発表!連載「温泉ジャーナリストが選ぶ極上湯の宿」2024年人気ベスト10
Preciou.jpで好評連載中の「温泉ジャーナリストが選ぶ極上湯の宿」では、全国2,500以上のスポットを巡った経験のある温泉ジャーナリストの植竹深雪さんが心からおすすめできる温泉宿を、テーマ別にご紹介しています。今回はそのなかでも、とりわけ反響が大きかった10の温泉宿を、ランキング形式でまとめてお届けします。
■10位:富山県「リバーリトリート雅樂倶」
富山市にある「リバーリトリート雅樂倶」は、“隠れ家”を意味するリトリートがコンセプト。その名のとおり河畔の隠れ家のような環境で、心身の凝りをほぐすのにぴったりです。また、建築家・内藤廣氏が設計した空間はどこを切り取ってもフォトジェニックで、川に面した大浴場のほか、充実のスパ施設が疲労回復を促します。
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■9位:静岡県「お宿しらなみ」
静岡県の伊豆・片瀬温泉にある「お宿しらなみ」は、「一人旅プラン」が充実しているのが魅力。ゲスト1名でも送迎があり、チェックインから夕食までの時間帯に大浴場の貸切利用もできます。舟盛りや鯛の姿煮が迫力満点な、伊豆の素材を生かした磯料理も楽しみのひとつ。1日9組限定で、プライベートな旅を満喫したい方におすすめです。
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■8位:神奈川県「箱根料理宿 弓庵」
神奈川県の「箱根料理宿 弓庵」は、全10室すべてに露天または半露天風呂を備え、源泉かけ流しの湯をプライベートに堪能できる宿。箱根連山を望む豊かな自然に囲まれながらの、心静かなおこもりステイは格別! また、宿名に“料理宿”を冠するだけあって、職人が丁寧に腕を尽くした料理も絶品。夕食だけでなく朝食も料亭クオリティを誇ります。
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■7位:長野県「三水館」
長野県上田市・鹿教湯(かけゆ)温泉にある「三水館」は、四方を里山に囲まれた日本の原風景に溶け込むように佇む、総部屋数7室ばかりの閑静な宿です。空間づくりにこだわった温泉はもちろんのこと、山菜尽くしの「草鍋」も魅力のひとつ。ここの料理を食べるために遠方からわざわざ足を運ぶリピーター客も多いのだそう。
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■6位:静岡県「ソキ アタミ(SOKI ATAMI)」
静岡県にある「ソキ アタミ(SOKI ATAMI)」は、最上階の茶寮というスペースで漢方茶の提供があるなど、養生にとことんこだわった、多忙な現代人が養生するのに最適の宿。天然温泉は客室と大浴場の両方で楽しむことができ、女性専用のミストサウナも。朝食は、東洋の自然哲学・五行説を取り入れた和食膳をメインとするハーフビュッフェで、薬膳カレーが人気です。
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■5位:神奈川県「玄 箱根強羅」
神奈川県の「玄 箱根強羅」は、究極のおこもりステイを満喫できるリゾート温泉宿。全18室に源泉かけ流しの露天風呂を備え、パノラマビューが圧巻です。絶景をひとり占めできる客室露天風呂に癒され、華やかな創作会席料理を部屋でゆっくり味わいたい方におすすめ。苔むした岩壁からミストシャワーが噴出する大浴場もユニーク!
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■4位:群馬県「昔心の宿 金みどり」
草津温泉の名宿として、明治35年創業の歴史をもつ「昔心の宿 金みどり」。風雅な雰囲気漂う空間はもちろん、ひとつの宿で湯畑源泉と万代鉱物源泉の2つの湯を楽しめるのも醍醐味のひとつです。また、料亭を起源とする老舗宿ならではの創意工夫が凝らされた和会席も素晴らしく、季節感のある目にも美しい料理が並びます。
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■3位:神奈川県「箱根 花紋」
神奈川県の箱根湯本にある「箱根 花紋」の自慢は、「湯巡り茶屋」と称される大浴場。なんと10種類もの湯殿があり、箱根の上質な自家源泉を堪能できるうえ、あの湯この湯と湯巡りできるのは至福の極み。客室数18に対し、10種類の湯殿に貸切2か所というのも贅沢で、のんびり温泉三昧したい人にとって理想的な環境です。
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■2位:山形県「時の宿 すみれ」
1日10組限定で“おふたりさま”専用というユニークなコンセプトなのは、山形・湯の沢温泉にある「時の宿 すみれ」。米沢牛のあらゆる部位を味わえる“米沢牛づくし”の創作会席コースも圧巻で、女将のご実家が老舗精肉店ということもあり、一頭買いした米沢牛が毎日届くそう。温泉や客室は、米沢の自然と向き合える静謐な環境で、日常の慌ただしさからも解放されます。
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■1位:宮城県「旬菜湯宿 大忠」
1位に輝いたのは、宮城県・遠刈田(とおがった)温泉にある、至福の朝食が魅力の「旬菜湯宿 大忠」。朝食では、メインの松花堂弁当に加えて、セルフサービスのおばんざいコーナーがスペシャル。温泉も充実していて、大正時代をイメージしたというステンドグラスを用いたノスタルジーな大浴場と3つの貸切風呂を備え、全て源泉かけ流し。美肌成分も豊富に含むとされる名湯にも癒されます。
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以上、連載「温泉ジャーナリストが選ぶ極上湯の宿」のなかから、2024年に多くの反響を集めた10の温泉宿をご紹介しました。温泉はもちろん、食事もおもてなしも環境も…と、総合的に満足度の高い湯宿ばかりです。来年の旅先候補の参考に、ぜひ各記事のリンクからより詳しい魅力をチェックしてみてはいかがでしょうか?
※紹介した情報は記事公開時のもので、変更となっている場合があります。最新の情報は各宿のHP等でご確認ください。