スマホを見ていると、どうしても首は前に出てしまい、ときにはそれをひじで支えたり…。頭は想像以上に重たいもの、首への負担は計り知れません。
そこで、「Precious.jp」でもおなじみの、アンチエイジングデザイナーの村木宏衣さんに、「スマホ首」の悪化を防ぐ正しい姿勢や解消法をお聞きしました。
「スマホ首」は首・肩コリだけでなく、二重あごの要因にも!
最近よく聞かれるようになった「スマホ首」という言葉。どんな症状になるかというと、スマホを見ることで姿勢がくずれることにより、首や肩がガチガチに固くなってこること。
スマホを見るとき、たいていの場合、首が前に出て、猫背になり、ひじをついたり、脚を組んだりして姿勢に問題が。
しかも、頭の重さは平均で約5kgあるといわれ、正しい姿勢でいるときよりも、姿勢がくずれているときは約3倍もの重みを感じているのだとか。
まずはラクにできる正しい姿勢を意識して。首や肩コリは、「胸鎖乳突筋」をほぐすと血流も改善でき、解消への近道になります。
まずは、普段の姿勢をチェックしてみましょう
NGな姿勢:全体的に前屈みになり、首にかなりの負担が!
スマホを見るとき、顔はうつむき、首が前に出て、猫背になる、そんな人は要注意! 首の筋肉は緊張状態になり、血流が悪くなるほか、神経にも影響が出てきてしまいます。
OKな姿勢:骨盤が立ち、こぶしで支えられ、ラクながら理想的な姿勢に!
姿勢をよくして、とはわかっていても、維持するのがなかなか難しいもの。けれど、お尻の下1/3くらいにタオルを挟むだけで骨盤が立って、自然と背筋が伸びるように。
さらに、脇の下にグーにした手を挟むだけでスマホを持つ手がグッと上にきます。支えがあって辛くないので、理想の姿勢をちゃんとキープできるのです。
ぜひ実践して、スマホ首の予防に役立てて。
首コリの解消法は、「胸鎖乳突筋」をほぐすことがポイント
■1:両手で首を挟み、胸鎖乳突筋を押さえる
■2:首を「うんうん」「いやいや」と動かす
*
次回は、息が浅くなる「スマホ呼吸」についてお届けします。お楽しみに!
http://amazingbeauty.jp/
- PHOTO :
- 鈴木 宏
- STYLIST :
- 関口真実
- HAIR MAKE :
- 尾花ケイコ
- MODEL :
- 真樹麗子(Precious専属)
- EDIT&WRITING :
- 長田和歌子、佐藤友貴絵(Precious)