40代の女性に人気の高いおすすめブランド香水、甘い香りの香水、柑橘系の香水、そしてオフィスシーンに使いたい香水など、レディースの香水を20アイテム、ご紹介いたします。その日の予定やT.P.O.で変わる「なりたい自分」「演じたいイメージ」。それぞれに合う香りを見つけて、さまざまな印象を楽しみましょう。
【目次】
40代レディースに人気のおすすめ香水ブランド
■1:エアリン
モロッコの港町タンジェへの秘密の扉となる「エアリン タンジェ ヴァニーユ」。冬が終わり、近づいた春の喜びをイメージした「エアリン ライラックパス」。紺碧の海と色とりどりの花、地中海の魅惑とエレガンスをたたえた「エアリン メディトレニアン ハニーサックル」。心安らかな場所で感じる静けさを表現した「エアリン ウォーターリリー サン」。ゆるゆるとしたくつろぎ感と温かさ、包み込まれたくなるような「エアリン アンバー ムスク」。現代女性の魅力そのものをイメージした「エアリン イカット ジャスミン」。
くつろぎ感、神秘性、高揚感、生命観、静けさ、現代的な女性の魅力といったイメージを、最高の香料を組み合わせて完成させています。
例えば、「エアリン アンバー ムスク」は寒い冬の夜に包まれる、やわらかく心地のよいブランケットのよう。センシュアルなフローラルにアンバーとムスクをブレンドし、くつろいだひとときを感じさせる香りに。
ひとつに決めるのではなく、その時々の気分で選びたい。香りで心を遊ばせる、そんなさりげない贅沢を、毎日の習慣にできたら素敵です。
気分で選びたい現代的な6つの香り!エアリンのオーデ パフューム スプレィが日本初展開
■2:トム フォード ビューティ
チェスの駒を思わせるマットブラックのスタイリッシュな小瓶は、シンプルながら個性を放つ、まさに「気になる存在」。さらに蓋を開けひと吹きすることで漂うクラリセージやラベンダーの香りが、異世界への扉を開くサイン。時間を追うごとに主張を始めるビター アーモンドやオリエンタル レザーの香りなど、あらゆる表情が、ミステリアスな女性像を演出します。
香りのレイヤードが幸運へと導く!11月のラッキーアイテムはトム フォード ビューティの甘美な香り
■3:ゲラン
1828年、ナポレオン3世妃に献上されたフレグランスがきっかけとなり誕生した、ゲラン発祥の物語を今に伝える「ビーボトル」で、「ゲラン」創業190周年を祝して「190 アニヴェルセル オーデパルファン」も新たにクリエーションされました。オレンジブロッサムノート、サンダルウッド、ベンゾインが見事に調和された、ゲランの伝統的なウッディ フロリエンタルな香りです。
2018年「イセタン サロン ド パルファン」に登場した「ゲラン」のラグジュアリーなフレグランス4選
■4:ディオール
「女性をより美しくするだけでなく、より幸せにしたい」というムッシュ ディオールの願いをかなえる幸福感にあふれ、人生の喜びそのものを表現したフレグランス。
ミューズは28歳にしてハリウッドの頂点に立つ、ジェニファー・ローレンス。彼女が体感するハッピーで飾らない、輝くような魅力と喜びというだれもが幸せに満たされる瞬間を表現しています。
花々やシトラスフルーツの弾けるような明るさと、ウッドやムスクの包み込むようなやわらかさが肌にふんわりとなじみ、自然に香りを演出でき、香りを纏うことそのものを楽しむことができます。香りを象徴するかのような、アイコニックでシンプルなボトルも印象的。
ディオールから約20年ぶりに新しいフレグランス「JOY by DIOR(ジョイ バイ ディオール)」が登場
■5:シャネル
香りのタイプは3種類。ガブリエル シャネルが愛した「ドーヴィル」「ビアリッツ」「ヴェニス」という3つの地がイメージされています。そして新鮮な驚きに満ちている。
というのは、例えば『パリ ビアリッツオードゥ トワレット』は大枠では柑橘系の香調ですが、軽やかさの奥に凛とした優美さが静かに長くゆるりと漂うような、これまでになかった柑橘系なのです。
その理由はシャネルしか手がけない専属調香師が、シャネルだから手に入れることができた、極めて上質な香料のみで創りあげているから。よい匂いというだけではない、なぜか心が震える、そんな香りです。
シャネルのフレグランス「レ ゾー ドゥ シャネル」は、片時も離れたくない香り!
■6:イヴ・サンローラン・ボーテ
世界中のどの街とも違う、パリという街が放つ輝きを引きよせながら、さらに情熱的で大胆になっていくパリの恋愛をイメージした香りの「モン パリクチュール オーデパルファム」。
「めまいがするほどの恋」、「幸せの絶頂」を香りで表現しています。香りの構成は、弾けるような輝きとふくよかさのあるシトラス フローラル シプレー。
トップノートは、弾けるような輝きとふくよかさを感じさせるフルーティな香り(ライチ、ラズベリー、ベルガモット、マンダリンエッセンス、グレープフルーツエッセンス)。
ミドルノートは、くらくらとめまいがするほどに魅惑的でありながら、クリアで華やかさのあるフローラルの香り(ダチュラ、ホワイトピオニー、ローズバッド、ローズインフュージョン、オレンジフラワー)。
ラストノートは、輝くような透明感と洗練性がありながら、まろやかな甘みのある落ち着いた香り(パチョリ、アンバー、ホワイトムスク、カシュメラン、クリーム)。
これまでのクラシックなシプレーの概念を覆し、新しい時代の恋愛にふさわしい革新的な香りとして登場したパルファムです。ボトルに飾られた、ドット柄のリボンもかわいらしく、リボンモチーフが好きな女性へのギフトとしても喜ばれそう。
イヴ・サンローラン・ボーテのリップ、ファンデ、香水など2018年上半期の新アイテム5つ
■7:ティファニー
トップノートのグリーンマンダリンに続き、ミドルノートに現れるのは、「アイリスフラワー」。19世紀以降、ティファニーがジュエリーに頻繁に取り入れてきたこの花をメインの香りに採用しています。アイリスの香りを加えることで、力強くも女性らしく、そして上品な印象に仕上げています。
このアイリスフラワーとティファニーの結びつきは強く、ブランド創設初期のジュエリーのスケッチにも見て取ることができるほど。そして、1900年のパリ万博にてグランプリを受賞したのが「アイリス ブローチ」です。
ウッディーになりがちなアイリスの香りを独自の蒸留法で抽出。調香を手がけたダニエラ・アンドリエにより、透明感があり弾けるようなフローラルムスク調に仕上げています。ラストには、パチョリをムスクの香りが包み込み、肌に優しく寄り添います。
ティファニー15年ぶりのフレグランス「ティファニー オードパルファム」。上品な香りをジュエリーのようにまとって
おすすめのレディース香水【甘い香り】
■1:ディオール「ジャドール イン ジョイ」
海の空気を含んだフルール ドゥ セル(天日塩)のソルティな爽やかさに、ジャスミン、イラン イラン の華やかなフローラルノートと果汁たっぷりのピーチが溶け合う、 甘美でジューシィなソルティーフローラルの香り。
優しい香りのヴェールが体を包み肌を潤す、ディオールの「ジャドール ボディ ミスト」
■2:ブルガリ「マグノリア センシュアル」
「マグノリアという花のもつ魅力をありのまま表現した」とマスター調香師であるジャック・キャバリエ氏が語る「スプレンディダ マグノリア センシュアル」。意外性のある香りのコントラストが調和することで、このフレグランスに調合した香料がもつ二面性が表現されている、といいます。
ネロリとマンダリンの、軽やかでフレッシュな香りが包み込むトップノートでは、地中海の華やかな果実園を散策しているような、爽やかな気持ちにさせてくれます。
ミドルノートでは、妖艶さと繊細さを併せ持つ、芳醇なマグノリアの香りへと変化していきます。オレンジフラワーとジャスミン アブソリュートのアクセントが、エレガントな官能美とカリスマ性を引き出してくれます。
さらに時間が経つと、甘美でウッディなパチョリハートと、クリーミーで上品なムスクの香りが立ち込め、女性らしいやわらかさも感じさせます。
さまざまな表情へと変化を遂げるフレグランスをまとうことで、ミステリアスな女性を演じることができます。いつもと違う魅力を引き出してほしいときにまとうことで、自信を与えてくれそうです。
■3:ヴァレンティノ「ヴァレンティノ ドンナ アクア」
ヴァレンティノのバッグやシューズを彷彿とさせる、スタッズモチーフのボトルが目を引く『ヴァレンティノ ドンナ アクア』。クラシックな優美さを継承しつつも、反抗的な一面も匂わせるそのビジュアルからは、個性的でありたいと願う、自立した女性像を思わせます。
現代を生き抜く女性に似合う香りは、グリーンアーモンドとフロスティッドペアに、プルメリアの暖かいアコードとサンダルウッドが調合された、甘美な香りが特徴的。
「ヴァレンティノ ドンナ アクア」「ヴァレンティノ ウオモ アクア」。男女2つの香りが共鳴する香水
■4:プラダ「プラダ フェム インテンス」
新しく誕生したプラダ フェム インテンスは、女性の本質そのものにフォーカスされた香り。女性の香水として古くから親しまれているフローラルの香りを徹底的に分析することから始まりました。
幾重にもなった香りの層をひとつひとつ紐解き、上質な香料本来の魅力を引き出し、調合し……。ベースノートに据えたのは、華やかなチュべローズのフローラルブーケ。イランイランやパチョリを重ねた豊かな芳香は、華々しくドラマティックな印象を与えます。
みずみずしいフローラルアンサンブルの中、センシュアルでエキゾチックな、捉えどころのない優美さ――現代を生きるプラダ ウーマンらしい、しなやかな香りのフレグランスです。
プラダの香水「プラダ フェム インテンス」のフローラルな香りで華やかな女性に
■5:ランバン「モダン プリンセス オードパルファム」
キュートに振る舞い、人生を謳歌する現代の女性をイメージしたフレッシュフローラルな香りが特徴。
「最高に自分に合う香水」を選ぶためには「4つのパターン」がある
おすすめのレディース香水【柑橘系の香り】
■1:シャネル「パリ ビアリッツ」
バスク地方の海岸沿いにあるこのリゾート地は、上流社会がバカンスを過ごす場所として知られています。水をイメージさせるような清らかな香りは、その地でバカンスを謳歌する人々のエネルギーとエレガンス、海のパワーを表現。弾けるようなグレープフルーツとマンダリン オレンジのいきいきとしたトップノートに、スズランのみずみずしいノートが続きます。
シャネルの新作フレグランスの魅力に浸る!表参道でスペシャルイベントを開催
■2:アニック グダール「イル オ テ 」
「オフの日は、グリーンティにマンダリンなどが調和するアニック グタール『イル オ テ』でリラックス」(ビューティエディター栗原緑さん)
40代女性がオフィスでつけたいおすすめレディース香水
■1:パルル モア ドゥ パルファム 「トータリー ホワイト オードパルファム」
数十年にわたり、数々の名香を生み出してきた調香師ミシェル・アルメラックの独創的な世界観を形にすべく、息子のベンジャミン・アルメラックとともに、2016年に創設したブランド。パリ・モンソー公園の春の朝をイメージした、石鹸のような清々しい香りです。
■2:エラ ケイ「サガノの詩」
旅を愛する調香師ソニア・コンスタン氏によって、2017年12月にスタートしたブランド。世界中を旅する中で受けてきた感銘が、ポエムと共に香りに託されています。こちらは日本・京都の荘厳な竹林に囲まれて、愛しい人と瞑想のひとときを過ごしているような、静謐な世界観の香りです。
■3:トバリ「スモーク フラワー オーデパルファム」
TOBALI=帳(とばり)とは、日本語で覆い隠し秘める布。日本独特の概念である「秘める美」。魅力をあえて秘めることで現れる、月や影のような、幽玄で神秘的な美しさを香りで表現。神秘的で心を鎮めてくれる、ジャパニズム・ウッディのラストノートが印象的です。
■4:ジョー マローン ロンドン 「ホワイト モス & スノードロップ コロン」
独自の香りで展開するフレグランス コレクションとバス&ボディ コレクションで知られる、英国発のブランド。パウダリースノーから顔をのぞかせるスノードロップの花びらと、光り輝く森のフレッシュなモスの香りをメージした、新しい香りです。
■5:プラダ 「プラダ フェム オーデパルファム ベルベットエディション」
感情を揺さぶるようなエレガントかつフェミニンな香りの「プラダ フェム オーデパルファム」。まさにプラダフレグランスの真髄ともいえる香りを、アイコニックなプラダのベルベットバックを彷彿させるパッケージで、ドレスアップさせた限定ボトルが誕生。
伊勢丹バイヤーがセレクト!「オフィスでつけたい香水」ベスト5
■6:グッチ「ブルーム オードパルファム」
グッチのクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレ初監修のフレグランスは、芳醇な香りを放つ多彩な花々が咲き誇るガーデンをイメージ。チュベローズとジャスミンの華やかな香りが際立つ、女性らしいパウダリーフローラルに仕上げられています。
「最高に自分に合う香水」を選ぶためには「4つのパターン」がある
※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部