【目次】
- 温もりと多幸感を引き出す「ピンク&レッド」【3選】
- フレッシュさとあか抜けを叶える「オレンジ&グリーン」【4選】
- 万能&無敵の「ゴールド&ブラウン&ベージュ」【4選】
- 品のある洗礼された「ネイビー&グレージュ」【4選】
温もりと多幸感を引き出す「ピンク&レッド」【3選】
【1】旬の「赤み系」血色感メイク
今や定番となった、赤み色のアイメイク。血色系のアイカラーは使うだけで最旬顔になれる最強色です。ここに黒のアイラインやマスカラは不要。思いきって3点セットすべてを赤み色で統一。重ねた赤みの美しさで、目元の鮮度を高めましょう。黒を使わない代わりに、目の際に影色を仕込むこと、赤み色は躊躇せず大胆に使うこと、これこそが “脱・黒”アイメイクのポイント。アイラインもマスカラも赤み色でコーディネートすることで、見慣れた目元が鮮やかに一新されます。
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◆メイクプロセス
<STEP.1>クマやくすみなどのネガティブを光色で消す
アイメイクの準備段階として、目周りの色の不均一を調整します。Aの光色をまぶたの上と目の下に広くなじませ、色ムラや凹凸の影を光で飛ばします。仕上がりに大きな差が出る、外せないステップです。
目の際から上に向かって、ブラシを左右に往復させながらなじませます。目の下は目尻から目頭へなじませて。
<STEP.2>黒の代わりに影色で骨格を強調し目力アップ
シェードカラーで目の際とアイホールのくぼみに影をつけ、目元の印象を強化します。この影色を仕込む工程は、〝脱・黒〟では非常に重要な作業です。Bの影色を目の際からアイホールのくぼみにぼかします。
ブラシを往復させ、目の際からアイホールのくぼみをシェーディング。もともとまぶたがくぼんでいる人は際だけでOK。
<STEP.3>赤み色の華やかさでメイクがきまる
今回の主役となるのは黄みのある赤み色。Cの色を、二重の人は二重のラインより少し出るところまで、奥二重や一重の人は目を開けたときに色が見えるところまで、ぼかします。目の下にも約2mm幅で入れます。
目の下は細いチップに替えて、目尻から目頭へなじませて。目の下の目頭側5mmは何も塗らないのが抜け感を出すポイント。
<STEP.4>さらに赤みをプラスして眼差し印象を強化
ステップ3まででアイカラーは完成しているけれど、さらにDのピンクよりの赤みを上まぶたに重ねて、強さを出してもいい感じに。Dの色をCと同じ範囲にプラスします。初めに色をおいたところが最も発光するので、上まぶたの中央から周囲に広げていく重ね方がおすすめです。
<STEP.5>アイラインも黒は使わない。赤み色でしっかり締まる
アイラインはシックな赤紫ニュアンスのプラムカラーを選択。目の上の際を全体的に埋めたら、目尻から先は、下げたり上げたりせずに、水平に約5mm伸ばします。目の下には入れなくてOK。
目尻はフラットに5mmで若々しい印象に。目の下にラインを入れると、目が締まってかえって小さく見えるので入れません。
<STEP.6>赤み系のマスカラでも生え際と黒目は強調できる
マスカラももちろん黒は使わない。赤みのアプリコットカラーでしっかり目力をアップします。まつげはそもそもが黒いので赤みの色でもフレーム強化できます。根元にしっかり差し込んで立ち上げます。
下まつげを塗るときは、ブラシを縦にして左右に振りながら、根元から毛先まで1本1本に丁寧に塗ります。
マスクを取ったら最旬メイクに更新!“脱・黒アイメイク” で顔印象をブラッシュアップ
【2】「ゴールド×レッド」で華やぎメイク

エレガントな個性を表現したいシーンでは、ゴールドアイシャドウに流行のレッドを組み合わせて。華やぎ色が悪目立ちしないように、ゴールドのヴェールをかけて肌との境目をあいまいに仕上げるのが洗練の秘訣。たちまち目元の血色感が高まって表情が明るく輝く効果は必見です! 目元から頬をつなぐようにチークを入れ、リップにまで視線が自然につながるように仕上げると、品よく統一感のある仕上がりに。
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◆メイクプロセス
<STEP.1>アイホールにグラデーションをつくる

左下(ゴールデンピンク)をアイホールの幅2分の1にのせ、Aの右下(イエローゴールド)を黒目の上に縦長にのせて輝きをON。目の際は左上(グレー)で引き締め、右上(レッド)を重ねて華やかに。
<STEP.2>リップとチークは自然なカラーをプラス

華やかなピンク~レッドで囲んだ目元を優しく軽やかな印象に導くために、チークで自然な血色をプラス。白のハイライトを目の際にさっとのせるといきいきとした表情に。透明感のあるミルキーベージュのリップで上品な色香を添えて。
ホリデーシーズンの華やぎメイクは【ゴールド × レッド】でドレスアップ!厳選コスメをご紹介
【3】「ピーチピンク」を使った洗練ヌーディメイク

クッションファンデで仕上げた艶やかな肌を主役に、ポイントメイクはヌーディカラーでまとめて上品に仕上げるのが鍵。みずみずしい艶肌×ほんのり血色感のあるナチュラルカラーの組み合わせは、ほどよく方の力の抜けたリラックス感をもたらしながら、グッと洗練度を高めてくれるのでぜひお試しを。
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◆メイクプロセス

<STEP.1>ベージュをまぶた全体に
「パレット ルガール ウォーム」の上段のベージュをまぶた全体に薄くのばします。
<STEP.2>アイホールよりやや狭めに
下段の2色を混ぜて、上まぶたはアイホールよりやや狭めに、目まぶたは涙袋に沿ってオン。
<STEP.3>ブラウンをアイラインのようの上下目の際に
中段左のブラウンをチップにとり、アイラインのようの上下目の際に入れます。

艶肌×ほんのり血色ナチュラルカラーが決めて!シャネルの新色コスメを使った「洗練ヌーディメイク」の作り方
フレッシュさとあか抜けを叶える「オレンジ&グリーン」【4選】
【1】フレッシュな「オレンジ&グリーン」であか抜けメイク

明るくフレッシュ、それでいて小粋なグリーンがあか抜けた目元に。
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◆メイクプロセス
<STEP.1>ブラウンをアイホールのフチにのせる

Dをブラシにとり、目の際を除いたアイホール全体にのせる。Aをチップにとり、目の際にのせる。さらにアイホールの縁をなぞるように、Aをチップで目尻から黒目の内側までのせて。陰影の効果が出る。
<STEP.2>下まぶたにブラウンを入れて影と抜け感をプラス

Aをチップにとり、下まぶたの目尻から目頭に向かってのせる。透け感のあるブラウンがくすまず、自然な陰影を演出してくれる。
<STEP.3>目頭側に煌めきを足して春らしい明るさをオン

Cをブラシにとり、目頭から黒目の上あたりまでふわっとのせる。パール粒が大きめなので、輝きが増し、春らしい明るさが出るうえ、立体感もアップして、美しい仕上がりに。
TIP:ピーコックグリーンを主役にするときはブラウンでなじませると落ち着いた印象に


(1)Aをブラシにとり、アイホール全体にのせていく。
(2)Bをチップにとり、目の際になじませておいて。
(3)Cをブラシにとって、アイホール全体に上からのせる。重ねることでBのグリーンと混ざり合い、発色が少し黄みを帯びて、肌になじみやすくなる。
SUQQU「シグニチャー カラー アイズ 08」の光感が目元を上品に彩って|目を引くアイメイクを叶えつつ、上質に仕上げる
【2】幸福顔になれる「ブロンズオレンジ」メイク

「ブロンズオレンジ」の目元を作る際に重要なのが、たるみでぼやけがちな目元をきっちり引き締めるアイライン。ただし太くいれるときつく古い顔になるので、まつげとまつげの間の隙間を埋めて密集まつげに錯覚させる「隠しライン」だけにしておくこと。
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◆メイクプロセス


<STEP.1>アイラインを最初に仕込む
アイラインを最初に仕込む。まつげの下から当てて、目頭から目尻まで、まつげの隙間を埋める。
<STEP.2>ブロンズオレンジでくすみを飛ばす
ブロンズオレンジでくすみを飛ばす。ブラシでアイホールにワイパー塗りを。


<STEP.3>マットトープで陰影を
マットトープで陰影を。細めブラシで上まぶたの際に中央から目尻、目尻から目頭の順に動かす。
<STEP.4>輝くノーズライトでメリハリ感を演出
輝くノーズライトでメリハリ感を演出。目頭からアイホールに沿って光を取り込むシャドウをのせる。
たるみでぼやけがちな目元をきっちり引き締めるアイライン【"無理がないのに新しい"を叶えるメイク アプローチ2】
<STEP.5>下まぶたにブロンズオレンジをのせる

チップで下まぶたに5mm幅でのせるだけで目の下のクマや影を飛ばし、涙堂をふっくら見せて目力のある幸福顔に。いつものブラウンアイメイクであっても、このひと技で鮮度アップ。
「下まぶたにブロンズオレンジ」でクマ&くすみを飛ばす!【"無理がないのに新しい"を叶えるメイク アプローチ3】
【3】ナチュラルな美しさを引き出す「オレンジ&カーキ」メイク
小さなアクションでガラリと印象を変えてくれる代表格がカラーアイライナー。アイシャドウは「ブロンズオレンジ」一色のみを使用。パールの光効果で疲労感が払拭できるところも大人向きです。
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◆メイクプロセス
<STEP.1>黒の隠しラインを入れる

まず黒の隠しラインを入れる。アイシャドウは輝きを強調したい中央にのせ、左右に広げる。薬指の腹をワイパーのように左右に動かしながら、上まぶたの際からアイホールに向かってぼかすと、まぶたがほんのりとオレンジに。
<STEP.2>カラーアイラインを入れる

隠しラインはまつげの下からアイライナーを当てて描くが、カラーラインは色が見えるようにまつげの上から当てて描く。左右に小刻みに動かしながら目尻まで描く。目を開ければたるみまぶたでほとんど隠れてしまうので多少ガタついてしまってもOK。
<STEP.3>目尻ラインは5mm長めに

5mm長めに描く目尻ラインは"下まぶたラインの延長"で描く。そうすると自然に目尻が引き上がりリフトアップ効果が。ラインの幅は2mmくらい。隠しラインとは違い、少し太めなくらいのほうが色を感じるし、軽やかな陰影になり、鮮度のいい目元に。
「ブロンズオレンジ」+「カーキアイライン」で目元の疲労感が払拭!【"無理がないのに新しい"を叶えるメイク アプローチ5】
【4】「カーキ」を使った大人の旬顔メイク

アイラインが苦手、という人ほど試してほしい。色はまぶたに自然な立体感と陰影を生むパール入りブラウン系を。“描く” “指でぼかす”の動作だけで、抜け感のある今どきのナチュラルアイメイクに!
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◆メイクプロセス
<STEP.1>まぶたの中心あたり3本のラインを

まぶたの中心あたりのアイホールの半分の範囲に3本のラインをスッスッと描く。まぶたの際は塗らない。
<STEP.2>中心から目尻、中心から目頭ヘとぼかす

薬指の腹を使って色をのせた中心から目尻、中心から目頭ヘとぼかす。速乾性があるので手早く!薬指でスーッとぼかす。
<STEP.3>アイラインを描く

上まぶたの際に中央から目尻、中央から目頭の順に描いていく。少し長めに描くことで目の幅を広げてリフトアップ効果が。目尻は5mm長めに描く。
<STEP.4>綿棒でぼかしてなじませる

3で長めに描いた目尻ラインを綿棒でスッとぼかしてなじませる。悪目立ちしない自然なリフトアップラインに。スッとぼかす。
<STEP.5>下まぶたにラインを描く

目のフレームを強調する下まぶたラインはまつげが生えている範囲に。目頭→目尻に向かって軽いタッチでスーッと細く描く。
「シスレー」“クレヨン型アイカラー”で【大人の旬顔メイク】アイラインが苦手な方にこそおススメな1本!
万能&無敵の「ゴールド&ブラウン&ベージュ」【4選】
【1】艶と潤いを醸す「ゴールド」メイク
目元の印象を高めるために、チークやリップは立体感や血色を表現することを意識。色は引き算、質感でメリハリをつけるのが、ゴールドアイシャドウ攻略の基本です。
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◆メイクプロセス
<STEP.1>アイホール全体にゴールドをのせる

肌になじむシャンパンゴールドがベースカラー。縦幅やや広めを意識しながらアイホール全体にふんわりのせる。さらに目尻側のくぼみにコッパーをぼかして骨格を引き出す。メタリックなサフランゴールドで目の際にラインを引き、ダークブラウンを重ねて優しく引き締める。下まぶたの際、目頭から目尻にラインを引き、オレンジゴールドをなじませるように重ねて。黒のマスカラでまつげの存在感をアップ。艶やかな黒の3Dフレーム効果で、顔立ちに立体感が生まれる。
<STEP.2>血色を足しつつメリハリを演出
チークは、ベージュピンクを頬骨の上に斜めにのせて、輪郭をシャープに引き締めて。ゴールドの目元と調和するメタリックブラウンベージュで、メイクに統一感をもたせつつ知的な女らしさをトッピング。
日差しが弱くなる冬は「ゴールド」コスメで艶めく“肌映えメイク”を極めよ!【基本メイク術】
【2】「ゴールド&カーキ」で印象的な目元に

いつものアイメイクにこだわりすぎていると顔の時代がストップ。トレンドを意識した洋服との時差が生まれてしまいます。シアーな着こなしが注目される今、目元を印象的にしたいからとくっきり黒黒としたアイラインや囲みアイメイクは、ちぐはぐな印象です。繊細な艶や透け感のコスメに変えるだけで、目元が最旬にアップデート!
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◆メイクプロセス
<STEP.1>ベースカラーをアイホール全体にぼかす

アイシャドウパレットの1をアイホール全体にぼかす。肌なじみがよく、繊細に艶めくゴールドだから、まぶたの凹凸が自然に引き立つ。
<STEP.2>プラチナグレーのアイラインを入れる

目の際にプラチナグレーのアイラインを入れて引き締める。さらに中央から目尻にかけて2を重ね、ラインが主張しすぎないようになじませる。
<STEP.3>グラデーションをつくる

1と2の境界に3をのせてグラデーションをつくる。さらに下まぶたに1を入れて立体感を出すと、光と影のメリハリで目全体が大きく見える。
<STEP.4>下まぶたに奥行を出す

下まぶたの目尻側3分の1から外に向けてやや幅広になるライン状に4を入れると、奥行きが生まれると共にきゅっと目尻が上がった若々しい目元に。
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【3】洗練された「ベージュ」のワントーンメイク

潔くシンプルに。さりげない引き締めで人に圧を与えない、究極のナチュラルメイクに。ベージュ系ワントーンなら、日本人のオークル肌と相性抜群。浮かずに品よくまとまります。
◆メイクプロセス
<STEP.1>アイホールよりも広めに塗布し、自然に彫りの深い目元をつくる

アイシャドウチップにベージュをとり、上まぶたの際からワイパーのように左右に動かしながら、アイホールの少し上までぼかしていく。シックなベージュカラーなので、さりげなく陰影をつくる効果もあり。
<STEP.2>ライン状に引いてからチップで上辺をぼかす

カーキのアイラインペンシルで中央から目尻、中央から目頭の順でスーッとライン状に描く。次にチップで上辺だけを軽くぼかす。下まぶたも同様に。濃くつかないため、きつくならず自然に引き締まる。
<STEP.3>唇は口角丸みをもたせながら描く

ブラシにリップをとり、下唇の中央から外に塗り広げる。上唇も同様に中央から外へと塗り広げ、仕上げに、口角から上唇の山に向かって1〜2mm程度はみ出すように塗り、ふっくらとした丸みを演出。
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【4】大人のヘルシー「ブラウン」メイク

そして私たち世代は、目尻や眉尻は下がり、まぶたはゆるみが進行中。つまり、半年前と同じアイメイクは通用しないと心得て。目尻の場所、眉尻の位置と高さ、アイカラーのつけ方、色選びのすべてにシーズンごとのアップデートが必要なのです。
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◆メイクプロセス
<STEP.1>下がり目尻をリフトアップ

Aのチラキラシマー使用。目尻に光を集めると下がり目尻が上がって見える効果が。ブラシで内目尻から外目尻まで、光の線を描いて。
<STEP.2>まぶたの凹みをふくらます

Cの血色オレンジ使用。年齢を重ねてくぼんだまぶたのラインに沿って、ブラシで血色オレンジを重ねて。ふっくらとして見えるので若々しさがアップ。
<STEP.3>クマを消して、間延び顔をキュッと

Cの血色オレンジをブラシにとり、目の下のクマやくすみが気になる部分へのせる。少量ずつ重ねれば失敗しない。
<STEP.4>黒ずみを消して口角アップ

Aのチラキラシマー使用。キリリと上がった口角は、若々しさの目印となる重要なポイント。シマーな光をプラスし、黒ずみを消して。
【マスクメイク術】Diorのアイシャドウを使った、大人の「ヘルシーブラウン」アイメイク
品のある洗礼された「ネイビー&グレージュ」【4選】
【1】洗練された表情をつくる、透け感のある「ネイビー」メイク

大人の女性だからこそ上手に取り入れたい「ネイビー」。ブラウンと違って肌になじみにくく、強さが出やすいネイビーは、表情が怖くなりがちな大人の女性にとっては使い方が難しいですよね。でも上手に使えれば、洗練されたかっこよさと媚びのない色気を演出でき、一歩抜きんでた洗練された表情が叶います。
◆メイクプロセス
シャドウラインは、プッシュアイライナーブラシで引けば簡単

大人の女性にぜひ使ってほしいのが、プッシュアイライナーブラシ。毛足が短くて硬めなので、アイシャドウを取ってからまぶたのキワにスッと入れるだけで、簡単にシャドウラインを描けます。ディオールやM・A・Cのものがおすすめです。今回は目頭を5mmほど空けて、黒目の上あたりから目尻に向かって平行状に長めにラインを引いています。透け感があるから大胆に引いてOK。

かっこよさと、女らしさと。大人の女性が素敵に見える「透けるネイビーライン」メイク
【2】上品&知的な「ネイビー」で旬の華やぎを

コーディネートの統一感を高めつつ格の高い華やぎと知的な遊び心を意識して。そのすべてを叶えてくれるのが、メタリックに艶めくネイビーの目元です。鮮やか色が浮かないようにゴールドベージュでまぶたのくすみを払ったり、隠しライナーでまつげの隙間を埋めたり…。さりげないひと技に手を抜かないことが、「洗練メイク」を成功させる決め手です。
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◆メイクプロセス
<STEP.1>アイホールにグラデーションをつくる

2の中央のカラーをアイホール全体にベールのようにかけ、くすみをオフしつつ骨格を引き出す。目の際に右上のカラーを細く入れ、目尻のくぼみに左下のカラーをのせて中央に向かってぼかす。その境目に中央のカラーをなじませると鮮やかなブルーが浮かず上品な印象に。
<STEP.2>隠しライナーと下まぶたメイク

下まぶたの涙袋に2の中央のカラーをのせていきいきとした印象に。3でまつげの隙間を埋めるように隠しライナーを入れると加齢によってまばらになりがちなまつげを密集して見せることができる。目のフレームもくっきりして若見えを実現。
<STEP.3>チークをぼかす

1を手の甲の上に出し、指先で円を描くようにジェルとピグメントを混ぜ合わせてから、黒目の下を起点に頬骨に沿ってこめかみ手前までオーバル形にぼかす。左右交互に少量ずつ、ふんわりと赤みが差した仕上がりを目指して。
大人色 “ネイビー”を着る日の【洗練メイク術】上品&知的なネイビーで旬の華やぎを!
【3】洗練された印象を演出「グレージュ」メイク

青みの代表格は「グレージュ」。肌色に、動脈の赤色だけでなく静脈の青色を加えたふたつの血色と光を加えたカラーは、温かみに加えてどことなくクール。洗練された印象を演出してくれます。
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◆メイクプロセス
<STEP.1>アイブロウ代わりに、シャドウで眉リタッチ

付属のブラシで少量の締め色グレージュをとり、眉頭と眉尻を調整。眉毛に分け入るようにつけるのがコツ。
<STEP.2>カラーライナーで強さと明るさを

付属のブラシでEの締め色グレージュを、太めのアイラインの感覚で入れる。ブラシを立てて細い線を重ねるようにつける。
<STEP.3>ノーズライト使い

目頭からアイホールに沿って眉頭下まで光を足して。指先形のブラシを使うと簡単。少しずつ足すようにして。
<STEP.4>眉山ハイライトで間延びまぶたを縮める

眉下に光を加えると、目元をより立体的に見せる効果が。小指の先や、爪が長い人は指腹ブラシを使いましょう。
【マスクメイク術】シャネルのアイシャドウを使った「ノーブルグレージュ」アイメイク
【4】「グレージュ」メイクでエレガントかつ知的な印象に

グレージュ自体もクールな色なので、寂しげな印象になりがち。大人の女性の豊かな人間性や今らしいリラックス感を表現するために、濃淡や艶、輝き、血色感を意識して。
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◆メイクプロセス
<STEP.1>奥行きのある目元に仕上げる

上まぶた全体にbをのせ、目の際にdをライン状に。さらに2色の境目にcを目尻側が幅広になるように重ねる。上の目頭側3分の1にa、下まぶたにbをのせて奥行きのある目元に。
<STEP.2>シアーリップでグラマラスな印象に

グレージュの目元に抜け感を授けるためにリップはシアーなピンクベージュを選択。多彩な煌めきが唇のフォルムを引き立てて、健康的かつグラマラスな女らしさを印象づける。
明日は何を着る?大人の“黒”の着こなしを格上げさせる「グレージュメイク」HOW TOをご紹介
- TEXT :
- Precious.jp編集部