【目次】

「ロング」のアップヘアアレンジ【4選】


【1】大人女性を美しく見せるひとつ結び

<アレンジ方法>

結ぶ高さや全体のフォルム、顔周りのニュアンスが仕上がりの印象を大きく左右するひとつ結び。若づくりに見えないよう低い位置で結び、くずしを加えて立体感とニュアンスを出すことで、シンプルなまとめ髪のなかに洗練や大人の色香が生まれるのです。

◆1:ツヤを出して束ねる⇒ ヘアオイルとワックスを準備して!

ヘアアレンジ_3,40代 髪型_1
少量のヘアオイルを髪全体になじませ、ドライヤーの温風を斜め上から当てるとキューティクルが整いツヤ感がアップ。束ねる前のこのひと手間が、仕上がりを大きく左右する。

◆2: 分け目をぼかしておく

ヘアアレンジ_4
束ねる前にコームで分け目をジグザグにつけていつもの分け目をぼかしておく。ぱっくり分け目は老け見えの原因になるのでNG。

◆3:束ねる位置は「ぼんのくぼ」!

ヘアアレンジ_5,40代 髪型_2
髪全体を手ぐしで「ぼんのくぼ」(襟足のくぼんだ部分)に集めて黒ゴムで結ぶ。ここからくずしていくので結ぶときはややきつめに。太すぎるゴムは悪目立ちするので、中細を。

◆4:おくれ毛を引き出す

ヘアアレンジ_6,40代 髪型_3
ニュアンスプラスに顔周りのおくれ毛は必須。ロングの場合は、顔周りの髪をひと筋、顎ラインでカットしておくといい塩梅に仕上がる。

◆5:後頭部を引き出し立体感を

ヘアアレンジ_7,40代 髪型_4
まず、後頭部中央を指の腹でやや太めにつまんで1cmほど引き出し、奥行きと丸みを出す。その後、その両サイドを3か所ずつ指先で細くつまんで5mm程度引き出し、ニュアンスを。

◆6:襟足・トップ・耳上を引き出す

  • ヘアアレンジ_8
  • ヘアアレンジ_9
  • ヘアアレンジ_10
襟足の両脇をやや細めに引き出し、少したるませる。耳上もやや細めにつまみ、耳の上部にほんの少し髪がかかるよう下に引く。トップはバランスを見ながら4〜5か所指先で細くつまみ、毛流れと反対側に押すよう引き出す。

◆7:おくれ毛に毛束感を出す

ヘアアレンジ_11,40代 髪型_5
せっかくのおくれ毛もパサパサでは、だらしない印象に。米1粒大のワックスをのばした指先でおくれ毛をよるようにつまんで毛束感を。

これが【大人女性を美しく見せる「ひとつ結び」完全プロセス】野暮ったく見えないテク大公開

【2】驚くほど簡単にできるシニヨン

完成

<アレンジ方法>

シニヨンの場合、きっちりまとめ過ぎてしまうと老けた印象になることも。後頭部の髪をゆるっと引き出したり、こめかみのおくれ毛を残すことで、今っぽい、こなれ感のある印象に仕上がります。

◆1:スタイリング剤を髪全体になじませる

スタイリング剤はバームやクリームなど柔らかいテクスチャーでツヤの出るものを使用。全体のボリュームを抑えることでまとめやすくなる。
スタイリング剤はバームやクリームなど柔らかいテクスチャーでツヤの出るものを使用。全体のボリュームを抑えることでまとめやすくなる。

◆2:お団子をつくる

髪をざっくりとまとめて襟足付近の下めの位置でお団子にする。
髪をざっくりとまとめて襟足付近の下めの位置でお団子にする。
毛先は抜けきらない状態で結んで。
毛先は抜けきらない状態で結んで。

◆3:後頭部の毛束をランダムに引き出す

表面の髪ではなく、内側の髪をつまんでランダムにゆるめるのがポイント。後頭部に丸みをつくるイメージで引き出して。
表面の髪ではなく、内側の髪をつまんでランダムにゆるめるのがポイント。後頭部に丸みをつくるイメージで引き出して。

◆4:残しておいた毛先をお団子に巻きつける

毛先をねじりなら、お団子に巻きつけるときれいに仕上がる。
毛先をねじりなら、お団子に巻きつけるときれいに仕上がる。

◆5: 巻きつけた毛先をゴムの中に入れ込む

毛束を結んでいたゴムの中に、巻きつけた毛先を入れて固定する。毛先が広がる場合は、さらにピンで留めると◎。
毛束を結んでいたゴムの中に、巻きつけた毛先を入れて固定する。毛先が広がる場合は、さらにピンで留めると◎。

◆6:耳元の毛束をゆるめる

お団子の根元を抑えながら、もう片方の手で耳元の毛束を引き出す。耳の半分が隠れるくらいゆるませて。
お団子の根元を抑えながら、もう片方の手で耳元の毛束を引き出す。耳の半分が隠れるくらいゆるませて。

◆7:こめかみのおくれ毛を引き出してスタイリング剤をなじませる

後れ毛がパサついていると疲れた印象に。ツヤとまとまりを与えるのが正解。
おくれ毛がパサついていると疲れた印象に。ツヤとまとまりを与えるのが正解。

後頭部の毛束をゆるめるとクセやうねり、髪表面のホワつきが目立ちにくくなるので、この時期はしっかりとゆるめましょう。ゴムはシリコンゴムではなく、太く大きいヘアゴムを使用すると仕上がりが安定します。お団子をつくるときに、毛先をあえて逃すとこなれ感がさらにアップ。無造作に仕上げることで、大人らしい涼しい印象になれます。

本木亜美さん
GARDEN Tokyoトップスタイリスト
クセ毛を活かしたスタイルが得意。自宅でのケア方法やスタイリング方法もをしっかりレクチャーしてくれる頼れる存在。

【美容師直伝】驚くほど簡単にできる、梅雨時期に重宝する「シニヨン」

【3】簡単!ハーフアップ風シニヨン

完成

<アレンジ方法>

今っぽく仕上げるためには、『ゆるっとした部分を作ること』『おくれ毛をうまく活用する』ことが大切になります。髪をまとめる時はしっかりと崩す、おくれ毛は引き出し過ぎると疲れた感じになってしまうので程よく引き出す、この2点がポイントですね。

◆1: 襟足で髪をひとつ結びに

結ぶ位置は襟足くらいの低い位置がベスト。高すぎると若作りに見えるので注意。
結ぶ位置は襟足くらいの低い位置がベスト。高すぎると若作りに見えるので注意。

◆2: 後頭部の毛束をゆるめる

握るように崩し、毛束をゆるめて後頭部に丸みを出す。
握るように崩し、毛束をゆるめて後頭部に丸みを出す。

◆3: 結んだ毛束の一部をねじる

毛束の一部をつまみ、ねじっておく。
毛束の一部をつまみ、ねじっておく。

◆4: ねじった毛束をゴムに通す

まとめた毛束のゴムにねじった毛束を通して団子にする。
まとめた毛束のゴムにねじった毛束を通して団子にする。

◆5:団子を指で崩す

団子の毛束を指でつまみ、適度にゆるませてほぐす。
団子の毛束を指でつまみ、適度にゆるませてほぐす。

下準備として、髪を巻いておくとよりニュアンスのある雰囲気に仕上がります。巻かなくても、アレンジ前にシュシュなどでお団子を作り、髪に動きをつける方法も手間がかからないのでおすすめです。

ZACC raffine スタイリスト・賀山博之さん。「飼っている猫に癒される毎日。家に帰るのが楽しみです」。Instagramアカウント@zacc.kayama
ZACC GINZA 副店長 賀山博之さん。

顔まわりと襟足のおくれ毛を出すだけ!ロングヘアの簡単アレンジ

【4】クセ毛をパーマっぽく仕上げるハーフアップ

完成

<アレンジ方法>

古臭く見える原因のひとつが『きちっと感』。ハチ上の髪は、できるだけゆるくまとめ、根本から少し離した下めの位置で結ぶと一気に今っぽい雰囲気になります。あとは、シンプルなヘアアクセを利用するとアレンジ上級者の装いに。ゴテゴテしたアクセサリーではなく、バレッタなどシンプルなものを選んでください。

◆1:髪全体にスタイリング剤をなじませる

空気を含ませるように、髪の内側、毛先を中心に揉み込む。バームやクリーム系のワックスなど、なめらかなテクスチャーのスタイリング剤を使って。
空気を含ませるように、髪の内側、毛先を中心に揉み込む。バームやクリーム系のワックスなど、なめらかなテクスチャーのスタイリング剤を使って。

◆2:髪表面の髪をざっくりと取って結ぶ

ハチ上の表面の髪をざっくりと束ねる。
ハチ上の表面の髪をざっくりと束ねる。
束ねた髪は盆の窪の位置で結ぶ。
束ねた髪は盆の窪の位置で結ぶ。

◆3:ゴムを持って後頭部の毛束を引き出す

髪の表面ではなく、内側からランダムに毛束を引き出す。その後、バレッタなどのヘアアクセサリーでゴムを隠す。
髪の表面ではなく、内側からランダムに毛束を引き出す。その後、バレッタなどのヘアアクセサリーでゴムを隠す。

◆5: こめかみのおくれ毛を整える

スタイリング剤でツヤとまとまりを与えて。
スタイリング剤でツヤとまとまりを与えて。

◆6:前髪にもスタイリング剤をつけて束感を出す

前髪の毛先をつまんで、ねじるようになじませて。根本につけるとペタッとしてしまうので、毛先だけつける。

髪を束ねる時は、耳半分が隠れるくらいゆるめにまとめるのがポイント。きっちりまとめ過ぎないことが大切です。こめかみ付近のおくれ毛は多めに出したほうが女性らしく仕上がります。広がったりパサついた印象にならないよう、スタイリング剤はしっかりとつけてください。

本木亜美さん
GARDEN Tokyoトップスタイリスト
クセ毛を活かしたスタイルが得意。自宅でのケア方法やスタイリング方法もをしっかりレクチャーしてくれる頼れる存在。

いや〜なくせ毛が「パーマ風」に激変!梅雨時期におすすめのハーフアップアレンジ

「ミディアム」のアップヘアレンジ【4選】


【1】巻きが映える大人のポニーテール

完成

<アレンジ方法>

ただコンパクトにまとめるのではおもしろくありません。カールアイロンがあれば、毛先の動きで顔を小さく見せたり、うねりを利用して顔周りを華やかに見せることができます。

◆1:耳から下の髪を毛先だけ内巻きに1カール

耳から下の髪はすべて、毛先だけ内巻きに1カール。
耳から下の髪はすべて、毛先だけ内巻きに1カール。

◆2:耳から上の髪は外巻きに

根元から巻き込むように中間まで外巻きにする。
根元から巻き込むように中間まで外巻きにする。

◆3:髪をひとつに束ねる

束ねる位置は耳の下あたりを目安に。
束ねる位置は耳の下あたりを目安に。

◆4:顔周りともみあげは毛束の中間から毛先にかけて内巻きに

もみあげは巻き終わったら、耳にかける。
もみあげは巻き終わったら、耳にかける。

◆5:結び目にヘアカフを引っかける

結び目のゴムが隠れるように、ヘアカフを結び目に刺して固定。
結び目のゴムが隠れるように、ヘアカフを結び目に刺して固定。

結び目のゴムを隠すのに、毛束を巻き付けたりクルリンパをしたりしますよね? でもそのひと手間が意外と難しい。ヘアカフは毛束に引っかけるだけなので、ぶきっちょさんでも簡単にゴムを隠せます。毛量が少なくて寂しいポニーテールになってしまう方も、このヘアカフを使うと印象が変わりますよ。

KAYAK by HONEY デザイナー・小室里奈さん。最近ハマっているのが ハンドクラップダンス。「YouTubeを観ながら踊っています。終わった後は全身筋肉痛です」Instagramアカウント@komuro_rina_kayak_by_honey
HONEY Shibuya スタイリスト 小室里奈さん。

毛量が多くても「巻き」が映える、大人のポニーテール

【2】大人のルーズ感がお洒落なひとつ結び

完成

<アレンジ方法>

おくれ毛に動きが出るように、束ねる前にカールアイロンで巻いておくことがポイントです。仕上げに、おくれ毛に毛束感が出るようにバームをなじませると、こなれ感が演出できます。

◆1:カールアイロンで髪の中間から毛先にかけて巻いておく

カールアイロンで顔にかかる髪は外巻き、そのほか全体を内巻きに巻いておく。
カールアイロンで顔にかかる髪は外巻き、そのほか全体を内巻きに巻いておく。

◆2:パール1粒大のバームを髪全体になじませる

使用量はパール1粒大。
使用量はパール1粒大。
両手のひらにバームを広げ、髪の表面と毛先を中心なじませる。
両手のひらにバームを広げ、髪の表面と毛先を中心なじませる。

◆3:耳より前の髪と耳のうしろの髪を残してひとつに束ねる

耳より後ろの髪は1~2つまみ分の毛束を残す。束ねるときは襟足よりやや上を目安に。
耳よりうしろの髪は1~2つまみ分の毛束を残す。束ねるときは襟足よりやや上を目安に。

◆4:ひとつまみずつ、放射状に毛束を引き出す

片手で結び目を抑えながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す。
片手で結び目を抑えながら、ひとつまみずつ毛束を引き出す。

◆5:おくれ毛を束ねるようにバームをなじませる

手指に残っているバームで後れ毛をつまみ、束感をつくる。
手指に残っているバームでおくれ毛をつまみ、束感をつくる。

うねりが目立たないようにキツく束ねると、ただの引っ詰め髪になってしまいます。ちょっと多めにおくれ毛をつくって、顔まわりに遊ばせるだけで、表情のある大人のアレンジになります。

kakimoto arms 自由が丘クレオ店 チーフスタイリスト・山本真実さん。料理に目覚め、今はマリネにハマっているとか。「タコと夏野菜と粒マスタードのマリネは自信作です」Instagramアカウント@kakimotoarms_official
kakimoto arms 自由が丘クレオ店 店長 山本真実さん。

うねった毛束がおしゃれニュアンスに! おくれ毛ありのままのまとめ髪の作り方

【3】若々しくエレガントなハーフアップスタイル

<アレンジ方法>

ハーフアップはバックの毛先に外ハネJカールをつけエレガントさをプラス。

40代 髪型_2,ヘアアレンジ_2
耳上の髪をうしろでややゆるめに結んでおく。結んだ毛束をゴムの上からくぐらせ、「クルリンパ」に。仕上げにアイロンで毛先にJカールをつける。
 
渋谷謙太郎さん
SUNVALLEY代表
(しぶや けんたろう)多くのモデルや女優も信頼を寄せる人気ヘアサロン「SUNVALLEY」代表。

髪のプロが指南! 若々しくエレガントに変身「ハーフアップ」スタイル

【4】ねじってまとめるシックなアップヘア

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<アレンジ方法>

クセのある方はとくにスタイリング剤をつけないでアレンジしてしまうと、ホワつき、広がりの原因になります。しっかりと髪全体に馴染ませてからアレンジをスタートしてみてください。

◆1:まず髪全体にヘアクリームをなじませる

STEP2:後頭部の毛束を左右2つに分け取る
アレンジの前に髪のボワつきを抑えるため、全体的にヘアクリームをつけていく。髪の内側を中心にしっかりとなじませて。

◆2:後頭部の毛束を左右ふたつに分け取る

STEP3:左右2つに分けた毛束をそれぞれねじってゴムでまとめる
斜めに分けるのがコツ。分け目をギザギザにすることで、白髪が目立たない効果も。

◆3:左右ふたつに分けた毛束をそれぞれねじってゴムでまとめる

STEP4:片方ずつ耳の後ろでねじってまとめ、ピンで留める
二つ結びの状態に。その際に耳が半分隠れるように結ぶのがポイント

◆4:片方ずつ耳のうしろでねじってまとめ、ピンで留める

STEP5:最後に後頭部の髪をつまんで引き出し、バランスを整えたら完成
毛先をくるっと丸めるようにねじりながらまとめる。毛先のゴムが隠れるようにピンで留めて。もう片方も同様に。

◆5:最後に後頭部の髪をつまんで引き出し、バランスを整えたら完成

https://precious.jp/articles/-/20068
ピンで留めた部分を片手で押さえながら引き出すとバランスが取りやすい。

アレンジの前に、トップの分け目をつけないようにドライヤーで根本を立ち上げましょう。この一手間が若々しい印象をつくります。クセがなく、ペタンとした髪質の方は、コテで軽く巻いておくと一気にこなれた印象へ。ぜひ試してみてください。

KAYOさん
MAGNOLiA Omotesandoデザイナー
個人の悩みに合うスタイル提案とカウンセリングに定評あり。自分に似合う髪型がわからない時に駆け込んで。

きっちりまとめても老け見えしない!うねりやくせ毛も解消できる、梅雨対策アップスタイル

「ボブ」のアップヘアレンジ【3選】


【1】くるりんぱで作る美シルエットのアップスタイル

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<アレンジ方法>

顔まわりと前髪の毛束はコテで軽く巻いてあげると華やかな印象に仕上がります。髪の毛が短くて落ちてしまったおくれ毛にはバームを。パサついていると疲れた印象に見えてしまうので、まとまりとツヤの出るものをなじませて。たくさんつけるとベタベタしてしまうので、米粒程度をなじませるのがポイントです。

◆1: 耳上の毛束をゴムで結ぶ

STEP2: くるりんぱする
ざっくりと集めて根本から離した位置で結ぶ。

◆2: くるりんぱする

STEP3: 耳横の毛束をまとめて結ぶ
結んだ毛束の中央を割いて毛先を上から通す。

◆3: 耳横の毛束をまとめて結ぶ

STEP4: 結んだ毛束をくるりんぱする
STEP2でくるりんぱした毛束の上から結ぶ。結び目は少し右に寄せるのがポイント。

◆4: 結んだ毛束をくるりんぱする

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毛束の中央に毛先を通してくるりんぱ。
STEP5: 襟足とくるりんぱした毛先をまとめてねじる
結び目をズラすことで、結び目が重ならずスッキリとした印象に仕上がる。

◆5: 襟足とくるりんぱした毛先をまとめてねじる

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襟足とくるりんぱの毛先をひとつにまとめたら、毛束をふたつに分けて編む。
STEP6: ねじった毛束をピンで止める
まとめたらゴムで毛先を結ぶ。

◆6: ねじった毛束をピンで止める

STEP7: こめかみの後毛を出す
毛束は左にまとめてピンで固定する。ピンは上から毛束を救うように止めるのがコツ。

◆7: こめかみの後毛を出す

https://precious.jp/articles/-/22145
爪の先でこめかみの毛束を少しだけつまみ、引き出す。

分け目ができていると頭頂部が寂しい印象になってしまうので、アレンジの前に、ドライヤーで左右両方から風を当てて根本を起こし、分け目のない状態に戻してあげると見栄えが良くなります。

ROI デザイナー 亀井明日香さん。

くるりんぱ2回で完成!おくれ毛が色っぽい上品アップスタイル

【2】広がる髪がおしゃれにまとまるハーフアップ

完成

<アレンジ方法>

雨の日など湿度の高い日は、髪をコンパクトにまとめられるハーフアップがおすすめです。トップにボリュームが欲しいので、アレンジの仕上げに、結び目からひとつまみずつ毛束を引き出すと、自然な丸みのあるシルエットになります。

◆1:耳より上の髪をひとまとめにして、ゴムで束ねる

耳より前にある顔にかかる髪は「後れ毛」として残すので、束ねないこと。
耳より前にある顔にかかる髪は「おくれ毛」として残すので、束ねないこと。

◆2:束ねたゴムを挟んだ左右から各1束ずつ毛束をとる

束ねていない下半分の髪から、ひとつまみずつの毛束を取る。
束ねていない下半分の髪から、ひとつまみずつの毛束を取る。

◆3:ゴムを隠すように2本の毛束を交差させる

大きな毛束を包むように2本の毛束を交差させる。

◆4:2本の毛束の先端をアメピンで留める

2本の毛束を大きな毛束の下で1つにまとめ、ピンが見えないように留める。
2本の毛束を大きな毛束の下でひとつにまとめ、ピンが見えないように留める。

◆5:結び目を抑えながらひとつまみずつ毛束を引き出す

結び目を中心に放射状を描くように5~6か所を目安に毛束を引き出す
結び目を中心に放射状を描くように5~6か所を目安に毛束を引き出す。

耳より前にある髪はおくれ毛として残しておくと、顔まわりが華やかに見えます。全部束ねてしまうとスッキリしすぎて、寂しい印象になるので耳にかけず、ふわっと垂らしておくといいですよ。

FIX-UP銀座店 店長・西村直人さん。時間ができたら旅行をしたいとか。「お客さまからいろいろ話を聞いているので、行き先は韓国。美味しいものを食べ歩きたいですね」
FIX-UP銀座店 店長 西村直人さん。

広がる髪がおしゃれにまとまる「ハーフアップ」の作り方とは?

【3】スカーフを使ったヘアアレンジ

完成

<アレンジ方法>

頭頂部で交差させて二重に巻くので、ある程度の大きさが必要です。正方形であれば90㎝四方は欲しいですね。

◆1:カールアイロンで髪の中間から毛先を内巻きにしておく

最初にカールアイロンで髪全体を内巻きにしておく。
最初にカールアイロンで髪全体を内巻きにしておく。

◆2:耳より前の髪と耳のうしろの髪を残してひとつに束ねる

後れ毛として耳より前の髪と耳の後ろの髪を1~2つまみ分だけ残しておく。
おくれ毛として耳より前の髪と耳のうしろの髪を1~2つまみ分だけ残しておく。

◆3:結び目からひとつまみずつ毛束を引き出す

後頭部を膨らませるように、放射状にひとつまみずつ毛束を引き出す。
後頭部を膨らませるように、放射状にひとつまみずつ毛束を引き出す。

◆4:束ねたゴムを隠すように、髪をゴムに巻き付ける

巻き付けた毛束の先を毛束の後ろでアメピンで留める。
巻き付けた毛束の先を毛束のうしろでアメピンで留める。

◆5:細長く折りたたんだスカーフを毛束の下に通す

正方形のスカーフを対角線上に折り、細長い帯状にすること。
正方形のスカーフを対角線上に折り、細長い帯状にすること。

◆6:両端を頭頂部あたりで交差させる

頭頂部よりもやや前寄りで生え際が隠れないくらいの位置で交差させること。
頭頂部よりもやや前寄りで生え際が隠れないくらいの位置で交差させること。

◆7:交差した根元部分でスカーフをねじる

ねじった部分がボコッと出っ張るようにするのがポイント。
ねじった部分がボコッと出っ張るようにするのがポイント。

◆8:スカーフの端を毛束の下で結ぶ

しっかり結んだら、結び目が見えないようにスカーフの内側に隠す。
しっかり結んだら、結び目が見えないようにスカーフの内側に隠す。

スカーフを耳の上に被さるようにかけるとサイドが出っ張るので、全体のシルエットが菱形になります。特に面長な方は横をちょっとだけ膨らませると、顔の長さが気にならなくなります。

kakimoto arms 自由が丘クレオ店 店長 山本真実さん。

気になる「あほ毛」をお洒落にカバー! スカーフを使ったヘアアレンジ

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
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