【目次】
舌回しで得られる「メリット」は?
◆「顔のたるみ」の改善
舌の正しいポジションをご存知ですか? 舌の基本位置は、口を閉じているとき舌が上アゴにピタッとくっついている状態が正解です。けれども舌の筋肉(舌骨筋群[ぜっこつきんぐん])が加齢で衰えてしまうと、無意識に舌が口の奥でだらんと垂れ下がることに…。これが表情筋に影響を及ぼし、上下左右のバランスが崩れて顔のゆがみやたるみを引き起こしたり、むくみによる二重あごも加わり、フェースラインがもたつくことに…。
首コリも二重アゴも解消!【村木さん考案】「首回し」舌トレーニングメソッドとは?
◆「ほうれい線」の改善
特に口輪筋は、舌が正しい位置にあることで自然に引き上げられる構造になっているため、舌が落ちると常にゆるんだ状態に。結果として、口元のたるみが進み、ほうれい線が深まりやすくなってしまうのです。つまり舌の位置と筋力は、顔を内側から支える「見えない土台」であり、ほうれい線に直接影響を及ぼす重要な要素なのです。
そのため、舌の根本からしっかり動かすエクササイズは、このゆるみ切った内側の筋肉にダイレクトに刺激を送り、顔の中心部から立て直すアプローチ。表面的なケアでは届かない深層の筋肉を働かせ、リフトアップする作用が。そのため、ほうれい線だけでなく二重あごやむくみまでケアできる効果が!
ほうれい線対策に!【村木宏衣さん指導】口元のたるみ解消・舌トレメソッド
フェースラインが変わる「舌トレーニング」
【1】ほうれい線の対策に!舌筋ワイパートレーニング
ほうれい線を深くする最大の要因のひとつは、口元を支える筋肉が衰え、皮膚を内側から支えきれなくなること。本来、舌は上あごに軽くつき、顔の中心部を内側から支える「柱」のような役割をしているのですが、舌が上あごに収まらず下に落ちた、いわゆる「落ちベロ」の状態になると、この支えがなくなり、口元まわりの筋肉がはたらきにくくなります。
アゴの動きを止めることで、舌のエネルギーがまっすぐ口輪筋に入り、刺激が一点に集中します。いつでもどこでもできますし、外からでは届かない筋肉に、内側から圧をかけていくという方法なので、早い段階で成果が現れやすいですよ。
舌で唇の上側をワイパーのように左右へ動かす
姿勢を正してあごを軽く引き、手で支えます。そして頰を少しだけ膨らませるようにしてから、舌先で上唇の内側に沿って口輪筋の上部を左右にゆっくり動かします。ワイパーのように、片端からもう片端まで約5秒かけてなぞるようにマッサージしてください。この左右の往復を1セットとして10回行いましょう。
\このメゾットのポイントと効果/
1)ほうれい線は、口元を支える内側の筋肉がゆるむことで進行。
2)舌の筋力が弱まると「落ちベロ」になり、口輪筋が働かず、たるみが加速。
3)下アゴを固定して行う舌トレは、舌の力を口輪筋に集中させ効率よく鍛えられる。
4)続けるほど口元のハリが戻り、ほうれい線や輪郭のもたつきが目立ちにくくなる。
ほうれい線対策に!【村木宏衣さん指導】口元のたるみ解消・舌トレメソッド
【2】二重アゴ&首コリを解消!舌トレーニング
舌を思いっきり出すだけでも舌骨筋群が鍛えられるし、垂れ下がった舌が引き上げられるので、二重アゴの改善につながりますが、これに「首回し」を組み合わせると顔や首の筋肉がよりはたらくようになり、むくみやたるみを改善し、若いころのシャープな輪郭に! さらに固くなってしまった首の筋肉を「内側からほぐす」効果もあるので、首コリ解消にもなるといううれしい効果も。「太ったわけではないのに、最近フェースラインが丸くなった」「顔がむくみやすい」「首コリがつらい」という人はこの舌トレーニングを習慣化するのがおすすめですよ。
STEP.1:下の歯につかないようにしながら舌をグッと前に出す
舌トレーニングを行うとき、つい首が前に出てしまいがちですが、まずは真っすぐの姿勢でいることが基本です。そして下の歯につかないようにしながら、舌をグッと前に出します。
STEP.2:天井を見上げる姿勢で、首をゆっくりと回す
STEP.1の状態のまま天井を見上げ、首をゆっくりと右回りで10回、回します。次に左回りで同様に10回、回しましょう。舌を出さずに行うのと比べて、舌を出して行うと喉の奥(首の内側)にしっかりと効いているのを感じるでしょう。
【まとめ|首コリも二重アゴも解消!「首回し」舌トレーニングメソッド4か条】
1)舌の基本位置は、口を閉じているとき舌が上アゴにピタッとくっついている状態が正解。
2)舌骨筋群が衰えると舌が口の奥で下がってしまうが、これがたるみ、むくみ、二重アゴに。
3)この舌トレーニングは、舌骨筋群を鍛えながらコリ固まった首の筋肉を内側からほぐす効果も。
4)アゴ下だけでなく、首ラインもスッキリ!フェースラインがシャープに変わる。
首コリも二重アゴも解消!【村木さん考案】「首回し」舌トレーニングメソッドとは?
【3】二重あごを撃退!舌根うがいトレーニング
喉の奥で水を振動させるこの動作は、舌根部を集中的に動かします。水の抵抗が筋肉に負荷をかけ、まるで「舌の筋トレ」。この刺激が舌を正しい位置へと導き、あご下からフェースラインを引き締めるサポートになります。
また、うがいの動作では口まわりの筋肉も大きく動くため、唾液の分泌が促され、口元のハリや潤いをキープ。舌が喉奥に落ち込みにくくなることで、いびきや無呼吸の予防にもつながります。日々のうがいで、重力に逆らい美しさを育てることができるのですから、歯磨きのたびに、ぜひ意識して取り入れてみてくださいね。
カーッという発音でうがいをして息を吐き切り、そのまま10秒間キープする
お水を喉(舌の付け根)に溜めて、口を大きく開けてカーッという発音で息を吐き切るようにうがいをします。そして、吐き切ったらそのまま止めて、10秒間、水を喉に溜めたままキープします。これを3回繰り返して。歯磨きの前に行うのを習慣化するのがおすすめですよ。
\このメゾットのポイントと効果/
1)舌の正しい位置は、根元から上あごにぴたりと密着している状態。
2)加齢で舌根の筋肉が弱まると血流やリンパの流れが悪くなり二重あごに。
3)ガラガラうがいで舌根部を集中的に動かし、負荷をかけるので「舌の筋トレ」に。
4)舌が喉奥に落ち込みにくくなることで、いびきや無呼吸の予防にも。
ガラガラうがいで二重あごを撃退!【村木宏衣さん指導】舌根トレーニング習慣
【4】口元のゆるみ防止に!舌先キープトレーニング
舌先を上唇に軽く当てて30秒キープするだけですが、舌や口唇周囲の筋肉が適度に刺激され、口角がキュッと引き上がり、フェースラインのもたつきもシャープに。継続することで、口元の印象が引き締まり、表情全体にすっきりとした変化が現れることでしょう。
また、舌先に意識を集中させることで感覚刺激が生まれ、あくびが止まる効果もあります。リフレッシュ効果も感じられるので、日中のパフォーマンス維持にも役立つ習慣といえそうです。
舌先を上唇に当てて30秒キープする
あごを手で押さえて安定させた状態にします。舌先を軽く尖らせ、上唇の中央あたりにそっと触れさせたまま30秒キープを。口元や顎に余計な力が入らないよう注意しながら、鼻呼吸を意識して行います。首が前に出ないように姿勢を整えることで、より安定した状態で舌の位置をキープできます。
\このメゾットのポイントと効果/
1)舌の筋機能低下は、口元のたるみや印象変化に関与する可能性がある。
2)舌先を上唇に当てることで、舌と口唇周囲の筋肉に適度な刺激が入る。
3)継続することで口角が引き上がり、フェースラインがシャープに。
4)舌先に意識が集中することで刺激となってあくびが止まり、リフレッシュ効果も。
口元のゆるみ防止に!【村木宏衣さん指導】舌先キープトレーニング
【5】二重アゴと首ジワを解消!舌抵抗トレーニング
割り箸を使った「舌抵抗トレーニング」です。舌をまっすぐ前に押し出して鍛えることで、舌だけでなく、アゴ下を支える舌骨上筋群にも刺激が加わります。筋肉がはたらきやすい状態になると、舌骨はやや高い位置で安定しやすくなり、アゴ下が内側から支えられて引き締まってきます。
さらに、舌を上アゴに保つ力が育つため、頭が背骨の上の正しいポジションに戻りやすくなり頸椎の自然なカーブも保ちやすくなります。習慣化すれば二重アゴの予防や首のシワ改善、ストレートネック対策になりますよ。
舌を前に出して割り箸と押し合う
割り箸を口元に近づけます。次に舌をまっすぐ前方へ出し、割り箸と押すのですが、このとき舌の上に小さな粒をのせるような感覚で舌先を細くまとめ、割り箸と押し合うように3秒間キープ。口周りや下アゴに力を入れず、舌の筋力だけで行います。これを30回行いましょう。鏡を見ながら行うと、アゴが前に突き出ていないか、首に余分な緊張が入っていないかを確認しやすくなりますよ。
\このメゾットのポイントと効果/
1)二重アゴや首ジワ、スマホ首には、舌骨周辺の筋肉と舌の位置が関与。
2)舌の筋力が低下すると、アゴ下が支えにくくなり、スマホ首姿勢を招く。
3)割り箸を使った舌抵抗トレは、アゴ下、首を支える筋肉に刺激を与える。
4)継続することで、二重アゴ予防や首ジワ改善、姿勢の安定に。
二重アゴと首ジワを解消!【村木宏衣さん指導】舌抵抗トレーニング
フェースラインが変わる「舌ストレッチ」
【1】首コリ&二重アゴ解消!舌骨筋ストレッチ
「舌骨筋」とは、あごから首にかけての前面に位置し舌骨に付着する筋肉の総称です。
「舌骨筋」は筋肉であるため、当然ですが加齢とともに衰えてしまうので、大人は誰もがケアが必須! そこで今回、村木さんが「入浴中のルーティンにしてほしい」という、舌を直接指で引っ張る、というシンプルな方法を伝授。内側からストレッチされる感覚が気持ちよくコリがほぐれる実感があるので、試してみてくださいね。
STEP.1:指で舌を掴んで前方に引っ張る
人さし指と親指で、下側からなるべく舌の根元の方をつかんで、前方向に引っ張り、10秒キープしましょう。
STEP.2:舌をつかんで左斜め、右斜めの2方向に引っ張る
STEP.1の状態のまま、左斜めの方向に引っ張り、10秒キープします。次に右斜めの方向にも引っ張り、10秒キープします。これで喉の奥の舌骨筋がストレッチされることに。
\このメゾットのポイントと効果/
1)「舌」の筋肉をケアしないと、年齢とともに筋力が低下し「舌が落ちる」状態に。
2)「舌骨筋」が衰えると滑舌が悪くなる、首コリや二重あご、顔のたるみを引き起こしやすくなる。
3)「舌骨筋」は年齢とともに劣化するので、大人はケアが必須。硬くなった「舌骨筋」を緩めるストレッチを。
4)「舌骨筋」はあご下から始まり胸骨や肩甲骨と繋がっているため、ケアすればコリもたるみも解消。
首コリ&二重アゴ解消で顔スッキリ【村木宏衣さん指導】「舌骨筋ストレッチ」
【2】スマホ二重アゴを解消!舌ストレッチ
この「舌ストレッチ」でアプローチする筋肉は、「舌骨上筋群(ぜっこつじょうきんぐん)」「舌骨下筋群(ぜっこつかきんぐん)」という舌の筋肉に加え、「顔の表情筋」、首からデコルテにつながっている「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」です。
「舌骨上筋群」「舌骨下筋群」は、首の前面から側面にかけて舌骨を中心に位置する筋肉群で、このストレッチによって、内側からフェースラインを引き締める効果あり。そして、連動している表情筋、特に口周りの筋肉や頬の筋肉がしっかり使われるため、頬がキュッと引き上がりますし、加えて口角も引き上がるので、生き生きとした明るい表情になるのもメリット。
STEP.1:背筋をまっすぐに伸ばし、正しい姿勢をキープ
天井から1本の糸で吊るされているイメージを持ち、背筋をまっすぐに伸ばしましょう。
STEP.2:首を傾けて舌を思いっきり斜め下に出す
首を右に傾けます。このとき右手を使ってストレッチをかけましょう。それから、舌を思いっきり伸ばすように、舌を斜め下に出します。この状態を15秒キープ。これを2回繰り返しましょう。左側も同様に行ってください。
\このメゾットのポイントと効果/
1)スマホを悪い姿勢で見続けていると、二重あごやフェースラインのゆるみは深刻化。
2)解決策は動きづらくなった舌と首の筋肉を目覚めさせて引き締める「舌ストレッチ」。
3)アプローチする筋肉は、「舌骨上筋群」「舌骨下筋群」「顔の表情筋」「胸鎖乳突筋」。
4)首の奥から輪郭を引き締め、表情筋も胸鎖乳突筋にもはたらきかけるので若見え効果抜群。
スマホ二重アゴを解消!【村木宏衣さん指導】シャープな輪郭を取り戻す「舌ストレッチ」
- TEXT :
- Precious.jp編集部

















