兜や五月人形、鯉のぼりなどを飾り、無病息災を祈る、5月5日の端午の節句。そんな端午の節句にちなんで、老舗和菓子店「とらや」では、この時期限定の和菓子が販売されます。
定番の「柏餅」や「粽(ちまき)」に加え、美しい色彩の「季節の羊羹」や、端午の節句にちなんだ限定パッケージの「小形羊羹」の4種類です。
季節の手土産にも!「とらや」の端午の節句にちなんだ和菓子4選
■1:咲き競うあやめを思わせる季節の羊羹「菖蒲あわせ」
季節の羊羹「菖蒲あわせ」は、咲き競うあやめを思わせる、優美な色合わせの羊羹です。菓銘は、5月5日の端午の節句に菖蒲(しょうぶ)の根の長さを競い、歌などを詠んだ平安時代の遊戯にちなんでいます。
とらや全店にて販売中で、2022年5月上旬までの期間限定商品ですが、なくなり次第終了となります。
■2:今だけの限定パッケージ!小形羊羹「五月のぼり」
とらやで人気の小倉羊羹「夜の梅」、抹茶入羊羹「新緑」、黒砂糖入羊羹「おもかげ」が、期間限定の限定パッケージで販売中です。パッケージには端午の節句にちなみ、あやめ、鯉のぼり、兜が描かれています。
こちらもとらや全店で販売中で、5月5日(木)までの期間限定となりますが、なくなり次第終了ですので、気になる方はお早めに。
■3:地域によって異なる美味しさが楽しめる「柏餅」
端午の節句の定番、「柏餅」です。柏の葉は新芽が出るまで古い葉を落とさないことから、家系の永続と繁栄につながる縁起物とされています。「とらや」からは、関東地方・御殿場店は餅製、近畿地方は外良製で(写真は餅製)、種類は御膳餡(こし餡)と味噌餡の2種類が販売されます。
販売店舗は生菓子販売店ほか一部店舗となり、直営店では1個からの販売。直営店以外では、関東地方・御殿場店は3個入(御膳餡×3)、4個入(御膳餡×2、味噌餡×2)のセットのみ、近畿地方は2個入(御膳餡×2)、5個入(御膳餡×3、味噌餡×2)のセットのみの販売です。
販売開始は4月21日(木)より順次。店舗によって異なります。
■4:歴史の古い端午の節句の和菓子「粽」
粽の歴史は古く、平安時代には宮中で端午の節句の厄除けとして用意されていました。江戸時代以降には葛や外良の生地を使った甘い菓子として親しまれるようになりました。
「とらや」で販売される「粽」は、全部で4種類。「羊羹粽」「水仙粽」および関東地方・御殿場店のみで販売される「白下糖入外良粽」、名古屋・近畿地方のみで販売される「外良粽」です(写真は関東地方・御殿場店の粽)。
販売店舗は生菓子販売店、ほか一部店舗となり、5月1日(日)より各店順次販売予定です。
「とらや」の端午の節句にふさわしい4つの和菓子。端午の節句のお祝いにはもちろんのこと、この季節の手土産にもおすすめですよ。ぜひ、「とらや」で季節を感じる和菓子を選んでみてはいかがでしょうか。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
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- Precious.jp編集部