【目次】
舌回しの「メリット」
「顔のたるみ」の改善
ほうれい線や下がり口角などの「老け影」は、エイジングの代表的な悩み。ほうれい線の原因となるのは加齢だけでなく、姿勢の影響や肌の乾燥・ハリの低下など、毎日の表情やスキンケア、ライフスタイルがほうれい線の原因となっています。 そして口周りをはじめとする表情筋の衰えが、たるみやほうれい線などのしわをさらに定着させて「老け顔」を加速させることに。 エクササイズによって顔の表情筋やその周りの筋肉を刺激し、少しずつでも固くなった筋肉をほぐしてリセットしてあげると、徐々にほうれい線が解消され、肌と筋肉にもハリと弾力が蘇るので、毎日こつこつほうれい線解消エクササイズを続けることが大切です。
「首のコリ」をほぐす

首を左右にゆっくりと回してみてください。イテテ、とコリを感じている人は要注意。首に負荷がかかりすぎていて、ガチガチに固まっている状態です。放っておくとスマホ首=ストレートネックになる可能性が。これが首コリ、肩コリを悪化させますし、ひどい場合は頭痛やめまいを引き起こすことも…。なので日々のケアで簡単にできる対策術を知っておくといいでしょう。
【村木宏衣さん直伝】コリもほうれい線も解消できる「舌回し」エクササイズ
【1】「ほうれい線」解消を狙った舌まわし
「舌骨下筋群」はあご下から始まり、胸骨や肩甲骨と繋がっていて、首コリ、肩コリに大きく関わる筋肉。この舌回しのエクササイズで、ストレッチしてゆるめると首も肩甲骨も緩んで動きやすくなるし、呼吸もしやすくなる効果も。 また、口の周りを内側からグッと押すエクササイズでもあるので、ほうれい線ケアにも有効です。簡単だしいつでもどこでもできるので、マスクをしているときはこっそりやってみてくださいね。
Step1: まずは首の可動域をチェック
首をゆっくり左右に動かして、首の可動域、コリ具合をチェックしましょう。舌回しエクササイズが終わったら、変化を確認するために、再度可動域をチェックしますよ。
Step2:上下の歯ぐきをなぞるように舌で円を描く
左回りも同様に20回行いましょう。最後に首を左右に動かして、可動域をチェックしてみて。初めよりも可動域が広がり、スムーズに動くようになっているはずですよ。
【まとめ|村木宏衣さん直伝 コリもほうれい線も解消できる「舌回し」エクササイズ4か条】
1.首コリが慢性化している人は「舌骨下筋群」も凝り固まっている可能性が。
2.舌を動かすときに使う「舌骨下筋群」をストレッチして緩めると首コリ解消に。
3.舌で上下の歯ぐきをなぞるように円を描くだけの簡単エクササイズに。
4.舌で内側から押すことでほうれい線ケアにも効果抜群。
【村木宏衣さん直伝】コリもほうれい線も解消できる「舌回し」エクササイズ
【2】「舌スイング」でフェイスラインのもたつきを解消
「舌スイングエクササイズ」は、舌を思いっきり出し、虹を描くようにスイングさせるエクササイズ。舌の根元はあごの組織とつながっているため、舌を出して動かすことであごまでも鍛えられるのです。すると、自然とフェイスラインのもたつきもすっきり解消! しかも、口角から鎖骨につながる筋肉もしっかり伸ばせるので、年齢とともに気になる首のしわにも効果てきめんです。
Step1:舌をしっかり伸ばして左右にスイング
両手を胸の前でクロスさせ、首の前側を伸ばして反らせます。
Step2:舌を出してスイングを8回繰り返す
舌を思いっきり出し、目とともに虹を描くようにスイングさせます。8回行ったら舌を引っ込めて正面を向き、手を下ろしましょう。
【3】口角アップできれいな笑顔「顔ヨガ」
顔ヨガ「おいしい顔」は、口角挙筋(こうかくきょきん)・舌筋を使用して口角アップ。きれいな笑顔になるエクササイズです。
Step1:目線を上に、口角を上げて笑顔をつくる
目線を少し上にして、口角を上げて笑います。上の歯が8本見えているように。舌を出して舌先は小鼻を舐めるように上に向けます。
Step2:舌先を上げたまま、左右に移動して3往復
舌先を上げたまま、左右の口角に移動。舌で唇を舐めないよう、しっかり外に出して。3往復しましょう。
- TEXT :
- Precious.jp編集部