伝統のおもてなしと最新の設備を併せもつ「帝国ホテル 東京」。眼下に日比谷公園の緑を望む、都内最高のロケーションを誇る老舗ホテルです。
帝国ホテルでは、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、従業員の雇用確保ならびに人材交流を目的に、他企業への出向を積極的に行っていました。
そのなかで、享保19年(1734年)に兵庫県丹波篠山市で創業した老舗黒豆店「小田垣商店」に出向したパティシエールの木地祐子氏は、新たに開設されたカフェ「小田垣豆堂」のオープニングスタッフとして、和の食材を使用したスイーツの考案・制作に携わりました。
木地氏が考案した「mamedou ティラミス」は好評を受け、今では同店の看板メニューに。そんな出向先で考案したティラミスをテイクアウト用にアレンジしたスイーツのほか、小田垣商店の黒豆を使ったマカロンとパンを、コラボレーション商品として10月より帝国ホテル 東京にて販売しています。
今回のコラボレーション商品は、すべて小田垣商店で取り扱う黒豆の最高品種とされる兵庫県・京都府産の「丹波黒」を贅沢に使用したものです。
丸い形の丹波黒は、ふっくら、もっちりとした食感と口当たりのよさが特長。小田垣商店の熟練した職人たちが良質な素材を選び抜き、一粒一粒伝統の手撰りで最高級の黒豆に仕上げています。
今回のコラボレーション商品を通して、そんな丹波黒のひときわ甘く豊かな風味をお楽しみください。
期間限定販売!小田垣商店×帝国ホテル 東京の黒豆スイーツ3種
■1:上品なほろ苦さが効いた「丹波黒豆ティラミス」
パティシエールの木地氏が考案した、カフェ「小田垣豆堂」で提供している「mamedou ティラミス」を、帝国ホテル 東京の料理長である杉本雄氏がテイクアウト用にアレンジ。
コーヒーシロップを染み込ませた生地の上には、まん丸のマスカルポーネムースが。中には「丹波黒」の煎り黒豆を使用して作ったオリジナルのプラリネ、コーヒークリーム、栗の甘露煮まるごと1個が入っています。
ティラミスの表面にはきな粉クリームと生クリームを線状にかけ、さらに煎り豆と金箔を美しく飾って「ガルガンチュワ」の洗練された雰囲気を表現しています。
さらに、コーヒーを抽出した後の粉を乾燥させたパウダーをトッピングすることで、味わいに上品な苦みを加えています。
■2:炒り黒豆の香ばしさが楽しめる「マカロン(黒豆)」
「丹波黒」を贅沢に使用したマカロンには、黒豆のさまざまな魅力が詰まっています。
竹炭が練り込まれたマカロン生地はつややかな漆黒。中には、黒豆にカラメルと白ごま油をあわせてほろ苦い味わいに仕上げたプラリネをはさんでいます。マカロンの周囲にはぐるりと粗く砕いた煎り黒豆をまとわせ、その香ばしい風味がアクセントになっています。
■3:黒豆をかたどったブリオッシュ「黒豆」
その名の通り、黒豆の形をモチーフにしたブリオッシュ。小田垣商店の「丹波黒」の煮豆ときな粉を使用しています。
黒豆のあんこを、黒豆ときな粉が練り込まれたブリオッシュ生地で包み、さらにココア味のブリオッシュフィユテ生地で覆って焼き上げています。和の食材を活かしつつ、ホテルショップ「ガルガンチュワ」のテイストに合わせて、バターの風味豊かな洋風の味わいに仕上がっているのもポイント。
黒豆の上品な甘さが際立つあんこは、きな粉の香ばしい香りと相性抜群! また、外はパリッと、中はふんわりとした軽い食感で、最後の一口まで飽きずにおいしくいただけます。
東京料理長の杉本氏は、「今回のコラボレーションは、まさにSDGsのひとつでもある『パートナーシップで目標を達成しよう』にもつながります。この商品を通じて、『日本の伝統食材』を大切に守り続けるというお互いの想いも感じていただけたら幸いです」と語ります。
老舗同士のコラボレーションにより生まれた、最高品種の黒豆を贅沢に使用した特別な商品。ぜひこの機会に召し上がってみてくださいね。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
問い合わせ先
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帝国ホテル 東京
販売期間/~2023年1月31日(火) - 販売場所/ホテルショップ「ガルガンチュワ」
- 営業時間/10:00~19:00
- TEL:03-3539-8086
- 住所/東京都千代田区内幸町1丁目1−1 帝国ホテルプラザ 東京 1階
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- TEXT :
- Precious.jp編集部