【目次】
【1】ネイルオフとケアを見直す
◆ネイルオフリームーバーを見直す
「乾燥すると爪は割れやすくなります。ハンドクリームやネイルオイルでケアされている方はケアの回数を増やしてみるといいですよ。
それ以外にも、爪が割れるのを防ぐコツがいくつかあります。マニキュアやジェルネイルを“落とす”ときアイテムによっては、爪が乾燥しやすくなります。また、爪の長さや薄さも割れに関係してきます。栄養を与えたり、物理的に爪に厚みを加えたりして“守る”工夫を」(uka代表 トップネイリスト 渡邉季穂さん)。

「マニキュアやジェルを落とすときに使うアセトンは、爪をとても乾燥させてしまいます。マニキュアはアセトンの入っていない“ノンアセトン”タイプでも十分落とせるので、マニキュア派の方は見直してみてください。リムーバーをノンアセトンにするだけで、爪の乾燥が約50%軽減できます。
ジェルを落とすときはアセトンが必要になりますが、爪1本オフしたらすぐにネイルセラムやオイルなどを塗って保護すると乾燥が防げます。これは私のサロン『uka』でも徹底して行っているのですが、1本オフしたら1本塗るようにして時間をあけずに保湿ケアすることが大事です」(渡邉さん)。
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◆オフ後にラップパックをする
「ネイルシールをオフした場合、爪の厚さは物理的に薄くなりますし、繊細になっています。冬にコートを脱いだら寒くなるようなイメージですね。ネイルシールで厚みのある爪の時と同じような指の使い方をすると負荷がかかりやすいので、爪は短めに整えると折れにくくなります。
また、オフしたあとは保湿クリームをたっぷりと塗ってラップパックして健康的な爪を育むようにしましょう。その後、自爪を保護する意味でベースコートを塗っておくといいですよ」(渡邉さん)。

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【2】たんぱく質で爪を守る
◆たんぱく質が足りないと、太る、老ける…
プレシャス世代にとってたんぱく質が足りないことの最大のデメリットは、熱を生み出す筋肉が減り、ダイエットしても痩せにくくなること。体重は増えていなくても、筋肉が脂肪に置き換わり、中身が別人になっていることも…。筋肉が減ると、肩こりや膝痛が悪化したり、冷えがひどくなったり…。見た目のうえでは、シミやシワやくすみが目立ち、薄毛や爪が割れやすくなるなど、老け見えが進んでしまいます。
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◆たんぱく質の効果的な食べ方Q&A
Q:たんぱく質、とればとるほどいい?
A:あまりにもとりすぎると、体に負担も
結論から言うと、とりすぎもよくないです。たんぱく質は、食べたカロリーが熱として使われやすいため、少し多めにとってもOK。しかし、大量摂取を続けたら、腎臓に負担がかかります。カロリーが過多であれば、肥満する可能性もあります。また、たんぱく質を消化する酵素もたんぱく質なので、たんぱく質が足りていない人は消化が負担になることもあります。
Q:たんぱく質は食べだめできる?
A:たんぱく質は朝・昼・夜に補給
残念ながら、できません。たんぱく質は一回の食事で利用できる量に限界があり、余分は尿と一緒に排出されてしまいます。たんぱく質は「食べだめ」ができないのです。それゆえ、3食で3分の1ずつ摂るのが正解です。たとえば、体重60kgで1日に60gのたんぱく質が必要な人であれば、朝20g・昼20g・夜20gと、なるべく均等に摂取するのが理想的です。
Q:たんぱく生活を始めたら、どのくらいで体が変わる?
A:よい兆しは1か月後。焦らず続けましょう
1か月はかかるでしょう。食事で得られたたんぱく質は、消化器官でアミノ酸に分解され、肝臓から血液によって全身に送られ、必要な個所で新しいたんぱく質に合成されます。たんぱく質が新しいものに置き換わり、筋肉や骨や皮膚として生まれ変わるのに、およそ1か月。体に変化を感じるのは、そのくらいからでしょう。
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【4】ジェルやシールで厚みを出す
◆ベースコートやジェルシールで爪に厚みを出す
「爪に厚みを出すと割れにくくなります。マニキュアを塗らない方でも、透明のベースコートだけでも塗っておくことをおすすめします。爪に艶があるだけで手元が綺麗に見えますし、透明ならマニキュアが禿げてしまっても目立ちにくいのですよ。
また、サロンに通う時間がない方は、セルフでできるジェルネイルシールがおすすめ。今どきのジェルネイルシールは、色の再現性が高くなっていて使いやすいカラーがたくさんあります。爪の表面を削る必要がないので爪に負担が少ないですし、マニキュアよりもモチがいいというメリットがあります」(uka代表 トップネイリスト 渡邉季穂さん)。
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【4】コスメやサプリを使う
◆ネイルセラム|uka「uka better nail serum」

爪をつくる爪母細胞の衰えに着目して、ヴィーガン処方とパワーアップしたネイルセラム。「年齢とともに爪もエイジングが進みます。このセラムを1日5回塗るようにしたら、爪の縦線が消えて、乾燥しにくくなりました。やはり爪にも美容液は必要だと実感しています」(渡邉さん)。
Tip:指先をマッサージして血流をよくする

「爪は根本の部分でつくられています。そこに栄養を与えてあげる必要があり、栄養は血液が運んでくれます。冬は指先が冷えやすい=血流が悪いということなので、ハンドクリームやネイルオイルを塗るタイミングで指をマッサージをしましょう。指先が赤くなるくらいギュッとつまむと、血流がUPしますよ」(渡邉さん)。
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◆爪のたんぱく質を補うサプリ|松倉クリニック代官山「PANTOLEX5 for AMATA」
クリニックとのコラボレーションで誕生した、抜け毛や薄毛、髪のお悩みが深い方へ、飲む育毛トリートメント。髪と極めてよく似たハードケラチンを持つ爪のダメージケアにも有効。人体における重要な生合成物質で、食品用大豆を加工し精製した “ソイポリア” をプラスし、弾力のある強い爪を育む。
「爪は、末端の角質が角化したもの。髪と同じように、神経も血も通っていないので、ケアをしてあげないとダメージが進行してしまいます。爪はケラチンという18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質の総称です。特にシスティンが多く含まれる強固なハードケラチンなのでタンパク質を補うと二枚爪や爪のかけなどを防ぐことができます。栄養素はサプリメントから摂ると手軽ですよ。一緒にお水もしっかり飲んでください。」(ビューティ・プロデューサー 毛髪診断士指導講師 美香さん)。

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- TEXT :
- Precious.jp編集部