【目次】

【1】大手企業グローバルファイナンス本部長のバッグの中身


青山 朝子さん
「NEC」グローバルファイナンス本部長
(あおやま あさこ)「メリルリンチ日本証券」「コカ・コーライーストジャパン」常務執行役員等を経て現職。「太陽ホールディングス」社外取締役も兼務。

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青山朝子さんのバッグの中身
青山朝子さんのバッグの中身

■バッグの中身【6選】

(1)「モンブラン」の万年筆

前職の社長がサインをするときに、契約書サイン用の上質なボールペンを3本おもちなのに感服。以来、私もサインはこれで。

(2)「Rhodia」の手帳

デジタルツールも使いましたが、今は一周回ってこれに戻りました。To Doメモなどに。

(3)「トリー・バーチ」のカードホルダー

花モチーフのカードホルダーは社員証入れですが、顔認証での入館システムももう目前。こちらも使わずに、バッグの中身がより、スリム化する日も近そうです。

(4)「ボッテガ・ヴェネタ」のミニバッグ

上品なベージュはオフのシーンにも映える。

(5)「マーク・ジェイコブス」の三つ折り財布

ずっと長財布を愛用していましたが、財布のミニ化の流行にのって、三つ折りタイプを使うように。電気メーカーという仕事柄もあって、キャッシュレスには抵抗が少なく、身軽さと便利さですっかりミニ財布派です。

キャッシュもある程度、カードは4枚入るので、これで十分。アプリ以外のポイントカードはつくらないと決めたので、気分的にもすっきり。唯一不便なのは、お札を多くおろす必要があるときだけ(笑)。

(6)「バレンシアガ」のミニバッグ

カジュアルなのにクラス感がありお気に入り。

万年筆は「モンブラン」、ミニバッグは『バレンシアガ』『ボッテガ・ヴェネタ』|取締役を歴任するキャリアのバッグの中身

【2】外資系金融グローバルマーケット統括本部副会長のバッグの中身


中空 麻奈さん
「BNPパリバ証券」グローバルマーケット統括本部副会長
(なかぞら まな)「野村アセットマネジメント」「モルガン・スタンレー証券」「JPモルガン証券」等を経て、現職。税制調査会委員等も務める。

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中空麻奈さんのバッグの中身
中空麻奈さんのバッグの中身

■バッグの中身【6選】

(1)「ルイ・ヴィトン」のスマホケース

姉からの誕生日プレゼント。今はビジネスシーンでも、スマホが名刺入れ以上に人目に触れるから、きちんとしたブランドが正解。

(2)ミント

レポート執筆のときの、気分転換に欠かせないミント。

(3)「ルイヴィトン」の名刺入れ

ルイ・ヴィトンの『ダミエ』の名刺入れは、ある著名な女性と名刺交換をした際、『おそろいですね。これ、女性がもつと仕事運上がるんですよ』と聞き、以来リピートをしている3代目。

黒をもつ方は多いのですが、白は少なめ。驚いたことにその後も、同じタイプをもっていた女性は、みなビジネスで成功している方でした。

(4)「トリー・バーチ」のポーチ

「トリー・バーチ」のポーチは友人からのギフト。ペンシルタイプのコスメも収まるところがお気に入り。

(5)イヤフォン

イヤフォンは、外出先で最新の海外ニュースを視聴するときや音楽を楽しむために携帯。

(6)「ボッテガ・ヴェネタ」の財布

「ボッテガ・ヴェネタ」の財布は、気のエネルギーのたまる赤を意識的にセレクト。

お財布は金運にいいとされる長財布を選び、スマホケースとともに、炎のエネルギーのある赤を愛用。仕事をしていれば、気持ちのアップダウンはありますが、これらを見ると、『いや私、運気あるから』と前向きな気持ちに切り替えができる。バッグイン小物は私のお守りのような存在です。

【外資系金融】勤務キャリアのバッグの中身を拝見!|ルイ・ヴィトンの名刺入れ、愛用の理由は…

【3】広告会社ゼネラルマネージャーのバッグの中身


 
安田裕美子さん
電通デジタル ビジネストランスフォーメーション部門長
(やすだ ゆみこ)1974年石川県生まれ、神戸の大学に進学し、在学中に1年間フランス・パリへ留学しファッションを勉強。大学卒業後、1998年に新卒で電通に入社。電通の職位はGM。現在は電通から出向し、電通デジタルでビジネストランスフォーメーション部門長職に従事。

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■バッグの中身【4選】

(1)キンドル

必ず持ち歩いているのがキンドルです。主に読んでいるのはビジネス書。紙の本ももちろん読みますが、仕事のときには軽くて持ち運びが便利なキンドルを携帯して移動時間などに読むようにしています。

キンドルは必須アイテム
キンドルは必須アイテム
(2)「エミリオ・プッチ」のペンケースと「HAY」のペン

青系や柄物のアイテムが好きです。このペンケースは軽くてすっきりしているのでずっと愛用しています。今お気に入りのペンは、北欧デンマークのインテリアブランドのものです。「HAY」というブランドで、細くて見た目がキラキラしていてかわいいですよね。

エミリオプッチのペンケースとHEYのペン
エミリオ・プッチのペンケースとHAYのペン
(3)「バレンシアガ」の三つ折り財布

以前は長財布を使っていたのですが、今はこちらのバレンシアガの三つ折り財布を使っています。手のひらに収まるサイズ感ながらも、マチありの小銭入れが付いていて、お札も折らずに入り、カード類もしっかり収納できます。

バレンシアガのお財布
バレンシアガのお財布
(4)「アニヤ・ハインドマーチ」の名刺入れ

本来は名刺入れではなく、小物入れだと思うのですが、私は名刺入れとして使っています。お茶目で遊び心があるアイテムが好きで、こちらの「目」にひとめぼれしました。

アニヤ・ハインドマーチの名刺入れ
アニヤ・ハインドマーチの名刺入れ

※アイテムはすべて私物です。各ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください。

広告会社勤務、女性ゼネラル・マネージャーのこだわりが詰まったバッグの中身4選!

富裕層の人は持ち物が少ない?


水野俊哉さん
ベストセラー作家
(みずの としや)1973年生まれ。本業はビジネス書作家。会社経営を経て「成功本50冊『勝ち抜け』案内」(光文社)でデビューし、シリーズ累計10万部を突破する。以降も「法則のトリセツ」(徳間書店)や「幸福の商社 不幸のデパート」(大和書房)など著書多数。

お金持ちになりたいなら、何から始めるべきだと思いますか? 手っ取り早いのは、持ち物を変えること! 使用頻度の高いものを富裕層と同じものにすれば、意識が自然とポジティブに変化していきます。

さまざまなビジネス書の著者であり、出版社を設立し、数多くのベストセラーを世に送りだしている水野俊哉さんによると、多くのお金持ちの持ち物には共通点が見られるそうです。

それでは、富裕層は一体どのような物を無意識で選び、持ち歩いているのでしょうか? 水野さんに教えていただいた、お金持ちの持ち物事情をお伝えします。これから財布やペンを買い替えるときに真似をして、セレブの仲間入りを果たしましょう!

■実はお金持ちが無意識で選んでいる「持ち物の共通点」【5選】

(1)時短のために長財布&電子決済を選ぶ

小銭をジャラジャラ持ち歩かない!
小銭をジャラジャラ持ち歩かない!

お金持ちが持っている財布の定番といえば、長財布です。そのことを知っていて、すでに長財布を使っているという人は少なくないはず。しかし、ただ長財布を使っているだけ、になっていませんか?

「富裕層は基本的に現金を持っておらず、カードやスマホで電子決済しています。とくに若い富裕層の方にそういった傾向がありますね。会計の際にお札や小銭を出してという時間を短縮するためです」(水野さん)

長財布は持っているけれど、現金で支払いをしている。別に小銭入れを使って小銭を管理しているという人は多いのではないでしょうか。細かいお金をいちいち探すくらいなら、電子マネーの方がスムーズです。

消費税の増税に伴って、電子マネーでの決済がよりお得になるというニュースもあります。この機会に現金を大量に持ち歩くのはやめて、長財布に入れたカードとスマホだけで身軽に外出してみてはいかがでしょう。

(2)自分用は書き心地・営業用は格式でペンを選ぶ

普段使うペンは書きやすいものが一番!
普段使うペンは書きやすいものが一番!

お金持ちの方が使うペンはなんだか高そうですよね。実際、彼らはどのようなペンを使っているのでしょか。

「意外かもしれませんが、書き心地を優先する人が多いですね。それこそ、ユニボールやジェットストリームなど。自分で使う分には、ブランドなどを気にせず実用性を重視しています。ただ営業など仕事の関係上、人前でペンを使う、あるいはお客様にペンを差し出す方の場合これではマズい。高級ホテルで使われているような格式あるボールペンや高級万年筆を使う人が多いです」(水野さん)

ついつい書き心地を優先させてお客様の前で安いペンを使っていませんか? もちろん、書き心地を優先させるのは悪いことではありませんが、「この人は他の人と違うな……」と顧客に思ってもらうことはマイナスにならないはずです。必要経費だと思って、格式のあるペンを1本購入してみては?

(3)自分自身がブランドなので名刺入れは持たない

名刺を渡さずSNSでやりとり
名刺を渡さずSNSでやりとり

社外の人を相手に仕事をする人の必需品。それは名刺ではないでしょうか。連絡先や所属などが記載されている名刺を相手に渡すことで、手軽に連絡先を交換する役割を担っています。

しかし、お金持ちの方々はあまり名刺入れを持たないそうです。なぜ、名刺入れを持たないのでしょうか。

「富裕層の方々は、自分自身がブランドとなり仕事をしています。つまり、名刺が無くとも連絡先がわかっているんです。インターネットで検索すれば、ブログやメルマガなどが見つかるので、それが名刺代わり。ほとんど、LINEなどのSNSでやり取りをしていますね」(水野さん)

要するに、検索をすればヒットするように自己ブランディングができているということ。今後は名刺や名刺入れのデザインにこだわるのではなく、ブログ・メルマガ・SNSをしっかりつくりあげることが大切なのかもしれません。

(4)スマホで一元管理しているためノートや手帳は持たない

富裕層は予定もアイディアもスマホに入れておく
富裕層は予定もアイディアもスマホに入れておく

「ふと、思いついたアイディアをメモしたい」「やらなければいけないタスクをノートや手帳に書く」「スケジュール管理は手帳を使う」と、ノートや手帳を愛用している人は多いですよね。お金持ちの方も同様にノートや手帳を活用しているのでしょうか。

「基本的にノートも手帳も持っているのを見たことがないです。メモが必要なときは秘書の方にメモを取ってもらう、スケジュールも秘書が管理していることがほとんど。あるいはメモもスケジュールもスマホに集約している人も多いですね」(水野さん)

スマホの普及に伴い、すべてスマホで管理しているという富裕層が多いそうです。秘書の方にスケジュール管理をしてもらうのがもう少し先になりそう、という方はスマホでの一括管理から始めましょう。

(5)不安がないので財布やスマホ、キーケースのみで外出する

色々な荷物を持ち歩く必要はない!
色々な荷物を持ち歩く必要はない!

ここまで本記事を読んでいただいた方はおわかりかと思いますが、外出する際の富裕層の方の荷物は少ない傾向にあります。

「荷物は手ぶら、あるいは小さなバッグだけを持っている人がほとんど。最低限、財布やスマホ、キーケースくらいでしょうか」(水野さん)

真似すれば富裕層の仲間入り!お金持ちが無意識で選んでいる「持ち物の共通点」5選

この記事の執筆者
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