その口の閉じグセが口角を下げ、老け印象を招いていた

実は多くの人が、口元の筋肉を使わずに、下唇や下あごを持ち上げて無理矢理に口を閉じています。この閉じ方が続くと、口角を下向きに引く「口角下制筋(こうかくかせいきん)」という筋肉に余計な力が入りやすくなります。そして緊張が続いてしまうと口角が下向きに引っ張られたままになりやすく、口元全体が不機嫌そうな印象になってしまうのだそう。

2人の女性 メソッドの指導をしている
 

同時に、あご先にあるオトガイ筋という筋肉も過剰に働きやすくなります。オトガイ筋は下唇を持ち上げたり前に出したりする筋肉。皮膚に付着しているため、収縮するとあごの表面に凹凸やシワが出やすくなり、いわゆる「梅干しあご」は、この筋肉の過剰な収縮が関係する代表的な状態といいます。

そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、あご先の力を抜き、唇本来の力で口を閉じる感覚を取り戻すメソッド。下あご主導の閉じグセに気づき、余分な力を手放す練習です。続けることであご先の力みが減り、自然と口角が上がりやすい表情になることが期待できます。ぜひ、鏡の前で練習してみてくださいね。

■Step1:あご先と口周りを軽くタッピングして、力を抜く

筋肉の緊張を緩めるためにあご先と口周りを、両手の指で軽くタッピングします。

あご先と口周りを軽くタッピングして、力を抜く
 

■Step2:スティックを下唇の上に置き、下あごを動かさず上唇で閉じる

コーヒーショップのマドラーやアイスのスティックを用意し、下唇の上に置きます。下あごを前後・上下に動かさないようにキープしたまま、上唇を下ろすようにして棒に軽く触れさせましょう。噛んだり、下唇を棒に押しつけたりしないよう注意してください。上唇をしっかり動かすことを意識しながら、ゆっくり5回繰り返しましょう。これを2セット行ってください。

スティックを下唇の上に置き、下あごを動かさず上唇で閉じる
 

【まとめ|口角が下がるのは閉じ方のクセが原因だった!口元リフトメソッド4か条】
1)下あごで口を閉じるクセが続くと、口角を下向きに引く筋肉に力が入りやすくなる。
2)同時にオトガイ筋も過緊張し、あご先にシワや凹凸(梅干しあご)が出やすくなる。
3)下あごを動かさず、上唇で閉じるトレーニングで口の筋肉を働きやすくするのが得策。
4)口全体の力みが減り、口角がきゅっとリフトアップしやすくなる。

以上、「口角が下がるのは閉じ方のクセが原因だった!口元リフトメソッド」を教えていただきました。

アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は8月22日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:長尾優子さん
サービス業
「指摘されるまで気づきませんでしたが、スティックを使ってこのメソッドをやってみると、思っていたより下あごに力が入っていて、上唇を使っていなかったことがわかります。続けているうちに、あご先の力みが減ってきた気がして、鏡を見たときの表情が少し柔らかくなった気がしています」

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PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子