東京・日比谷の地で開業130年を超える歴史を持つ「帝国ホテル 東京」。「料理は、国や民族の歴史、文化、伝統の結晶であり、その国の食べ物を知ることは、国際理解の一歩になる」という考えの元、1965年より、さまざまな国の料理を紹介する「フードフェスティバル」を開催しています。
これまで取り上げた国と地域は20以上。計100回を超えるフードフェスティバルを展開し、各国の本場の味を日比谷で提供してきています。
今回、取り上げるのは日本との国交樹立が65周年となったインドネシア。大使館の招聘シェフであるアジズ・アムリ(Aziz Amri)氏が監修した、本格的なインドネシア料理4品が「インドネシアフェア」に登場します。
現地を思わせるような上質な料理を、先日行われた試食会とともにご紹介します。
本格的なインドネシア料理を「帝国ホテル 東京」で味わえる「インドネシアフェア」
■1:インドネシアの国民食を上質に「海老とチキンのナシゴレン」
「インドネシアフェア」は2023年4月30日(日)まで、本館1F「パークサイドダイナー」にて行われています。
多くの日本人にとって、インドネシアの料理と言えば「ナシゴレン」。インドネシア語で“炒めご飯”を意味し、インドネシアの国民食とも言える料理です。
ジャスミンライスを使い、海老や鶏肉、野菜を、甘口醬油に似ているインドネシアの調味料である「ケチャップマニス」で炒めています。
長粒米に特有のパラパラな仕上がりで、スパイシーな味わいながらも、辛さは控えめ。サニーサイドダウンに焼かれた目玉焼きやトマト、キュウリが添えられボリュームもたっぷりで、食欲をそそる一品です。
■2:歴史ある甘辛カレー「鶏モモ肉とトマトのトンセン ココナッツ風味のピリ辛スープカレー」
ジャワ島のスパイスを使ったスープである「トンセン」。製糖業が始まった頃から食べられるようになったという黒糖を使ったスープカレーです。
今回は「鶏モモ肉とトマトのトンセン ココナッツ風味のピリ辛スープカレー」として、鶏モモ肉と野菜がたっぷり使われています。ココナッツ風味の甘辛なスープがジャスミンライスによく合い、食が進みます。
■3:辛味が楽しめるさっぱりスープ「ライム香る真鯛と海老のスープ仕立て」
パプワ州の料理であるシーフードスープを上質に仕上げた「ライム香る真鯛と海老のスープ仕立て」。真鯛や海老の旨味たっぷりなスープに、ライムの香りと酸味が効いています。
レモングラスやバジルなどのハーブも使われ爽やかながらも、辛味が効いてパンチのある口当たり。インドネシアに思いを馳せるのにぴったりな料理でした。
■4:ジャワ島の温かいスイーツ「ウィンコ・ババット ココナッツパンダンソース」
ジャワ島のスイーツ「ウィンコ・ババット ココナッツパンダンソース」。ババットという集落が発祥のスイーツ「ウィンコ」はシュレッドココナッツともち粉で作った温かいデザート。パンダンリーフが香るソースとパイナップルが添えられ、南国気分を味わえる仕上がりです。シャキシャキとしたココナッツがモチモチの生地の中に入っていて、優しい甘みと共に楽しめます。
大使館招聘シェフが監修した本格インドネシア料理を楽しめる「帝国ホテル 東京」の「インドネシアフェア」。海外旅行気分を味わうもよし、旅行への気分を高めるためにいただくのもよし。ぜひ、この機会に楽しんでくださいね。
※外出時には新型コロナウイルスの感染予防対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
問い合わせ先
- 帝国ホテル 東京
- 「インドネシアフェア」
提供場所/本館1Fオールデイダイニング 「パークサイドダイナー」
提供期間/~2023年4月30日(日) - 提供時間/11:00~22:00(L.O.21:30)
TEL:03-3539-8046
住所/東京都千代田区内幸町1-1-1本館1F
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- TEXT :
- 田中いつきさん フリーランスライター
- EDIT :
- 小林麻美