「ロング」のアップヘアアレンジ【4選】
【1】大人女性を美しく見せるひとつ結び
<アレンジ方法>
結ぶ高さや全体のフォルム、顔周りのニュアンスが仕上がりの印象を大きく左右するひとつ結び。若づくりに見えないよう低い位置で結び、くずしを加えて立体感とニュアンスを出すことで、シンプルなまとめ髪のなかに洗練や大人の色香が生まれるのです。
◆1:ツヤを出して束ねる⇒ ヘアオイルとワックスを準備して!
◆2: 分け目をぼかしておく
◆3:束ねる位置は「ぼんのくぼ」!
◆4:おくれ毛を引き出す
◆5:後頭部を引き出し立体感を
◆6:襟足・トップ・耳上を引き出す
◆7:おくれ毛に毛束感を出す
これが【大人女性を美しく見せる「ひとつ結び」完全プロセス】野暮ったく見えないテク大公開
【2】驚くほど簡単にできるシニヨン
<アレンジ方法>
シニヨンの場合、きっちりまとめ過ぎてしまうと老けた印象になることも。後頭部の髪をゆるっと引き出したり、こめかみのおくれ毛を残すことで、今っぽい、こなれ感のある印象に仕上がります。
◆1:スタイリング剤を髪全体になじませる
◆2:お団子をつくる
◆3:後頭部の毛束をランダムに引き出す
◆4:残しておいた毛先をお団子に巻きつける
◆5: 巻きつけた毛先をゴムの中に入れ込む
◆6:耳元の毛束をゆるめる
◆7:こめかみのおくれ毛を引き出してスタイリング剤をなじませる
後頭部の毛束をゆるめるとクセやうねり、髪表面のホワつきが目立ちにくくなるので、この時期はしっかりとゆるめましょう。ゴムはシリコンゴムではなく、太く大きいヘアゴムを使用すると仕上がりが安定します。お団子をつくるときに、毛先をあえて逃すとこなれ感がさらにアップ。無造作に仕上げることで、大人らしい涼しい印象になれます。
【美容師直伝】驚くほど簡単にできる、梅雨時期に重宝する「シニヨン」
【3】簡単!ハーフアップ風シニヨン
<アレンジ方法>
今っぽく仕上げるためには、『ゆるっとした部分を作ること』『おくれ毛をうまく活用する』ことが大切になります。髪をまとめる時はしっかりと崩す、おくれ毛は引き出し過ぎると疲れた感じになってしまうので程よく引き出す、この2点がポイントですね。
◆1: 襟足で髪をひとつ結びに
◆2: 後頭部の毛束をゆるめる
◆3: 結んだ毛束の一部をねじる
◆4: ねじった毛束をゴムに通す
◆5:団子を指で崩す
下準備として、髪を巻いておくとよりニュアンスのある雰囲気に仕上がります。巻かなくても、アレンジ前にシュシュなどでお団子を作り、髪に動きをつける方法も手間がかからないのでおすすめです。
顔まわりと襟足のおくれ毛を出すだけ!ロングヘアの簡単アレンジ
【4】クセ毛をパーマっぽく仕上げるハーフアップ
<アレンジ方法>
古臭く見える原因のひとつが『きちっと感』。ハチ上の髪は、できるだけゆるくまとめ、根本から少し離した下めの位置で結ぶと一気に今っぽい雰囲気になります。あとは、シンプルなヘアアクセを利用するとアレンジ上級者の装いに。ゴテゴテしたアクセサリーではなく、バレッタなどシンプルなものを選んでください。
◆1:髪全体にスタイリング剤をなじませる
◆2:髪表面の髪をざっくりと取って結ぶ
◆3:ゴムを持って後頭部の毛束を引き出す
◆5: こめかみのおくれ毛を整える
◆6:前髪にもスタイリング剤をつけて束感を出す
髪を束ねる時は、耳半分が隠れるくらいゆるめにまとめるのがポイント。きっちりまとめ過ぎないことが大切です。こめかみ付近のおくれ毛は多めに出したほうが女性らしく仕上がります。広がったりパサついた印象にならないよう、スタイリング剤はしっかりとつけてください。
いや〜なくせ毛が「パーマ風」に激変!梅雨時期におすすめのハーフアップアレンジ
「ミディアム」のアップヘアレンジ【4選】
【1】巻きが映える大人のポニーテール
<アレンジ方法>
ただコンパクトにまとめるのではおもしろくありません。カールアイロンがあれば、毛先の動きで顔を小さく見せたり、うねりを利用して顔周りを華やかに見せることができます。
◆1:耳から下の髪を毛先だけ内巻きに1カール
◆2:耳から上の髪は外巻きに
◆3:髪をひとつに束ねる
◆4:顔周りともみあげは毛束の中間から毛先にかけて内巻きに
◆5:結び目にヘアカフを引っかける
結び目のゴムを隠すのに、毛束を巻き付けたりクルリンパをしたりしますよね? でもそのひと手間が意外と難しい。ヘアカフは毛束に引っかけるだけなので、ぶきっちょさんでも簡単にゴムを隠せます。毛量が少なくて寂しいポニーテールになってしまう方も、このヘアカフを使うと印象が変わりますよ。
【2】大人のルーズ感がお洒落なひとつ結び
<アレンジ方法>
おくれ毛に動きが出るように、束ねる前にカールアイロンで巻いておくことがポイントです。仕上げに、おくれ毛に毛束感が出るようにバームをなじませると、こなれ感が演出できます。
◆1:カールアイロンで髪の中間から毛先にかけて巻いておく
◆2:パール1粒大のバームを髪全体になじませる
◆3:耳より前の髪と耳のうしろの髪を残してひとつに束ねる
◆4:ひとつまみずつ、放射状に毛束を引き出す
◆5:おくれ毛を束ねるようにバームをなじませる
うねりが目立たないようにキツく束ねると、ただの引っ詰め髪になってしまいます。ちょっと多めにおくれ毛をつくって、顔まわりに遊ばせるだけで、表情のある大人のアレンジになります。
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【3】若々しくエレガントなハーフアップスタイル
<アレンジ方法>
ハーフアップはバックの毛先に外ハネJカールをつけエレガントさをプラス。
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【4】ねじってまとめるシックなアップヘア
<アレンジ方法>
クセのある方はとくにスタイリング剤をつけないでアレンジしてしまうと、ホワつき、広がりの原因になります。しっかりと髪全体に馴染ませてからアレンジをスタートしてみてください。
◆1:まず髪全体にヘアクリームをなじませる
◆2:後頭部の毛束を左右ふたつに分け取る
◆3:左右ふたつに分けた毛束をそれぞれねじってゴムでまとめる
◆4:片方ずつ耳のうしろでねじってまとめ、ピンで留める
◆5:最後に後頭部の髪をつまんで引き出し、バランスを整えたら完成
アレンジの前に、トップの分け目をつけないようにドライヤーで根本を立ち上げましょう。この一手間が若々しい印象をつくります。クセがなく、ペタンとした髪質の方は、コテで軽く巻いておくと一気にこなれた印象へ。ぜひ試してみてください。
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「ボブ」のアップヘアレンジ【3選】
【1】くるりんぱで作る美シルエットのアップスタイル
<アレンジ方法>
顔まわりと前髪の毛束はコテで軽く巻いてあげると華やかな印象に仕上がります。髪の毛が短くて落ちてしまったおくれ毛にはバームを。パサついていると疲れた印象に見えてしまうので、まとまりとツヤの出るものをなじませて。たくさんつけるとベタベタしてしまうので、米粒程度をなじませるのがポイントです。
◆1: 耳上の毛束をゴムで結ぶ
◆2: くるりんぱする
◆3: 耳横の毛束をまとめて結ぶ
◆4: 結んだ毛束をくるりんぱする
◆5: 襟足とくるりんぱした毛先をまとめてねじる
◆6: ねじった毛束をピンで止める
◆7: こめかみの後毛を出す
分け目ができていると頭頂部が寂しい印象になってしまうので、アレンジの前に、ドライヤーで左右両方から風を当てて根本を起こし、分け目のない状態に戻してあげると見栄えが良くなります。
【2】広がる髪がおしゃれにまとまるハーフアップ
<アレンジ方法>
雨の日など湿度の高い日は、髪をコンパクトにまとめられるハーフアップがおすすめです。トップにボリュームが欲しいので、アレンジの仕上げに、結び目からひとつまみずつ毛束を引き出すと、自然な丸みのあるシルエットになります。
◆1:耳より上の髪をひとまとめにして、ゴムで束ねる
◆2:束ねたゴムを挟んだ左右から各1束ずつ毛束をとる
◆3:ゴムを隠すように2本の毛束を交差させる
◆4:2本の毛束の先端をアメピンで留める
◆5:結び目を抑えながらひとつまみずつ毛束を引き出す
耳より前にある髪はおくれ毛として残しておくと、顔まわりが華やかに見えます。全部束ねてしまうとスッキリしすぎて、寂しい印象になるので耳にかけず、ふわっと垂らしておくといいですよ。
【3】スカーフを使ったヘアアレンジ
<アレンジ方法>
頭頂部で交差させて二重に巻くので、ある程度の大きさが必要です。正方形であれば90㎝四方は欲しいですね。
◆1:カールアイロンで髪の中間から毛先を内巻きにしておく
◆2:耳より前の髪と耳のうしろの髪を残してひとつに束ねる
◆3:結び目からひとつまみずつ毛束を引き出す
◆4:束ねたゴムを隠すように、髪をゴムに巻き付ける
◆5:細長く折りたたんだスカーフを毛束の下に通す
◆6:両端を頭頂部あたりで交差させる
◆7:交差した根元部分でスカーフをねじる
◆8:スカーフの端を毛束の下で結ぶ
スカーフを耳の上に被さるようにかけるとサイドが出っ張るので、全体のシルエットが菱形になります。特に面長な方は横をちょっとだけ膨らませると、顔の長さが気にならなくなります。
気になる「あほ毛」をお洒落にカバー! スカーフを使ったヘアアレンジ
- TEXT :
- Precious.jp編集部