【目次】
原因のタイプ別「直し方」
メイク直しでいちばん重要なのは、崩れの原因を把握すること!
午後になると、気になる化粧くずれ。くずれの原因が乾燥なのか皮脂なのかによって、メイク直しアイテムと手順が少し違うんです。
「乾燥崩れ」のメイク直しガイド
乾燥崩れしやすいのはこんな人
・肌が乾燥しやすい、または敏感肌である
・エアコンの効いた室内で仕事していることが多い
・午後になると乾燥や小じわが気になる
・時間が経つと、メイクが粉を吹くことがある
【乾燥崩れしたときのメイク直しプロセス】
<STEP.1>美容液成分配合のコンシーラーをオン
・保湿効果の高い美容液コンシーラーを少量指にとり、くずれが気になる部分にのせて、指で軽くタッピングしながらなじませます。
<STEP.2>パウダーを重ねる
・フェイスパウダーをパフにとり、余分な粉を落としてからコンシーラーの上にそっと重ねます。
・パフを折り曲げてピンポイントでのせると、よりナチュラルな仕上がりに。
「皮脂崩れ」のメイク直しガイド
皮脂崩れしやすいのはこんな人
・オイリー肌、または乾燥肌
・日中は外出して動き回ることが多い
・Tゾーンから化粧くずれを起こす
・アイラインやマスカラがにじみやすい
【皮脂崩れしたときのメイク直しプロセス】
<STEP.1>皮脂をティッシュオフ
・まずは、メイクくずれの原因となっている皮脂をティッシュかあぶらとり紙でオフします。
・こすらず、そっと押さえるのがポイント。
<STEP.2>オイルフリータイプのコンシーラーをオン
・オイルフリータイプのコンシーラーを指にとり、くずれが気になる部分になじませます。
・毛穴が気になる場合は、埋め込むように軽く叩き込んで。
<STEP.3>ブラシでフェイスパウダーをオン
・フェイスパウダーをブラシにとり、コンシーラーの重ねた上にふんわりと重ねる。
・くすみを飛ばす効果のあるタイプを選べば、透明感のある仕上がりに。
乾燥くずれVS皮脂くずれ!肌タイプ別・正しいメイク直しテクニック
【ベースメイク編】化粧が崩れた時の直し方
【基本】簡単キレイな化粧直し<4POINT>
<POINT1>スプレー化粧水を携帯し、とにかく乾かさないこと!
毛穴肌が乾くと、ひとつひとつの毛穴のフチにファンデーションがたまり、縁どったかのような微妙な状態に。常に肌を潤わせておくためには、こまめな水分補給が必須です。保湿成分がたっぷりと含まれたミストタイプの化粧水を常備して、肌を乾かさないように心がけましょう。
<POINT2>安易にファンデーションを重ねず、目立ちだしたらBBをなじませて
毛穴が目立ちだした部分にファンデーションを重ねると、より毛穴の存在感が増す悪循環にはまるリスクが。そこで使いたいのは、ゆるめテクスチャーのBBクリームです。ほんの少しを指先で押さえるようにつけることで、毛穴にたまったファンデーションが溶けるようになじみ、美しい肌が復活します!
<POINT3>テカリだしてしまったら、ブラシでお粉を薄く均一に
テカリは、本格的に崩れだす直前にあるというサイン。テカりだす予感がしたら、プレストパウダーで押さえましょう。使うのはムラづきしがちなパフではなく、ひたすらに薄く均一につくブラシを。本格的にテカってしまったら、お粉の前に、スポンジで皮脂をとり去ると美しく仕上がります。
<POINT4>皮脂はこまめにスポンジで押さえる
汗をかいたと思ったら、わずかでも皮脂が出ているはず。メイクに影響を及ぼす前に、こまめにスポンジでとり去りましょう。メイク用のスポンジには、必要な皮脂までとりすぎず、浮いたメイクを再び落ち着かせる効果もあるのです。擦るのではなく、押さえるようにとり去るのがポイントです。
【アイメイク編】化粧が崩れた時の直し方
【即効】90秒で蘇る、目元のお直し<2STEP>
<STEP.1>スポンジでしわやキメにたまった油分と粉をふき取る
・目元肌のメイク直しのポイントは、夜が近づくにつれ目立ってきたしわの存在感を消すこと。
・そのためには、しわやキメの縁と溝の奥に不自然にたまったベースメイクの油分・粉の攻略が効果的です。
・まずは、肌を素に近い状態に戻しましょう。ファンデーション用のスポンジを用意し、粉類がついていない面をしわに当て、軽く押さえて油分を吸わせます。
・次に、しわに沿ってスポンジを軽く滑らせ、溝の奥に筋状にたまった粉類を拭います。これだけで、クレンジグをしたかのような素に近い肌に戻せます。
<STEP.2>ペンタイプの「ゆるコンシーラー」をしわに沿ってつける
・素の肌に戻したら、しわやキメをなぞるようにコンシーラーをつけ、指先で軽くたたくようにのばします。
・華やかな会食なら明らかなパール感のあるものを、華やかすぎないほうが好ましい場合は程よい光沢があるものがベター。
・食事中は化粧直しができないことを前提に、待ち合わせ前に目の下と目尻はすべてやり直すつもりでリタッチしましょう。
・このとき、白熱灯ではなく細かい部分もきちんと見える蛍光灯の下で直すのが理想です。
<番外編>時間があれば下地のリタッチで、キメとしわを瞬時に消し去る!
・時間に余裕があれば、ぜひとも下地からやり直したいところ。
・下地を省いた場合と比べ、透明感とツヤは5割増し、キメやしわの存在感は3割レスのイメージで、化粧もちも格段にのばせます。
・肌に残った油分と粉をふき取るSTEP.1のあと、美容液をつける感覚で、しわやキメが目立つ部分に少量をなじませます。下地類はつけすぎると化粧崩れが早まるので、ミニマルな量を指の腹で押さえるように。
・雑につけるとコンシーラーがムラになったりと、逆効果になってしまうこともあるので要注意です。
わずか90秒で目元がよみがえる!アイメイクの即効・簡単お直し術2ステップ
これがあると便利! 優秀な化粧直しアイテム【4選】
【1】ランコム「タンイドル ウルトラ ウェア ブラー」
消しゴムのように、毛穴やテカリなど、気になる肌悩みをなかったことにする化粧下地。
つけていることを忘れるくらい軽く、肌にぴたっと密着。毛穴など肌の凹凸をカバーし、皮脂を吸着してナチュラルなマット肌に。ファンデーション前に仕込むことで、崩れ知らずの肌に導きます。
ファンデーションの上から重ねることもできるので、お直しに使うのもおすすめです。
【40代の最新毛穴ケア特集】人気ブランドの新作から名品までおすすめコスメ14選
【2】イヴ・サンローラン「トップ シークレット モイスチャーエクラ ポア マット」
シルクのように軽いテクスチャーの乳液は、肌の上でサラサラに変化し、余分な皮脂を吸着。肌のテカリをブロックしてくれます。肌なじみのいい保湿成分も配合されているため、肌のつっぱりや乾燥も気になりません。
Tゾーンなど毛穴やテカリが気になる部分にのばして使用し、日中のメイク直しの際は、メイクの上から重ねてのせることもできます。
もう厚塗り肌と言わせない!イヴ・サンローランのパワーアップした伝説コンシーラーと最強下地
【3】SUQQU「リタッチ プレスト パウダー」(右)
厚塗り感ゼロで薄く軽やかな仕上がり。皮脂によるテカリを一掃しながら、透明感のある洗練肌に導いてくれる。
単色のリタッチパウダー×4色のカラービーズパウダーが、カバーと輝きを一瞬でかなえ、重ねるほどに清潔感のある印象を作ります。
乾燥くずれVS皮脂くずれ!肌タイプ別・正しいメイク直しテクニック
【4】SUQQU「ラディアント クリーム コンシーラー」
重ねても透明感のあるカバー力と艶感で清潔感のある仕上がりに。保湿効果も高いので、目元に特にオススメ。
これさえあれば「若見え肌」に!最強の脇役ベースメイクアイテム11選
※商品の価格はすべて税込みです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部