胸郭のこわばりが、不調の連鎖を引き起こしていた
胸元は呼吸を整える重要な構造ですが、普段はあまり意識しづらいもの。そして、呼吸のしやすさは胸まわりの骨格の動きと深く関わっています。胸元にある骨組み全体は「胸郭(きょうかく)」で、呼吸の主役となる横隔膜(おうかくまく)は胸郭の下にあり、息を吸うたびに下に動いて、肺がふくらむスペースをつくっています。
デスクワークやスマートフォンの操作が続くと、猫背気味の姿勢が続き、胸郭まわりの筋肉がこわばりやすくなります。すると横隔膜が動けるスペースも狭くなり、呼吸が浅くなりやすいのだそう。呼吸が浅い状態が続くと自律神経のバランスも乱れやすくなり、疲れが抜けにくくなったり、首や肩のコリが慢性化。さらに頭痛や代謝の低下、内臓脂肪の燃えにくさにまでつながることも。
エイジングデザイナーの村木宏衣さんいわく、疲れにくさやだるさを感じている人は胸郭の緊張をほどき呼吸を深くするのが解決策、とのこと。自律神経が整いやすくなり、体だけでなく気持ちまで前向きに!朝から頭がすっきりして物事に取り組む意欲が湧きやすくなったり、一日の終わりに感じていた重だるさが軽くなったりすることも期待できるのだそう。
そこで、教えてくれたのが、胸や脇まわりをほぐしながら胸郭を開くメソッド。深呼吸と組み合わせることが重要で、こわばった胸郭まわりがゆるみ、呼吸が深くなりやすくなります。続けることで自律神経が整いやすくなり、首や肩のコリ、頭痛の緩和、代謝の底上げも期待できます。心身ともに軽やかな状態を取り戻すきっかけとして、ぜひ、日々の習慣として取り入れてみてくださいね。
■Step1:胸の中心を指先で上下にさする
胸の中心を、指先を使って上下にやさしくさすります。息を吸って吐いてを繰り返しながら、30秒行いましょう。
■Step2:脇の下を手のひらでつかみ、腕を前後に動かす
右手で左の脇の下をつかんだら、左の肘を曲げます。そのまま左腕を前後にワイパーのように動かしましょう。10秒行ったら、反対側も同様に行います。鎖骨まわりのリンパの流れを促します。
■Step3:両手を頭の後ろに置いて、肘を前後に動かし胸を開く
両手のひらを頭の後ろに置きます。そのまま肘を開いたり閉じたりを繰り返し、胸を開いていきましょう。10回程度を目安に行います。
【まとめ|蓄積疲労・朝のだるさを解消!胸郭リセットメソッド4か条】
1)姿勢の崩れで胸郭がこわばると、呼吸が浅くなり自律神経も乱れやすくなる。
2)その結果、疲れの抜けにくさ、首や肩のコリ、頭痛、代謝低下などにつながる。
3)胸まわりや脇の下をほぐすことで胸郭の緊張がゆるみ、呼吸が入るスペースが広がる。
4)呼吸が深くなり自律神経が整いやすくなることで、不調の緩和と代謝の底上げが期待できる。
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以上、「蓄積疲労・朝のだるさを解消!胸郭リセットメソッド」を教えていただきました。
アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。次回は9月5日の更新です。お楽しみに!


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- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子

















