【目次】
- 髪がまとまらない「原因」
- 【1】シャンプー&トリートメントを見直す
- 【2】普段のブラッシングを見直す
- 【3】システムトリートメントを取り入れる
- 【4】頭皮ケアを取り入れる
- 【5】ヘアオイルやセラムでケアを行う
- 【6】ヘアスタイルを工夫する
髪がまとまらない「原因」
エイジングやダメージの蓄積
年齢を重ねるごとに艶を失い、どんどんまとまりにくくなる髪。それは大人の髪が、健やかな髪の成長を促し頭皮を健康に保つはらたきを担う女性ホルモンの分泌量低下による「エイジング」と、紫外線やドライヤーの熱、カラーリングやパーマなどによる「蓄積ダメージ」をダブルで抱えているから。
エイジングとダメージで艶を失った大人の髪を立て直すには健やかな髪を育むために頭皮環境を整えることと、即効性のあるスタイリング&修復ケアを両輪で行うことが重要です。
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髪の空洞化
健康な髪の内部は、たんぱく質の一種であるケラチンが密につながり、髪の強度や弾力などを保っています。ところが、エイジングやダメージで、内部のケラチン結合が切れてしまうと、ケラチンや水分が流出し、内部がスカスカになります。これを空洞化と呼び、パサつきや切れ毛、うねりなどの原因に。
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頭皮環境の悪化
疲労やストレス、加齢の影響で頭皮は薄くなります。ふかふかだった頭皮が薄っぺらくカチカチ状態になると、毛穴が変形して歪む。こうなると毛髪が細くなり、まっすぐ生えず、ペタンと倒れた状態に…。これがうねりになる原因。
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【1】シャンプー&トリートメントを見直す
洗顔がスキンケアのファーストステップであるように、ヘアケアもシャンプーから始まるといっても過言ではありません。「落とすケア」にいかに注力するかによって、艶やかさを含めた髪の質感やボリューム感、そして頭皮の状態まで変わってきます。
必要な皮脂まで落としてしまうと、頭皮や髪の乾燥を招き、ツヤ消失や頭皮のバリア機能の低下につながる可能性もあるので注意。髪質や髪悩みをしっかりと見極めたうえで、洗浄成分、保湿成分、処方にこだわったシャンプー&トリートメントのセレクトを。
洗髪前には丁寧なブラッシングで汚れを浮かしておくこと、3分間を目安にしっかりと予洗いを行うことで、髪の汚れの7割を落とすことができます。シャンプー剤は泡立ててから頭にのせ、頭皮をマッサージするように指の腹で洗って。トリートメント剤は中間〜毛先に塗布して、目の粗いコームでとかして均一に広げることが美髪の鍵に。
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おすすめのアイテム
◆デミ コスメティクス「フローディアモア リペアコンクシルキー・トリートメント」
エイジング、カラーリングや熱などによるダメージでできたダメージホールをボンディング。さらにハスの葉をヒントに開発された撥水加工技術を取り入れ、髪の水分や栄養分の流出を防ぐ効果も。やや重めの洗い上がりでパサつきや広がりを抑える。
◆ケラスターゼ「フォンダン フルイド リペア・バン デカルシファイ」
ダメージを加速させる原因が、髪に蓄積したカルシウムであることを特定。洗髪のたび、カルシウムを除去するにとどまらず、内部補修と表面のコーティングの同時補修を行う。手触りのよい軽やかな洗い上がりに。ポルトフィーノの夏をイメージしたみずみずしい香り。
“美髪” のファーストステップは洗髪から!【大人髪におすすめ】こだわり処方のシャンプー&トリートメントで実感ある補修ケアを!
【2】普段のブラッシングを見直す

ブラッシングには、髪のもつれをほぐし、毛流れを整えるほか、頭皮から分泌される皮脂を毛先にまでいき渡らせることでツヤを出す効果がありますが、頭皮を刺激して血流を促進させるという、健康な髪を育むうえで大切な役割も担います。
ヘアブラシにはさまざまなタイプがありますが、ブラッシングに適しているのは弾力性のあるクッションブラシかパドルブラシ。また、ツヤを失った大人の髪には、静電気が起きづらく、適度に油分を含んでいる天然毛を使用したものがおすすめ。
ブラッシングの手順は、まず毛先10cmのもつれをほぐします。次に内側からブラシを入れ、絡まりやすい襟足部分の根元から毛先まで丁寧にとかし、最後に表面の根元から毛先までゆっくりとブラッシングを。これを朝晩一日2回、一度のブラッシングにかける時間はたったの3分。これだけで艶やかな髪と健康な頭皮が育めるなんてうれしい限り。
おすすめのアイテム
◆シスレー「ヘア リチュアル ザ ブラシ」(左)
◆ラクレデサンス アルテス スタジオ「プレステージ フラットブラシ」(右)
シスレー ヘア リチュアル ザ ブラシ:頭皮を心地よく刺激しながらツヤを出す、いいとこ取りのミックス毛。ヘッドが大きくフラットなので頭皮を広範囲にキャッチ。程よいテンションをかけながら頭皮マッサージやブラッシングが行える。
ラクレデサンス アルテス スタジオ プレステージ フラットブラシ:1875年創業の老舗ブランドのハンドメイドブラシ。艶やかさが持続する。油分と水分を含む最上級のイノシシ毛100%。硬めの毛が地肌までしっかりと届き心地よい刺激を与え、毛先にまでツヤをいき渡らせる。
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【3】システムトリートメントを取り入れる
パーマやカラーリングによるケミカルダメージ、ドライヤーやヘアアイロンの熱ダメージ、さらには紫外線や大気汚染による環境ダメージ…、過酷な状況のなかで耐え忍んでいる髪。さらにホルモンバランスの変化の影響などもあり、40代以降は髪のツヤが低下しやすく。ツヤの喪失と共に、ハリ・コシの低下やうねりなど、髪の悩みが複合化。そんな傷んだ髪の蘇生を図るのが、ヘアサロンで受けるシステムトリートメントですが、効果はもってせいぜい1か月程度。時間の経過と共に再びツヤが失われ、心までどんより…。
そんな私たちの頼もしい味方が自宅でできるシステムトリートメント。いつものシャンプー後に3種のトリートメント剤を髪に重ねることで、ダメージを受け空洞化した髪の内部と、髪を覆うキューティクルを同時に補修。まるでサロン帰りのようなツヤを髪に宿すシステムトリートメントを新習慣にすれば、心まで晴れやかに。
おすすめのアイテム
◆GINZUBA「3ステップ トリートメント」
切れ毛予防の水溶性ジェルとたんぱく質を含む油性クリームで内部を補修。最後に重ねるオイルの被膜で表面をコーティングして保護。ステップごとにコーミングしてトリートメント剤を均一になじませることで美しさがアップ。3日に一度の使用でプロ仕様のような上質なツヤ髪をキープできる。
◆ビューティーマイラボ「エスタブリッシュ システムトリートメント」
月に一度使用。01と02のチューブは髪内部を、03はキューティクルを補修。パウチに入った04の集中ケアマスクを週1でプラスすると、次のトリートメントまで効果が持続。ハイダメージでもしっとりまとまる。
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【4】頭皮ケアを取り入れる
「顔には多くのスキンケアを重ねていても、頭皮用スキンケアは使っていないという人が多いようです。女性ホルモン減少に比例するように、髪はツヤを失い抜け毛が増えてきているはず。育毛美容液は、抜け毛や薄毛だけに効くわけではありません。頭皮用の強力なスキンケア料として、健康で豊かなツヤ髪を育む土台である頭皮環境を改善してくれます。内側からは女性ホルモンやサプリメント、外側からは頭皮用美容液を。両輪のケアを始めたいものです」(ビューティエディター 柳田 美由紀さん)。
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バスタイムに!頭皮の血流を上げるツボ押し
髪がうねる原因のひとつは、毛穴のゆがみ。顔と同様に、加齢や外的刺激によって頭皮もたるみが起こり、毛穴が楕円形にゆがんでしまいます。また、頭皮の下にある毛包(毛が生えてくる通り道)もゆがむため、生えてきた髪の毛があちこちに向いてしまい、うねりが起こるのです。
解決策は頭皮に栄養を行き渡らせて、健康でハリのある頭皮に整えること。これによって毛穴のゆがみの改善につながります。もちろん頭皮全体をマッサージするのも有効ですが、必要以上に頭皮を擦ったり、爪を立てたりするとダメージを与えることもあるので注意が必要。でもツボ押しならリスクがなく簡単で、シャンプーのついでにできますし、顔のリフトアップ効果もあるのでおすすめですよ。美髪をキープするためにも、この機会にツボの位置を覚えておいて、こまめにプッシュしてくださいね。
1:「頷厭(がんえん)」「角孫(かくそん)」「百会(ひゃくえ)」の位置を確認
「頷厭」はこめかみ上の生え際のあたりにあります。口を開閉した時に動きが感じられる場所です。そして、耳を折り曲げたときに耳の一番上が当たる場所にあるのが「角孫」、「百会」は頭頂部のぼぼ真ん中で、少し凹んでいるところ。「両耳を結んだ線」 「鼻から上に通る線 」 が交わる場所です。

2:指の腹を使ってプッシュする
「頷厭(がんえん)」「角孫(かくそん)」「百会(ひゃくえ)」のツボをそれぞれ、指の腹を使ってゆっくり押します。5秒かけてじんわりと圧をかける、5秒かけてゆっくり力を抜きながらはなす、を各3〜5回を繰り返します。

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おすすめのアイテム
◆コスメデコルテ「AQ アブソリュート スカルプ & ヘア ショット」
1日1〜2回を目安に、少量ずつ頭皮に塗布。指の腹で優しくマッサージしながらなじませる。天然成分のソウハクヒエキスをはじめ、頭皮環境を健やかに保つ成分を複数配合。ジェットミストタイプでピンポイントで塗布できてリフレッシュ効果も。なじませたあとに根元から乾かすと即効でハリとボリューム感が。
分け目が目立つペッタリ髪に!“コスメデコルテ”『AQ』スカルプ&ヘア美容液で根元からふんわり、ツヤツヤ髪に感動
◆シスレー「ヘア リチュアル フォーティファイング セラム フォー ザ スカルプ」
ミネラル、ビタミン、植物エキス、たんぱく質などの有効成分を高濃度に配合し、ストレスによる抜け毛に着目した処方。頭皮の活力を高めて、ボリュームのある髪へと育む。精油を含むシトラスウッディ調の心地いい香り。
加齢と共に悩みが増える “髪のエイジングケア” に「シスレー」頭皮用美容液でボリューム&艶の劇的アップに感動!
【5】ヘアオイルやセラムでケアを行う

手っ取り早く髪にツヤを取り戻すなら、ヘアオイルを味方につけない手はありません。ウエットヘアブームの影響などもあり、ここ10年でヘアオイルの市場が広がりましたが、日本におけるヘアオイルの歴史を紐解くと、なんと奈良時代にまで遡ります。日本女性の美しさの要となる黒くて艶やかな髪を手に入れるために、植物油を塗っていたのだとか。今も昔も、オイルが髪にツヤを与えるという事実は不変です。
髪質や目的によって使い分けをすると◎
ヘアオイルの原料やテクスチャーも豊富になった現代では、髪質に合うオイル選びこそが美髪への鍵に。ダメージ毛には、補修効果が高く、こっくりとした重めのタイプ、毛量が多く広がりやすい人は、頭皮についても安心なボディオイル兼用のサラッと軽やかなタイプ、反対にボリュームが出づらい人は薄膜コーティングできるミストタイプを。髪質に合うオイルを少量ずつつけることで、濡れ感ではない上品なツヤが髪に宿ります。
生き様は髪に現れる──【新年からスタート「大人のツヤ髪」始め】艶めく髪を手に入れるための【ヘアオイル】を厳選!
「髪のパサつきを手早く落ち着かせるには、アウトバストリートメントが便利ですよね。髪質やお悩みに合ったものに出合えると、効果実感が高いと感じます。アウトバストリートメントについて聞かれることが多いのは、セラムとオイルの違い。セラムは、髪の内部を補修する効果が高いのが特徴のひとつと言えます。年齢とともに髪の内部が空洞化して乾燥しやすくなるので、ドライヤーをしたあとに髪が広がりやすい方や、夜のケアを充実させたい方はセラムをおすすめします。一方のオイルは、髪表面のパサつきにとても有効。キューティクルが落ち着かなくてバサバサした印象であればオイルを選ぶといいでしょう。私は、夜お風呂に入ったあとはセラム、朝のブローのときはオイルを使い分けています」(松倉クリニック代官山院長 貴子さん)。
おすすめのアイテム
◆アヴェダ「コンセントレイト シャイン オイル」
使い方は、まず手のひらにオイルを数滴取り、濡れた髪の中間から毛先に手ぐしを通すようになじませます。ドライヤーで乾かしたあと、最後にツヤを出したい部分や毛先に少量を重ねれば、さらに美しい仕上がりに。ほんの少量でもうるおいと輝きを実感できるというのも嬉しい!
【アヴェダ】コンセントレイト シャイン オイル|髪1本1本に輝きを与えしなやかなまとまる髪へ
◆ミルボン「オージュア アルティール アドバンスドエッセンス」
髪を乾かす前につけるアウトバストリートメント。毛先 → 髪の内側 → 根元付近 → 表面の順で塗布すると、塗り漏れがなくなめらかな仕上がりに。
エイジング+ダメージで脆くなった髪を補修して保湿する新ライン。内部が破損しハリ・コシが低下した髪に芯をつくり、理想のしなやかさと艶を加味。
【誰もが悩みを抱える髪問題に】エイジング+ダメージで脆くなった髪を補修する【新ヘアミルク】に注目!
【6】ヘアスタイルを工夫する
◆広がりを抑えたスタイリング
「広がりやすい髪にまとまりを出し、引き締まった小顔に見せるボブヘア。1本1本がしっかりしているうえ多毛な方はどうしても、ボブなど短くしたときに広がりやすく、頭が大きく見えてしまいがち。そんな方でもカット&スタイリングのひと手間でタイトに整えて、キュッと引き締まった小顔見せが可能です」(Of HAIR GINZA トップスタイリスト 齋藤大智さん)。
【How to style】
「広がりやすくクセもある髪質。ドライヤー&アイロンの熱を加えて2段階でクセを伸ばし、ボリュームを抑え、なめらか&つややかに整えるスタイリングを」(齋藤さん)。
1:ドライヤーの熱で髪の浮きを抑える
髪の浮きを手で押さえ、ドライヤーの熱を与えていき。浮いてきがちなハチ部分、前髪などを中心に、よりタイトにまとめるひと手間を。
2:アイロンでクセを根元&内側からしっかり伸ばす
サイドからバックにかけての髪は、ストレートアイロンの熱を加えてまっすぐに伸ばしていく。表面だけでなく、内側の根元からしっかりと伸ばすことが重要。
3:耳にかけつつ、耳前にひと束引き出しバランスをとって
サイドの毛は耳にかけることでボリュームを抑え、よりミニマム&タイトにスタイリング。耳前の毛はひと束引き出し、フェースラインに落ちる毛束を作ることで、顔型もカバー。
「スタイリング剤にはオイルがおすすめ」(齋藤さん)。
40代に似合う【好バランスなミニマムボブ】広がりやすい髪も程よくタイト&スタイリッシュに
◆縮毛矯正をかける
「年齢を重ねるにつれて髪にクセやうねりが出てきて、おさまりにくくなってきたというお悩みをよく耳にします。そんなお悩みを解消してくれるのが縮毛矯正。最近大人世代の需要が多く、レングス問わず人気です。おすすめの頻度は半年に一度くらい。クセやうねりを抑えながらツヤも出してくれ、スタイリングが時短になる、髪の扱いが圧倒的にラクになった、などのうれしいお声をいただいています。
縮毛矯正というとひと昔前はストレートになりすぎてペタッとしてしまうイメージもあったと思いますが、テクニック次第で、柔らかさを残しながらナチュラルな仕上がりに調整も可能です」(ZACC JINGU/GINZA オーナー 伊藤 塁さん)。
40代に似合う【するっとおさまる美形な丸みボブ】半年に一度の縮毛矯正で圧倒的に扱いやすい髪へ
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- TEXT :
- Precious.jp編集部

















