メイクをオフするクレンジングはいくつか種類があります。中でも、乾燥肌の人に選んでほしいのはクリームタイプのクレンジング。今回はクレンジングクリームの使い方や、デパコスアイテム、市販で手に入るおすすめクレンジングクリームのご紹介をします。ぜひ、お手入れやアイテム選びにお役立てください。
【目次】
潤い肌が手に入る!乾燥肌におすすめのクレンジングクリームの使い方
まずはクレンジングの見直し
\肌の潤いを取り戻すためには、基本のクレンジングこそ見直しを/
外気が乾燥する冬は、肌から潤いを奪い取ってしまう季節。それだけではなく、乾いて隙間だらけになった「冬枯れ肌」に、水分の逃げ道をつくってしまうのです。外からの敵をスルーし、抵抗力や活力がダウンしてしまうと、老化への引き金になってしまうことも。
そこで見直すべきは、基本となる毎日のスキンケア。まずは、一日の終わりに必須のクレンジングに注目! 寒さで緊張した肌をほぐしながら、濃厚な美容成分で代謝を助ける、「冬枯れ肌」に最もふさわしいクレンジングをご紹介します。
\「冬枯れ肌」のためのクレンジングは、クリームタイプしかありえない!/

どんなタイプのクレンジングを選ぶかは、嗜好によっても大きく分かれるところ。油で脂をスッキリ取り去る「オイルタイプ」、穏やかなタッチで汚れをそっと吸い取る「ミルクタイプ」、スピード感なら並ぶモノなしの「2 in1タイプ」など、それぞれに魅力的なのは確かです。
しかし、潤いを失った冬の枯れた肌を一気によみがえらせるためには、迷わずクリームタイプをセレクトして! 肌が欲する上質な水分と油分を、ベストバランスで配合しているのがクリームタイプのクレンジングだからです。そのなめらかにして豊かな膜でマスクのように肌を密封しながら、汚れや古い角質を浮き上がらせて巧みに絡めとっていくのは、このタイプだからこそできる技。
メークを落とす間、一瞬たりとも肌に乾くスキを与えず、それどころか有用な成分を惜しみなく注ぎ続ける。それこそが、何にも代えがたいメリットといえるでしょう。
\クリームタイプを選ぶなら、美容成分がたっぷりと配合されたラグジュアリーなものを/

事実、クリームという形状だからこそ盛り込める美容成分もあり、高機能クリームのパワーに匹敵するほどのトリートメント力やリペア力を誇るものも存在します。メイクオフという目的を遂行しながら、同時にエイジングケアまでやってのける、それがクリームタイプのすごいところ。
そこで選びたいのは、ラグジュアリーラインの上質なクレンジング。もちろん、その理由は先進の美容成分を配合しているからといえますが、もうひとつ、質感が洗練と優雅を極めていることも大きな理由です。
例えば、ランコムの人気エイジングケアシリーズから生まれたクリームタイプのクレンジングは、肌の再活性化を図る、贅を尽くした成分構成。蜜のようにとろけるテクスチャーも、従来のクリームタイプと一線を画す心地よさで、まさに慈しみながら汚れを落とすクレンジングの代表格です。
一日を最良の気分で終えられるかどうかは、明日の肌の活力にもかかってくるもの。クリームタイプのクレンジングなら、替えたその日から潤いが戻り、その成果が必ず「冬枯れ肌」に現れてくるのです。
クリーム・クレンジングで、冬の肌に潤いを与えてアンチエイジング
クレンジングクリームの効果を最大限利用して

■1:流さないからこそ!リビングで「ぬくぬくクレンジング」のすすめ
メイクオフは洗面所で、と決めつけてはいませんか? ところが、洗い流さないクレンジング方法ならば、リビングルームでTVや映画を楽しみながらの「ながらメイク落とし」も可能なのです。
暖かな部屋ではクリームのソフト感が際立ち、肌へのなじみがぐんと増してクレンジング効果も倍増! ソファにゆるりと身を委ね、リラックス気分で行うマッサージはまさに至福の時間となり、ケア効果も高まります。疲労まで一緒にクレンジングされていくような気持ちよさの、一石二鳥のクレンジングを楽しんでみてください。
■2:蒸しタオルで「スチームオフ」すれば、モチモチ具合はエステ並み
「クレンジングはバスタイムの間にすませたい」という方におすすめなのは、お湯で温めたタオルで蒸しながらメイクオフする方法。
まずはお風呂に入る前にクレンジングクリームをたっぷり塗って、バスタブの中でマッサージを。それからタオルを少し熱めのお湯に浸して絞り、顔全体(鼻や口元は除く)を覆って2~3分おきます。肌に残ったクリームと汚れをタオルに移し取るように、そうっと押さえながらオフしたら、さらにきれいな面で優しく拭き取ってフィニッシュ!
クリーム+蒸気のマスク効果で、信じられないほどモッチリしっとりと変わった弾力肌に出合えます。
■3:クレンジングクリームは、旅先でも乾き知らずのパワーを発揮!
汚れを落としながら肌を慈しむのが得意技だけに、クレンジングクリームは旅先でもその真価を発揮します。
例えば、わずか数秒で水分を奪い去ってしまうほど乾燥した飛行機の機内では、メイク落としの間の一瞬だとしても素肌をさらすなんて危険すぎ! その点、クレンジングクリームなら肌を厚みのある潤いのバリアで守りつつ、汚れをそっと浮き上がらせてくれるからもってこいなのです。
また水質が心配な地域や、超乾燥のホテルであれば、なおのこと、その効果を実感することができるはずです。
潤い美肌が手に入る拭き取りクレンジング
\自ら潤う肌に鍛える、「拭き取りクレンジング」4つのポイント/
ひとつ目の秘策は、クレンジングの際の仕上げの「拭き取り」。汚れとともにクリームを一気に洗い流すほうが簡単ではあるけれど、ぬるま湯を含ませたコットンで拭き取る方法を選ぶのは、肌に美容成分と潤いを押し込めるのが狙いです。
拭くことで余分な角質も取り去ることができ、温感作用により肌は見違えるほどふっくらと復活。このクレンジング法は、いうなれば代謝を促すための「フィットネス」のようなもの。動きだした肌は自ら潤う力を獲得し、冬に負けない肌へと育っていくのです。
1:リムーバーなしでメイクを絡め取る、綿棒を使ったプロの技!

クリームタイプは、クレンジング力が高いためポイントメイクを落とすことも可能。肌当たりの優しい太めの綿棒にとり、ラインやマスカラを絡め取るよう落とすという、プロの技を拝借しましょう。
2:摩擦で肌が荒れないよう、使う量は適量よりも少し多めに

例えば、適量がアーモンド大だとしたら、その1.5倍は使いたいもの。マッサージを兼ねたクレンジング法だからこそ、手と肌の間でクッションとなる少し多めの量が必要なのです。
3:落とし忘れやすい小鼻や生え際は、クリームを継ぎ足してたっぷりと

肌が乾ききっていると、マッサージの間にクリームが吸収されてしまうことも。そこで必要となるのは、途中でのクリームの補給です。特に、汚れが残りやすい小鼻や生え際は、重点的に継ぎ足していきましょう。
4:両手を使って、ぬるま湯を含ませたコットンで優しく拭き取る

大判のコットン2枚にぬるま湯を含ませたら、それを両手に持ち、左右同時に拭き取っていきます。圧をかけすぎて、肌を引っ張らないように注意して。目周りのデリケートなゾーンは、片方のコットンで肌を軽く押さえながら、もう片方でそっと拭き取りましょう
\クリーム・クレンジングだからこそ、メイクオフとマッサージが同時に完了!/
ふたつ目は、クレンジングの際に「マッサージ」を行うこと。何しろ、上質のクレンジングクリームは肌に摩擦を与えない配慮から、なめらかなテクスチャーを採用しています。それがクッションの役目を果たしてくれるので、マッサージにも適役なのです!
代謝がアップして肌が温まると汚れが奥から浮き上がり、美容成分の浸透はよりスムーズになる、という好循環も生まれます。
\わずか1分でOK。毎日続けたら美肌効果てきめんな、メイクオフ&マッサージの4ステップ /

(1)小鼻脇からこめかみに向かって小さな円を描きながらマッサージ。口角からこめかみにかけても同様に。
(2)あごの中心からフェースラインを通り、耳の下へ、クルクルと小さな円を描きながら上昇。ファンデーションが残りやすい、あご下、首との境目も忘れずに。
(3)眉間から髪の生え際へ向かってすり上げるようにマッサージしたら、次に額の中心からこめかみへと小さな円を描く。
(4)耳下から鎖骨へ、すり下ろすように手を動かす。マッサージで動いた老廃物を、鎖骨のリンパへと流してフィニッシュ!
メイクオフとともに、美容成分によるスキンケアもかなうクリームタイプのクレンジング。その一石二鳥の特性を生かしたふたつのクレンジング術で、冬の乾燥にも負けない「潤い美肌」が手に入るのです。
市販やデパコスも!大人肌におすすめのクレンジングクリーム
カネボウの「ソフニング クリーム クレンジング」

(写真中)美肌成分を投入してくれる落とすだけじゃない新名品。優しく潤いで満たすクリーム状のクレンジング。クレンジング剤を軽視していては、乾燥は永久に治まらないと心得て。
肌の乾燥に悩んだら真っ先にクレンジングの見直しを!潤いを取り戻す「メイク落とし」5選
高機能クレンジング2選

PM2.5などのお肌に不要な物質をきちんと落とす「高機能クレンジング」は、どんなものがあるのでしょう。大気汚染物質が肌に与える影響を研究しているブランドは増えてきています。
肌サビ=老化の要因となる過酸化脂質をきっちり落とすクレンジングも登場。それらの心強いブランドの高機能なクレンジングを選び、毎日ケアをすることで、角層が健全に育まれていきます。
暑い日中に受けた汚れとダメージを取り去る「優秀クレンジング&洗顔料」8選
※商品の価格はすべて税抜です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部