ますます温泉が恋しくなるこの季節。どこを訪れようか迷ったときには、人気の温泉地ランキングでも常に上位に挙がる“箱根”をセレクトしてみるのはいかがでしょうか。

本記事では、温泉ジャーナリストとして活躍する植竹深雪さんがPrecious.jp読者へ厳選した「今こそ行きたい箱根の名宿」6軒をまとめてご紹介していきます。

植竹深雪さん
温泉ジャーナリスト
(うえたけ みゆき)全国各地の3000スポット以上を巡っている温泉愛好家。フリーアナウンサー、温泉ジャーナリストとして、テレビ番組をはじめ、さまざまなメディアで活躍中。著書に『からだがよろこぶ! ぬる湯温泉ナビ』(辰巳出版)がある。
公式サイト

改めて箱根の魅力を再確認!「今こそ行きたい箱根の名宿」6軒

■1:10種類の湯殿を備えた“湯巡り茶屋”で上質な自家源泉を堪能する|箱根 花紋

箱根 花紋の温泉
左/うたせ湯「月見の湯」。右/桶風呂「日輪の湯」。

箱根湯本にある「箱根 花紋」は、箱根でも有数の自家源泉を使用しており、10種類もの多彩な湯殿を備えた「湯巡り茶屋」が自慢。植竹さん曰く「温泉好きにはたまらないアミューズメント施設」だそう。広々と開放感のある露天風呂からおひとりさま専用のつぼ湯まで、浴槽の造りもバラエティに富んでおり、さらに打たせ湯や箱蒸し風呂、サウナも完備。湯巡り気分を満喫したい方には特におすすめです。

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■2:1日10組限定!客室で源泉かけ流しの湯を堪能できる大人の隠れ宿|箱根料理宿 弓庵

箱根料理宿 弓庵の温泉
左/別館特別室「金時」の浴室。右/貸切露天風呂 龍神。

強羅と小涌谷に挟まれた台地にひっそりと佇む「箱根料理宿 弓庵」は、心静かに上質な旅時間を過ごしたい人にぴったり。全10室に露天または半露天風呂を備え、源泉かけ流しの湯を、時間も人目も気にせずプライベートに堪能できる環境です。箱根の山々を望む客室からの眺めも素晴らしく、旅情感もたっぷり。宿名に“料理宿”を冠するだけあって、季節感溢れるおもてなし料理も魅力のひとつ。

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■3:雄大な山々を見渡す開放的な客室露天風呂に心まで洗われる|玄 箱根強羅

玄 箱根強羅の露天風呂
客室「陵」の露天風呂。

究極のおこもりステイを満喫したいなら「玄 箱根強羅」がおすすめ。全18室に源泉かけ流しの露天風呂を備え、室内や露天風呂からのパノラマビューが圧巻! 食事は夜も朝も客室でとるスタイルで、美食をゆっくりと味わうことができます。植竹さんも「とことん非日常な気分を味わえて、細々とした憂さやストレスなど一掃してくれるような爽快感があります」とリコメンドする宿です。

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■4:源泉かけ流し露天風呂付きスイートルームで優雅なステイを叶える|箱根・翠松園

箱根・翠松園の露天風呂
ラグジュアリースイート「尚」の露天風呂。

約3,000坪の広大な敷地を誇る「箱根・翠松園」の全23の客室は、すべてスイート仕様。全客室に源泉かけ流しの露天風呂を備え、それぞれに間取りやデザインが異なっているため、連泊して異なる客室を楽しまれる方もいるそう。食事処の建物は、旧財閥の別荘をリノベーションしたという登録有形文化財。大人の寛ぎ時間を過ごせる本格的なバーも併設されており、上質なステイを叶えてくれます。

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■5:渓流や竹林が目の前に迫る露天風呂で四季折々の情緒に癒される|鶴井の宿 紫雲荘

鶴井の宿 紫雲荘の露天風呂
貸切風呂「観山の湯」。

箱根塔ノ沢エリアにて、清流・早川のほとりに佇む「鶴井の宿 紫雲荘」は、4,000坪の広大な敷地に22の客室をゆったりと配しています。1日約70トン湧出の豊富な湯量の自家源泉を所有し、大浴場と2か所の貸切風呂では、箱根の名湯を余すことなく堪能することが可能。大浴場露天風呂は早川の清流を、吊り橋を渡った先にある貸切風呂は竹林を間近に望むロケーション。夕食で提供される、手打ちした十割そばも名物です。

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■6:黄金色の自家源泉が自慢!自然庭園を望む客室露天風呂で心身を癒す|箱根強羅 白檀

箱根強羅 白檀の露天風呂
客室「萬」の露天風呂。

山間に静かに佇む「箱根強羅 白檀」は、敷地内に自家源泉があり、さまざまな効能があるとされる黄金色の湯を大浴場と全客室の露天風呂で満喫できる温泉リゾート。館内には優しい白檀の香りが漂い、ロビーに足を踏み入れると真正面に広がる、箱根連山のパノラマビューも壮観です。地元の山海の食材に、全国から厳選した旬の素材を掛け合わせた本格懐石料理も好評だそう!

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以上、温泉ジャーナリスト・植竹深雪さんに厳選いただいた箱根の名宿6軒をご紹介しました。それぞれの宿の詳しい情報やさらなる魅力は、「記事を読む」ボタンからチェックできます。今年の温泉旅は、改めて箱根の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか?

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