ストレートネック、首の横ジワをケアする舌トレ習慣

舌は、のど仏の少し上にある小さな骨「舌骨」を介して、アゴ下や首と密接につながっています。その周囲に広がるのが、アゴの裏側から喉へと続く舌骨周辺の筋群。アゴ下を内側から支える土台のような存在です。この筋力が弱まると、脂肪や皮膚を持ち上げにくくなり、二重アゴが目立ちやすくなります。

 

そして舌の筋力が低下し、舌が口の底に落ちた状態が続くと、舌骨も下がりやすくなります。舌骨の位置が低くなると、アゴと舌骨をつなぐ筋肉のバランスが崩れ、下アゴを前に突き出す姿勢になりやすく、首ごと前へ出るスマホ首の状態に。さらに首の前面の皮膚が折り重なる方向に力がかかるため、横ジワが刻まれやすい状態になります。

そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが提案するのが、割り箸を使った「舌抵抗トレーニング」です。舌をまっすぐ前に押し出して鍛えることで、舌だけでなく、アゴ下を支える舌骨上筋群にも刺激が加わります。筋肉が働きやすい状態になると、舌骨はやや高い位置で安定しやすくなり、アゴ下が内側から支えられて引き締まってきます。

さらに、舌を上アゴに保つ力が育つため、頭が背骨の上の正しいポジションに戻りやすくなり頸椎の自然なカーブも保ちやすくなります。習慣化すれば二重アゴの予防や首のシワ改善、ストレートネック対策になりますよ。

■舌を前に出して割り箸と押し合う

割り箸を口元に近づけます。次に舌をまっすぐ前方へ出し、割り箸と押すのですが、このとき舌の上に小さな粒をのせるような感覚で舌先を細くまとめ、割り箸と押し合うように3秒間キープ。口周りや下アゴに力を入れず、舌の筋力だけで行います。これを30回行いましょう。鏡を見ながら行うと、アゴが前に突き出ていないか、首に余分な緊張が入っていないかを確認しやすくなりますよ。

舌を前に出して割り箸と押し合う
 

【まとめ|二重アゴと首ジワを解消!舌抵抗トレーニング4か条】
1)二重アゴや首ジワ、スマホ首には、舌骨周辺の筋肉と舌の位置が関与。
2)舌の筋力が低下すると、アゴ下が支えにくくなり、スマホ首姿勢を招く。
3)割り箸を使った舌抵抗トレは、アゴ下、首を支える筋肉に刺激を与える。
4)継続することで、二重アゴ予防や首ジワ改善、姿勢の安定に。

以上、「二重アゴと首ジワを解消!舌抵抗トレーニング」を教えていただきました。

アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は3月7日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:長尾優子さん
サービス業
「このメソッドをやったあとは、舌がしっかり疲れ、アゴ下にも軽い張りを感じました。普段きちんと使われていない舌の筋肉に刺激が入っているのを実感。数日続けるうちに、頭の位置が安定する感覚があり、首がすっと立ちやすくなったよう。首肩のこわばりもやわらいだように感じています」

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PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子