星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」が、栃木県・鬼怒川温泉で展開する「界 鬼怒川」。益子焼や黒羽藍染を随所に使ったご当地部屋「とちぎ民藝の間」、名湯・鬼怒川温泉の湯が楽しめる大浴場など、ご当地の自然と文化が楽しめる温泉旅館です。
鬼怒川の名湯と自然、伝統文化を堪能できる旅館「界 鬼怒川」
首都圏より約2時間、鬼怒川温泉駅より車で5分。鬼怒川渓流に面した小高い丘の上に位置するのが「界 鬼怒川」です。
スロープカーで辿り着くエントランスホールにこだまするのは、益子焼でできた水琴窟からの柔らかく澄んだ音。栃木の伝統工芸品「益子焼」「黒羽藍染」「大谷石」が館内のいたるところで使われており、民藝に縁の深い土地ならではのおもてなしが嬉しいところ。
木々に囲まれ、中庭を囲うようにして建つ客室や露天風呂からは、桜や新緑、紅葉、雪景色など四季折々の美しい風景を望むことができ、一年を通して季節の移ろいを味わえます。
■ご当地部屋「とちぎ民藝の間」
「界 鬼怒川」の客室は全48室がご当地部屋「とちぎ民藝の間」。ローベッドとソファを配置し、益子焼や黒羽藍染、大谷石などのとちぎ民藝が部屋の随所に取り入れられているのが特徴。
■名湯が楽しめる大浴場!春には花見風呂も
鬼怒川温泉は「傷は川治、火傷は滝(鬼怒川)」と謳われるほどの名湯として知られています。アルカリ性単純温泉なので体に優しく、長湯をしても疲れにくいのも魅力の一つ。露天風呂の向こう側に桜並木を望み、春には花見風呂も。湯上がり処で、季節のドリンクやアイスキャンデーも楽しめます。
■ご当地の伝説から着想を得た料理が味わえる会席料理
「界 鬼怒川」で提供される会席料理のメインは、龍王峡の龍神伝説にちなみ、荒ぶる龍神のダイナミックさを表現したもの。
春夏は焼き石にお湯をかけ、その蒸気で食材を蒸しあげる「龍神蒸し」、秋冬は焼き石を鍋に入れ、ぐつぐつ煮込む龍神鍋を提供します。干瓢(かんぴょう)や巻湯波(まきゆば)をはじめ、地域らしさを感じる食材とともに楽しんでください。
■四季折々の風景が楽しめる中庭
鬼怒川渓流沿いの36,000平方メートルに及ぶ「界 鬼怒川」の敷地では、宿泊棟が緑豊かな森の中に溶け込むように置かれています。施設の中心には、自然の樹木を活かして設計された中庭が広がり、新緑や紅葉をはじめ四季折々の風景を望みながら、ゆったりと流れる時間を過ごせます。
■満開の桜に囲まれたテラスで春の味覚を味わえる1日1組限定プラン「夜桜お花見会席」
「界 鬼怒川」では、桜を間近で眺められる場所でお花見を楽しんでほしいという想いから、1日1組限定の特別席「夜桜テラス」プランを期間限定で提供します。
鬼怒川温泉では、4月上旬から中旬にかけて桜の見頃を迎えます。この時期に提供する「夜桜テラス」プランでは、「界」の特徴である温泉と会席料理を堪能しつつ、大切な人とプライベートな空間で桜を間近で眺められます。
また、「夜桜テラス」プランでは、春に旬を迎える食材を取り入れた会席料理も味わえます。
煮物椀「桜餅海老射込み」は、桜餅の中に海老のすり身を鋳込み、蚕豆のかき揚げを添えた一品。その他にも、甘鯛とモッツァレラチーズ、桜の花の塩漬けを春巻きの皮で包んで揚げた「甘鯛の桜花揚げ」や、春を代表する魚の一つである鰆と歯ごたえの良いタケノコを焚きこんだ「旬彩土鍋ごはん」など、春の味覚を取り入れた会席料理が味わえます。
会席料理に合わせて提供されるのは、栃木県で人気の日本酒銘柄「仙禽」の中でも春限定の「仙禽さくら(OHANAMI)」。春らしいさわやかな味わいが、「OHANAMI」という名前の通りお花見気分を盛り上げてくれます。
※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
施設概要・問い合わせ先
- 界 鬼怒川
- 客室数:48室
付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、茶室、大浴場(内湯 男女各1、露天風呂 男女各1)
料金:1泊¥31,000~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)
アクセス:鬼怒川温泉駅より車で約5分/【車】今市ICより約25分 - TEL:050-3134-8092(界予約センター)
- 所在地:栃木県日光市鬼怒川温泉滝308
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- TEXT :
- Precious.jp編集部