東京タワーのすぐそばに位置するラグジュアリーホテル「ザ・プリンス パークタワー東京」では、宇治抹茶専門ブランド「千休」とのコラボレーションによるアフタヌーンティー「お抹茶アフタヌーンティー ~Collaboration with 千休~」を、2025年6月30日(月)まで提供しています。

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「お抹茶アフタヌーンティー ~Collaboration with 千休~」¥8,000 (税込み・サービス料別)

「千休」は、京都府産の上質な宇治抹茶のみを使用し、コク・旨味・甘味のバランスに優れた抹茶を扱う専門ブランドです。

昨年のコラボレーションが好評だったことを受け、2回目となる今回は、千休のオリジナル抹茶のみを使用。小麦粉を使わず、米粉や白玉粉などで仕上げた、グルテンフリーのスイーツとセイボリーがラインナップされています。

Precious.jpライターが実際にアフタヌーンティーを体験してきましたので、感想を交えながら詳しくご紹介します。

ザ・プリンス パークタワー東京「お抹茶アフタヌーンティー」全メニュー

■1:話題の完売スイーツ「千休 抹茶玄米カヌレ」

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「千休 抹茶玄米カヌレ」

まず目を引くのが、「千休」のロゴとともに並ぶ「千休 抹茶玄米カヌレ」。テレビ番組でも紹介され、オンラインショップ等で完売が続く話題の商品です。

香ばしい玄米粉と、コクのある宇治抹茶を使用したカヌレは、玄米の芳ばしさと抹茶の深い旨味が絶妙に調和し、ひと口で豊かな香りと味わいが広がります。外側はカリッと香ばしく焼き上げられ、中にはとろりとした抹茶カスタードがたっぷり。カリッ&とろっのコントラストがクセになるおいしさです。

美しい断面も楽しんでほしいという思いと、アフタヌーンティーでさまざまなスイーツを味わってもらえるようにとの配慮から、今回はカヌレを半分にカットして提供されています。

■2:体にやさしく見た目も楽しい!バリエーション豊かな7種の抹茶スイーツ

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写真手前中央から時計回りに「お抹茶大福」「千休 米粉の抹茶フィナンシェサンド」「お抹茶チーズケーキ」「お抹茶ブッセ」

「千休 抹茶玄米カヌレ」に加え、今回のアフタヌーンティーには千休の宇治抹茶を使ったスイーツが全6種登場します。最上段のプレートには、個々に盛り付けられた4種がひと皿にまとまっており、そのまま手元に引き寄せられる仕様もうれしいポイントです。

柑橘の風味がアクセントの「お抹茶大福」は、抹茶を練り込んだ白あんでレモンマーマレードを包んだひと品。やさしい甘さと爽やかさがマッチしています。

「お抹茶ブッセ」は、米粉で焼き上げたふんわりとした生地に、モンブランのように絞った抹茶クリームと栗がサンドされ、「お抹茶チーズケーキ」は、抹茶の香りがしっかり感じられるレアチーズに、竹炭クッキーや黒豆が添えられています。

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「千休 米粉の抹茶フィナンシェサンド」

注目は「千休 米粉の抹茶フィナンシェサンド」。小麦粉やマーガリンを使わず軽やかに焼き上げたフィナンシェに、パティシエ特製のシャインマスカットバターをたっぷりとサンドした贅沢なひと品です。

表面にはホワイトチョコとアーモンドでアクセントが加えられ、トップには自家製のシャインマスカットレーズンをトッピング。味わいだけでなく、食感にも工夫が凝らされています。

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「スコーン(ごまきなこ、黒豆抹茶)」「お抹茶ティラミス」

抹茶スイーツばかりでは重たく感じるのでは、という心配はご無用。シェフが「口直し的存在」としてすすめてくれたのが「お抹茶ティラミス」。柚子ピール入りのゼリーとクランブルが食感のアクセントになっており、まるで盆栽を思わせるユニークなビジュアルも印象的です。

実際にいただいてみると、驚くほど軽やかな味わい。柚子の香りがふわっと立ち上がり、口の中をすっきりとリセットしてくれます。

締めくくりは2種のスコーン。どちらも米粉で作られ、太白ごま油を使用してしっとりと成型されています。ひとつは香ばしいきなこの風味が際立ち、もうひとつは抹茶の中に黒豆やキビ糖の素朴な甘さが感じられる仕上がり。

クロテッドクリームの代わりに添えられているのは、豆乳から作られたバター「ソイレブール」となめらかなこしあん。和のエッセンスが詰まった、こだわりのペアリングです。ぜひ、たっぷりとつけて楽しんで。

■3:抹茶スイーツに寄り添う、風味豊かなセイボリー4種

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「サーモンキャビアサラダ」「クリームチーズディップ」

アフタヌーンティーに彩りを添えるセイボリーは、抹茶スイーツとの相性を考慮して丁寧に構成された4種類。甘味とバランスを取るように、塩味や酸味が程よく効いたラインナップが揃います。

まずは、爽やかなレモンドレッシングを自分でかけて楽しむ「サーモンキャビアサラダ」。ドレッシングは小さなスポイトに入っていて、見た目の遊び心とともにフレッシュな味わいが楽しめます。

「クリームチーズディップ」は、ナッツやドライフルーツが散りばめられたコクのあるクリームチーズを、米粉のラスクと抹茶のリーフクッキーと一緒にいただきます。小麦粉にはないザクザクとした食感のラスクが印象的でした。

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「洋風ちらし寿司」「ベジタブルスープ」

さらに、かにやえびを彩りよく盛り付けた「洋風ちらし寿司」は、ひと口ごとに異なる具材の風味が楽しめ、見た目にも華やか。やさしいバジルの香りが広がる「ベジタブルスープ」は、ミニサイズながら滋味深い味わいでした。

■4:限定カプチーノも登場!抹茶の魅力を引き立てるドリンクラインナップ

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ウェルカムドリンク「Matcha Orange」

アフタヌーンティーの始まりとともに登場するウェルカムドリンクは、抹茶のまろやかな苦味に、オレンジのフレッシュな酸味が重なり、ほんのり香る桜シロップが和の趣を添えています。グラスに美しく重なった層をストローで混ぜながらいただくと、口当たりの変化を楽しめます。

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「千休抹茶カプチーノ」

ドリンクは、グラス交換制でフリーフロー。紅茶やハーブティー、コーヒーなど幅広く揃う中で、まず味わっておきたいのが「千休抹茶カプチーノ」です。

ひとり一杯限定で注文可能な特別なドリンクで、京都府産の宇治抹茶を使い、雑味のない澄んだ風味とやさしい甘さが特徴。ふんわりとした泡と美しいグリーンの色合いも印象的でした。

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紅茶「ヌワラエリヤ・ペコー」

その後に筆者がいただいたのは、和のスイーツに合うとおすすめされた紅茶の「ヌワラエリヤ・ペコー」。セイロンティーの中でも上品な香りとすっきりとした飲み心地が魅力で、スイーツの余韻をやさしく包み込んでくれました。


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窓の外には東京タワー

新緑がまぶしく輝く季節、東京タワーを間近に望むロビーラウンジで楽しむ「お抹茶アフタヌーンティー」は、千休とのコラボレーションによる特別なひととき。宇治抹茶の香りに包まれながら、心ゆくまで贅沢な時間をお過ごしください。

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WRITING :
篠原亜由美
EDIT :
小林麻美