緑豊かな森に囲まれた閑静な長野・中軽井沢エリアに位置する「軽井沢マリオットホテル」。モダンな客室や開放的なレストラン、天然温泉などを備え、軽井沢の心地よい自然を満喫できるホテルです。

2024年9月・10月の各週日曜日限定で、マンズワインの「Chikumagawa」シリーズから選ばれた3種のワインと、アトリエ・ド・フロマージュの3種のチーズのペアリングを紅葉のガーデンで楽しめるイベント「NAGANO WINE Discovery ~Autumn Garden Apéro~」が開催されています。

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「NAGANO WINE Discovery ~Autumn Garden Apéro~」1名 ¥5,000(税・サービス料込み)

今後の実施は2024年9月22日(日)、10月6日(日)、20日(日)の3回。マンズワイン×アトリエ・ド・フロマージュのコラボレーションが楽しめるカジュアルスタイルのガーデンイベントです。開催に先立ち、メディア向けに体験会が行われました。

イベント当日の様子と合わせて、気になるワインとチーズのラインナップをご紹介します。

地産地消を軽井沢の空の下で!軽井沢マリオットホテル「NAGANO WINE Discovery ~Autumn Garden Apéro~」

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ワインにあわせて3種のチーズが登場

今回のコラボレーションでワインを提供しているマンズワイン小諸ワイナリーは、千曲川ワインバレーの理想的な気候と風土を活かし、1973年の設立以来、この地域のワイン造りを牽引してきました。ワイナリーは浅間山や千曲川の美しい自然に囲まれ、敷地内には日本最古級のシャルドネの樹や32品種の品種園、3,000坪の日本庭園を有しています。

歴史ある地下セラーや、小諸眺望百景に選ばれたけやき並木など、ワイン造りの伝統と自然の調和を体感できる場所。近隣の軽井沢などの観光地と合わせて訪れることで、ワイン文化と共に長野の魅力を堪能することができます。

チーズを提供しているのは、アトリエ・ド・フロマージュ。1982年に創業者である松岡茂夫・容子夫妻の「カマンベールチーズを作ってみたい」という情熱から誕生しました。

アトリエ・ド・フロマージュの工房が位置するのは、発酵食品製造に最適な標高約900mの丘陵地帯南斜面。松岡夫妻がフランスから持ち帰り、日本で磨き上げてきた確かなチーズ製造技術は、現在も工房のスタッフに大切に受け継がれており、他にはない特別なチーズの創造につながっているのです。そんなチーズとワインのコラボレーションを、涼やかな軽井沢の空気を感じながら楽しむことができるのが今回のイベントです。

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軽井沢マリオットホテル シェフ 梅津充博氏、軽井沢マリオットホテル J.S.A.ソムリエ・エクセレンス 的場隆史氏、アトリエ・ド・フロマージュ 塩川和史氏、マンズワイン 森一馬氏

今回のイベント発表会に登壇したのは、軽井沢マリオットホテルのシェフである梅津充博氏、軽井沢マリオットホテルのJ.S.A.ソムリエ・エクセレンスである的場隆史氏、そしてアトリエ・ド・フロマージュのチーズ製造・熟成責任者の塩川和史氏、マンズワイン小諸ワイナリーの森一馬氏です。

「同じ土壌で育つブドウとチーズには何か繋がるものがあると思うので、そこをうまく表現できたつもりです」と話す森氏に対し、アトリエ・ド・フロマージュの塩川氏は「ワインもチーズも同じように農産物で発酵して熟成します。非常にポイントも合わせやすいです」と話していました。

今回のワインを選んだソムリエの的場氏は「チーズもワインも同じ土地で作られていることが、今回のベースになります」と地域の食材の組み合わせを選んだ理由を紹介。

また、2024年11月9日(土)には、今回の組み合わせを楽しめる地産地消のメーカーズディナーが行われます。そのなかでは、すべての料理にチーズが使われるのだそう。担当したシェフの梅津氏からは「すべてのメニューにチーズを入れるというのは、なかなかチャレンジでした」と、メニュー作りの苦労が語られました。

人気ショップ「アトリエ・ド・フロマージュ」のチーズとの贅沢なペアリング

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左から「千曲川 シャルドネ ヴァン・ムスー ブリュット」、「千曲川 龍眼 2021」、「千曲川 ルージュ 2020」

心地よい気候のなか、こちらのイベントではマンズワイン 小諸ワイナリーの千曲川流域の風土を表現したカジュアルなシリーズである「Chikumagawa」シリーズが登場しました。

冷涼な気候で育つシャルドネを使用した発泡性ワイン「千曲川 シャルドネ ヴァン・ムスー ブリュット」は、人工的なガスは一切使用せず、発酵由来の炭酸ガスを閉じ込める製法を採用。繊細な泡立ちと果実の豊かな香り、爽やかな味わいが特徴です。残暑のなかで飲む最初の一杯にぴったり。

「千曲川 龍眼 2021」で使われているブドウ「龍眼」(別名:善光寺ブドウ)は、実は絶滅寸前だった品種をマンズワインが復活させ、ワインの原料として育成したのだそう。青リンゴのような香りと、わずかに日本酒に近い香りも感じられる、すっきりとした爽やかな酸味が特徴の白ワインでした。

今回のラインナップで唯一の赤ワインである「千曲川 ルージュ 2020」は、千曲川ワインバレー東地区で収穫されたブドウを使用。幅広い料理に合わせやすい軽やかな味わいが特徴で、澄んだルビー色で、ラズベリーやチェリーの果実香、リコリスなどのハーブの香りを感じられます。軽やかな果実味とドライな味わい、程よい酸味とタンニンのバランスが取れた1本です。

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「千曲川 シャルドネ ヴァン・ムスー ブリュット」とカマンベール

発表会ではそれぞれの説明と共にワインとチーズを楽しむことができました。最初の一杯は千曲川流域のシャルドネを使用した「千曲川 シャルドネ ヴァン・ムスー ブリュット」から。

繊細な泡立ちと果実の豊かな香り、爽やかな味わいが特徴のスパークリングワインを、クリーミーで深みのある味わいのカマンベールチーズと合わせることで、ワインの軽やかさとチーズのコクが絶妙なバランスを生み出していました。

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「千曲川 龍眼 2021」と生チーズ

すっきりとした爽やかな酸味と繊細な気品が特徴の「千曲川 龍眼 2021」は、アトリエ・ド・フロマージュの看板商品である爽やかな酸味の「生チーズ」と組み合わせることで、両者の清々しい風味が見事に調和していました。別添えのジャムで、好みの甘さに調整できるので、味わいを変化させながら楽しくいただくことができまます。

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「千曲川 ルージュ 2020」とココン

最後は赤ワインが登場。千曲川ワインバレー東地区の風土を表現した「千曲川 ルージュ 2020」に合わせたのは、ジャパンチーズアワード金賞を受賞したアトリエ・ド・フロマージュの「ココン」チーズ。

熟成が若いうちは爽やかな酸味を楽しめるココンとワインの果実味が組み合わさることで、絶妙なバランスに。野菜のおいしさも際立つ一皿でした。


今回ご紹介したイベントは、2024年9月22日(日)、10月6日(日)、20日(日)の開催のみで、各回最大12名までの先着順。時間は14:00~16:00となっています。3種のワインと3種のチーズのペアリングセットは事前予約限定ですが、当日受付でもワインとチーズのセットが¥1500から楽しめるそう。また、イベント付きの宿泊プランも登場しています。

ワイナリー見学やテイスティング、ホテルでのペアリングディナーで、よりじっくりと長野ワインの奥深い世界に浸りたい方は、11月9日(土)に予定されているメーカーズディナーイベント「MARRIOTT SALON in KARUIZAWA vol.3」もおすすめです。

秋の景色と一緒に屋外で楽しむひとときを、ぜひ楽しんでくださいね。

問い合わせ先

  • 軽井沢マリオットホテル 
  • 「NAGANO WINE Discovery 2024 ~Autumn Garden Apéro~」
  • 開催日程/2024年9月22日(日)、10月6日(日)、20日(日)
  • 開催時間/14:00~16:00
  • TEL:0267-46-6611
  • 住所/長野県北佐久郡軽井沢町長倉4339

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WRITING :
ミノシマタカコ
EDIT :
小林麻美