東京タワーを間近に望む芝公園エリアに位置する「ザ・プリンス パークタワー東京」。ホテル最上階の西洋料理「レストラン ブリーズヴェール」では、「マンゴーフレンチアフタヌーンティー(MANGO French Afternoon Tea)」を2024年8月31日(土)まで提供中です。
オードブル、セイボリー、スイーツ、スコーン、グランデセール、プティフールの6つで構成され、瑞々しい果肉と芳醇な甘さのマンゴーをフレンチスタイルで堪能できます。
平日限定で、東京タワービュー確約+グラスシャンパン付きの贅沢なプランも。シャンパンは、アルコールが苦手な方にはノンアルコールに変更も可能です。
本アフタヌーンティーを実食したPrecious.jpライターが、その魅力をお伝えします。
「ザ・プリンス パークタワー東京」で南国気分に浸れる!「マンゴーフレンチアフタヌーンティー」実食レポート
■1:南国へ誘うウェルカムドリンクのモクテル
まずは、ココナッツシロップ、パイナップルジュース、トニックウォーター、ライムでできたオリジナルモクテル「été fantastique」が。ストローでシロップやジュースをかき混ぜていただくと、ピニャ・コラーダを連想させるような風味とトニックウォーターとライムのすっきりした味わいが広がります。
南国のリゾート地を訪れたような感覚に浸れるこの1杯から、アフタヌーンティーへの期待も高まります。
■2:海老と蟹の旨み、マンゴーの相性のよさを実感できるオードブル
オードブルは、天使の海老と毛ガニ、マンゴーを使用した「甲殻類のマリネ マンゴーとのマリアージュ フルーツトマトのクーリにバジルのエッセンスを添えて」。フレンチのコースでも提供している華やかな印象のメニューです。
海老と毛ガニを「半生状態」に保つために火加減に重点を置いて作られたとのこと。程よい弾力と旨みをしっかり感じられます。さらに、甘酸っぱいフルーツトマトのソースやマンゴーのソース、マンゴーの果肉と合わさることで、味に奥行きが生まれます。
■3:味の変化も楽しめる7種類のセイボリー
見た目も色もさまざまなセイボリー。7種類とアイテム数が多く、見た目もスイーツのような華やかさがあります。
シュー生地にチーズを混ぜて焼いた「グジェール」。グラスに敷き詰められたサフラン塩は、お好みでセイボリーにかけていただいてもいいとのこと。ちょっとした遊び心がうれしいですね。
トウモロコシのシャキシャキとした食感と甘みを楽しめる冷静ポタージュは、優しい味わい。サフラン塩を少し加え、味の変化を楽しむのもおすすめです。
なめらかな舌触りと口の中に広がる赤パプリカの濃厚な風味を楽しめる「パプリカのタルトレット」。一口サイズながら、満足度高めです。
オリーブを模した「オリーブのボンボン」は、口に入れるとオリーブのピュレがジュワッとあふれます。しっかりとした塩味とオリーブをしっかり感じられるので、シャンパンと一緒にいただくのもよさそうです。
「富士の鶏のジャンボン」は、鶏肉の旨みにカレー風味がアクセントになっています。
このほか、マスタードを効かせた「ミックスサンドウィッチ」やパリパリとしたリーフ状のチーズに牛肉を挟んだ「リーフチップ」もあり、ミニサイズのコース料理をいただいたような満足感を得られます。
■4:演出も楽しい!スイーツ4種
スイーツのスタンドにはドライアイスが仕込まれています。ここにマンゴー&パッションフルーツウォーターを注ぎ込んでもらうと、中からトロピカルな香りとともにスモークが溢れる幻想的な雰囲気に。
涼やかな「マンゴープリン ライムジュレを添えて」は、なめらかなマンゴープリンに、オレンジの果肉とライムジュレでさわやかさをプラスしたもの。上にあしらったオリーブオイルパールが程よいコクを与えてくれ、全体のバランスを整えています。
スタイリッシュな「コーヒータルトとアプリコット風味のココナッツムース」。お月さまのような見た目のアプリコット風味のココナッツムースはほわっと軽い口当たり。ココナッツの風味とアプリコットの甘酸っぱさが広がります。
サクサクとした食感の香ばしいコーンと、その中に潜むほろ苦いコーヒーのクリームとも相性抜群です。
「マンゴー水まんじゅう」は、外側も内側もマンゴーでできている水まんじゅうと芳醇な甘さのマンゴーの果肉をたっぷり使用した、まさにマンゴー尽くしの一品。ショートケーキのいちごのように、どのタイミングで食べようか悩んでしまうほどの存在感を放っています。
凹凸のある皮の質感も再現し、本物のレモンと見間違うようなビジュアルの「レモーネ」。コクのあるムースとさっぱりとしたジュレ、ほろ苦いレモンピールがアクセントとなったバランスのいいスイーツです。
■5:涼しげスイーツと香りを楽しむ演出付きスイーツから選べるグランデセール
グランデセールは2種類あり、どちらか好きな方を選ぶことができます。
涼やかなスイーツがお好きな方にぴったりなのが、「クレームダンジュ ライムのソルベ パイナップルコンポートとマンゴーソース」。まろやかなクレームダンジュにすっきりとしたライムのソルベ、マンゴーの甘みと一皿で多様な味を堪能できます。ソルベが溶けてしまう前にいただくことをおすすめします。
もうひとつは、「マンゴーショコラオランジュ パイナップルとマンゴーのコンフィチュール」。サプライズや華やかな演出がお好きな方には、とくにおすすめです。その理由はというと……。
特別な香りの演出があるからです! シャボン玉がスイーツの上で徐々にふくらみ、やがてパチンッと弾けます。すると、マンゴーとパッションフルーツが混ざり合ったトロピカルな香りがふわり。
濃厚なショコラの上には、マンゴーとパインソースのムース。ゴロリとしたマンゴーの果肉も入っており、さわやかさとコクを同時に堪能できます。
■6:マンゴーとチョコレート、2種類のスコーン
マンゴーの果肉がゴロリと入ったスコーンと濃厚なチョコレートスコーンは、お好みでクロテッドクリームとマンゴーのジャムをつけていただきます。アフタヌーンティー全体のボリュームを考えたサイズ感もうれしいですね。
■7:「ジュエリーボックス」から選べるプティフール
プティフールは、「ジュエリーボックス」の中から好きなものを3種類選ぶスタイルです。
魅力的な8種類から、琥珀糖、ひまわりの種のガナッシュ入りのチョコレート、マンゴーチョコレートを選びました。
パリっとした食感の琥珀糖とひまわりの種の香ばしさがアクセントとなったボンボンショコラなど、一粒一粒に異なる世界が詰まっています。どれがいいかな、と選ぶワクワク感も含めて楽しいデザートボックスです。
アフタヌーンティーの満足度に大きく関わるドリンクは、フリーフロースタイル! コーヒーやカフェ・オ・レ、紅茶、フルーツティー、ジャスミンティーなど豊富な種類から選べるのがうれしいですね。
透き通ったグリーンが涼しげなこちらは、中国緑茶とバラの花びら、マンゴーのアロマを加えたブレンドティー「モルゲンダウ」。すっきりとした味わいで、初夏にぴったりの1杯です。
スイーツやセイボリーの味はもちろん、考え抜かれた構成や演出も「マンゴーフレンチアフタヌーンティー」を楽しむポイントのひとつ。フレッシュなマンゴーを味わいながら、一足先に南国気分に浸ってみてはいかがでしょうか。
問い合わせ先
- ザ・プリンス パークタワー東京
- 「マンゴーフレンチアフタヌーンティー(MANGO French Afternoon Tea)」
- 提供場所/33F 西洋料理「レストラン ブリーズヴェール」
- 提供期間/〜2024年8月31日(土)※前日までの要予約
- 提供時間/11:30〜14:30(最終入店時間12:30) ※2時間制
- TEL:03-5400-1170(受付 10:00〜18:00)
- 住所/東京都港区芝公園4-8-1
関連記事
- 高級ホテルの「初夏のアフタヌーンティー」5選|「ホテルニューオータニ(東京)」や「ザ・リッツ・カールトン大阪」など
- 百年の伝統を味わう!「モンブラン×パレスホテル東京」の特別なコラボアフタヌーンティー
- 初夏の「フォーシーズンズホテル京都」宿泊レポート|新レストラン「エンバ・キョウト・チョップハウス」を体験!
- TEXT :
- 畑菜穂子さん ライター
Twitter へのリンク
- EDIT :
- 小林麻美