スマホを見る時間が長くなるにつれ、前屈みな姿勢や猫背が続き、呼吸が浅くなる「スマホ呼吸」の人が増えています。

そこで、「Precious.jp」でもおなじみのアンチエイジングデザイナーの村木宏衣さんに、「スマホ呼吸」を改善する方法をお聞きしました。

肺活量が1/3に低下する「スマホ呼吸」

スマホはもちろん、パソコンでの作業など、現代女性は前屈みな姿勢でいる時間が長くなってきています。すると、どうしても巻き肩になり、呼吸が浅くなりがちです。

前回の「スマホ首」でご紹介した姿勢で「スマホ呼吸」も改善できます。ラクで正しい姿勢で悪化を防ぎつつ、巻き肩を改善する対策も同時に行うと、症状が和らいでいくはず。

巻き肩だと、肋骨のあたりが固くなっているので、よくほぐすこと。そして、横隔膜を使っての深い呼吸ができていないので、横隔膜をしっかり動かせるように、ここもよくほぐしてあげると、ラクになります。

■1:肩甲骨をほぐして巻き肩解消

両手を肩幅より広くとって壁などに当て、足は腰幅に開いて立つ。左右交互に肩を壁に寄せるようにして、肩甲骨を動かす。前側の鎖骨下あたりに伸びている実感があればOK。30秒くらいそのまま寄せ、反対も同様に。これを3セット行う。

■2:肋骨をさすって緊張をとる

肋骨の緊張をとり、横隔膜の動きをよくするため、まずは肋骨のあたりをほぐす。片手を胸の上に置き、右手で左側を、左手で右側を中央から外側に向かって圧をかけながら3回ほぐす。下から上へ順にほぐしていって。2か所×3回を1セットとして、3セット行う。

■3:脇もさすって肋骨を動きやすく!

両手を脇に置き、肋骨を左右から挟む。下から上にさするようにして圧をかける。自分が心地よいと思う強さがベスト。下から上へ順に行う。圧をかける場所は、おへそ、みぞおち、胸の高さ。3か所×3回を1セットとして、1セット行って。

■4:横隔膜を動かして呼吸を深く

肋骨が十分にほぐせたら、横隔膜を動かして呼吸する。息を大きく口から吐き、吐いた状態のところで脇を親指が前にくるように両手で押さえてキープする。押さえた手を横に広げるようにして、鼻から吸って口から吐くを5回繰り返す。

次回は、「スマホたるみ」を解消するメソッドをお届けします。お楽しみに!

 
村木宏衣さん
アンチエイジングデザイナー
(むらき ひろい)「Amazing♡beauty」主宰。独自のメソッドを開発し、顔のリフトアップはもちろん、全身を整えるコースにファン多し。『一生劣化せず今すぐ若返る整筋・顔体大全』(日経BP社)も好評発売中。
http://amazingbeauty.jp/
PHOTO :
鈴木 宏
STYLIST :
関口真実
HAIR MAKE :
尾花ケイコ
MODEL :
真樹麗子(Precious専属)
EDIT&WRITING :
長田和歌子、佐藤友貴絵(Precious)