【目次】

ポニーテール【4選】


【1】ねじりを効かせた上品なポニーテール

\ROIの関田康司さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「一見、きっちりとまとめているように見えますが、実は後頭部の毛束をかなり引き出しています。40代以降はペタッとした印象になりがちなので、丸いシルエットになるように引き出すのが秘訣です」(関田さん)

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>頭頂部の根元にドライヤーを当てて髪を立たせる
頭頂部に熱を当てることで根元が立つ。
頭頂部に熱を当てることで根元が立つ。
<STEP.2>顔周りの髪を外巻きにする
アイロンは32mmを使用。根元から毛先へアイロンを滑らせるように巻く。
アイロンは32㎜を使用。根元から毛先へアイロンを滑らせるように巻く。
<STEP.3>手ぐしで集めた髪をねじり、ピンで留める
ねじる位置は下目がベスト。両耳の後ろくらいの位置を意識して。少し大きめのピンを使用すると留めやすい。
ねじる位置は下目がベスト。両耳の後ろくらいの位置を意識して。少し大きめのピンを使用すると留めやすい。
<STEP.4>指で毛束を引き出す
毛束を引き出すときはねじった髪の中心、左右、その間の5か所から引き出す。
毛束を引き出すときはねじった髪の中心、左右、その間の5か所から引き出す。

<ヘアアレンジのコツ>

「引き出すのは5か所のみ! 髪の中央、左右、その間の2か所からバランスよく引き出すことで、後頭部に自然な丸さと膨らみが生まれます。引き出す毛束が太いと失敗するので、自分が思っているよりも、細目に引き出すことを意識して」(関田さん)

ROI・デザイナー関田康司さん。読書が趣味なのだそう。「元々、歴史が好きでよく読んでいます」
ROI・デザイナー関田康司さん。

「ねじりを効かせるだけ」でたちまち上品で柔らかい印象になれる、大人のポニーテール

【2】白髪を目立たせない! 大人のポニーテール

\FIX-UP銀座店の高橋紀衣さんがレクチャー!/

完成
完成
バック
バック

クセが強く、うねって広がりやすい藤本さんの髪。「生え際をカバーするように束ねた髪から後れ毛を引き出すと、結び目がゆるんでしまうことも。毛束を上下2つに分けてから1つに束ねておくと、結び目がゆるみにくくなります」(高橋さん)

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>耳の先端より下の毛束をひとつに束ねる
耳を堺にして上下の毛束に分け、まず、耳より下の毛束を1つにまとめる。
耳を堺にして上下の毛束に分け、まず、耳より下の毛束をひとつにまとめる。
<STEP.2>耳の先端より上の毛束と下の毛束をひとつにまとめる
耳より上の毛束を束ねるとき、下の毛束と一緒にゴムでまとめる。
耳より上の毛束を束ねるとき、下の毛束と一緒にゴムでまとめる。
<STEP.3>結び目を抑えながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す
後頭部から7~8か所を目安に、毛束をひとつまみずつ引き出す。
後頭部から7~8か所を目安に、毛束をひとつまみずつ引き出す。
<STEP.4>生え際が隠れるように耳より前の髪を引き出す
特に白髪が目立つこめかみ付近の髪を引き出すのを忘れずに。
特に白髪が目立つこめかみ付近の髪を引き出すのを忘れずに。
<STEP.5>耳より前の髪は中間から毛先にかけて内巻きに
毛束をひとつまみずつ、カールアイロンで内巻きにする。
毛束をひとつまみずつ、カールアイロンで内巻きにする。
<STEP.6>巻いた毛束にヘアオイルをなじませる
毛束の中間から毛先にかけてオイルをなじませる。
毛束の中間から毛先にかけてオイルをなじませる。
<STEP.7>ゴムを隠すように結び目にヘアアクセサリーを装着
お好みのヘアアクセサリーを結び目につけてゴムを隠す。
お好みのヘアアクセサリーを結び目につけてゴムを隠す。

<ヘアアレンジのコツ>

「顔周りの生え際を隠すだけで、白髪はまったく気にならなくなります。こめかみあたりを隠しておくと、白髪カバーだけでなくフェイスラインをキュッと引き締める効果もあるので、ぜひお試しください!」(高橋さん)

FIX-UP銀座店 ヘア&メイクアップアーティスト・高橋紀衣さん。今、ハマっているのがピクルスづくり。「夏バテしたのがきっかけで始めました。今度はぬか漬けにチャレンジしたいですね」
FIX-UP銀座店 ヘア&メイクアップアーティスト・高橋紀衣さん。

白髪が目立たない「大人のポニーテール」のコツとは?

【3】巻かなくてもニュアンスは出せる! ツイストで作るポニーテール

\ZACC vieの宮川勇人さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「毛束を中央で分けるとツイストした時に後頭部がくぼんでしまいますが、斜めに分けてツイストさせることで、後頭部の毛束が盛り上がり、自然と高さが生まれます。結ぶ位置は盆の窪のちょっと下を意識すると頭の型が綺麗に見えます」(宮川さん)

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>耳上の毛束を斜めに分ける
耳上の髪を二つに分ける。分ける際に分け目が斜めになるように分けるのがコツ。
耳上の髪をふたつに分ける。分ける際に分け目が斜めになるように分けるのがコツ。
<STEP.2>左右に分けた毛束をツイストさせる
2回くらいツイストさせればOK。
2回くらいツイストさせればOK。
<STEP.3>ツイストさせた毛束をひとつにまとめる
毛束をひとつにまとめてゴムで結ぶ。位置は盆の窪のちょっと下。
毛束をひとつにまとめてゴムで結ぶ。位置は盆の窪のちょっと下。
<STEP.4>襟足の毛束をねじってゴム付近にピンで留める
襟足の毛束を左右に分けたら、右の毛束をねじる。ねじりながら持ち上げてゴム付近にピンで留める。
襟足の毛束を左右に分けたら、右の毛束をねじる。ねじりながら持ち上げてゴム付近にピンで留める。
逆サイドも同様に。
逆サイドも同様に。

<ヘアアレンジのコツ>

「少し下めにまとめているので、髪の内側の白髪が目立ちにくく、40代以降の方にオススメです。後れ毛はあえて出さないのが大人のルール。自然と落ちる毛束だけで十分ニュアンスが出ます」(宮川さん)

ZACC vieスタイリスト・宮川勇人さん。最近、韓国ドラマをよくみているのだそう。「韓国ドラマが好きなお客様が多いので、影響を受けてみるようになりました。ヘアスタイルやアレンジの参考にすることもあります」
ZACC vieスタイリスト・宮川勇人さん。

ツイストしてピンで留めるだけ!老け見えしない「ポニーテール」の作り方

【4】くるりんぱでできる、後れ毛が色っぽいポニーテール

\U-REALMの瓜生智咲さんがレクチャー!/

 
完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>耳上の毛束を後ろで結ぶ
結ぶ位置は耳裏くらい。きっちりとまとめないのがポイント。
結ぶ位置は耳裏くらい。きっちりとまとめないのがポイント。
<STEP.2>結んでいない襟足の毛束を1の上からひとつ結びにする
襟足の髪を左右に分ける。
襟足の髪を左右に分ける。
1で結んだ毛束の上でひとつにまとめてゴムで結ぶ。
1で結んだ毛束の上でひとつにまとめてゴムで結ぶ。
<STEP.3>2で結んだ毛束をくるりんぱする
結んだゴムの上の穴に毛先を通す。通したら、毛先を持ってキュッと絞り安定させる。
結んだゴムの上の穴に毛先を通す。通したら、毛先を持ってキュッと絞り安定させる。
<STEP.4>ねじりができた部分の表面をつまんで引き出す
くるりんぱでねじりができた部分を指でつまんで細かく引き出す。引き出しすぎないよう、ゴムを片手で抑えながら引き出して。
くるりんぱでねじりができた部分を指でつまんで細かく引き出す。引き出しすぎないよう、ゴムを片手で抑えながら引き出して。
<STEP.5>後頭部の毛束を指で引き出す
結び目を片手で抑えながら後頭部の髪の表面を細かく引き出す。
結び目を片手で抑えながら後頭部の髪の表面を細かく引き出す。

<ヘアアレンジのコツ>

「毛先をひっぱりすぎると髪がつぶれてしまうので要注意。後頭部の髪を引き出すときは、頭の型が丸くなるように意識しましょう。後頭部が凹んでいるとバランスが悪いので、絶壁の場合は後頭部に丸みをプラスするような気持ちで引き出してみてください」(瓜生さん)

U-REALMのスタイリスト・瓜生智咲さん。「海の綺麗な国に行きたいです。日本はずっと寒かったので行くなら暖かい国がいいですね」
U-REALM スタイリスト・瓜生智咲さん。

脱地味!脱若作り!40代ポニーテールは「くるりんぱ」と「後れ毛」が成功ポイント

ハーフアップ【2選】


【1】サイドのボリュームと毛先のハネがマッチ! ねじりハーフアップ

\Joemi by Un amiの大久保瞳さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
サイド
サイド
バック
バック

「顔周りの後れ毛がパサつくと疲れた印象に見えてしまうので、アレンジの前にスタイリング剤をよくなじませて。シアバターなど柔らかいテクスチャーのものをつけると、みずみずしさ、ツヤ、束感も出すことができます」(大久保さん)

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>右耳上の毛束をねじりながら後頭部へ
耳上の毛束をねじりながら後頭部に持っていく。こめかみの毛束を少し残しておくのがポイント。毛束の中間くらいまでねじるイメージで後頭部へ持っていく。
耳上の毛束をねじりながら後頭部に持っていく。こめかみの毛束を少し残しておくのがポイント。毛束の中間くらいまでねじるイメージで後頭部へ持っていく。
<STEP.2>後頭部の中央にピンで留める
ねじった毛束を後頭部の中央でピン留め。ピンを数本使って留めてもOK。
ねじった毛束を後頭部の中央でピン留め。ピンを数本使って留めてもOK。
<STEP.3>左耳上の毛束をねじりながら後頭部へ
逆サイドも耳上の毛束をねじりながら後頭部へ。
逆サイドも耳上の毛束をねじりながら後頭部へ。
<STEP.4>ねじった毛束を後頭部の中央でピン留めする
右と同じ位置でピン留めする。
右と同じ位置でピン留めする。

<ヘアアレンジのコツ>

「後頭部の凹みが気になる方は、後頭部の毛束を少し引き出してボリュームを出すと頭の型が綺麗になります。引き出し過ぎると若作りに見えるので注意しましょう。ピンで留めた部分にヘアアクセサリーをつけても素敵です」(大久保さん)

Joemi by Un ami副店長・大久保 瞳さん。パーソナルジムで筋肉とつけたという大久保さん。「最近は音楽に合わせてボクシングを。体を動かすのが楽しいです」
Joemi by Un ami 副店長・大久保 瞳さん。

たった3分で完成!ピンだけでつくる簡単ハーフアップ

【2】ねじって作る華やかなハーフアップ

\air-GINZA centralの藤本麻衣さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

髪の量が多く、ポニーテールにするにはちょっと髪の長さが足りないモデルさん。「ハーフアップは髪の長さを問いませんし、毛量が多い人にこそおすすめのアレンジです」(air-GINZA central 副店長・藤本麻衣さん)

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>額から後頭部に向かって親指をジグザグに動かしながら、頭頂部の毛をまとめる
こめかみのやや上あたりからスタート。ジグザグに動かして分け目を一直線にしない。
こめかみのやや上あたりからスタート。ジグザグに動かして分け目を一直線にしない。
<STEP.2>頭頂部の髪をまとめたら、毛束の根元を一ねじり
束ねた髪がバラバラにならないようにねじっておく。
束ねた髪がバラバラにならないようにねじっておく。
<STEP.3>ねじった部分を持ち上げながら、トップに高さをつくる
鏡を見ながらトップの髪をどれだけ立たせるのか、バランスを見ながら調整を。
鏡を見ながらトップの髪をどれだけ立たせるのか、バランスを見ながら調整を。
<STEP.4>根元を抑えながら束ねた髪を引き出す
トップに動きを出すようにバランスよく、5か所くらいを目安に毛束を引き出す。
トップに動きを出すようにバランスよく、5か所くらいを目安に毛束を引き出す。
<STEP.5>ねじった部分を固定するようにアメピンで固定
ねじった毛束と引き出した毛束をアメピン2本でしっかり固定する。
ねじった毛束と引き出した毛束をアメピン2本でしっかり固定する。
<STEP.6>スタイリング剤をなじませながら、毛先を外ハネに
ミルクタイプのスタイリング剤を手のひらになじませ、手ぐしでとかすようにして毛先が外ハネになるように整える。
ミルクタイプのスタイリング剤を手のひらになじませ、手ぐしでとかすようにして毛先が外ハネになるように整える。

<ヘアアレンジのコツ>

「オイル系のスタイリング剤はツヤが出るので、パサつきやすい髪におすすめです」(藤本さん)

air-GINZA central 副店長・藤本麻衣さん。月2~3冊のペースで読破する本好き。「出勤前にカフェでコーヒーを飲みながら読んでいます」
air-GINZA central 副店長・藤本麻衣さん。月2~3冊のペースで読破する本好き。「出勤前にカフェでコーヒーを飲みながら読んでいます」

ボリュームが多くて硬い髪の人、必見!ハーフアップで抜け感のあるスタイルに

お団子ヘア【3選】


【1】柔らかさときっちり上品な雰囲気を両立させたシニヨン

\ZACC raffineの櫻井小百合さんがレクチャー!/

完成
完成
フロント
フロント
サイド
サイド
バック
バック

「まず、アレンジの前にワックスを髪全体に揉み込んでください。髪の内側につけておくと、ラフさ、無造作な印象がつくりやすくなります。あとはゴムで結ぶ時に毛束が耳にかかるように結びましょう。耳にきっちりとかけてしまうと、一気に老けた印象になりますが、耳を少し出すと、こなれ感、おしゃれな印象になります」(櫻井さん)

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>髪の内側にワックスを揉み込む
地肌付近や根元は避けて、髪の中間から毛先に揉み込む。
地肌付近や根元は避けて、髪の中間から毛先に揉み込む。
<STEP.2>ねじった毛束をひとつ結びにする
ねじることでトップの立ち上がりが潰れない。
ねじることでトップの立ち上がりが潰れない。
<STEP.3>ひとつ結びを上下に分けて、上の毛束をゴムに巻きつけてピン留めする
巻きつける時は少しゆるめが◎。毛先はゴム付近にピンで留める。
巻きつける時は少しゆるめが◎。毛先はゴム付近にピンで留める。
<STEP.4>下の毛束を上の団子に巻きつけてピンで留める
巻きつける時に後れ毛が出ないように気をつけて。
巻きつける時に後れ毛が出ないように気をつけて。

<ヘアアレンジのコツ>

「このアレンジのポイントはねじりながら毛束をひとつ結びにすることです。ワックスをなじませた毛束をねじると、根元が立ちやすく、正面から見た時に毛流れのあるラフな印象になります。耳にかけたまま結ぶのが難しい時は、結んだ後に耳上の毛束をゆるっとたるませてください。お団子にした後に引き出そうとするとシルエットが崩れてしまいます」(櫻井さん)

ZACC raffineスタイリスト・櫻井小百合さん。映画鑑賞が趣味だという櫻井さん。「邦画、洋画、なんでも好きでよく観ています。映画館で観るのが好きです」
ZACC raffineスタイリスト・櫻井小百合さん。

「老け見え」「若作り」にならない!40代がチャレンジするならラフで上品なお団子ヘア

【2】後れ毛で上品さと女性らしさのあるお団子ヘア

\GARDEN Tokyoの本木亜美さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

「シニヨンの場合、きっちりまとめ過ぎてしまうと老けた印象になることも。後頭部の髪をゆるっと引き出したり、こめかみの後れ毛を残すことで、今っぽい、こなれ感のある印象に仕上がります」(本木さん)

<アレンジ方法>

<STEP.1>スタイリング剤を髪全体になじませる
スタイリング剤はバームやクリームなど柔らかいテクスチャーでツヤの出るものを使用。全体のボリュームを抑えることでまとめやすくなる。
スタイリング剤はバームやクリームなど柔らかいテクスチャーでツヤの出るものを使用。全体のボリュームを抑えることでまとめやすくなる。
<STEP.2>お団子をつくる
髪をざっくりとまとめて襟足付近の下めの位置でお団子にする。
髪をざっくりとまとめて襟足付近の下めの位置でお団子にする。
毛先は抜けきらない状態で結んで。
毛先は抜けきらない状態で結んで。
<STEP.3>後頭部の毛束をランダムに引き出す
表面の髪ではなく、内側の髪をつまんでランダムにゆるめるのがポイント。後頭部に丸みをつくるイメージで引き出して。
表面の髪ではなく、内側の髪をつまんでランダムにゆるめるのがポイント。後頭部に丸みをつくるイメージで引き出して。
<STEP.4>残しておいた毛先をお団子に巻きつける
毛先をねじりなら、お団子に巻きつけるときれいに仕上がる。
毛先をねじりなら、お団子に巻きつけるときれいに仕上がる。
<STEP.5>巻きつけた毛先をゴムの中に入れ込む
毛束を結んでいたゴムの中に、巻きつけた毛先を入れて固定する。毛先が広がる場合は、さらにピンで留めると◎。
毛束を結んでいたゴムの中に、巻きつけた毛先を入れて固定する。毛先が広がる場合は、さらにピンで留めると◎。
<STEP.6>耳元の毛束をゆるめる
お団子の根元を抑えながら、もう片方の手で耳元の毛束を引き出す。耳の半分が隠れるくらいゆるませて。
お団子の根元を抑えながら、もう片方の手で耳元の毛束を引き出す。耳の半分が隠れるくらいゆるませて。
<STEP.7>こめかみの後れ毛を引き出してスタイリング剤をなじませる
後れ毛がパサついていると疲れた印象に。ツヤとまとまりを与えるのが正解。
後れ毛がパサついていると疲れた印象に。ツヤとまとまりを与えるのが正解。

<ヘアアレンジのコツ>

「後頭部の毛束をゆるめるとクセやうねり、髪表面のホワつきが目立ちにくくなるので、この時期はしっかりとゆるめましょう。ゴムはシリコンゴムではなく、太く大きいヘアゴムを使用すると仕上がりが安定します。お団子をつくるときに、毛先をあえて逃すとこなれ感がさらにアップ。無造作に仕上げることで、大人らしい涼しい印象になれます」(本木さん)

本木亜美さん
GARDEN Tokyoトップスタイリスト
クセ毛を活かしたスタイルが得意。自宅でのケア方法やスタイリング方法もをしっかりレクチャーしてくれる頼れる存在。

【美容師直伝】驚くほど簡単にできる、梅雨時期に重宝する「シニヨン」

【3】ゆるっと感が色っぽいハーフアップ風シニヨン

\ZACC raffineの賀山博之さんがレクチャー!/

完成
完成
サイド
サイド
バック
バック

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>襟足で髪をひとつ結びに
結ぶ位置は襟足くらいの低い位置がベスト。高すぎると若作りに見えるので注意。
結ぶ位置は襟足くらいの低い位置がベスト。高すぎると若作りに見えるので注意。
<STEP.2>後頭部の毛束をゆるめる
握るように崩し、毛束をゆるめて後頭部に丸みを出す。
握るように崩し、毛束をゆるめて後頭部に丸みを出す。
<STEP.3>結んだ毛束の一部をねじる
毛束の一部をつまみ、ねじっておく。
毛束の一部をつまみ、ねじっておく。
<STEP.4>ねじった毛束をゴムに通す
まとめた毛束のゴムにねじった毛束を通して団子にする。
まとめた毛束のゴムにねじった毛束を通して団子にする。
<STEP.5>団子を指で崩す
団子の毛束を指でつまみ、適度にゆるませてほぐす。
団子の毛束を指でつまみ、適度にゆるませてほぐす。

<ヘアアレンジのコツ>

「下準備として、髪を巻いておくとよりニュアンスのある雰囲気に仕上がります。巻かなくても、アレンジ前にシュシュなどでお団子を作り、髪に動きをつける方法も手間がかからないのでおすすめです」(賀山さん)

ZACC raffine スタイリスト・賀山博之さん。「飼っている猫に癒される毎日。家に帰るのが楽しみです」
ZACC raffine スタイリスト・賀山博之さん。

顔周りと襟足の後れ毛を出すだけ!ロングヘアの簡単アレンジ

ギブソンタック【1選】


【1】大人の余裕を演出する今っぽいギブソンタック

\MAGNOLiA omotesandoのKAYOさんがレクチャー!/

完成完成
サイド
サイド
バック
バック

<アレンジ方法>

アレンジ前
アレンジ前
<STEP.1>耳裏からフロント部分の毛束をとってハーフアップに
耳裏の位置からフロント部分の毛束を両サイドとる。頭頂部から後頭部の髪は残しておくのがポイント。
耳裏の位置からフロント部分の毛束を両サイドとる。頭頂部から後頭部の髪は残しておくのがポイント。
毛束を後ろでひとつ結びにする。襟足の少し上くらいがベスト。
毛束を後ろでひとつ結びにする。襟足の少し上くらいがベスト。
<STEP.2>結んだ毛束をくるりんぱする
1で結んだ毛束の中央を割って、毛先を上からくぐらせる。
1で結んだ毛束の中央を割って、毛先を上からくぐらせる。
<STEP.3>残した後頭部と襟足の髪をふたつに分ける
結んでいない髪の毛を左右に分けて。
結んでいない髪の毛を左右に分けて。
<STEP.4>左右に分けた毛束をくるりんぱの穴に上から通す
左右に分けた髪の毛を、それぞれ2のくるりんぱの穴に通す。穴の下から指を入れて、毛束を通すとやりやすい。
左右に分けた髪の毛を、それぞれ2のくるりんぱの穴に通す。穴の下から指を入れて、毛束を通すとやりやすい。
<STEP.5>毛先をゴムでひとつ結びにする
すべての毛先をまとめる。
すべての毛先をまとめる。
<STEP.6>毛先をもう一度くるりんぱする
2のくるりんぱの穴に毛先を上から通す。
2のくるりんぱの穴に毛先を上から通す。
<STEP.7>毛先をピンで固定する
くるりんぱした毛先をピンで固定し、お団子をつくる。
くるりんぱした毛先をピンで固定し、お団子をつくる。
<STEP.8>耳上の毛束をゆるっと引き出す
お団子を持ちながら耳にかかっている毛束をゆるく引き出す。たるませるようあイメージで。
お団子を持ちながら耳にかかっている毛束をゆるく引き出す。たるませるようあイメージで。
<STEP.9>頭頂部と後頭部の毛束をつまんで引き出す
お団子を持って、頭頂部と後頭部の毛束を引き出す。ツメでひとつまみし、細かく引き出すのがコツ。絶壁は後頭部が丸く見えるようにしっかりと引き出して。
お団子を持って、頭頂部と後頭部の毛束を引き出す。ツメでひとつまみし、細かく引き出すのがコツ。絶壁は後頭部が丸く見えるようにしっかりと引き出して。

<ヘアアレンジのコツ>

「アレンジの前に、ドライヤーで根元をこするように乾かし、モヒカンラインを立ち上げておくとシルエットに丸みと女性らしさが出ます。あとは全体をランダムにコテで巻き、クリームワックスをなじませておいてください。髪がパサついてまとまっていないと『やつれ感』『疲れた印象』になりかねません。とくにもみあげ、顔まわりの毛束には入念になじませるといいですよ」(KAYOさん)

MAGNOLiA omotesandoのデザイナー・KAYOさん。「スキンケアやメイク用品をリサーチして買うことが好きです。お客様にも正しい知識をお伝えできるように化粧品検定1級を取得するのに勉強中です!」
MAGNOLiA omotesandoのデザイナー・KAYOさん。

古臭いオバさんとは言わせない!今っぽい「ギブソンタック」をつくる9ステップ

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。