2023年には観光客数が過去最多の370万人を記録するなど、ますます進化を続ける温泉街・草津。温泉ジャーナリストの植竹深雪さん曰く、古き良き温泉街の風情は残しつつも新しい観光スポットも次々と生まれており、新旧融合の多彩な表情が魅力だそう! 

そこで本記事では、植竹さんにPrecious.jp読者におすすめいただいた、草津温泉の名宿5軒をまとめてご紹介していきます。

植竹深雪さん
温泉ジャーナリスト
(うえたけ みゆき)全国各地の3000スポット以上を巡っている温泉愛好家。フリーアナウンサー、温泉ジャーナリストとして、テレビ番組をはじめ、さまざまなメディアで活躍中。著書に『からだがよろこぶ! ぬる湯温泉ナビ』(辰巳出版)がある。
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魅力を増す草津でラグジュアリーな体験を!草津の名宿5選

■1:まろやかな湯が心地いい!歴史情緒とホスピタリティ溢れる空間で源泉かけ流しを堪能|奈良屋

草津温泉・奈良屋の大浴場
大浴場「御汲み上げの湯」。

名所「湯畑」から徒歩1分の好立地に佇む「草津温泉 奈良屋」は、創業150年近い草津でも屈指の老舗宿。草津にある主要6源泉のうち最古といわれる“白旗源泉”の湯を余すことなく堪能できます。「湯守」と呼ばれる職人が丁寧な手仕事で仕上げたまろやかな湯が、極上の癒し時間を提供。2つの大浴場「御汲み上げの湯」「花の湯」の、重厚感ある建築美も必見です。

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■2:暮らすように泊まる!伝統とモダンが融合した湯宿で自由気ままな旅時間を実現|源泉一乃湯

「源泉一乃湯」の貸切風呂
宿独自の新地蔵源泉を引いた貸切風呂が館内に5つある。

「草津温泉 源泉一乃湯」は、“暮らすように泊まる”をコンセプトに掲げる素泊まり専用宿。ミニキッチン付きや露天風呂付きなど、居心地抜群の客室は10タイプが揃います。湯畑源泉と新地蔵源泉の2種を使用した温泉のうち、後者はここでしか浸かれない貴重な自家源泉。植竹さん曰く「さまざまな成分がブレンドされたマルチビタミンのような湯が、肌と体にしみわたり程よく喝を入れてくれた感があります」だそう! 

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■3:注目の新名所に誕生したスタイリッシュな宿で身も心もとろけるステイを叶える|裏草津 蕩

裏草津 蕩の露天風呂
大浴場の露天風呂。

2022年にオープンした「裏草津 蕩(とう)」は、再開発が進められて、温泉街の新名所として注目されている“裏草津”の中心に位置するスタイリッシュな宿。大浴場のほかに4つの貸切風呂があり、プライベートな空間で草津・地蔵源泉を堪能できます。ゆったり寛げるラウンジやテラス、バーなど館内の施設が充実しているのも魅力。おしゃれな非日常空間で羽を伸ばしたい人に最適です。

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■4:内湯も露天も風情満点!大浴場と離れの貸切風呂で2つの名湯を入り比べ|昔心の宿 金みどり

「昔心の宿 金みどり」の大浴場の内湯
大浴場内湯。

明治35年創業の歴史をもつ「昔心の宿 金みどり」の醍醐味は、ひとつの宿で湯畑源泉と万代鉱物源泉、2つの名湯が楽しめるところ。大浴場のほか、離れの貸切露天風呂が2種あり、それぞれの造りが老舗ならではの風情を感じさせます。料亭を起源とする、老舗宿ならではの丁寧な創作会席にも感動! 季節感のある目にも美しい料理は芸術的です。

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■5:温泉・宿泊・オーベルジュ三位一体のモダンな湯宿で過ごす優雅な旅時間|草津温泉「炯 -kei-」

草津温泉「炯 -kei-」の貸切風呂「HIKARI」。
竹に囲まれてどこか神秘的なムードも漂う貸切風呂「HIKARI」。

歴史ある温泉街に佇むモダンでスタイリッシュな宿で、貸切温泉や美食を堪能したい方におすすめなのは、草津温泉の中心地・湯畑から徒歩3分ほどの地蔵通り沿いに佇む「草津温泉 炯-kei-」。7つある客室の全てがスイートタイプで、うち3室が露天風呂付きという、温泉・宿泊・レストランのどこを切り取っても贅沢な大人のためのおこもり宿です。日本料理をベースとしつつ、ジャンルにとらわれない創作会席コースも絶品!

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以上、温泉ジャーナリスト・植竹さんに厳選いただいた、草津の名宿5軒をご紹介しました。それぞれの宿の詳しい情報やさらなる魅力は、「記事を読む」ボタンからチェックできます。次の旅先探しに、ぜひご覧ください!

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