FENDI(フェンディ)は、アイコンバッグ「PEEKABOO(ピーカブー)」の誕生10周年を記念して、その魅力を改めて見つめ直す#MeAndMyPeekabooと題したプロジェクトを開催。

今年1年を通して行われるこちらのキャンペーンでは、強い絆で結ばれた母娘や姉妹といった血縁関係にある、世界中のアイコニックな女性たちとコラボレーションしながら、世代を超えて受け継がれるタイムレスなバッグの魅力を伝えていきます。

「フェンディ ピーカブー〜世代を超えて受け継がれるアイコン〜」展
「フェンディ ピーカブー〜世代を超えて受け継がれるアイコン〜」展

そのひとつとして、GINZA SIX(銀座シックス)6階に位置する銀座蔦屋書店内GINZA ATRIUMでは、2018年9月24日(月・祝)までの期間、「フェンディ ピーカブー〜世代を超えて受け継がれるアイコン〜」展を開催。

グローバルなチャリティ企画「THE JAPAN PEEKABOO PROJECT(ジャパン ピーカブープロジェクト)」の一環として行われる同イベントでは、日本のファッションシーンに多大な影響を与える3人である、森 星さん、安藤桃子さん、ゆう姫(Young Juvenile Youth)さんとコラボレーションした作品も展示されています。Precious.jp編集部では、今回、同イベントの見所をいち早く取材してきました。

「フェンディ ピーカブー〜世代を超えて受け継がれるアイコン〜」展の見所4つ

■1:森 星、安藤桃子、ゆう姫がデザインした唯一無二の「ピーカブー」の展示

「世代を超えて受け継がれるアイコン」をテーマに9月24日(月・祝)までの期間、オンラインオークションにて販売される作品をデザインしたのは、祖母や母の才能を受け継ぎ、第一線で活躍される3人。森 星さん、安藤桃子さん、ゆう姫さん、それぞれの思いが込められたバッグとは?

「祖母がインスパイア源」by 森 星

森星さんデザインのピーカブー
森星さんデザインのピーカブー

世界的デザイナーである森英恵さんを祖母に持ち、姉の森 泉さんとともに、姉妹でファッションモデルとして活躍する森 星さんによるデザイン。

「祖母と母からインスパイアされた」という、内側には情熱的な真っ赤なクロコダイルのライナーが秘められたバッグの表面には、上質なクロコレザーが用いられ、祖母・森 英恵さんが愛する桜の刺しゅうと元モデルで母の森 パメラさんが愛するフリンジで仕上げられています。熟練の職人によって手作業で縫い付けられたビーズステッチなど、繊細な手仕事が光るディテールデザインからは、森 英恵さんへの敬意が感じ取れます。

「日本の伝統美を表現」by 安藤桃子

安藤桃子さんデザインのピーカブー
安藤桃子さんデザインのピーカブー

世にも斬新なシルエットを生み出したのは、エッセイストである安藤和津を母親に、そして、女優の安藤サクラを妹にもつ、映画監督の安藤桃子さん。

高知県に移住し日本の伝統美を改めて実感したという彼女は、1000年以上の伝統を誇る日本三大和紙のひとつである「浜田和紙」とコラボレーション。ピンクのライニングの上にホワイトの和紙をあしらい、表面にはプレキシガラスで仕上げられた、モダンなアイディアが光るレイヤードが目を引きます。さらには、ご自身で森の中で見つけて来たという、高知県に生息するニホンジカの角でつくられたハンドルは圧巻! バッグの域を超えたデザインワークは、もはやアート作品のよう。

「母と娘がテーマ」by ゆう姫(Young Juvenile Youth)

ゆう姫デザインのピーカブー
ゆう姫デザインのピーカブー

国民的俳優である松田優作さんと女優の松田美由紀さんの間に生まれた、シンガーのゆう姫(Young Juvenile Youth)さんは、「母と娘」をテーマに、物語性のある作品を発表。

落ち着いたアルデシアグレー色のナッパレザーにホワイト一色で刺しゅうされた、仲睦まじい親子のイラストは、心温まる逸品に。ライナーに用いられた、表面と同色のミンクファーが、ラグジュアリーなムードを放っています。シンプルながらメッセージ性の強い作品は、身近で見られるこの機会を逃さないで!

これらの3つの作品は、オークション終了後、森 星さんの収益は公益財団法人 プラン・インターナショナルへ、安藤桃子さんの収益は社会福祉法人キリスト教児童福祉会 聖母愛児園へ、ゆう姫さんの収益は公益財団法人 日本財団へ、それぞれ寄付されます。

■2:各国の著名人とコラボレーションした「ピーカブー」のアーカイブ展

著名人とコラボレーションしたグローバルなチャリティプロジェクト
著名人とコラボレーションしたグローバルなチャリティプロジェクト

こちらは、2014年から各国で始まった、文化人やアーティスト、セレブリティーとのコラボレーションしたグローバルなチャリティプロジェクト。なかでも代表的な6作品が、今回特別にイベントスペース内で展示されています。

今回展示されるのは、以下6名の作品。

イギリスを代表するモデルのCara Delevingne(カーラ・デルヴィーニュ)作

Cara Delevingne(カーラ・デルヴィーニュ)作のピーカブー
Cara Delevingne(カーラ・デルヴィーニュ)作のピーカブー

本人の手書きの絵をシルクスクリーンでイメージ化された、ユニークな作品。「Super Woman(スーパーウーマン)」の文字をひねった遊び心あるディテールも話題に。

イギリス出身の歌手Adele(アデル)作

Adele(アデル)作のピーカブー
Adele(アデル)作のピーカブー

バッグを開くと、おおらかに微笑む女性の顔が現れる、大胆な仕掛けが施されたハッピーオーラ漂う作品。ブラックニスで描かれたまつ毛が印象的。

日本画家の松井冬子作

松井冬子作のピーカブー
松井冬子作のピーカブー

パウダーピンクとストロベリーレッドのコントラストと、バッグの開閉部や中央バーにあしらわれたホワイトスタッズが、人間の口を想起させる、ユーモラスな作品。

アーティストでデザイナーの高橋理子作

高橋理子作のピーカブー
高橋理子作のピーカブー

意識的に配されたサークルデザインは、よく見ると白黒のアップリケを縫い合わせてつくり上げた、フェンディ史上最大のクラフツマンシップが発揮された逸品。内側のライニングにはカラーコントラストを成すピンクの最高級カーフレザー、クオイオ ローマが使用され、ドットプリントが施されているという、見えない部分にもこだわりが詰まった作品。

韓国を代表する女優のSo-Young Ko(コ・ソヨン)作

So-Young Kun(コ・ソヨン)作のピーカブー
So-Young Kun(コ・ソヨン)作のピーカブー

ホワイトのスムースレザーに、ブルーを基調とするユニコーンがビーズ刺しゅうで描かれた、幻想的な作品。インスパイア源は、青い馬の年に生まれた自身の娘だったとか。背面にはユニコーンの翼が描かれ、夢にあふれた仕上がりに。

中国出身モデルのAngelababy(アンジェラベイビー)作

Angelababy(アンジェラベイビー)作のピーカブー
Angelababy(アンジェラベイビー)作のピーカブー

自身がこよなく愛する猫を表現した、可愛らしい作品。つい触りたくなる猫の肉球をシアリングで配した表面のデザインや、猫耳のハンドルデザインは、見ているだけでも癒されそう。

■3:マイ・ピーカブーをバーチャルでカスタムできる参加型のデジタルブース

iPad 上でバーチャル体験できる「ピーカブー」のメイド・トゥ・オーダー
iPad 上でバーチャル体験できる「ピーカブー」のメイド・トゥ・オーダー

イベントスペース内には、著名人に特に人気が高い「ピーカブー」のメイド・トゥ・オーダーをバーチャル体験できる、最先端の「デジタルブース」が設置されています。素材やテキスタイル、配色や刺しゅうデザインなどを選び、自分オリジナルのピーカブーをデザインし、LINEやFacebookなどSNSで拡散できるというシステム。無限大のコンビネーションを楽しめる、SNSを充実させたい人にぴったりの参加型ブースは必見です!

■4:折り紙でピーカブーをつくる参加型のペーパークラフトブース

折り紙でつくる「ピーカブー」のワークショップ
折り紙でつくる「ピーカブー」のワークショップ

子供から大人まで楽しめるのは、折り紙アーティストであるフチモトムネジさんとコラボレーションした、ここでしか体験できない「ペーパークラフトブース」です。また、2018年9月15(土)、16(日)、22(土)~24日(月・祝)の12時、15時、17時からは、フチモトさんが直接折り方を教えてくれる貴重なワークショップも開催されます。このイベントでは、フルーツやジェラートなど、ピーカブー以外のアイテムのつくり方も教えていただけるとか。興味のある方はぜひ、参加してみてください。

メンバーシップに登録することで自由に参加できるので、またとないこの機会をお見逃しなく!

今回は、GINZA SIX(ギンザシックス)6階に位置する銀座蔦屋書店内GINZA ATRIUMで、2018年9月24日(月・祝)まで行われている「フェンディ ピーカブー〜世代を超えて受け継がれるアイコン〜」展の見所をご紹介しました。

さまざまな視点からピーカブーの魅力をキャッチできる最先端のイベントに、ぜひ出かけてみてください。

「フェンディ ピーカブー〜世代を超えて受け継がれるアイコン〜」展

  • 期間/〜2018年9月24日(月・祝) ※終了
    場所/GINZA SIX(ギンザシックス)6階 銀座蔦屋書店内 GINZA ATRIUM
    住所/東京都中央区銀座6-10-1

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EDIT&WRITING :
石原あや乃