足指を使う感覚を取り戻し、脚の土台を安定させる
足の裏には、体重を支えるアーチがあります。歩くときの衝撃を和らげ、バランスを保ちながら、前へ進む力を生み出す。立つ、歩くという動作を、足元から支えている大切な構造です。
このアーチを支えているのは、骨や靭帯だけではありません。足指を動かす筋肉も、足裏を安定させるために働いています。ところが、つま先の細いパンプスや足全体を覆うブーツを長時間履いていると、足指を広げたり動かしたりする機会が少なくなりがち。特に小指側は意識しにくく、歩くときも十分に使えていない人が少なくありません。
足指が使いにくい状態では、足裏全体で床を捉えにくくなり、体重のかかり方にも偏りが生まれます。これを補おうとして足首や膝、股関節に余計な力が入れば、脚のラインや歩き方が崩れる一因にも。
そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、乾電池を使った足指のトレーニングです。乾電池を小指と薬指の間に挟むことで、普段は意識しにくい外側の足指にも刺激が入り、足指を使う感覚をつかみやすくなります。
足指を意識して使えるようになると、立つときや歩くときに、足裏全体で床を捉えやすくなります。足裏の筋肉も働きやすくなり、アーチを支える力や、体重を受け止める力を引き出すことにもつながります。一度行っただけで脚の骨格やアーチの形が変わるわけではありませんが、足指の使い方や体重のかけ方を見直すきっかけになります。足元の土台から脚の使い方を整えるつもりで、ぜひ続けてみてくださいね。
■Step1:乾電池を小指と薬指の間に挟む
単3乾電池を左右の足に1本ずつ、小指と薬指の間に挟みます。普段は意識しにくい外側の足指に刺激を与え、その存在をしっかり感じましょう。このあとのステップも、乾電池を挟んだまま行います。
■Step2:かかとを10回上げ下げする
乾電池を挟んだまま、かかとをゆっくりと上げ下げします。足指の付け根で床を押し、足指と足裏の筋肉を使う意識をもちながら、10回繰り返しましょう。
■Step3:前に5歩進み、後ろに5歩下がる
そのまま前に5歩、続いて5歩後ろに下がります。足指と足裏で床を捉える感覚を確かめながら、ゆっくり歩きましょう。転倒しないよう、必要に応じて壁や椅子の背に手を添えて行ってください。
【まとめ|脚の歪み対策には、足指からケアを!乾電池でできる簡単トレーニング4か条】
1)足裏のアーチは、歩行時の衝撃を和らげ、体重とバランスを支えている。
2)足指が使いにくいと床を捉えにくくなり、体重のかかり方にも偏りが生じる。
3)乾電池で外側の足指を意識し、かかとの上下運動から前後の歩行へつなげていく。
4)足裏全体で床を捉える感覚を養い、脚の使い方と体重のかけ方を整える。
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以上、「脚の歪み対策には、足指からケアを!乾電池でできる簡単トレーニング」を教えていただきました。
アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は11月14日の更新です。お楽しみに!

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- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子

















