。カラーは毛先に向かって明るくなるように、グラデーションをつけて立体感をプラス」(いつくし 代表 才田とおるさん)。

<スタイリング方法>

「しっかりめのパーマは、パサつきが出ると傷んで見えることに。スタイリング剤で、水分と油分をしっかりコントロールして」(才田さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>トリートメントムースをもみこむ
 
髪が濡れた状態でスタート。保湿力のあるトリートメントムースを手のひらに取り、髪全体にもみこんでパーマを出す。
髪が濡れた状態でスタート。保湿力のあるトリートメントムースを手のひらに取り、髪全体にもみこんでパーマを出す。
<STEP.2>オイルワックスをなじませる
軽めのオイル系ワックスを手のひらになじませ、髪全体になじませて、程よい束感を出す。あとは自然乾燥でOK。
軽めのオイル系ワックスを手のひらになじませ、髪全体になじませて、程よい束感を出す。あとは自然乾燥でOK。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. トリートメントムースは多めを意識
  2. オイルワックスは中間~毛先につける
  3. 耳にかけてアレンジしても◎

「髪の潤い感が大切なので、トリートメントムースは、ちょっとつけすぎくらいが丁度いいです。耳かけアレンジでピアスを見せても可愛いですよ!」(才田さん)。

菱形ウェーブショートなら、気になる面長もボリュームダウンも解決できる!

【6】直毛をパーマでスタイリングしやすくした、大人ショート

\Cocoon銀座店の泰斗さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

直毛で扱いにくいと言うモデルさんの髪質。直毛を少し曲げるくらいのさりげないパーマをかけて、柔らかい印象に仕上げているのだそう。「トップとアンダーにはレイヤーを入れつつ、ミドルは頭のカタチがきれいに見えるようグラデーションに。ノンブローでもシルエットが決まるよう、再現性にもこだわっています」(Cocoon 銀座店 店長 泰斗さん)。

<スタイリング方法>

「スタイリング剤を表面に撫で付けるのはNG。毛先だけにつけるのもダメです! 手のひらになじませたら根元からしっかりとつけましょう。根元からつけるとボリュームが潰れにくく、スタイルを長時間キープすることができます」(泰斗さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>根元を擦りながらドライヤーを当てる
シャンプーをするように、地肌を擦りながら大胆に乾かして。
シャンプーをするように、地肌を擦りながら大胆に乾かして。
<STEP.2>全体にスタイリング剤をつける
根元から全体にしっかりとつけるのがコツ。
根元から全体にしっかりとつけるのがコツ。
<STEP.3>顔周りに束感を出す
指先でつまむように。ランダムに束感を作ったら完成。
指先でつまむように。ランダムに束感を作ったら完成。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. ドライで根元をしっかりと立たせる
  2. スタイリング剤を撫で付けたり、毛先だけにつけるのは×
  3. 顔周りの毛束をつまむように束感をつくる

「スタイリング剤はウェットな仕上がりになるものを使ってみてください。ジェルがおすすめですが、ワックスでも何でもOK。みずみずしいツヤ感が女性らしさと若々しさを引き出してくれます」(泰斗さん)。

髪型で叶う|ベース型だと気づかせない!ウェットな束感で魅せる大人の絶品ショート

【7】クセ毛風パーマでこなれ感を出したウルフショート

\Cocoonのキッカワさんがレクチャー!/

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

「こちらのウルフショートは比較的どんな髪質・毛量でもトライしやすいスタイル。ひとりひとり異なる骨格に合わせて、毛先を絶妙にずらしながら、形をつくるようにしてカットしていきます。広がりやすいサイドはまとまりやすくなるように調整し、パサついて見えないよう襟足部分の毛先の厚みは適度に残しつつ今っぽいシルエットに。モデルさんの場合、骨格上、根元がぺったりしやすいので、自然なボリュームが出せるよう根元からパーマをかけています。クセ毛っぽく見えるような感じに、顔周りはマッシュぽい丸みが出るようにして顔型がキレイに見えるように。前髪はやや長めに、厚みを残しながらカット。おでこが程よくすけるような厚みなら気になるおでこも自然にカバーでき、ナチュラルで若々しい印象に」(Cocoon マネジャー スタイリスト キッカワ ミワさん)。

<スタイリング方法>

「パーマをかけているので、スタイリングに時間をかけなくてもまとまりやすいスタイルなのですが、ポイントは前髪からトップ部分のボリューム出し。ひと手間かけるだけで格段に、仕上がりがこなれて見えます」(キッカワさん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>前髪からトップの根元を濡らし、ドライしながらボリューム出しを

ぱっくり分かれてしまいがちな前髪&ぺったりしがりなトップ部分の毛の根元を濡らし、地肌を指でこするようにしながらドライヤーをかけて。根元の生えグセをリセットして、自然なボリュームを出していって。

ぱっくり分かれてしまいがちな前髪&ぺったりしがりなトップ部分の毛の根元を濡らし、地肌を指でこするようにしながらドライヤーをかけて。根元の生えグセをリセットして、自然なボリュームを出していって。
<STEP.2>ムースを髪全体になじませてパーマ感を復活させて

パーマ感を復活させるため、パーマ用のムースを手にとり、髪全体になじませて。ゴルフボール2つ分くらいの量を2回に分けてもみ込むように塗布していって。

パーマ感を復活させるため、パーマ用のムースを手にとり、髪全体になじませて。ゴルフボール2つ分くらいの量を2回に分けてもみ込むように塗布していって。
<STEP.3>襟足は外ハネっぽく整えてバランスよく!

手に残ったムースで襟足部分の髪を外ハネっぽく整えてフィニッシュ。

手に残ったムースで襟足部分の髪を外ハネっぽく整えてフィニッシュ。

<スタイリングのコツ3か条>

  1. 骨格に合わせたカットで、まとまりやすく映える美フォルムに
  2. 襟足に厚みを残したウルフショートでこなれ感をキープ
  3. ぺったりしがちな前髪やトップ部分は、濡らしてからボリューム出しドライのひと手間を

「スタイリングにはパーマ用のムースがおすすめ。パーマ感を復活させながらも固まりすぎず、ナチュラルな毛流れをキープできるものを選んで」(キッカワさん)。

40代に似合う【大人のこなれウルフショート】骨格に合うカット×クセ毛風パーマでリフトアップもかなえる!

【8】毛先のワンカールパーマでニュアンスをプラスしたすっきりショート

\Anti OursのCHIIさんがレクチャー!/

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

「レザー(剃刀)を使ったカットで軽い質感を出しながら長さを調整した、グラデーションボブベース。前髪はサイドにつながるように少し重めにカット。耳周りはしっかり間引いて、持ちのいいスタイルに。ハチ上の髪は毛先ワンカールのパーマをプラスして、シルエットとニュアンスをつくりました」(Anti Ours 店長 CHIIさん)。

<スタイリング方法>

「頭皮用ブラシで毛流れに逆らってブラッシングすると、ペタッとしやすい髪の根元が立ち上がります。ブロー前にしっかり根元を立ち上げておくと、ふんわり感が持続しますよ」(CHIIさん)

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>オールバックにブラッシング

頭皮用ブラシを使って、髪の根元を起こしながらオールバックにブラッシング。

頭皮用ブラシを使って、髪の根元を起こしながらオールバックにブラッシング。
<STEP.2>根元を立ち上げながら乾かす/h5>

ドライヤーの強風で、髪の根元を起こすように乾かす。

ドライヤーの強風で、髪の根元を起こすように乾かす。
<STEP.3>毛先にムースをもみこむ

トリートメントムースを毛先にもみこんで、毛先のカールを出す。

トリートメントムースを毛先にもみこんで、毛先のカールを出す。
<STEP.4>バームで束感を出す

バームを全体になじませ、前髪や毛先に動きのある束感をプラスする。

バームを全体になじませ、前髪や毛先に動きのある束感をプラスする。

<スタイリングのコツ3か条>

  1. 髪の根元をしっかり立ち上げる
  2. 毛先に浮遊感が出るようにカールを出す
  3. ベースは重めにしつつ、軽さが出るように束感をつくる

「スタイリング剤は髪がペタッとしないものをチョイス。ムースとバームは保湿力&トリートメント効果のあるものを使うと重くなり過ぎず、髪に柔らかさと潤いが演出できます」(AntiOurs 店長 CHIIさん)。

40代に似合う【ふんわりショート】襟足をすっきり“美シルエット”が完成!

【9】うねる髪をパーマで活かすマッシュウルフショート

\Cocoon銀座の泰斗さんがレクチャー!/

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

髪全体にうねりがあり、広がりやすいモデルさんの髪質。「うねりをのばすスタイルは毎朝のスタイリングに時間も手間もかかります。髪の中間から毛先にかけて1カール、うねりを生かしたパーマをかけておけば、手間をかけずにスタイリッシュな髪型が楽しめます」(Cocoon銀座 ディレクター 泰斗さん)。

<スタイリング方法>

スタイリング剤は毛先中心になじませるもの…と思い込んでいませんか? このスタイルの場合、オイルは髪の内側からかき上げるようにしてなじませるのがポイント。「オイルを毛先にだけつけると重みでペタッとなってしまいます。ふんわり丸みのあるシルエットをつくるには根元からしっかりなじませてください」(泰斗さん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>パーマのウェーブを復活させるようにしっかり水で濡らす

髪の中間から毛先にかけて水で濡らすこと。

髪の中間から毛先にかけて水で濡らすこと。
<STEP.2>髪をかき上げるようにしてオイルをなじませる

手のひらにオイルを広げ、内側から空気を含ませるようにしてオイルをなじませる。

手のひらにオイルを広げ、内側から空気を含ませるようにしてオイルをなじませる。
<STEP.3>耳まわりの髪を耳にかける

耳にかけておくとマスクをした時に髪が乱れない。

耳にかけておくとマスクをした時に髪が乱れない。

<スタイリングのコツ3か条>

  1. うねりを無理にのばさない、パーマという選択肢もある
  2. ウェイトを上げてフェースラインをスッキリ見せる
  3. オイルは髪の根元からなじませてふんわり感を出す

「モデルさんのように白髪は頭頂部にほんの少しだけ…という方は、前髪をつくって分け目のないスタイルがおすすめです。白髪が目立たなくなるので、ストレスを感じなくなるはず」(泰斗さん)。

【大人ヘア】うねって広がる髪をスタイリッシュにコントロールできる大人のマッシュウルフ

ボブ【14選】


【1】エッジの効いた、かき上げ前髪と強めウェーブのパーマボブ

\ZACC raffineの湯淺星悟さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「ベースは台形フォルムの顎ラインボブ。全体的に軽くしてしまうとカジュアルになりすぎるので、毛先の方に少し重さと量を残し、台形にカットしています。表面の髪を短くカットし、レイヤーを入れているので、パーマをかけた時に根元から立ち上がります」(ZACC raffine 店長 湯淺星悟さん)。

<スタイリング方法>

「寝起きでパーマが潰れてしまっている時は、水分を髪全体に含ませてパーマを蘇らせることから始めましょう。動きが出てきたら前髪を根元から立たせてワックスをもみ込むだけ! 忙しい時でも簡単にスタイリングできます」(湯淺さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>水分を含ませてパーマを出す
髪全体を濡らすイメージで水分を与える。スタイリング剤を使う場合は、ミスト状のものを使うと◎。
髪全体を濡らすイメージで水分を与える。スタイリング剤を使う場合は、ミスト状のものを使うと◎。
<STEP.2>前髪とフロントの髪を熱風で立ち上げる
前髪とフロントの髪を持ち上げたら、根元に熱風を当てて髪を立たせる。
前髪とフロントの髪を持ち上げたら、根元に熱風を当てて髪を立たせる。
<STEP.3>全体にワックスをもみ込む
ハード系のワックスを使用。パール粒ふたつ分くらいを目安に、髪の量に合わせて多めに馴染ませるのがポイント。
ハード系のワックスを使用。パール粒ふたつ分くらいを目安に、髪の量に合わせて多めに馴染ませるのがポイント。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. まずはパーマをしっかりと出す!
  2. 前髪は大袈裟なくらい立ち上げてよし!
  3. ワックスは多め。根元からしっかりともみ込む

「朝はパーマが潰れてしまっていることが多いので、まずは水分を与えてしっかりとウェーブを出しましょう。前髪とフロントは上にひっぱりながら根元にドライヤーを当てると立ち上がります。大袈裟なくらい立ち上げておくと、潰れにくく持ちもよくなります」(湯淺さん)。

【古臭くない40代のパーマスタイル】正解は「強めウェーブ」と「かき上げ前髪」

【2】丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー! 小顔効果まで叶うパーマボブ

\PearLのMAYUさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「ポイントは、ハチ上にフォワードとリバースを交互に入れた2.5回転のウェーブ。少し持ち上げて巻くことで、こめかみ上にボリュームが出るようにしています。パーマは手触りがよくなるエアウェーブがおすすめ。前髪は長めに設定して流せるようにすると、丸顔カバー効果がアップしますよ」(PearL スタイリスト MAYUさん)。

<スタイリング方法>

「パーマが出るように、乾かすときは中間から毛先の水分量を少し残してスタイリング剤を。根元はドライヤー必須です!」(MAYUさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>根元をしっかり濡らす
スプレーで髪の根元に水を噴きかけてしっかり濡らす。
スプレーで髪の根元に水を噴きかけてしっかり濡らす。
<STEP.2>髪をほぐす
髪の内側から指を入れてバサバサとほぐし、空気感を出す。
髪の内側から指を入れてバサバサとほぐし、空気感を出す。
<STEP.3>根元にドライヤーの弱風を当ててドライ
根元だけに風が当たるように意識して、弱風でふんわりと乾かす。
根元だけに風が当たるように意識して、弱風でふんわりと乾かす。
<STEP.4>表面をねじってウェーブを出す
ウェーブが出るように表面の髪を細かく分けてねじる。
ウェーブが出るように表面の髪を細かく分けてねじる。
<STEP.5>スタイリング剤をなじませる
グロスジェルを手のひら全体になじませ、髪の内側から揉み込んでなじませる。手に残ったジェルを再度手のひらになじませ、表面にもみこんで完成。
グロスジェルを手のひら全体になじませ、髪の内側から揉み込んでなじませる。手に残ったジェルを再度手のひらになじませ、表面にもみこんで完成。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. トップのボリュームはドライ時もスタイリング時もキープ
  2. スタイリング剤をつけるのは内側→表面!
  3. スタイリング剤は重過ぎず保湿力高めのものが◎

「保湿力のあるスタイリング剤を使えば髪のパサつきもカバー可能。大人っぽくしっとりとした印象に仕上がりますよ」(MAYUさん)。

丸い輪郭を縦落ちウェーブでカバー!小顔効果まで叶うパーマの秘訣とは

【3】顔の丸み&髪のうねりをパーマでカバー! 扱いやすいショートボブ

\MAGNOLiAのHINATAさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「グラデーションボブをベースに、表面のみレイヤーをオン。チークラインにボリュームが出るようにしてリフトアップ。丸顔をカバーするため、一番丸みの出る部分に前髪がかかるようにしています。パーマはエアウェーブを使用。髪が軟らかいので、根元からしっかりかけてふんわりと。トップは大きなロッドでワンカール、残りはワンカールとSカールをミックス。隣の毛束と違う動きをつくることで立体感がアップします」(MAGNOLiA スタイリスト HINATAさん)。

<スタイリング方法>

「スタイリングで一番大切なのは、髪の根元を立ち上げること。最初にしっかり根元からふんわり乾かしておけば、ボリュームアップとツヤ感アップが叶います。束感が出るようにカットとパーマを施してあるので、簡単に再現できると思います」(HINATAさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>根元を起こしながら乾かす
トップの髪を少し引っ張って起こしながら、根元を前後左右に向けて乾かす。
トップの髪を少し引っ張って起こしながら、根元を前後左右に向けて乾かす。
<STEP.2>毛先を持ち上げて乾かす
毛先を手のひらにまとめて、持ち上げるようにしながら乾かして、パーマを出す。
毛先を手のひらにまとめて、持ち上げるようにしながら乾かして、パーマを出す。
<STEP.3>内側を中心にスタイリング剤をつける
オイルクリームを手のひらにのばし、耳うしろをメインに髪の内側になじませる。手のひらに残った分を、全体になじませて整える。
オイルクリームを手のひらにのばし、耳うしろをメインに髪の内側になじませる。手のひらに残った分を、全体になじませて整える。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根元はしっかり起こす
  2. 分け目をつけるのは髪を乾かした後
  3. スタイリング剤は髪の内側→全体の順に

「スタイリング剤は、クリームワックスとオイルを混ぜてもOK。ワックスは単品だとパサつくので、オイルでツヤを出すと◎。オイルは、しっとりタイプよりも、サラッと軽いもののほうがボリュームをキープしてくれますよ」(HINATAさん)。

顔の丸み&髪のうねりをパーマでカバー!扱いやすさ抜群のショートボブ

【4】丸顔でも頭が大きく見えない! 小顔になるパーマ×ボブ

\ANTIのCHIIさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「あごラインの前下がりボブベース。パーマは、エアウェーブ×ANTIオリジナルテクK・P・Mでダメージレスに! 中段は17mm円錐ロングロッドで、ハチ周りを締め、フェースラインにも内側に入る毛束をつくって引き締め効果を。毛先は14mmレギュラーロッドの逆巻きで、ラフなハネ感をつくっています」(ANTI 店長 CHIIさん)。

<スタイリング方法>

「ドライヤー前にブラッシングをするだけで、根元の立ち上がり、パーマの再現性がグッと高まります。髪がペタッとしがちな方は、ぜひ取り入れてみてください」(CHIIさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>頭皮用ブラシでブラッシング
髪が濡れた状態で、頭皮用ブラシでオールバックにブラッシングし、根元を立ち上げる。
髪が濡れた状態で、頭皮用ブラシでオールバックにブラッシングし、根元を立ち上げる。
<STEP.2>下から毛束を縮めるようにタオルドライ
ブラッシングで整えた面を、下から持ち上げてタオルドライ。スプリングを縮めるようにして、カールを出す。
ブラッシングで整えた面を、下から持ち上げてタオルドライ。スプリングを縮めるようにして、カールを出す。
<STEP.3>頭皮マッサージをしながら手の熱で乾かす
指を立てて頭皮をマッサージするように、髪の根元に指を入れる。手の熱で乾かすイメージで、根元を立ち上げる。
指を立てて頭皮をマッサージするように、髪の根元に指を入れる。手の熱で乾かすイメージで、根元を立ち上げる。
<STEP.4>ノンシリコンオイルを毛先にもみこむ
髪に水分が残った状態で、ノンシリコンのオイルを2プッシュ手のひらにとり、毛先にもみこむ。
髪に水分が残った状態で、ノンシリコンのオイルを2プッシュ手のひらにとり、毛先にもみこむ。
<STEP.5>根元を立ち上げながら乾かす
ドライヤーの風を根元に当て、根元を立ち上げながらドライ。毛先は手の中に隠しながらドライヤーの風を当てる。仕上げにオイルを、毛先を握るようにもみこむ。
ドライヤーの風を根元に当て、根元を立ち上げながらドライ。毛先は手の中に隠しながらドライヤーの風を当てる。仕上げにオイルを、毛先を握るようにもみこむ。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. ドライヤー前に頭皮用マッサージブラシでブラッシング
  2. しっかりタオルドライしてカールを出す
  3. 髪に水分がある状態でノンシリコンオイルをつけて束感をキープ

「下から持ち上げるようにタオルドライしておくと、パーマの持ちもよくなります。少しウェットな質感が今っぽいので、オイルを使って束感とツヤ感を出しましょう」(CHIIさん)。

丸顔でも頭が大きく見えない! 小顔になる「パーマ×ボブ」

【5】ストレートパーマで手入れがしやすくなった、 丸顔が小顔になる菱形ボブ

\Cocoon銀座店のSHUNさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

クセが強く、うねりやすいというモデルさんの髪質。

「全体にうねるクセがあるため、ナチュラルな仕上がりで柔らかい毛質に見えるストレートパーマをかけています。ピシッと伸ばしているわけではなく、ゆくゆく髪が伸びてきても違和感なくなじむので、気兼ねなくチャレンジしていただけます」(Cocoon 銀座店 スタイリスト SHUNさん)。

<スタイリング方法>

「根元にボリュームがないと、ふんわりとした印象にならないだけでなく、ハチの張りも目立ってしまいます。頭頂部に高さを出すことで頭の形もきれいに。この一手間で女性らしいニュアンスも生まれます」(SHUNさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>根元にボリュームを出す
地肌を指の腹でしっかりと擦るようにドライ。
地肌を指の腹でしっかりと擦るようにドライ。
<STEP.2>ホットカーラーで巻く
カタチがつきやすいのでホットカーラーがおすすめ。前髪と頭頂部の毛束を根元から巻き込んで。
カタチがつきやすいのでホットカーラーがおすすめ。前髪と頭頂部の毛束を根元から巻き込んで。
<STEP.3>指で摘むようにワックスをつける
ワックスを指先になじませたら、巻いた髪をほぐすように指でつまむ。束感を作るようなイメージでつけるのがポイント。
ワックスを指先になじませたら、巻いた髪をほぐすように指でつまむ。束感をつくるようなイメージでつけるのがポイント。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根元を起こすときは地肌を擦るように!
  2. ホットカーラーで頭頂部と前髪のボリュームを出す
  3. 指で摘むように束感をつくる

「ハードな質感と少量でスタイルがキープできるワックスがおすすめ。重いものよりも軽いテクスチャーを選ぶと、油分の重みでスタイルが潰れる心配がありません」(SHUNさん)。

根元のボリューム感とふんわり流れる前髪が決め手!丸顔が小顔になる「菱形ボブ」

【6】丸顔をカバー! ストカールでつくるシフォンボブ

\MAGNOLiA OmotesandoのKAYOさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

KAYOさんによると、短めの前髪にチャレンジしたいという40代のオーダーが増えているのだそう。すっきり、キュートな仕上がりで、若々しい印象にもなれると大人気!「前髪の根元がペタッとしていると、ハチの張りが目立ち、頭でっかちに見えてしまうことも。スタイリングで根元を立たせつつ、裾にボリュームを出すと、頭の形がきれいに見えますよ」(MAGNOLiA Omotesando デザイナー KAYOさん)。

<スタイリング方法>

「トップに分け目をつくらないことが大切です。分け目があると前髪や頭頂部がつぶれて見えてしまいます。ドライヤーでしっかりと根元を起こすように乾かしましょう」(KAYOさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>トップの根元にドライヤーをあてる
髪を起こしてドライヤーの熱を根元にあてる。熱は上ではなく横からあてると良く立ち上がる。
髪を起こしてドライヤーの熱を根元にあてる。熱は上ではなく横からあてると良く立ち上がる。
<STEP.2>ハチは抑える
ハチの部分を手で押さえながら、ドライヤーの熱を上からあてる。
ハチの部分を手で押さえながら、ドライヤーの熱を上からあてる。
<STEP.3>毛先を握りながらボリュームアップ
手のひらで裾を握りながら、ドライヤーは正面からあてる。丸みをつけるイメージで握ると◎。
手のひらで裾を握りながら、ドライヤーは正面からあてる。丸みをつけるイメージで握ると◎。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根元を起こして縦長に見せつつ、ハチの張りもカバー
  2. トップの髪を左右に振り、横から根元に熱をあてる
  3. 全体のフォルムが菱形になるように意識!

「根元を起こすときは、真上から熱をあてないで。トップが潰れてしまい、ハチ張りの原因になります。頭頂部の髪を左右に振りながら、ドライヤーを横からあてるのが正解です」(KAYOさん)。

【丸顔もカバー】ストカールでつくる、湿気に負けないふんわりシフォンボブ

【7】パーマ×アシメフォルムで丸顔印象を解決! ふんわりショートボブ

\PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIXの寺岡幸紘さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「グラデーションボブベースにレイヤーを少し入れて、ボブだけど軽さのあるスタイルに。パーマは大きめのロッドで放射状に巻いて、毛先だけ動きが出るようにしています。動きをつけやすいスタイルなので、ボリュームダウンが気になる方、華やかに見せたい方にもおすすめです」(PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX トップスタイリスト 副店長 寺岡幸紘さん)。

<スタイリング方法>

「レイヤーを入れているので、アシンメトリーなシルエットにするのも簡単。パーマをしっかり出して動きをつけると、顔型カバー効果がアップします」(寺岡さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>パーマを出しながら乾かす
毛先をもみ込むように握りながら乾かしてパーマを出す。
毛先をもみ込むように握りながら乾かしてパーマを出す。
<STEP.2>襟足をなでつけながら乾かす
襟足はボリュームが出ないように、首に沿わせるように手でなでつけながら乾かす。
襟足はボリュームが出ないように、首に沿わせるように手でなでつけながら乾かす。
<STEP.3>トップを立ち上げる
トップはつまんで、根元を立ち上げながら乾かす。
トップはつまんで、根元を立ち上げながら乾かす。
<STEP.4>髪全体にワックスをなじませる
ミルク系のワックスを手のひらにのばし、髪の内側から手を入れて全体にまんべんなくなじませる。整えて完成。
ミルク系のワックスを手のひらにのばし、髪の内側から手を入れて全体にまんべんなくなじませる。整えて完成。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. ワックスでエアリー感をつける
  2. フォルムが出るようにメリハリをつける
  3. トップは分け目をつけない

「オイルはベタッとするのでNG。トップがぺたんとしないように、下から持ち上げながらワックスをつけて。最後に整えるときは、分け目をつけずアシンメトリーなシルエットを意識しましょう」(寺岡さん)。

大人におすすめ「ふんわりショートボブ」|パーマヘア×アシメフォルムで丸顔印象を解決!

【8】面長顔が似合うのは、菱形シルエットの前下がりボブ

\Doubleの西村光太郎さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「レザーで前下がりのシルエットにカット。後頭部に自然な丸みが出るように、グラデーションカットをして高さをつくります。ほどよく重さを残すことで、ボブでもほんのりエレガントに。髪質が少し硬めなので、全体にデジタルパーマをかけて、柔らかさと色っぽさを出しています」(Double 店長 西村光太郎さん)。

<スタイリング方法>

「ドライヤーの風の当て方、乾かし方で、仕上がりのボリューム感が変わってきます。大切なのは、全体のシルエットをペタッとさせないこと。そこを意識して乾かしてみてください」(西村さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>根元を擦りながらハンドドライ
髪全体を乾かしていく。指先で地肌を擦りながら乾かすことで、根元全体が起きて自然なふんわり感が出る。
髪全体を乾かしていく。指先で地肌を擦りながら乾かすことで、根元全体が起きて自然なふんわり感が出る。
<STEP.2>後ろから風を当てる
ドライヤーの風を後ろから当て、前に向かって乾かす。全体のおさまりがよくなる効果が。
ドライヤーの風を後ろから当て、前に向かって乾かす。全体のおさまりがよくなる効果が。
<STEP.3>前から風を当てる
髪全体をかき上げるように、ドライヤーの風を前から当てて、毛先の動きを作る。
髪全体をかき上げるように、ドライヤーの風を前から当てて、毛先の動きをつくる。
<STEP.4>ワックスをつけて整える
ソフトワックスを手のひらにのばし、中間から毛先につけて整える
ソフトワックスを手のひらにのばし、中間から毛先につけて整える

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 地肌を擦って乾かし、髪の根元を起こす
  2. ワックスをベタッとつけない
  3. ワックスの量は少しでOK

「髪がつぶれやすくなるので、スタイリング剤は少量でOK。根元にはつけないようにしましょう」(西村さん)。

面長顔が似合うのは、菱形シルエットの前下がりボブ

【9】顔周りをふっくら見せる、内巻きパーマを仕込んだ菱形ボブ

\FIX-UP銀座店の中山みほさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

うねりやすい髪質なのに硬さもあるモデルさんの髪。「スタイリングに軽さと柔らかさを出すには、パーマをかけておくと扱いやすくなります。毛先を中心に細めのロットで内巻きにするだけで、菱形のフォルムがつくりやすくなります」(FIX-UP銀座店 ディレクター 中山みほさん)。

<スタイリング方法>

「モデルさんのように毛量が多く、硬い髪質の場合、内側の髪まで巻いたりブローをするとボリュームが出過ぎるので、表面だけでOK。朝のスタイリング時間もだいぶカットできますよ」(中山さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>前髪の内側は残し、表面の毛束だけをカーラーで内巻きにする
カーラーで巻くときは毛先から巻くこと。
カーラーで巻くときは毛先から巻くこと。
<STEP.2>頭頂部も表面の髪だけロールブラシで根元を立ち上げるようにブロー
毛先からロールブラシに巻き付けてからブローすること。
毛先からロールブラシに巻き付けてからブローすること。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. クセやうねりは無理に伸ばさない
  2. 毛量が多く硬い髪質なら、表面の髪だけブローしてツヤ感を出す
  3. パーマをかけるなら細めのロットで内巻きに

「量が多くて硬い髪質の場合、太めのロットではカール感が出ません。細めのロットで巻いておくと、ご自身でブローしやすくなりますよ」(中山さん)。

うねり&硬い髪は「内巻きパーマ」を仕込んだ菱形シルエットで解決!

【10】顔が四角く見えるエラをカバー! 柔ふわパーマ×前上がりボブ

\PearLのCHIEさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「カットベースは襟足ギリギリラインで水平に。パーマをかけることで、やや前上がりのマッシュラインになり、エラ張りをカバーしてくれます。中太ロッドで1.5~2回転をランダムに巻き、エアウェーブの酸性パーマを。髪に柔らかさとまとまりが生まれますよ!」(PearL アートディレクター CHIEさん)。

<スタイリング方法>

「髪を乾かすときは、パーマがのびないように弱風で丁寧に。ドライヤーの風量を強くする、一定方向から風を当てるのはNGです」(CHIEさん))。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>乾かす前にオイルを塗布
髪全体にオイルをなじませてパサつきを防止。
髪全体にオイルをなじませてパサつきを防止。
<STEP.2>根元から丁寧に乾かす
髪の内側に風を入れるようにしてドライヤーの弱風で乾かす。根元を擦るようにしてパーマを出して。
髪の内側に風を入れるようにしてドライヤーの弱風で乾かす。根元を擦るようにしてパーマを出して。
<STEP.3>分け目はジグザグに
分け目がぼけるように、ジグザグに分けて立ち上がりをつける。
分け目がぼけるように、ジグザグに分けて立ち上がりをつける。
<STEP.4>バームを揉み込む
保湿力のあるバームタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、毛先を中心に揉み込んで動きを出す。
保湿力のあるバームタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、毛先を中心に揉み込んで動きを出す。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. ドライ前のオイルとスタイリングでパサつき防止
  2. 弱風で丁寧に乾かす
  3. 分け目はぼかしてふんわりと

「分け目をジグザグにぼかすと、根元の白髪も目立ちにくくなります。年齢を重ねると髪がパサつきやすくなるので、保湿ケアも意識しましょう」(CHIEさん))。

大人ヘア|顔が四角く見えるエラをカバー!柔ふわパーマ×前上がりラインで華奢印象に

【11】骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!

\kakimoto arms 田園調布店の森林郁香さん、斎藤嘉一さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「外ハネになるように、やや前下がりにカットしています。ハチ上にレイヤーを入れて、菱形シルエットに。前髪は薄めに取り、頬の一番高いところでカット。広がりやすい髪質なので、内側はしっかり量感調節して膨らまないようにしています」(kakimoto arms 田園調布店 スタイリストチーフ 森林郁香さん)。ベースカラーはアッシュブラウン。「髪色は、ある程度明るくしてあげるとツヤ感が出せて、肌も明るく見えます。また、ハイライトをブレンドして、柔らかい質感を出しながら白髪もなじませています。髪の乾燥や白髪が気になる方におすすめです」(トップカラーリスト 斎藤嘉一さん)。

<スタイリング方法>

「エラは隠すより、あえて空間を作ったほうが◎。もみあげ付近の毛束を立ち上げて巻き、ふんわりシルエットにしたほうがカバーできます。ただ外ハネにするだけだと、大人は淋しい印象になってしまうので、レイヤーを活かしてふんわり仕上げましょう」(森林さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>前髪をカーラーで巻く
ある程度全体を乾かしたら、前髪を32mmのカーラーで毛先から根元まで巻きこむ。
ある程度全体を乾かしたら、前髪を32mmのカーラーで毛先から根元まで巻き込む。
<STEP.2>毛先を外ハネにする
26mmのヘアアイロンを使用。全体の毛先を外ハネにする。
26mmのヘアアイロンを使用。全体の毛先を外ハネにする。
<STEP.3>トップの毛先を巻く
トップの毛束を取り、毛先から2回転巻く。下ろすとエラ上にボリュームが出て菱形に。
トップの毛束を取り、毛先から2回転巻く。下ろすとエラ上にボリュームが出て菱形に。
<STEP.4>うるおいが出るバームでスタイリング
保湿力のあるバームタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、全体になじませる。前髪も整えて完成。
保湿力のあるバームタイプのスタイリング剤を手のひらにのばし、全体になじませる。前髪も整えて完成。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 前髪は分け目をつけず、根元までしっかりカーラーで巻く
  2. レイヤー部分は上に引き出して巻く
  3. もみあげや顔周りは立ち上げてふんわりさせる

「アイロンで巻いた後はスタイリング剤を毛先中心にしっかりなじませて、ツヤと動きを出しましょう。乾燥して見えないように保湿力のあるバームタイプがおすすめです」(森林さん)。

大人ヘア|骨ばって見えがちなベース型の輪郭を、菱形ボブでふんわり柔らか見せ!

【12】毛先の動きで気になるエラをカバー! ベース型さんに似合う柔らかパーマボブ

\AntiOursのCHIIさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「顔周りのリップラインからレイヤーを入れ、全体はストロークカットで中間から毛先に軽さを出しています。年齢による髪のボリュームダウンと大きなうねりがあり、毛先がハネやすい状態なので、アンティオリジナルパーマメソッドで手触りが柔らかくなるパーマをかけ、これらのお悩みを活かしつつ解消。レイヤーに合わせてカールが動くようにつくると、顔型カバー&抜け感のあるスタイルに」(AntiOurs 店長 CHIIさん)。

<スタイリング方法>

「気になる髪の根元を立ち上げるには、髪が濡れているタイミングでブラッシングをするのが効果的。乾かすときも、根元が立ち上がるように意識しましょう」(CHIIさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>髪を根元まで濡らしてタオルドライ
パーマを出すには、濡れた状態からスタイリングするのが◎。根元まで濡らしたら、しっかりタオルドライをして髪の水分を取る。
パーマを出すには、濡れた状態からスタイリングするのが◎。根元まで濡らしたら、しっかりタオルドライをして髪の水分を取る。
<STEP.2>頭皮用ブラシでブラッシング
頭皮用マッサージブラシで、オールバック、左、右にブラッシングして根元を立ち上げる。
頭皮用マッサージブラシで、オールバック、左、右にブラッシングして根元を立ち上げる。
<STEP.3>毛先にオイルをつける
少し水分が残った髪の毛先にオイルをなじませる。パサつき対策に。
少し水分が残った髪の毛先にオイルをなじませる。パサつき対策に。
<STEP.4>根元を立ち上げるように乾かす
根元が立ち上がるように、髪の根元にドライヤーの風を当てて乾かす。
根元が立ち上がるように、髪の根元にドライヤーの風を当てて乾かす。
<STEP.5>ワックスをもみ込む
髪の柔らかさをキープできるライトワックスを使用。手のひらに少量のばし、中間~毛先にもみ込んで、菱形シルエットを意識して仕上げる。
髪の柔らかさをキープできるライトワックスを使用。手のひらに少量のばし、中間~毛先にもみ込んで、菱形シルエットを意識して仕上げる。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. タオルドライでしっかり水分を取る
  2. 乾かす前のブラッシングで根元を立ち上げる
  3. エアリーなツヤが出るスタイリング剤を使う

「40代にとって髪のパサつきはNG。エアリーな質感とツヤが出るように、ドライ前にオイルをなじませ、ワックスはライトな質感のものを少量に」(CHIIさん)。

ラフな毛先の動きで気になるエラをカバー!ベース型さんに似合う柔らかパーマスタイル

【13】エラ張りをカバーする、レイヤー×パーマボブ

\MAGNOLiAのSHINさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「あご下2cmのワンレンボブベース。レイヤーは、髪の内側をメインに入れ、表面は長さを残して低い位置に入れます。パーマは、髪に柔らかさが出るエアウェーブがオススメ。幅広いロッドを使い、内側や襟足はクリッと、表面はトップが立ち上がるようにしています。内側には外ハネをミックスするとおしゃれです」(MAGNOLiA 総店長 SHINさん)。

<スタイリング方法>

「年齢を重ねると、前髪が割れてしまうという方も多いです。解消するには、前髪をカーラーで巻くときに、分け目をまたぐようにすること。さらに、前髪の根元を、流す方向と逆にしておくと自然になじみます。エラは隠すより、片側を耳にかける程度に。アシンメトリーにすると、顔が明るく見えます」(SHINさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>トップは立ち上げながら前へ乾かす
ハチ上の髪は、上に持ち上げながら、前に向かって乾かす。根元を前に向かせることで、ボリュームが出る。サイドは、前から風を当てて、うしろに向かって乾かす。
ハチ上の髪は、上に持ち上げながら、前に向かって乾かす。根元を前に向かせることで、ボリュームが出る。サイドは、前から風を当てて、うしろに向かって乾かす。
<STEP.2>前髪とトップをカーラーで巻く
分け目をまたぐように、カーラーでトップと前髪を、前に向かって巻き込む。前髪の根元は、流すのと逆を向くように。
分け目をまたぐように、カーラーでトップと前髪を、前に向かって巻き込む。前髪の根元は、流すのと逆を向くように。
<STEP.3>ムースフォームでパーマを出す
襟足やもみあげなどパーマがのびやすいところに、ムースフォームを揉み込んで動きを出す。
襟足やもみあげなどパーマがのびやすいところに、ムースフォームを揉み込んで動きを出す。
<STEP.4>トップやもみあげにワックスでハリを出す
トップや耳周りなど動きを出したい部分に、ジェルタイプのワックスをつまむようにつける。ドライヤーで水分を飛ばし、ハリを出す。
トップや耳周りなど動きを出したい部分に、ジェルタイプのワックスをつまむようにつける。ドライヤーで水分を飛ばし、ハリを出す。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 最終的に流す方向と逆に根元を持っていき、自然な動きを演出
  2. 根元に立ち上がりをつくって、トップをふんわりと
  3. 平面的にならないように崩して動きを出す

「パーマで、トップはふんわりと、耳下と襟足は動きが出るようにしてあります。スタイリングでは、それを活かすようにして。ボリュームと動きを出したい部分に、ジェルタイプのワックスをつまむようにつけてから、ドライヤーの熱で水分を飛ばすと、ハリが出てキープできますよ」(SHINさん)。

エラ張りをカバーするボブは、レイヤー×パーマが決めて!

【14】ベース型をカバーしながら年齢肌も引き上げる! 華奢見えエレガントパーマ

\MAGNOLiA青山店のCHINATSUさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「肩のラインでワンレングスにカットしつつ、リップラインにウエイトを設定し、顔周りから後ろにかけてグラデーションに。髪の中間を間引くように毛量調節をすることで、パーマをかけた時に毛束の動きが立体的になるよう工夫しています」(MAGNOLiA青山店 デザイナー CHINATSUさん)。

<スタイリング方法>

「パーマの良さを最大限に活かすために、根元をドライヤーでしっかりと立たせてください。根元が立つことでカールの動きにメリハリが生まれ、パーマの立体感や軽やかな動きを一日中楽しむことができます」(CHINATSUさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>ドライヤーでトップの根元を立ち上げる
髪をかき上げて根元に熱をあてる。左右に髪を振りながら立たせて。
髪をかき上げて根元に熱をあてる。左右に髪を振りながら立たせて。
<STEP.2>毛先から中間まで持ち上げて乾かす
手のひらで毛先を握ったら、中間まで持ち上げるのがコツ。
手のひらで毛先を握ったら、中間まで持ち上げるのがコツ。
<STEP.3>クリームワックスを握るように揉み込む
手のひらに薄く伸ばし、大胆に揉み込んだら完成。
手のひらに薄く伸ばし、大胆に揉み込んだら完成。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 全体のシルエットは菱形に。隙間バングで抜け感もプラス
  2. スタイリングで根元をしっかりと立たせる
  3. 立体的になるよう、パーマをしっかりと出す

「寝起きの場合は、水で髪の根元を濡らしてからドライすると、根元がふんわりと立ち上がります。スタイリング剤は手のひらに薄く、しっかりと伸ばして。伸ばさずにつけてしまうと、ボリュームダウンやベタつきの原因になるので注意してくださいね」(CHINATSUさん)

ベース型をカバーしながら年齢肌も引き上げる!「華奢見え」エレガントパーマ

ミディアム【3選】


【1】ウェーブもストレートも! デジタルパーマで叶う2wayミディアム

\Double SONSの中原章義さんがレクチャー!/

いつもの基本スタイルがこちら
いつもの基本スタイルがこちら
スタイルチェンジ後がこちら!
スタイルチェンジ後がこちら!
サイド
サイド
バック
バック

「中間から毛先にパーマをかけることで、一度くびれてからウェーブが生まれるシルエットに。毛束の重なりがボリューム感につながります」(Double SONS 店長 中原章義さん)。

<スタイリング方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>水スプレーで髪を濡らす
髪の中間から毛先に、霧吹きで水をかけて濡らす。しっとりすればOK。
髪の中間から毛先に、霧吹きで水をかけて濡らす。しっとりすればOK。
<STEP.2>ムースをもみ込んで自然乾燥
保湿力のあるトリートメント系ムースを中間から毛先にもみ込んでパーマを出す。あとは放置して自然乾燥。
保湿力のあるトリートメント系ムースを中間から毛先にもみ込んでパーマを出す。あとは放置して自然乾燥。

<スタイリングのコツ>

「中間から毛先をざっくり濡らしてからムースをもみ込むだけ。あとは自然乾燥でパーマが再現できるので、とっても簡単!シャワーで濡らしてもいいですが、自然乾燥に時間がかかるので霧吹きがおすすめです」(中原さん)。

大人のヘア|ウェーブもストレートも!デジタルパーマで叶う2wayミディアム

【2】華やかさが持続! ホットパーマでつくるウェーブミディアム

\Rougyの江良栞さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「ベースカットは、レザーで適度なグラデーションを入れて動きを残しました。そこにホットパーマで、全体に大きなウェーブをプラス。ホットパーマはパサつきにくく、ツヤのあるカールがつくれるので40代にぴったり。前髪はウェーブとのバランスを見ながら、やや厚めにパツっとカットして大人らしい印象に仕上げました」(Rougy スタイリスト 江良 栞さん)。

<スタイリング方法>

「根元から中間をしっかり乾かしたら、スタイリング剤でウェーブを戻すだけ。ホットパーマは再現性が高いので、スタイリングが苦手な方にもおすすめです」(江良さん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>根元を擦りながら乾かす
根元と前髪を水で濡らし、根元を指先で擦りながらドライ。前髪の分け目が出ないようにする。
根元と前髪を水で濡らし、根元を指先で擦りながらドライ。前髪の分け目が出ないようにする。
<STEP.2>中間から毛先にムースをもみ込む
保湿力のあるムースを手のひらに出し、毛先から持ち上げるようにして中間から毛先にもみこむ。あとは自然乾燥でOK。
保湿力のあるムースを手のひらに出し、毛先から持ち上げるようにして中間から毛先にもみこむ。あとは自然乾燥でOK。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根元を擦ってしっかりドライ
  2. ムースは少しずつ出して、つけすぎ防止
  3. スタイリング剤をつけたら放置!

「髪の根元は、立ち上がるようにドライヤーで乾かしたら、スタイリング剤がつかないようにしましょう。パーマスタイルは結んでもかわいいので、ぜひトライしてみてください!」(江良さん)。

面長カバーは前髪が命!ワイドバングでほんのりモードなパーマスタイル

【3】厚め前髪でボリュームアップ!ふんわりパーマミディアム

\MAGNOLiA AoyamaのCHINATSUさんがレクチャー!/

完成

完成

サイド

サイド

バック

バック

「前髪が割れやすい方は左右のもみあげを結んだラインから前髪をつくるのがおすすめです。前髪が薄い方は両耳たぶのいちばん高い部分を結んだラインから前髪をつくると、理想的な厚め前髪がつくれます」(MAGNOLiA Aoyama デザイナー CHINATSUさん)。

<スタイリング方法>

まずは生えグセを直さないと、どんなに前髪を厚くしても割れやすくなってしまいます。「濡れた前髪を前に引っ張りながら乾かすと、生えグセが整うので割れにくくなります」(CHINATSUさん)。

スタイリング前

スタイリング前
<STEP.1>前髪を前に引っ張りながらドライヤーをあてる

ドライヤーは頭皮に対して垂直にあてるのがポイント。

ドライヤーは頭皮に対して垂直にあてるのがポイント。
<STEP.2>毛束を持ち上げながらドライヤーをあて、毛先のパーマ感を復活させる

手のひらに毛束を乗せ、その上からドライヤーをあてて乾かす。

手のひらに毛束を乗せ、その上からドライヤーをあてて乾かす。
<STEP.3>スタイリング剤を揉み込むようになじませる

クリームワックスタイプのスタイリング剤がおすすめ。

クリームワックスタイプのスタイリング剤がおすすめ。

<スタイリングのコツ3か条>

  1. 前髪を深めにつくって割れにくくする
  2. 前髪は前に引っ張りながら乾かして生えグセを整える
  3. カールが重なるように髪の下1/3にレイヤーを入れ、華やかさをつくる

前髪が厚くなった分、顔周りにも華やかさが欲しいもの。「レイヤーを入れることでカールが重なり、スタイルに立体感が生まれます。耳の下あたりでカールが揺れ、キュッと締まったフェースラインを印象づけられますよ」(CHINATSUさん)。

40代に似合う【ミディアムヘア】前髪がパカッと割れてしまう…問題も解決!

ロング【3選】


【1】気になる髪質をカバー! ボリュームとツヤを出したロング

\MAGNOLiA OmotesandoのKAYOさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「ローレイヤーベースのセミロング。前髪は目元ギリギリにすることで、子どもっぽくならず大人な印象に。パーマはデジタルパーマがおすすめ。ワンカールベースで巻くことで、内巻きにも外ハネにもスタイリングできます」(MAGNOLiA Omotesando デザイナー KAYOさん)。

<スタイリング方法>

「40代になると前髪がパカッと割れやすくなったり、クセが出たりします。毛先だけでなく根元を濡らしてから乾かし、しっかりクセを取りましょう」(KAYOさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>前髪の根元を濡らす
前髪の割れてしまっているところを、水でしっかり濡らす。
前髪の割れてしまっているところを、水でしっかり濡らす。
<STEP.2>前髪を左右に乾かす
前髪の根元を左右に引っ張りながらドライヤーで乾かし、割れを解消。
前髪の根元を左右に引っ張りながらドライヤーで乾かし、割れを解消。
<STEP.3>顔周りの根元を立ち上げてドライ
全体は毛先から持ち上げるように乾かす。顔まわりは髪の内側に風を入れ、根元を引っ張りながら乾かす。
全体は毛先から持ち上げるように乾かす。顔周りは髪の内側に風を入れ、根元を引っ張りながら乾かす。
<STEP.4>スタイリング剤をもみ込む
ヘアクリームを手のひらにのばし、全体にもみ込んで動きを出す。
ヘアクリームを手のひらにのばし、全体にもみ込んで動きを出す。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根元を立ち上げて乾かす
  2. 表面のツヤは残す
  3. スタイリング剤をしっかりもみ込む

「パーマのボリュームが取れてしまうので、上からなでつけるようにスタイリング剤をつけるのはNG。全体的にしっかりもみ込んで動きを出しましょう」(KAYOさん)。

前髪からサイドに広がる「パーマ×菱形ロング」で、面長をコンパクトに!

【2】根元が立ち上がりやすいようにパーマをかけた、ふんわりロング

\MAGNOLiA AoyamaのDAISUKEさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

乾燥しやすくツヤの出にくいモデルさんの髪質。

「ふんわりしたカール感やツヤ感をプラスしたい場合は、柔らかさが表現できるマットなグレーでカラーリングするのがおすすめ。カラー剤にオイルを混ぜたオイルカラーは髪にツヤが生まれるので、伊藤さんのような髪にぴったりです」(MAGNOLiA Aoyama 代表 DAISUKEさん)。

<スタイリング方法>

耳まわりの髪を立ち上げるには、ちょっとしたコツが必要。「ブローするとき、毛束を真横に引っ張ってドライヤーを根元にあてます。仕上げに冷風をあてて冷ませば、簡単に耳まわりのボリュームはつくれます」(DAISUKEさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>耳まわりの髪を手ぐしで立ち上げ、根元にドライヤーをあてる
最初は熱風をあて、仕上げに冷風をあてて立ち上がりをキープする。
最初は熱風をあて、仕上げに冷風をあてて立ち上がりをキープする。
<STEP.2>毛先を揉み込むようにムースをなじませる
スタイリング力のあるムースを毛先中心になじませる。
スタイリング力のあるムースを毛先中心になじませる。
<STEP.3>毛束の中間から毛先にかけて外巻きにする
毛束は必ず外巻きに。内巻きにすると重たい印象になるのでNG!仕上げにドライヤーを当てると◎
毛束は必ず外巻きに。内巻きにすると重たい印象になるのでNG!仕上げにドライヤーを当てると◎

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 耳周りの髪を立ち上げてボリューム感をつくる
  2. パーマは毛先ではなく髪の中間あたりを中心にかける
  3. スタイリングするときは毛束を外巻きにすること

「ご自身で毛束を縦に巻くと、どうしても内巻きになるものです。まず毛束を外巻きにして、それを手のひらに乗せた状態で上からドライヤーをあてると失敗しません」(DAISUKEさん)。

大人ヘア|へたりやすい耳まわりの髪を立ち上げるだけで、ロングにありがちな寂しげ感を一掃!

【3】スタイリング剤をなじませるだけで決まる菱形ロング

\Cocoon 銀座店のSHUNさんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

もともと、髪全体に軽くパーマがかかっているというモデルさんのスタイル。

「顔周りのボリューム感、毛先の動きを表現するために、顔周りにだけレイヤーを入れています。スタイリング剤を髪の内側になじませるだけで、シルエットがふわっとした印象になります」(Cocoon 銀座店 スタイリスト SHUNさん)。

<スタイリング方法>

「菱形シルエットをつくるたけに大切なのが、顔周りのボリューム感です。髪の内側にあるこめかみ付近の毛束にムースをしっかりとなじませるのがポイント。前髪につけすぎるとベタっとした印象になってしまうので、内側にだけつけて」(SHUNさん)。

スタイリング前
スタイリング前
<STEP.1>根本を潰さないようにドライヤーをかける
根本を立たせるように地肌をこすりながらドライする。
根本を立たせるように地肌をこすりながらドライする。
<STEP.2>こめかみの上にある毛束にムースを揉み込む
ピンポン球大くらいのムースを手に取ったら、こめかみの上にある毛束へなじませる。握るように揉み込むのがポイント。
ピンポン球大くらいのムースを手に取ったら、こめかみの上にある毛束へなじませる。握るように揉み込むのがポイント。
<STEP.3>毛先にもムースを揉み込む
毛先にもピンポン球大くらいのムースを。毛先を握るように揉み込んだら、自然乾燥させる。
毛先にもピンポン球大くらいのムースを。毛先を握るように揉み込んだら、自然乾燥させる。
<STEP.4>髪全体の毛束を指で裂く
毛束をほぐすことで、ふんわりとした毛流れが生まれる。
毛束をほぐすことで、ふんわりとした毛流れが生まれる。

<スタイリングのコツ 3か条>

  1. 根本のふわっと感が大事!根本をこすりながら立たせる
  2. 毛先のパサつきは大敵。ツヤとまとまりの出るムースを使う
  3. こめかみにボリュームを出すことで理想の菱形シルエットへ

「ムースは、キープ力のあるものではなく、トリートメントフォームのようなツヤの出るタイプがおすすめ。つけて自然乾燥させた時に、パリッとした質感にならないものを選びましょう」(SHUNさん)。

面長顔をキュッと引き締める、長め前髪の「菱形ロングヘア」

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。